JP2539337B2 - 縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造 - Google Patents

縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造

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JP2539337B2
JP2539337B2 JP6026004A JP2600494A JP2539337B2 JP 2539337 B2 JP2539337 B2 JP 2539337B2 JP 6026004 A JP6026004 A JP 6026004A JP 2600494 A JP2600494 A JP 2600494A JP 2539337 B2 JP2539337 B2 JP 2539337B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブリッジ部材の連結部
又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し眼鏡
におけるレンズ連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブリッジ部材をレンズの内側部分に連結
すると共にテンプルをレンズの外側部分に連結した縁無
し眼鏡における該連結構造は、従来次のように構成され
るのが一般的であった。
【0003】即ち、図27〜28に示すように、レンズ
周面aと当接する湾曲した当接片bを連結部本体cの端
部にロウ付すると共に、レンズ内方に突出し且つ内端側
部分に挿通孔dが設けられた連結片eを該当接片bにロ
ウ付けしていた。そして、該当接片bをレンズ周面aに
所要に当接させ、且つ連結片の挿通孔dをレンズの連結
孔fと位置合わせして、該挿通孔d及び連結孔fに連結
ネジgを挿通せしめ、レンズの他面側に突出するネジ軸
部hにナットiを螺合し緊締することにより、前記連結
部をレンズに固定するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の縁無
し眼鏡の製造工程においては、ブリッジ部材の連結部や
テンプルの連結部を形成するに際して、複数種類の小さ
な部品を所定にロウ付する工程を要し、その製造に工数
を要して生産性が悪い問題があった。又複数個所をロウ
付して連結部を形成していたため、テンプルの開き具合
等を調整する際において連結部を曲げたときに、ロウ離
れが生じたりロウ付部が折損する恐れがあった。
【0005】加えて、テンプルの開き具合を調整するに
際して連結部を屈曲させた際、その屈曲が不適当である
と、レンズ周面が当接片によって局部的に無理に押圧さ
れてその部分に大きな応力が作用し、これが原因してレ
ンズ欠けやレンズ割れが生ずるおそれがあった。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決しうる縁無
し眼鏡におけるレンズ連結構造の提供を目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造(以下連結構造とい
う)は、レンズ相互を連結するブリッジ部材の連結部又
はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し眼鏡に
おけるレンズ連結構造である。前記連結部には、軸線に
沿い且つ先端で開口するネジ孔が形成されてなる角筒部
を一体に突設してなり、該角筒部を、レンズの連結部位
に設けた角形の連結孔にレンズの一面側から密接に挿入
せしめ、該挿入状態で、角筒部の先端が連結孔より突出
しないようにし、レンズの他面側から角筒部の前記ネジ
孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結部をレンズに固定
することを特徴とするものである。
【0008】又本発明に係る連結構造の他は、連結部
に、軸線に沿い且つ先端で開口するネジ孔が形成されて
なる角筒部を一体に突設してなり、又レンズの連結部位
に設けた角形の連結孔には樹脂製の角筒体を密接に挿入
して角形孔を形成してなり、該角形孔に前記角筒部を密
接に挿入せしめ、該挿入状態で、角筒部の先端が連結孔
より突出しないようにし、レンズの他面側から角筒部の
前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結部をレン
ズに固定することを特徴とするものである。
【0009】又本発明に係る連結構造のその他は、連結
部に、軸線に沿い且つ先端で開口するネジ孔が形成され
てなる角筒部を一体に突設してなり、又レンズの連結部
位に設けた円形の連結孔に軟質樹脂製の円筒体を密接に
挿入して円形孔を形成してなり、該円形孔に前記角筒部
を圧入せしめ、該圧入状態で、角筒部の先端が連結孔よ
り突出しないようにし、レンズの他面側から角筒部の前
記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結部をレンズ
に固定したことを特徴とするものである。
【0010】前記各連結構造において、角筒部にその軸
線に沿ってネジ孔を貫設すると共に、連結部にも、角筒
部のネジ孔と孔心を合わせてネジ孔を貫設し、該連結部
及び角筒部のネジ孔に、レンズの他面側から固定ネジを
螺合し緊締して、連結部をレンズに固定してもよい。
【0011】又本発明に係る連結構造のその他は、連結
部に、角形開口部の入口側に、段差を介して拡張する拡
張開口部を連設してなる装着孔を設け、該装着孔に角筒
部材を装着可能とし、該角筒部材は、軸線に沿い且つ先
端で開口するネジ孔が形成された角筒部の基端外周に、
前記拡張開口部に嵌合可能な係合鍔部を突設してなり、
拡張開口部を通して角形開口部に密接に挿通した角筒部
を、レンズの連結部位に設けた角形の連結孔にレンズの
一面側から密接に挿入し、該挿入状態で、角筒部の先端
が連結孔より突出しないようにし、レンズの他面側から
角筒部の前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結
部をレンズに固定することを特徴とするものである。
【0012】又本発明に係る連結構造のその他は、連結
部に、段差を介して拡張する拡張開口部を角形開口部に
連設してなる装着孔を設け、該装着孔に角筒部材を装着
可能とし、該角筒部材は、軸線に沿い且つ先端で開口す
るネジ孔が形成された角筒部の基端外周に、前記拡張開
口部に嵌合可能な係合鍔部を突設してなり、拡張開口部
を通して角形開口部に密接に挿通した角筒部を、レンズ
の連結部位に設けた角形の連結孔に樹脂製の角筒体を密
接に挿入して形成した角形孔に、レンズの一面側から挿
入し、該挿入状態で、角筒部の先端が連結孔より突出し
ないようにし、レンズの他面側から角筒部の前記ネジ孔
に固定ネジを螺合し緊締して、連結部をレンズに固定す
ることを特徴とするものである。
【0013】又本発明に係る連結構造のその他は、連結
部に、段差を介して拡張する拡張開口部を角形開口部に
連設してなる装着孔を設け、該装着孔に角筒部材を装着
可能とし、該角筒部材は、軸線に沿い且つ先端で開口す
るネジ孔が形成された角筒部の基端外周に、前記拡張開
口部に嵌合可能な係合鍔部を突設してなり、拡張開口部
を通して角形開口部に密接に挿通した角筒部を、レンズ
の連結部位に設けた円形の連結孔に軟質樹脂製の円筒体
を密接に挿入して形成した円形孔に、レンズの一面側か
ら圧入せしめ、該圧入状態で、角筒部の先端が連結孔よ
り突出しないようにし、レンズの他面側から角筒部の前
記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結部をレンズ
に固定することを特徴とするものである。
【0014】前記各連結構造において、角筒部材の角筒
部に、その軸線に沿ってネジ孔を貫設してもよい。
【0015】又本発明に係る連結構造のその他は、連結
部にネジ孔を貫設し、該連結部に角筒部材を装着可能と
してなり、該角筒部材は、前記ネジ孔と孔心が合致する
ネジ孔が軸線に沿って貫設された角筒部の基端面に前記
連結部が当接するものとし、該角筒部の基端の縁部に突
設した係合片が該連結部の平滑な側面と当接状態に係合
することによって、角筒部と連結部とが相互が回り止め
されて一体化する如くなし、該角筒部を、レンズの連結
部位に設けた角形の連結孔にレンズの一面側から密接に
挿入し、該挿入状態で、角筒部の先端が連結孔より突出
しないようにし、レンズの他面側から、連結部及び角筒
部の前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結部を
レンズに固定したことを特徴とするものである。
【0016】又本発明に係る連結構造のその他は、連結
部にネジ孔を貫設し、該連結部に角筒部材を装着可能と
してなり、該角筒部材は、前記ネジ孔と孔心が合致する
ネジ孔が軸線に沿って貫設された角筒部の基端面に前記
連結部が当接するものとし、該角筒部の基端の縁部に突
設した係合片が該連結部の平滑な側面と当接状態に係合
することによって、角筒部と連結部とが相互が回り止め
されて一体化する如くなし、該角筒部を、レンズの連結
部位に設けた角形の連結孔に樹脂製の角筒体を密接に挿
入して形成した角形孔に、レンズの一面側から密接に挿
入し、該挿入状態で、角筒部の先端が連結孔より突出し
ないようにし、レンズの他面側から、連結部及び角筒部
の前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結部をレ
ンズに固定したことを特徴とするものである。
【0017】又本発明に係る連結構造のその他は、連結
部にネジ孔を貫設し、該連結部に角筒部材を装着可能と
してなり、該角筒部材は、前記ネジ孔と孔心が合致する
ネジ孔が軸線に沿って貫設された角筒部の基端面に前記
連結部が当接するものとし、該角筒部の基端の縁部に突
設した係合片が該連結部の平滑な側面と当接状態に係合
することによって、角筒部と連結部が相互が回り止めさ
れて一体化する如くなし、該角筒部を、レンズの連結部
位に設けた円形の連結孔に軟質樹脂製の円筒体を密接に
挿入して形成した円形孔に、レンズの一面側から圧入せ
しめ、該圧入状態で、角筒部の先端が連結孔より突出し
ないようにし、レンズの他面側から、連結部及び角筒部
の前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結部をレ
ンズに固定したことを特徴とするものである。
【0018】前記各連結構造において、角筒部の先端部
分を先細に形成すると、連結孔や角形孔又円形孔への角
筒部の挿入を円滑に行うことができて好ましい。
【0019】
【作用】本発明に係る連結構造において、角筒部を連結
部に一体に突設した場合は、連結部と角筒部は元々一体
化している。角筒部材を、拡張開口部を有する角形の装
着孔に密接に装着する場合は、該角筒部材の係合鍔部を
拡張開口部に嵌合せしめることにより、該角筒部は、抜
け止めされ且つ回り止めされて連結部と一体化する。又
角筒部に係合片を突設した角筒部材を連結部に装着する
場合は、該係合片が連結部の平滑な側面と当接状態に係
合することにより、角筒部と連結部は相互が回り止めさ
れて一体化する。
【0020】然して本発明に係る構造が、レンズに設け
た角形の連結孔に前記角筒部を挿入し、或いはレンズに
装着された角筒体が形成する角形孔に角筒部を挿入する
ものであるときは、前記のように角筒部と連結部が一体
化していることから、角筒部のネジ孔に、レンズの他面
側から固定ネジを螺合し緊締することにより、テンプル
やブリッジ部材は回り止めされた固定状態でレンズに連
結される。
【0021】又本発明に係る連結構造が、前記角筒部
を、レンズに装着された軟質樹脂製円筒体が形成する円
形孔に圧入するものであるときは、角筒部の角部分が円
形孔の内周面部に弾性的に食い込み、該食い込み部分に
おいては、円筒体の外周面が連結孔の内周面に強く押圧
された状態となり、これによる摩擦力によって角筒部と
レンズとが一体化する。そして前記のように角筒部と連
結部が一体化していることから、角筒部のネジ孔に、レ
ンズの他面側から固定ネジを螺合し緊締することによ
り、テンプルやブリッジ部材は回り止めされた固定状態
でレンズに連結される。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 〔1〕 角筒部が連結部に一体に突設されている場合の
実施態様 本実施態様に係る連結構造1は、図1に示すテンプル2
の連結部3や、図2に示すブリッジ部材5の連結部3
を、該連結部3に一体に突設した角筒部6(図3)と該
角筒部のネジ孔に螺合する固定ネジ7を用いてレンズ1
0に連結するものである。以下テンプル2の連結部に代
表させて、本実施態様に係る発明の連結構造を説明す
る。
【0023】第1の実施態様 レンズ10の連結部位には、図3に示すように角形の連
結孔11が設けられている。該連結孔11には、樹脂製
の鍔付の角筒体12がレンズの前面側より密接に挿入せ
しめられて角形孔13が形成されている(図4)。又テ
ンプル2の連結部3の内端側部分に角筒部6を一体に突
設してなり、該角筒部6及び連結部3には、角筒部の軸
線に沿って延びるネジ孔15が貫設されている。該角筒
部6を突設する要領は、角筒部を形成する角筒体をプレ
ス成形や切削によって連結部と一体に形成することによ
って、或いは角筒部を形成する角筒体の基端部を連結部
にロウ付して行う。該角筒部の突出長さは、後述のよう
に角筒部6を連結孔11に挿通した状態において、角筒
部の先端17が連結孔11より突出しないように設定す
る。なお角筒部6は、角形孔13への挿入を容易とする
ために、図3に示すように先端部分19を先細に形成す
るのがよい。
【0024】然して図4に示すように、前記角筒部6を
角形孔13に、レンズの前面側より密接に挿入せしめ、
その後、連結部及び角筒部の前記ネジ孔15に、レンズ
後面側よりワッシャ22を介在させて固定ネジ7を螺合
し緊締すると、連結部3は、回り止めされた固定状態で
レンズ10に連結されることとなる。
【0025】なお前記連結構造において、レンズが割れ
にくい材質からなるときは、レンズの連結孔に角筒部を
直接挿入してもよい。
【0026】第2の実施態様 図5〜6は本発明に係る連結構造の他の態様を示すもの
であり、レンズ10の連結部位に円形の連結孔11が設
けられている。該連結孔11には、例えばナイロン等の
素材を以て形成した軟質合成樹脂製の鍔付の円筒体23
がレンズの前面側より密接に挿入せしめられて円形孔2
4が形成されている(図6)。又テンプル2の連結部3
の内端側部分に角筒部6を一体に突設してなり、該角筒
部6及び連結部3には、角筒部の軸線に沿って延びるネ
ジ孔15が貫設されている。該角筒部6を突設する要領
は、角筒部を形成する角筒体をプレス成形や切削によっ
て連結部と一体に形成することによって、或いは角筒部
を形成する角筒体の基端部を連結部にロウ付して行う。
該角筒部の突出長さは、後述のように角筒部6を円形孔
24に圧入した状態において、角筒部の先端17が連結
孔11より突出しないように設定する。なお角筒部6
は、円形孔24への挿入を容易とするために、図5に示
すように先端部分19を先細に形成するのがよい。
【0027】然して図6〜7に示すように、レンズの前
面側より前記角筒部6を円形孔24に圧入する。これに
より、角筒部6の角部分25が円形孔の内周面部26に
弾性的に食い込み、該食い込み部分においては、円筒体
の外周面27が連結孔の内周面29に強く押圧された状
態となり、これによる摩擦力によって角筒部6とレンズ
10が一体化する。そして角筒部6と連結部3は前記の
ように一体化していることから、前記ネジ孔15にレン
ズの後面側からワッシャ22を介在させて固定ネジ7を
螺合し緊締すると、連結部2は、回り止めされた固定状
態でレンズ10に連結されることとなる。
【0028】〔2〕 角筒部材が、連結部に設けた装着
孔に一体的に装着されている場合の実施態様 本実施態様に係る連結構造は、図8に示すテンプル2の
連結部3や、図9に示すブリッジ部材5の連結部3を、
該連結部3に一体的に装着した角筒部材30と該角筒部
材のネジ孔に螺合する固定ネジ7を用いてレンズ10に
連結するものである。以下テンプル2の連結部に代表さ
せて、本実施態様に係る発明の連結構造を説明する。
【0029】第1の実施態様 レンズ10の連結部位には、図10に示すように角形の
連結孔11が設けられている。該連結孔11には、樹脂
製の鍔付の角筒体12がレンズの前面側より密接に挿入
せしめられて角形孔13が形成されている(図12)。
【0030】又テンプル2の連結部3の内端側部分に
は、角形開口部31の入口側に周設された段差32を介
して拡張する拡張開口部33を有する装着孔35を設け
てなり、該装着孔35に前記角筒部材30を装着可能と
してなる。該角筒部材30は、軸線に沿ってネジ孔36
が貫設されてなる角筒部37の基端外周に、前記拡張開
口部33に嵌合可能な係合鍔部39を周設してなる。該
角筒部材30は、その角筒部37が拡張開口部33を通
して角形開口部31に密接に挿通せしめられており、そ
の係合鍔部39が拡張開口部33と嵌合することによ
り、角筒部37が連結部3に突出状態となる。角筒部の
突出長さは、後述のように角筒部37を角形孔13に挿
通した状態において、角筒部の先端41が連結孔11よ
り突出しないように設定する。なお角筒部37は、角形
孔13への挿入を容易とするために、図11に示すよう
に先端部分42を先細に形成するのがよい。
【0031】然して図12に示すように、拡張開口部3
3を通して角形開口部31に密接に挿通した角筒部37
を、レンズの前面側から前記角形孔13に密接に挿入せ
しめ、且つ係合鍔部39を前記拡張開口部33と嵌合状
態とし、その後、角筒部材30の前記ネジ孔36に、レ
ンズ後面側よりワッシャ22を介在させて固定ネジ7を
螺合し緊締すると、連結部3は、回り止めされた固定状
態でレンズ10に連結されることとなる。
【0032】なお前記連結構造において、レンズが割れ
にくい材質からなるときは、レンズの連結孔に角筒部を
直接挿入してもよい。
【0033】第2の実施態様 図13〜14は本発明に係る連結構造の他の態様を示す
ものであり、レンズ10の連結部位に円形の連結孔11
が設けられている。該連結孔11には例えばナイロン等
の素材を以て形成した軟質合成樹脂製の鍔付の円筒体2
3がレンズの前面側より密接に挿入せしめられて円形孔
24が形成されている(図14)。
【0034】又テンプル2の連結部3の内端側部分に
は、角形開口部31の入口側に周設された段差32を介
して拡張する拡張開口部33を有する装着孔35を設け
てなり、該装着孔35に前記角筒部材30を装着可能と
してなる。該角筒部材30は、軸線に沿ってネジ孔36
が貫設されてなる角筒部37の基端外周に、前記拡張開
口部33に嵌合可能な係合鍔部39を周設してなる。該
角筒部材30は、その角筒部37が拡張開口部33を通
して角形開口部31に密接に挿通せしめられており、そ
の係合鍔部39が拡張開口部33と嵌合することにより
連結部3に突出状態となる。その突出長さは、後述のよ
うに角筒部37を円形孔24に挿通した状態において、
角筒部の先端41が連結孔11より突出しないように設
定する。なお角筒部37は、円形孔24への挿入を容易
とするために、図11に示すように先端部分を先細に形
成するのがよい。
【0035】然して図14に示すように、拡張開口部3
3を通して角形開口部31に密接に挿通した角筒部37
を、レンズの前面側から円形孔24に圧入せしめ、且つ
係合鍔部39を前記拡張開口部33と嵌合状態とする。
これにより、図7に示すように、角筒部37の角部分2
5が円形孔の内周面部26に弾性的に食い込み、該食い
込み部分においては、円筒体の外周面27が連結孔の内
周面29に強く押圧された状態となり、これによる摩擦
力によって角筒部37とレンズ10が一体化する。そし
て角筒部37と連結部3は前記のように一体化している
ことから、角筒部材30の前記ネジ孔36に、レンズ後
面側よりワッシャ22を介在させて固定ネジ7を螺合し
緊締すると、テンプル2は回り止めされた固定状態でレ
ンズ10に連結されることとなる。
【0036】〔3〕 角筒部に係合部を突設した角筒部
材が連結部に装着される場合の実施態様 本実施態様に係る連結構造は、図15に示すテンプル2
の連結部3や、図16に示すブリッジ部材5の連結部3
を、該連結部3に装着した角筒部材43と該角筒部材の
ネジ孔に螺合する固定ネジ7を用いてレンズ10に連結
するものである。以下テンプル2の連結部に代表させ
て、本実施態様に係る発明の連結構造を説明する。
【0037】第1の実施態様 レンズ10の連結部位には、図17に示すように角形の
連結孔11が設けられている。該連結孔11には、樹脂
製の鍔付の角筒体12がレンズの前面側より密接に挿入
せしめられて角形孔13が形成されている(図19)。
【0038】又連結部の矩形板状をなす内端部分にはネ
ジ孔45を設けてなる。そして該連結部3には角筒部材
43を装着可能としてなる。該角筒部材43は、前記ネ
ジ孔45と孔心が合致するネジ孔46が軸線に沿って設
けられた角筒部50の平坦な基端面51に、前記連結部
3の基端部分の後面52が当接するものとなされてい
る。又該角筒部50の内端縁に突設した係合片53が前
記連結部3の平滑な側面(内端面55)と当接状態に係
合可能とされており、この係合によって角筒部50と連
結部3とが相互が回り止めされて一体化する如くなされ
ている。
【0039】該角筒部50の突出長さは、後述のように
角筒部50を角形孔13に挿通した状態において、角筒
部の先端56が連結孔11より突出しないように設定す
る。なお角筒部50は、角形孔13への挿入を容易とす
るために、図18に示すように先端部分57を先細に形
成するのがよい。
【0040】然して図19に示すように、レンズの前面
側より前記角筒部50を、その係合片53を内方に向け
て、前記角形孔13に密接に挿入せしめ、その後、連結
部の後面52を角筒部の基端面51に当接させると共に
その側面(内端面55)を係合片53と当接状態に係合
させ、然る後、連結部及び角筒部の前記ネジ孔45,4
6にレンズ後面側より、ワッシャ22を介在させて固定
ネジ7を螺合し緊締すると、連結部3が回り止めされた
固定状態でレンズ10に連結されることとなる。
【0041】前記連結構造において、角筒部の上下縁に
係合片を突設し、該係合片が連結部の平滑な上下側面と
当接状態に係合可能とし、この係合によって角筒部6と
連結部3とが相互が回り止めされて一体化する如く構成
してもよい。なおレンズが割れにくい材質からなるとき
は、レンズの連結孔に角筒部を直接挿入してもよい。
【0042】第2の実施態様 図20〜21は本発明に係る連結構造の他の態様を示す
ものであり、レンズ10の連結部位に円形の連結孔11
が設けられている。該連結孔11には例えばナイロン等
の素材を以て形成した軟質合成樹脂製の鍔付の円筒体2
3がレンズの前面側より密接に挿入せしめられて円形孔
24が形成されている(図21)。
【0043】又連結部の矩形板状をなす内端部分にはネ
ジ孔45を設けてなる。そして該連結部3には角筒部材
43を装着可能としてなる。該角筒部材43は、前記ネ
ジ孔45と孔心が合致するネジ孔46が軸線に沿って貫
設された角筒部50の平坦な基端面51に、前記連結部
3の基端部分の後面52が当接するものとなされてい
る。又該角筒部50の内端縁に突設した係合片53が、
前記連結部3の平滑な側面(内端面55)と当接状態に
係合可能とされており、この係合によって、角筒部50
と連結部3とが相互が回り止めされて一体化する如くな
されている。
【0044】該角筒部50の突出長さは、後述のように
角筒部50を円形孔24に挿通した状態において、角筒
部の先端56が連結孔11より突出しないように設定す
る。なお角筒部50は、円形孔24への挿入を容易とす
るために、図18に示すように先端部分を先細に形成す
るのがよい。
【0045】然して図21に示すように、レンズの前面
側から前記角筒部50を、その係合片53を内方に向け
て、前記円形孔24に圧入せしめる。これにより、図7
に示すように、角筒部50の角部分25が円形孔の内周
面部26に弾性的に食い込み、該食い込み部分において
は、円筒体の外周面27が連結孔の内周面29に強く押
圧された状態となり、これによる摩擦力によって角筒部
51とレンズ10が一体化する。その後、連結部の後面
52を角筒部の基端面51に当接させると共にその側面
(内端面)55を係合片53と当接状態に係合させ、然
る後、連結部及び角筒部の前記ネジ孔45,46にレン
ズ後面側より、ワッシャ22を介在させて固定ネジ7を
螺合し緊締すると、連結部3は、回り止めされた固定状
態でレンズ10に連結されることとなる。
【0046】前記連結構造において、角筒部の上下縁に
係合片を突設し、該係合片が連結部の平滑な上下側面と
当接状態に係合可能とし、この係合によって角筒部と連
結部相互を回り止めされた状態に一体化してもよい。
【0047】(その他の実施態様) 前記各実施例において、レンズに設けた連結孔に、
レンズの後側からレンズ前方に向けて角筒部を挿入する
こととしてもよい。この場合の実施例を、角筒部を連結
部に一体に突設した場合に代表させて、図22に基づい
て説明する。レンズ10の連結部位には、角形の連結孔
11が設けられている。該連結孔11には、樹脂製の鍔
付の角筒体12がレンズの後面側より密接に挿入せしめ
られて角形孔13が形成されている。又連結部3の内端
側部分には角筒部6を一体に突設し、該角筒部6及び連
結部3には、角筒部の軸線に沿って延びるネジ孔15が
貫設されてなる。該角筒部の突出長さは、角筒部6を角
形孔13に挿通した状態において、角筒部の先端17が
連結孔11より突出しないように設定する。なお角筒部
6は、角形孔13への挿入を容易とするために、図5に
示すように先端部分19を先細に形成するのがよい。然
してレンズの後面側から前記角筒部6を角形孔13に密
接に挿入せしめ、その後、前記ネジ孔15にレンズ前面
側より、固定ネジ7を螺合し緊締すると、連結部3は、
回り止めされた固定状態でレンズ10に連結されること
となる。
【0048】 本発明に係る連結構造において、レン
ズに設ける角形の連結孔は、前記した四角形状のものに
限定されることなく、六角形状や三角形状さらには星形
状等の各種の角形孔形態に形成されるものであり、その
形態に合致するように角筒部や角筒部材が形成される。
又、レンズに設けた円形の連結孔に円筒体を密接に挿入
する場合における角筒部や角筒部材は、前記直方体筒状
をなすものには限定されず、三角柱筒状や六角柱筒状さ
らには断面星形の筒状等、各種の角筒形態をなすものに
形成されてよい。図23は、レンズに星形状の連結孔1
1を設けると共に、断面外形が星形状をなす角筒部6を
連結部3に突設した態様を示す。又図24は、断面外形
が星形状をなす角筒部37を具える角筒部材30を連結
部の装着孔35に装着する場合を示す。又図25は、断
面外形が星形状をなす角筒部50を具える角筒部材43
を連結部3に当接状態に装着する場合を示す。これらに
おいて角筒部の先端部分は図23〜25に示すように先
細に形成するのがよい。かかる角筒部や角筒部材を用い
る連結構造は、図4、図12、図19に基づいて説明し
たのと同様に構成される。
【0049】又図示はしないが、レンズの円形孔に円筒
体を挿入して形成した円形孔に挿入される角筒部や角筒
部材も、図23〜25におけると同様に構成されうる。
図26は、断面外形が星形状をなす角筒部6を、レンズ
に装着された円筒体23の円形孔24に圧入した場合を
示し、該角筒部6の角部分25が円形孔の内周面部26
に弾性的に食い込み、該食い込み部分においては、円筒
体の外周面27が連結孔の内周面29に強く押圧された
状態となり、これによる摩擦力によって角筒部6とレン
ズ10が一体化している。
【0050】 図4、図6、図12、図14に示す場
合において、連結部及び角筒部に貫通状態にネジ孔を設
けるときは、デモ用の薄肉レンズを使用した工場出荷の
縁無し眼鏡の連結部に、連結部より突出する長い固定ネ
ジを用いることができる。従って、顧客の要するレンズ
が厚い場合であっても、該固定ネジを適当長さに切断す
ることにより該固定ネジを正式眼鏡にそのまま用いるこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は以上のように構成するため、縁
無し眼鏡において、ブリッジ部材の連結部をレンズに連
結し又テンプルの連結部をレンズに連結するに際し、手
間が掛かり又素材によっては特別なロウ付条件を必要と
するロウ付工程が不要となる。従って、縁無し眼鏡の製
造能率の向上を期しうるばかりか、テンプルの開き具合
等を調整するために連結部を曲げた際においても、従来
のようなロウ離れやロウ付部折損の問題を招く恐れがな
い。
【0052】又、レンズ周面と当接する当接片が設けら
れないため、当接片による無理な押圧に起因してレンズ
欠けやレンズ割れが引き起こされるといった従来の問題
点が解消されることとなる。又当接片が省略されること
から、眼鏡デザインの新しい方向が開けることともな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結部と一体の角筒部を用いてテンプルをレン
ズに連結した状態を示す斜視図である。
【図2】連結部と一体の角筒部を用いてブリッジ部材を
レンズに連結した状態を示す斜視図である。
【図3】連結部と一体の角筒部を用いる連結構造を説明
する分解斜視図である。
【図4】図3に示す連結構造を説明する断面図である。
【図5】連結部と一体の角筒部を用いる連結構造の他の
態様を説明する分解斜視図である。
【図6】図5に示す連結構造を説明する断面図である。
【図7】レンズの円形孔に角筒部を圧入した状態を説明
する断面図である。
【図8】連結部に挿通状態に装着した角筒部材を用いて
テンプルをレンズに連結した状態を示す斜視図である。
【図9】連結部に挿通状態に装着した角筒部材を用いて
ブリッジ部材をレンズに連結した状態を示す斜視図であ
る。
【図10】連結部に挿通状態に装着した角筒部材を用い
る連結構造を説明する分解斜視図である。
【図11】図10に示す角筒部材を説明する斜視図であ
る。
【図12】図10に示す連結構造を説明する断面図であ
る。
【図13】連結部に挿通状態に装着した角筒部材を用い
る連結構造の他の態様を説明する分解斜視図である。
【図14】図13に示す連結構造を説明する断面図であ
る。
【図15】連結部に係合状態に装着した他の構成の角筒
部材を用いてテンプルをレンズに連結した状態を示す斜
視図である。
【図16】連結部に係合状態に装着した他の構成の角筒
部材を用いてブリッジ部材をレンズに連結した状態を示
す斜視図である。
【図17】連結部に係合状態に装着した角筒部材を用い
る連結構造を説明する分解斜視図である。
【図18】図17に示す角筒部材を説明する斜視図であ
る。
【図19】図17に示す連結構造を説明する断面図であ
る。
【図20】連結部に係合状態に装着した角筒部材を用い
る連結構造のその他の態様を説明する分解斜視図であ
る。
【図21】図20に示す連結構造を説明する断面図であ
る。
【図22】レンズの後面側に連結部を当てがってこれを
レンズに連結した状態を説明する断面図である。
【図23】連結部に一体に突設された角筒部が断面外形
星形をなす場合の連結構造を説明する分解斜視図であ
る。
【図24】連結部に挿通状態に装着される角筒部を断面
外形星形に形成した場合の連結構造を説明する分解斜視
図である。
【図25】連結部に係合状態に装着される角筒部材の角
筒部を断面星形に形成した場合の連結構造を説明する分
解斜視図である。
【図26】断面外形星形をなす角筒部をレンズの円形孔
に圧入した状態を説明する断面図である。
【図27】ブリッジ部材及びテンプルの従来の連結構造
を説明する正面図である。
【図28】テンプルをレンズに連結した従来の連結構造
を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 連結構造 2 テンプル 3 連結部 5 ブリッジ部材 6 角筒部 7 固定ネジ 10 レンズ 11 連結孔 12 角筒体 13 角形孔 15 ネジ孔 17 角筒部の先端 19 角筒部の先端部分 23 円筒体 24 円形孔 30 角筒部材 31 角形開口部 32 段差 33 拡張開口部 35 装着孔 36 ネジ孔 37 角筒部 39 係合鍔部 41 角筒部の先端 42 角筒部の先端部分 43 角筒部材 45 ネジ孔 50 角筒部 51 角筒部の基端面 55 連結部の平滑な側面 56 角筒部の先端 57 角筒部の先端部分

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
    結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し
    眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部には、軸線に沿い且つ先端で開口するネジ孔
    が形成されてなる角筒部を一体に突設してなり、 該角筒部を、レンズの連結部位に設けた角形の連結孔に
    レンズの一面側から密接に挿入せしめ、該挿入状態で、
    角筒部の先端が連結孔より突出しないようにし、レンズ
    の他面側から角筒部の前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊
    締して、連結部をレンズに固定することを特徴とする縁
    無し眼鏡におけるレンズ連結構造。
  2. 【請求項2】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
    結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し
    眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部には、軸線に沿い且つ先端で開口するネジ孔
    が形成されてなる角筒部を一体に突設してなり、又レン
    ズの連結部位に設けた角形の連結孔には樹脂製の角筒体
    を密接に挿入して角形孔を形成してなり、 該角形孔に前記角筒部を密接に挿入せしめ、該挿入状態
    で、角筒部の先端が連結孔より突出しないようにし、レ
    ンズの他面側から角筒部の前記ネジ孔に固定ネジを螺合
    し緊締して、連結部をレンズに固定することを特徴とす
    る縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造。
  3. 【請求項3】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
    結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し
    眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部には、軸線に沿い且つ先端で開口するネジ孔
    が形成されてなる角筒部を一体に突設してなり、又レン
    ズの連結部位に設けた円形の連結孔に軟質樹脂製の円筒
    体を密接に挿入して円形孔を形成してなり、 該円形孔に前記角筒部を圧入せしめ、該圧入状態で、角
    筒部の先端が連結孔より突出しないようにし、レンズの
    他面側から角筒部の前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締
    して、連結部をレンズに固定することを特徴とする縁無
    し眼鏡におけるレンズ連結構造。
  4. 【請求項4】 角筒部にその軸線に沿ってネジ孔が貫設
    されると共に、連結部にも、角筒部のネジ孔と孔心を合
    わせてネジ孔が貫設されており、該連結部及び角筒部の
    ネジ孔に、レンズの他面側から固定ネジを螺合し緊締し
    て、連結部をレンズに固定することを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の縁無し眼鏡におけるレンズ連結構
    造。
  5. 【請求項5】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
    結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し
    眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部には、段差を介して拡張する拡張開口部を角
    形開口部に連設してなる装着孔を設け、該装着孔に角筒
    部材を装着可能とし、該角筒部材は、軸線に沿い且つ先
    端で開口するネジ孔が形成された角筒部の基端外周に、
    前記拡張開口部に嵌合可能な係合鍔部を突設してなり、 拡張開口部を通して角形開口部に密接に挿通した角筒部
    を、レンズの連結部位に設けた角形の連結孔にレンズの
    一面側から密接に挿入し、該挿入状態で、角筒部の先端
    が連結孔より突出しないようにし、レンズの他面側から
    角筒部の前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結
    部をレンズに固定することを特徴とする縁無し眼鏡にお
    けるレンズ連結構造。
  6. 【請求項6】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
    結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し
    眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部には、段差を介して拡張する拡張開口部を角
    形開口部に連設してなる装着孔を設け、該装着孔に角筒
    部材を装着可能とし、該角筒部材は、軸線に沿い且つ先
    端で開口するネジ孔が形成された角筒部の基端外周に、
    前記拡張開口部に嵌合可能な係合鍔部を突設してなり、 拡張開口部を通して角形開口部に密接に挿通した角筒部
    を、レンズの連結部位に設けた角形の連結孔に樹脂製の
    角筒体を密接に挿入して形成した角形孔に、レンズの一
    面側から挿入し、該挿入状態で、角筒部の先端が連結孔
    より突出しないようにし、レンズの他面側から角筒部の
    前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結部をレン
    ズに固定することを特徴とする縁無し眼鏡におけるレン
    ズ連結構造。
  7. 【請求項7】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
    結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し
    眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部には、段差を介して拡張する拡張開口部を角
    形開口部に連設してなる装着孔を設け、該装着孔に角筒
    部材を装着可能とし、該角筒部材は、軸線に沿い且つ先
    端で開口するネジ孔が形成された角筒部の基端外周に、
    前記拡張開口部に嵌合可能な係合鍔部を突設してなり、 拡張開口部を通して角形開口部に密接に挿通した角筒部
    を、レンズの連結部位に設けた円形の連結孔に軟質樹脂
    製の円筒体を密接に挿入して形成した円形孔に、レンズ
    の一面側から圧入せしめ、該圧入状態で、角筒部の先端
    が連結孔より突出しないようにし、レンズの他面側から
    角筒部の前記ネジ孔に固定ネジを螺合し緊締して、連結
    部をレンズに固定することを特徴とする縁無し眼鏡にお
    けるレンズ連結構造。
  8. 【請求項8】 角筒部材の角筒部には、軸線に沿ってネ
    ジ孔が貫設されてなることを特徴とする縁無し眼鏡にお
    けるレンズ連結構造。
  9. 【請求項9】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
    結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し
    眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部にはネジ孔を貫設し、該連結部に角筒部材を
    装着可能としてなり、該角筒部材は、前記ネジ孔と孔心
    が合致するネジ孔が軸線に沿って貫設された角筒部の基
    端面に前記連結部が当接するものとし、該角筒部の基端
    の縁部に突設した係合片が該連結部の平滑な側面と当接
    状態に係合することによって、角筒部と連結部とが相互
    が回り止めされて一体化する如くなし、 該角筒部を、レンズの連結部位に設けた角形の連結孔に
    レンズの一面側から密接に挿入し、該挿入状態で、角筒
    部の先端が連結孔より突出しないようにし、レンズの他
    面側から、連結部及び角筒部の前記ネジ孔に固定ネジを
    螺合し緊締して、連結部をレンズに固定することを特徴
    とする縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造。
  10. 【請求項10】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の
    連結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無
    し眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部にはネジ孔を貫設し、該連結部に角筒部材を
    装着可能としてなり、該角筒部材は、前記ネジ孔と孔心
    が合致するネジ孔が軸線に沿って貫設された角筒部の基
    端面に前記連結部が当接するものとし、該角筒部の基端
    の縁部に突設した係合片が該連結部の平滑な側面と当接
    状態に係合することによって、角筒部と連結部とが相互
    が回り止めされて一体化する如くなし、 該角筒部を、レンズの連結部位に設けた角形の連結孔に
    樹脂製の角筒体を密接に挿入して形成した角形孔に、レ
    ンズの一面側から密接に挿入し、該挿入状態で、角筒部
    の先端が連結孔より突出しないようにし、レンズの他面
    側から、連結部及び角筒部の前記ネジ孔に固定ネジを螺
    合し緊締して、連結部をレンズに固定することを特徴と
    する縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造。
  11. 【請求項11】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の
    連結部又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無
    し眼鏡におけるレンズ連結構造であって、 前記連結部にはネジ孔を貫設し、該連結部に角筒部材を
    装着可能としてなり、該角筒部材は、前記ネジ孔と孔心
    が合致するネジ孔が軸線に沿って貫設された角筒部の基
    端面に前記連結部が当接するものとし、該角筒部の基端
    の縁部に突設した係合片が該連結部の平滑な側面と当接
    状態に係合することによって、角筒部と連結部が相互が
    回り止めされて一体化する如くなし、 該角筒部を、レンズの連結部位に設けた円形の連結孔に
    軟質樹脂製の円筒体を密接に挿入して形成した円形孔
    に、レンズの一面側から圧入せしめ、該圧入状態で、角
    筒部の先端が連結孔より突出しないようにし、レンズの
    他面側から、連結部及び角筒部の前記ネジ孔に固定ネジ
    を螺合し緊締して、連結部をレンズに固定することを特
    徴とする縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造。
  12. 【請求項12】 角筒部の先端部分が先細に形成されて
    いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10又は11記載のレンズ連結構造。
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