JP2534107B2 - 軒先部構造 - Google Patents

軒先部構造

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JP2534107B2
JP2534107B2 JP63208240A JP20824088A JP2534107B2 JP 2534107 B2 JP2534107 B2 JP 2534107B2 JP 63208240 A JP63208240 A JP 63208240A JP 20824088 A JP20824088 A JP 20824088A JP 2534107 B2 JP2534107 B2 JP 2534107B2
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孝 平井
義郎 兼子
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Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
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Fujisash Co Ltd
Hirai Giken KK
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、太陽エネルギー収集屋根において、屋根仕
上材である採光枠,防水板等の屋根材を横方向に接続す
る接続部材の軒先部に装着され、軒先カバー及び防塵キ
ャップ等の脱着を容易にする軒先部構造に関するもので
ある。
従来の技術 従来、屋根下地上に固定された接続部材の両側に屋根
仕上材を敷設し、接続部材の上面に接続部材カバーを装
着し、屋根仕上材及び接続部材の軒端面にそれぞれ軒先
カバー及び巴部材を装着した屋根が知られている。
ところで、屋根面を利用して太陽エネルギーを収集す
る家屋においては、軒先部に配線・配管が施されること
が多く、この配線・配管部分を点検するためには、軒先
部材を外さなければならない。しかし、上記のような従
来の屋根では、軒先部材を外すためにその上端を覆って
いる長尺の接続部材カバーを取り外す必要があり、この
ため、非常に大掛かりな工事を行わなければならなかっ
た。
そこで、接続部材の軒先部上面に装着されて、接続部
材の上面を覆う接続部材カバーの軒側端縁と防塵キャッ
プとの間隙を塞ぐ軒先脱着用連結カバーが例えば特開昭
61-10659号公報に開示されている。
このものは、接続部材カバーを外すことなく、短尺の
軒先脱着用連結カバーを取り外すだけで、容易に防塵キ
ャップ及び軒先カバーを外すことができるものである。
しかし、軒先脱着用連結カバーが嵌合によって装着さ
れているだけなので、軒先脱着カバーの上面を覆う軒先
補強板が地震等によって接続部材の長手方向にずれる
と、軒先脱着用連結カバーが外れる心配があった。
発明が解決すべき課題 本発明の目的は、上記の欠点を解消し、震動等によっ
て破損しにくく、接続部材の軒側の端部を補強し、軒先
カバー等の軒先部材の取り外しが容易で、しかも接続部
材カバーの温度変化による伸縮を吸収することができる
軒先部構造を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明の軒先部構造は、屋根下地上に取り付けられる
と共に、その両側に敷設された屋根仕上材を接続する接
続部材と、軒先端部を除く接続部材の上面に装着される
接続部材カバーと、前記屋根仕上げ材の軒端面を閉塞す
る軒先カバーと、前記接続部材の軒端面に装着される防
塵キャップと、前記接続部材カバーの軒寄り端縁と防塵
キャップとの間において前記接続部材の上面に装着され
る短尺の接続部材補強材とを備え、該接続部材補強材
は、上方に開口する凹溝の上端から前記軒先カバーの上
端を覆う水平翼片が側方に張り出され、前記凹溝の底部
に、長軸が前記接続部材の長手方向に一致する長孔が穿
設されて構成され、前記凹溝が前記接続部材の上面に形
成された上方開放部に嵌合されると共に、前記長孔を介
して前記接続部材に固定される。
作用 接続部材補強材を外して軒先カバーの上端及び防塵キ
ャップの取り付け部を露出し、該軒先カバー及び防塵キ
ャップを取り外す。
また、接続部材補強材の凹溝底部の長孔とこれに挿通
されたボルトとの摺動により、接続部材カバーの伸縮を
吸収する。
実施例 以下、図面に基いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
屋根の軒先部は、第4図及び第9図に示すように、屋
根下地上に勾配方向に沿って取り付けられると共に、そ
の両側に敷設された屋根仕上材である採光枠3を接続す
る接続部材2,10と、軒先端部を除く接続部材2,10の上面
にそれぞれ装着される接続部材カバー7,13と、採光枠3
の軒端面を閉塞する軒先カバー14と、接続部材2,10の軒
端面に装着される防塵キャップ18と、接続部材カバー7,
13の軒寄り端縁と防塵キャップ18との間において接続部
材2,10の上面に装着される短尺の接続部材補強材1とか
ら構成される。
接続部材補強材1は短尺の部材であって、第1図に示
すように、幅方向中央部に上方に開口する凹溝100を有
し、その両側上端から外方へ張り出して水平翼片101を
設け、水平翼片101の先端を下方へ湾曲して係合突片105
とすると共に、水平翼片101の先端寄りの下面にそれぞ
れ垂下片102を設け、垂下片102の内面に、軒棟方向に沿
って数条の水切突条103を形成する。また、凹溝100の底
部に、長軸が軒棟方向に一致する長孔104を穿設する。
第2図及び第3図に示すように、中間部接続部材2
は、採光枠3(第6図参照)を横方向に接続する中間上
部接続部材4と、採光枠3の下方に敷設する防水板5
(第6図参照)を接続する中間下部接続部材6と、上部
接続部材4の上方を覆う中間部接続部材カバー7とから
成る。
中間下部接続部材6は、その両側部に防水板5の側縁
を収納する広幅の防水板収納空間600を有し、中央上部
に上方に開口する嵌合凹部601を形成する。
中間上部接続部材4は、その両側部に、採光枠3の側
端下部を支持する広幅の採光枠支持溝400を形成すると
共に、この採光枠支持溝400に採光枠3を固定する固定
金具403を装着し、中央下部に、中間下部接続部材6の
嵌合凹部601に嵌入する差込垂下片401を設け、中央下部
に上方開放部402を形成する。
中間部接続部材カバー7は水平蓋700の両端を下方に
屈曲して係合突片705とし、水平蓋700の下面中央寄りに
間隔をあけて、中間上部接続部材4の上方開放部402内
に挿入される係止脚702を設ける。
水平蓋700の両側寄りには各々水切垂下片703を設け、
水切垂下片703の内面には複数の水切突条704を形成す
る。
また、水平蓋700の棟側端部には長手方向に沿って固
定具挿通切欠706を形成し、軒側端部上面には長手方向
に沿って摺動可能で、両側端を内方に屈曲させ水平蓋70
0の係合突片705に係合する係合部707を形成した摺動蓋
8を嵌合する。
中間下部接続部材6の上面に中間上部接続部材4を取
付けるには、中間上部接続部材4の差込垂下片401を中
間下部接続部材6の嵌合凹部601に挿入し、中間下部接
続部材6と中間上部接続部材4とに接続ボルト9を貫通
し、上部開放部402内でナット締めして固定する。
さらに、中間上部接続部材4の上方に中間部接続部材
カバー7を嵌合し、その係止脚702を上方開放部402に挿
入し、棟側の接続ボルト9を固定具挿通切欠705に挿通
してナットを螺着し固定する。
中間上部接続部材4の軒側端部の上面には接続部材補
強材1を取付けるが、このとき、接続部材補強材1の中
央下方へ突出する凹溝100を中間上部接続部材4の上方
開放部402に嵌入し、凹溝100の底部に穿設した長孔104
に軒側の接続ボルト9を挿通する。
次に、第4図及び第5図に基づいて側部接続部材10を
説明する。
側部接続部材10は側下部接続部材11と側上部接続部材
12と側部接続部材カバー13とより成る。
側部接続部材10の片半分側の構成は前記中間部接続部
材2とまったく同一であるから、同一部位には同一符号
を付して説明を省略する。側部接続部材10の他の半分側
には採光枠3や防水板5が取付けられないので、この側
の側下部接続部材11には防水板収納空間600を設けず、
同様にこの側の側上部接続部材12には採光枠支持溝400
を設けない。
側部接続部材カバー13もこれに対応し、他の半分側で
は水切垂下片703を設けず、水平蓋700をやや延長して側
上部接続部材12の上方を被覆するようにし、接続部材補
強材1のこの側には垂下片102を形成しない。
防塵キャップ18は、第6図に示すように、接続部材2,
10の軒側端面を塞ぐ防塵板180の裏面上部から取付突片1
81を棟方向に穿設し、取付突片181の先端中央には細長
の挿入切欠182を形成し、挿入切欠182の両側に上方屈曲
部183を設ける。防塵板180裏面の取付突片181の上方に
は、摺動蓋8の軒側先端を嵌入する空洞184を形成し、
防塵板180裏面の両側縁の上部には幅広側壁185を、幅広
側壁185の下方にはやや幅の狭い狭幅側壁186を各々設け
る。防塵板180裏面の下縁には棟方向に突設する折曲縁1
87を設ける。
軒先部を施工する手順としては、まず採光枠3の妻側
の端縁に沿って軒先カバー14を配設し、防塵キャップ18
の挿入切欠182に接続部材補強材1の上面に出現する接
続ボルト9の先端を挿通し、ナット締めすることによっ
て接続部材2,10の軒側端面に防塵キャップ18を取付け
る。
次に、接続部材カバー7,13の摺動蓋8を、接続部材補
強材1の水平翼片101に沿って摺動させ、第7図に示す
ように、接続部材補強材1の上方を被覆する。このと
き、摺動蓋8の軒側端部は、防塵キャップ18の空洞184
内に嵌入され、軒先カバー14の側縁が水平翼片101の下
方に挿入される。
軒先部分の点検等の際は、上記手順と逆過程を経て軒
先部材を外すことができる。すなわち、第8図の矢印方
向に摺動蓋8を摺動させて第9図に示すように接続ボル
ト9を露出させ、ナットを緩めて第10図のように防塵キ
ャップ18を外し、さらに第11図のように接続部材補強材
1を取り去ると、軒先カバー14を取り外すことができ、
接続部材カバー13をいじらずに屋根の軒先部分の配線等
が外部に露出される。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の軒先部構造によれば、
接続部材補強材を接続部材の軒先部分に嵌合装着するこ
とにより、風圧或いは積雪荷重によって他の部分より大
きい外力を受けやすい接続部材の軒先部分が補強され
る。
また、軒先部分に内蔵された配線・配管等を点検する
際には、長尺の接続部材及び接続部材カバーはそのまま
で、短尺の接続部材補強材のみを取外せば他の軒先部材
をすべて脱着することができるので、点検及び補修作業
をきわめて容易に行うことができる。
さらに、接続部材補強材がボルトによって接続部材に
装着されるので、地震等によって外れる心配がなく、ボ
ルト孔が長孔なので、接続部材補強材のみならずこれに
当接する接続部材カバーが共に長手方向に摺動可能であ
り、このため、これら部材の熱による伸縮を吸収するこ
とができて軒先部の破損が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す接続部材補強材の横断
面図、 第2図は、中間部接続部材部分の分解斜視図、 第3図は、同上の中間上部接続部材取り付け時の斜視
図、 第4図は、側部接続部材部分の分解斜視図、 第5図は、同上の側上部接続部材取り付け時の斜視図、 第6図は、防塵キャップ装着前の軒先部斜視図、 第7図は、防塵キャップ装着後の軒先部斜視図、 第8図乃至第12図は、軒先カバーの取り外し過程を示す
屋根軒部の斜視図である。 1……接続部材補強材、100……凹溝、101……水平翼
片、102……垂下片、103……水切突条、104……長孔、
2……中間部接続部材、3……採光枠、4……中間上部
接続部材、400……採光枠支持溝、401……差込垂下片、
402……上方開放部、403……固定金具、5……防水板、
6……中間下部接続部材、600……防水板収納空間、601
……嵌合凹部、7……中間部接続部材カバー、700……
水平蓋、702……係止脚、703……水切垂下片、704……
水切突条、705……固定具挿通切欠、8……摺動蓋、9
……接続ボルト、10……側部接続部材、11……側下部接
続部材、12……側上部接続部材、13……側部接続部材カ
バー、14……軒先カバー、18……防塵キャップ、180…
…防塵板、181……取付突片、182……挿入切欠、183…
…上方屈曲部、184……空洞、185……幅広側壁、186…
…狭幅側壁、187……折曲縁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根下地上に取り付けられると共に、その
    両側に敷設された屋根仕上げ材を接続する接続部材と、
    軒先端部を除く接続部材の上面に装着される接続部材カ
    バーと、前記屋根仕上材の軒端面を閉塞する軒先カバー
    と、前記接続部材の軒端面に装着される防塵キャップ
    と、前記接続部材カバーの軒寄り端縁と防塵キャップと
    の間において前記接続部材の上面に装着される短尺の接
    続部材補強材とを備え、該接続部材補強材は、上方に開
    口する凹溝の上端から前記軒先カバーの上端を覆う水平
    翼片が側方に張り出され、前記凹溝の底部に、長軸が前
    記接続部材の長手方向に一致する長孔が穿設されて構成
    され、前記凹溝が前記接続部材の上面に形成された上方
    開放部に嵌合されると共に、前記長孔を介して前記接続
    部材に固定されたことを特徴とする軒先部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101378976B1 (ko) * 2012-05-31 2014-03-27 주식회사 동양지티에스 건축물 지붕 처마캡

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS503937U (ja) * 1973-05-11 1975-01-16
JPS5878318U (ja) * 1981-11-20 1983-05-27 三晃金属工業株式会社 馳締用部分吊子

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