JP2534101B2 - 磁気テ―プ巻取装置 - Google Patents

磁気テ―プ巻取装置

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JP2534101B2
JP2534101B2 JP63139346A JP13934688A JP2534101B2 JP 2534101 B2 JP2534101 B2 JP 2534101B2 JP 63139346 A JP63139346 A JP 63139346A JP 13934688 A JP13934688 A JP 13934688A JP 2534101 B2 JP2534101 B2 JP 2534101B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製品幅の磁気テープ原反から小巻のテープ
巻装体に所定長の磁気テープを巻き取ったり、あるいは
一旦テープ巻装体に巻かれた磁気テープを別のテープ巻
装体に巻き換えたりする場合、さらには、磁気テープを
原反にする前の幅広い状態における巻き取りや、製品幅
より幅広いテープ原反から複数の製品幅のテープ原反に
裁断して巻き取る場合の磁気テープ巻取装置に関するも
のである。
(従来の技術) オーディオカセットテープやビデオカセットテープ、
更にはメモリーテープや放送用ビデオテープ等磁気テー
プの製造工程には、その中間工程として長尺の磁気テー
プ原反からリールやハブ等の小巻のテープ巻装体に所定
長の磁気テープを巻き取る工程や、一旦、テープ巻装体
に巻き取った磁気テープを別のテープ巻装体に巻き換え
るべく巻き取る再巻取工程、さらには原反以前のテープ
幅が広いときの巻取工程や、製品幅より幅広いテープ原
反から複数の製品幅のテープ原反に裁断して巻き取る工
程などがある。
この巻取工程、再巻取工程において前記テープ巻装体
に磁気テープの巻き取りを行なった場合、例えば、送り
出し側の前記磁気テープ原反の物性、もしくは巻き取り
側におけるテープ巻装体の物性、さらには磁気テープ自
体の特性によっては、巻き取り時において、テープ厚み
方向の振動や幅方向の振動などの如き、所謂テープ挙動
が変化してしまい、巻き取られた磁気テープの巻姿(巻
装状態)の問題、すなわちテープ巻装体の軸方向から観
察したときの巻面(テープ端線)が凸凹状態となる巻き
乱れを生ずる。特に、巻き取り時におけるテープ走行速
度が速いほどこの傾向は強くなる。
このように巻き乱れが生じた磁気テープは、例えば磁
気テープカセットに収納された製品状態において、外観
品質は云うに及ばず、テープ巻きぐせ、あるいはテープ
端の損傷が起こり易く種々のトラブルを誘発したり、電
磁変換特性の悪化を招くなどの問題がある。特に高密度
記録を行う例えばビデオ用の磁気テープにおいては、テ
ープ端縁近傍に音声信号や同調信号を記録するため、上
記の如き巻き乱れは極めて大きな問題であった。
このため従来の磁気テープ製造工程では、前記巻取工
程や再巻取工程の後で前記巻姿を全数チェックすべく、
例えば目視等によま検査がなされており、このためのコ
ストと時間を要することは磁気テープ製造工程の大きな
ネックであった。
また、この検査負荷を軽減すへく巻姿良化を目指し巻
姿の良品得率の低い磁気テープの巻き取りにおいては、
従来より例えば第13図ならびに第14図に示すような化粧
巻と称する方式が採用されている。
第13図ならびに第14図は巻き取り側のテープ巻装体2
の周辺を示す概略斜視図である。第13図に示したものの
場合、回転ローラ12,13,14によって回転自在に保持され
た例えばゴム、ポリイミドなどから成るフレキシブルな
エンドレスベルト11が磁気テープTと共に回転しつつテ
ープ巻装体2の半径方向に向って弾性的にテープ弾性面
を比較的強く押圧して、磁気テープTの巻姿を整えるよ
うに構成している。第14図に示したものの場合は、テー
プ巻装体2の一方のフランジと磁気テープTの端縁との
間に比較的柔らかい不織布等からなるベルト15が設けら
れている。このベルト15はベルト送り出し側16に巻かれ
たものが回転ローラ17等に保持されてゆっくりとした一
定の速さで巻き取り側18に巻き取られに行く間に、一方
のテープ端縁を比較的強く押圧して巻姿を整えるように
している。
しかしながら、上記両者とも磁気テープTに直接接触
する構造であるため、例えば磁性層のけずれや不織布の
繊維の脱落等によるドロップアウトの発生、不適当な押
圧力によるテープ変形、テープ端縁の損傷の如き種々の
問題を生じ、その本来の機能を果さない場合もあった。
更に、これらの化粧巻機構はそれ自体の消耗が大きく価
格的な面、メンテナンス性の点で問題があるばかりか、
テープ巻装体2を入れ替える際に、少なくともその作用
を行う位置と否作用位置とに移動するような構造としな
ければならず、巻取装置を複雑にし、テープ巻装体の入
れ替に比較的時間がかかり生産性を向上させようとした
場合、その移動時間も生産性向上の支障となるものであ
る。
現在のカセットテープの巻取方式には、前記化粧巻を
実施した後カセットに挿入して製品を完成させていくオ
ーブン巻取方式と別に、他の方式として、カセット組立
工程の最終段階において磁気テープを巻き取るようにし
た、所謂、インカセット巻取もしくはC−0巻取、V−
0巻取と称される方式がある。
この方式は第15図および第16図に示す如く予めカセッ
トケース23の中に磁気テープ以外の全部品を組み立て、
リーダーテープ10でつながれた送り出し側のテープ巻装
体と巻き取り側のテープ巻装体が挿入されネジ締めまで
完了したワーク(これを一般にV−0、C−0等と呼
ぶ)に、インカセットワインダと称する巻取装置で前記
リーダーテープを引き出し切断後、その片側のリーダー
テープに巻き取ろうとする磁気テープの先端を接合し、
もう一方のリーダーテープは保持部材22により吸着して
おき、接合された側のテープ巻装体2を回転し、所定長
の磁気テープTを巻き取り切断し、最後に巻き取った磁
気テープTの終端とをもう一方のリーダーテープ10を接
合して製品を完成させるカセットテープの巻き取り方式
である。このインカセット巻取方式では前述したような
テープ巻装体の部分で機械的に磁気テープに接触するよ
うなことは不可能であり、巻姿の良し悪しは、テープ物
性やカセット部品のバラツキに左右され、全く制御出来
ず、極めて巻姿得率が悪い。この場合巻姿を良化すべく
カセットの入口部に例えば上下につば25を有したローラ
24等を配設して、巻き取られていく磁気テープの幅方向
に力を加えて、片側へテープを押し付けようとすること
が試みられているが、強い力を加えるとテープ端縁がつ
ば25によって損傷する危険性が増大し、又、弱い力では
ほとんど巻姿良化の効果がなく、テープ巻装状態を良く
する手だてがまったくなかった。
しかし最近にいたり、第17図に示すように、巻芯41と
フランジ42により構成された巻取リール40の上記巻取芯
41と着脱自在に連結された巻取駆動軸30の周囲に、上記
フランジ42を対称面として磁気テープTが巻取られる側
と対称側の位置に、磁石31を少なくとも1個配置し、上
記巻取リール40に磁気テープTを巻取るようにした磁気
テープ巻取装置が提案されている(特開昭61−51642号
公報)。又、先に提案された磁気テープ巻取装置におい
ても、例えば第18図及び第19図などに示すように、上下
端面に磁極を有するような磁石19e、19fであった。
さらに、磁界により出来るだけ広い範囲で磁界を強く
する目的のため、第20図,第21図及び第22図に示される
ような円形磁石19g又はドーナツ状形磁石19hを放射線状
に分割した磁石や,矩形磁石19iを小さな矩形状に分割
して隣接部の極性を交互に変えて多極化したものが提案
されている。
これは第20図及び第22図に示すように,磁石の端面で
隣り合う異極間において,磁石線iの一部を閉ループに
することにより、磁石を非常に強力にすることができ
る。
しかしながら本発明者等のその後の研究で前述したよ
うな構成の場合、磁力は強力になるものの,磁気テープ
の巻姿を整える作用にこの強力になった磁力が十分に生
かされないことがわかった。それは次の理由がある。
まず、第1の理由を述べる。第20図のドーナツ型磁石
19hを放射線状に磁気的に分割した磁石を用い、磁気テ
ープTを巻きつけている様子を模式的に第23図に示して
いる。この時、磁気テープに作用している磁力がわかり
やすいように,第24図に第23図のA−A断面において磁
力線iの向きを書き入れた模式図を示す。磁力線iの向
きは巻き取られる磁気テープT内部で概略円周方向に伸
びている。このため、磁気テープTに作用する力は軸方
向の下向きの引張り力がほとんどであり、テープ厚み方
向には力が加わらないか、加わったとしても極めて僅か
であった。
そのため、いったん軸方向に引張られ巻姿が整えられ
たテープは、テープ巻取り時、巻取りモータの振動等の
外力が加わった際、テープ層間で働く摩擦力が該外力に
対抗できるだけの大きさを効果的に得られないため、磁
気テープTが飛び出して巻き乱れが生じるものと推察さ
れる。
第2の理由は放射線状に磁気的に分割されていること
により、端面がN極である磁石により磁気テープ端がS
極に磁化され引きつけられていたものが、巻き取り軸
(テープリール)が回転し、例えば第23図(この図では
テープリールを図示してないか、磁石19hが回転しない
場合)のように6等分に分割されたものであれば60゜回
転した時を考えると、磁気テープ端がS極に磁化されて
いた部分は磁石端面がS極のところに(入って)くる。
そのため、磁気テープTはS極どうしで反発するととも
に、S極からN極に極性を変えることになる。第23図に
示した場合の6等分の例では巻き取り軸が1回転する時
に瞬間的な反発が6回生じ、巻き乱れをなくす効果のさ
またげになっていることが明らかになって来た。
上述の理由は第20図に示すドーナツ型磁石19hについ
て述べてきたが、第21に示す円形磁石19gの場合につい
ても全く同様である。
また第22図に示す矩形磁石19iを用いて巻き取る場合
を考えてみる。この場合、磁力線iの向きは第22図に示
した通りであり、巻取り軸を中心とする円周上で考える
と、場所により磁力線iの向きが不規則であり、巻取り
軸回りに巻取られる磁気テープの厚み方向の磁力も円周
上の場所により、不規則に分布しており、従って先述し
たようなテープ層間に働く摩擦力が不十分な場所が存在
する。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、磁気テープの物性がハラツキを有していても、巻
き取られたテープ層間の摩擦力を従来以上に大きくする
ことができ、テープ巻装体の巻き取り時の巻姿に乱れを
生じさせることなく巻取ることのできる磁気テープ巻取
装置を提供することを目的とするものである。
また、インカセット巻取り方式、テープ原反以前の幅
広の磁気テープ巻き取りについても、又、巻芯のみのフ
ランジレスタイプのテープ巻装体を用いた方式において
も飛躍的に巻姿を良化させることのできる磁気テープ巻
取装置を提供することを目的とするものである。
更には、上記各目的を達成すると共にコスト面で優れ
た磁気テープ巻取装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明の上記目的は、テープ巻装体を回転させ、該テ
ープ巻装体に磁気テープを巻取る磁気テープ巻取装置に
おいて、少なくとも前記テープ巻装体を通過する磁界を
発生する磁石を設け、前記磁石が前記テープ巻装体の回
転軸線を中心とする同心円状の複数の領域に分割され、
かつ隣り合う前記領域の少なくともテープ端縁に対向す
る側が異極となるように構成されたことを特徴とする磁
気テープ巻取装置により達成することができる。
以下、本発明装置の実施態様について詳細に説明す
る。
第1図及び第2図は本発明の磁気テープ巻取装置1の
一実施態様の概略正面図及び矢印A方向からの正面図で
ある。この巻取装置1は例えばビデオテープカセットに
内蔵される一対のテープ巻装体2と3(以下単に「テー
プリール」と云う)に磁気テープTを予め巻装してから
組込む方法(オープンリール巻取方式)に用いられるも
のである。
上記巻取装置1の概略的な動作を以下に述べる。始め
に、テープリール2,3は所定の長さを有したリーダーテ
ープ10(第1図では片側の半分だけ図示してある)によ
り連結された状態で、巻取装置1において回転駆動され
る巻取回転軸4,5(駆動軸ということもある)にそれぞ
れ装着された後、該リーダーテープ10はそのほぼ中央で
切断され、テープリール2側の端部と予め装着されてい
た磁気テープ原反6の先端とが接合テープ等により接合
される。そして、テープリール2に所定長巻き取られた
磁気テープTは切断されたのち、その端部が一方のテー
プリール3側のリーダーテープ10に接合される。
なお、リーダーテープ10ならびに磁気テープTの切断
や該リーダーテープ10と磁気テープTとの接合は、テー
プ端部の保持部材、切断用カッター、接合テープなどが
設けられている切断接合手段9により行われ、又、テー
プ原反6から送り出される磁気テープTはガイドピンや
ガイドローラ等から成るパス系8を通してテープリール
2に巻き取られていく。又、第2図においては切断接合
手段9を削除してある。
上記した範囲内においては、従来装置と同様ではある
が、本実施態様の装置の特徴は、テープリール2の装着
部分にある。すなわち、磁気テープTを巻き取るテープ
リール2に接近した所に、同心円状に磁気的に分割され
た内方領域191と外方領域192とから成り、かつ両領域19
1,192はテープ端線に対向する側の端面が異極となる磁
石19が設けられている。
上記の磁石19は例えば永久磁石から成り、第3図に示
すように中心孔を有した全体形状がドーナツ状に構成さ
れており、支持部材20に保持されて回転軸4を囲むよう
に装置本体のフロントパネル1a(第4図参照)に取り付
けられている。又、永久磁石19はテープ幅方向(巻取回
転軸4の軸線方向)に沿って極が位置するようになされ
ているが、又、上記のように磁石半径方向に沿って隣り
合う前記両領域191,192同士が互に異極となるように構
成されている。さらに、永久磁石19の径l1はテープリー
ル2の径とほぼ同等かそれ以上に構成されている。すな
わち、少なくともテープ巻径より大きく構成されている
ことが望ましい。
従って、上記のように構成した巻取装置1で磁気テー
プTをテープリール2に巻き取ると、第17図〜第24図に
示した従来装置と比べて一段と巻姿の良い巻き取りをす
ることができる。この理由は、第3図に示す如く磁石19
が同心円状の内方領域191と外方領域192との間の磁力線
iが磁石半径方向に概ね沿うようになっていることに起
因する。すなわち、第5図に示すように、テープリール
2に巻取られた磁気テープTを通過する磁力線iは、磁
気テープTを磁石側(図中下方)に引張る力と共に、重
り合ったテープ同士が引き合う方向(テープ厚み方向)
にも力が作用する。しかも、テープ厚み方向の引き合う
力を作り出す磁力線iは磁石半径方向に均一になってい
るので、テープ間に生じる引き合う力も、テープリール
2の回転によって変化することなく、円筒方向(円半径
の部分)においては全く同一とすることができ、常に安
定した力を巻取られたテープ間の接触において作り出せ
るのである。
従って、磁気テープTの巻取時に不測の外力の作用に
より、磁気テープTがその幅方向に動こうとする力に対
し、互いに接しているテープ間における摩擦力を十分対
抗し得るように大きくすることができる。
このように、従来技術である放射線状に磁気分割した
磁石や矩形に磁気分割した磁石に見られる欠点をみごと
に解消し、磁気テープTの端線に対向する磁石端面での
隣り合う異極間において、磁力線iの一部が磁石半径方
向に閉ループを形成することによって、強力になったそ
の本来の磁力を有効に生かせるようにし、巻き取り始め
から終わりまで安定した強い磁力を磁気テープTに作用
させることができ、極めて良好な巻姿を得ることができ
る。
又、永久磁石19は上記の如く、その本来の磁力を無駄
なく十分に使用できるので、従来に比べて磁力の弱いも
の、例えば厚さl2が薄くても磁気テープTにかける磁力
を実効的に強くすることができ、小型で廉価な磁石を用
いることができる。
上記の支持体20は、特にその形状及び材料を限定する
ものではないが、例えば鉄、ニッケル等を含んだバーマ
ロイ系合金から成る強磁性体とし、その形状が例えば永
久磁石19と同様のドーナツ状の場合には、磁力線の閉ル
ープが磁気テープ側と支持台側の両端面間においても形
成され易くなるので、磁気テープTに使用する磁力を更
に強くすることができる。又、フロントパネル1aを強磁
性体で構成しても同様の効果を得ることができる。
なお、ここで云う強磁性体とは磁力率が10-3以上のも
のを云う。
永久磁石19の磁力の強さは特に限定されるものではな
く、例えば、巻き取り時のテープテンション、磁気テー
プTの種類、該磁石19と磁気テープTとの距離、巻き取
り速度(テープ走行速度)、磁気テープTへの限界の影
響など種々の条件を考慮して設定することができる。
本実施例態様においては、永久磁石19は所定の位置に
固定するように構成したが、本発明はこのような態様に
限るものではなく、巻取回転軸4に沿った方向に移動可
能とし、磁気テープTにかける磁力の強さを自在に変化
できるように構成してもよい。又、永久磁石19はテープ
リール2の全域に対向するドーナツ状に構成したが必ず
しもこのような形状に限るものではなく、種々変更可能
であることは勿論である。
上記第1図〜第5図に示した実施態様は、オープンリ
ール巻取方式の巻取装置であるが、本発明はインカセッ
ト巻取方式の巻取装置にも適用することができる。
第6図及び第7図はインカセット方式の磁気テープ巻
取装置の一実施態様の概略正面図及び矢印A方向からの
側面図である。この巻取装置1は、たとえばVHSやベー
タのビデオテープカセットのケースに予め収納された一
対のテープ巻装体2と3(以下、単に「テープリール」
と云う)に後から磁気テープTを巻き込んで製品を仕上
げる方法に用いるものである。
本態様における巻取装置1の概略的な動作を以下述べ
ると、所定の長さを有したリーダーテープ10により繋が
れたテープリール2,3を内蔵したカセットケース23は、
巻取装置1の保持手段であるカセットホルダ26に保持さ
れ、しかる後に、例えば該カセットホルダ26が移動する
ことにより下方側からテープリール2,3内にそれぞれ駆
動軸4,5が挿入される。
その後、リーダテープ10はそのほぼ中央で切断され、
テープリール2側の端部と予め装着されていた磁気テー
プ原反6の先端と接合テープ等により接合される。そし
て、テープリール2に所定長巻き取られた磁気テープT
は切断されたのち、その端部が一方のテープリール3側
のリーダーテープ10に接合される。
なお、リーダーテープ10ならびに磁気テープTの切断
や該リーダーテープ10と磁気テープとの場合は、テープ
端部の保持部材10a,10b,切断用カッター、接合テープな
が設けられている切断接合手段9により行われ、又、テ
ープ原反6から送り出される磁気テープTはガイドピン
やガイドロール等から成るパス系を通してテープリール
2に巻き取られていく。なお、第7図においては切断接
合手段9を削除してある。
本実施例態様の特徴はカセットケース23の装着部分に
ある。すなわち、カセットホルダ26には、磁気テープT
を巻き取るテープリール2側で、モータ21等の駆動手段
に連結された駆動軸4の先端に対向する位置に永久磁石
19aが設けられている。この永久磁石19aは第8図に示す
ように例えば円盤状でかつ同心円状であり、内方領域19
1と外方領域192とに分割されており、さらにテープ端線
に対向する端面は異なった磁極に構成された磁石から成
っており、その大きさ(L)は、少なくとも磁気テープ
の最終的な巻径よりも大きくなされている。又、永久磁
石19aは隣り合う同士においては互いに異なった磁極に
なるように構成されている。
なお、カセットホルダ26は、例えばブックケース型と
も云える形状を成しており、その片側の上支持板に永久
磁石19aがその中心を駆動軸4の回転軸線の延長上に位
置するように取り付けられている。又、第9図において
はカセットホルダ26を保持する部材は図示していない。
このように構成された巻取装置1は磁気テープTを巻
き取ると、該磁気テープTは永久磁石19aに引張られて
テープリール2の上側のフランジ方向に片寄るように巻
き込まれて行く。
又、永久磁石19aは上記実施態様と同様にテープリー
ル2に対向する側面が同心円状に2極に構成されている
ので、磁力線がテープ巻径の半径方向に沿って磁気テー
プTを貫通する閉ループとなった強い磁界を磁気テープ
Tに作用でき、又、この磁力線の向きが、巻取られる磁
気テープTの厚み方向に向いており、テープ層間の摩擦
力が従来以上に増加した作用により、一旦、巻整えられ
たテープが乱れることを防止することができる。
又、永久磁石19aは中心孔を有していないので、テー
プリール2の中心部分においても磁界の向きならびに磁
束密度が安定しており、磁気テープTに確実に強い磁力
を作用させることができる。従って、磁気テープTには
巻き取り始めから終りまで、すなわちテープリール2の
巻芯部分から外方まで安定した強い磁力が作用し、テー
プ巻装状態は、テープ端縁が良く揃っていると共に、し
っかりと巻かれた極めて良好な状態になる。特に、巻き
取り始めにおけるテープ挙動が不安定な領域において
も、上記の如く強い磁力が確実に作用してテープ巻装状
態を極めて良好に保つことができる。
本実施態様においては、永久磁石19aは所定の位置に
固定するように構成したが、巻取駆動軸4に沿った方向
に移動可能とし、磁気テープTにかける磁力の強さを自
在に変化できるように構成してもよい。又、上記の永久
磁石19aの形状は上述の如くテープリール2のフランジ
とほぼ同径もしくはそれ以上の径(L)になるような構
成としたが、例えばテープリール2の部分的な領域にお
いて、少なくとも巻き取られるテープ巻き幅以上にわた
って磁界をかけられる大きさであれば、どのような形状
であってもよく、特に限定するものではない。
上記各実施態様は、テープ巻装体(テープリール)が
主にフランジを備えたものについて述べたが、本発明は
第10図に示す如くフランジを有しないテープ巻装体(巻
芯だけからなる巻装体)の巻き取りの場合にも適用する
ことができる。
第10図において永久磁石19cは、例えば第3図に示す
ような同心円状に2極側面を有する永久磁石で構成する
ことができる。又,巻芯2aと係合する係合軸27は,磁石
中央に突設したもので、磁性のものあるいは非磁性のど
ちらのものであってもよい。このように磁石側面が巻取
時のフランジ部となるように構成することにより、上記
各態様の作用に加え磁石と磁気テープTとが接している
ので、フランジレスタイプの場合の巻姿を飛躍的に向上
させることが出来る。
上記各実施態様における永久磁石19,19a,19cは、隣り
合う領域191と192が互に直接接触する構成としたが、本
発明においてはこのような構成に限るものではなく、例
えば第11図に示すように、隣り合う領域間に非磁性体か
らなる間仕切り部材28を設けた構成とすることもでき
る。そして、この間仕切り部材28の幅dの大きさを、永
久磁石19bと磁気テープTとの距離に応じて適宜変化さ
せることにより、磁気テープTに作用させる磁界を最適
な強さとすることができる。また第12図に示すように永
久磁石19に、磁界強化のためにドーナツ円板形もしくは
円板形の磁性体50を裏側に設けた構成にすることもでき
る。
上記各巻取装置1において磁石が巻取駆動軸4の所の
みに設けるような構造としたが、本発明はこれに限られ
るものではなく、例えば、磁気テープTの走行系路であ
るパス系8の所にも磁石を適宜設け、テープ幅方向に磁
力を作用させることにより、磁気テープTの幅方向の振
れを抑えてテープ走行性を安定化させるようにしてもよ
い。
上記各実施態様においては、永久磁石19,19a,19b,19c
を2つの領域191と192とに分割したが、本発明において
は分割した領域は2つに限るものではなく、さらに多数
の領域に分割してもよいことは勿論である。又、外周の
輪郭も必ずしも円形に限るものではない。
上記各実施態様における磁石は永久磁石を用いたが、
本発明はこれに限るものではなく、電磁石を用いること
ができる場合もあり、この場合、電磁石に流す電流の量
を変化させることにより、該電磁石の磁力を自在に変え
ることができる。
なお、本明細書中における磁石とは、上記実施態様に
述べた永久磁石、電磁石に限るものではなく、例えば導
線を単にコイル状に簡単に巻いたもので、さほど強い磁
界を発生しないように構成されたソレノイドの如き概念
をも含むものであり、磁界発生手段を総称したものとす
る。
本発明は上記に示した実施態様に限られるものではな
く、冒頭にも述べたように、例えば、製品幅よりも幅広
いテープ原反から、複数の製品幅のテープ原反に裁断し
て巻き取る場合にも適用することができることは勿論で
ある。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の装置は、磁石が磁気テー
プ側の端面において、テープ巻径の半径方向に沿った均
一分布の磁力線の閉ループを形成するように同心円状に
少なくとも2極化されているので、テープリールに巻か
れた磁気テープに作用する磁界の強さを全域において実
効的にむら無く増強することができ、又、巻取られるテ
ープの厚み方向の磁力を大きくとることができるため、
巻整えられた磁気テープのテープ層間に作用する摩擦力
を安定的に大きくすることにより、磁気テープがその幅
方向にずれようとする力に対抗できるだけの巻きじまり
力ともいえる作用を効果的に作り出すことができ、磁気
テープが巻かれたその位置に維持する効果を有する。こ
の結果、従来の磁石に比べて小型あるいは磁力の弱いも
ので廉価な磁石を用いても、従来と同等かそれ以上の磁
力の効果を引き出すことができ、例えば、磁石を巻取駆
動軸周囲の如く設置スペースが比較的狭い所に設ける場
合でも、磁力を充分強くすることができる。又、テープ
端縁の損傷や磁性面の損傷もなく且つテープ端縁が揃っ
たテープ巻装状態にすることができ、さらに巻き取り工
程の生産性の向上をはかることができる。特にインカセ
ット巻取方式を採用した巻取装置、あるいはフランジレ
スタイプの巻取装置においては飛躍的に進歩した装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻取装置の一実施態様の概略正面図、
第2図はその概略側面図、第3図は第2図に示す磁石の
拡大斜視図、第4図は第2図の軸方向に沿った拡大断面
図、第5図は第4図に示す装置の作用を示すための要部
概略断面図、第6図は本発明の巻取装置の他の実施態様
の概略正面図、第7図は第6図の矢印A方向から見た概
略側面図、第8図は第7図に示す磁石の拡大斜視図、第
9図は第7図に示す装置の軸方向に沿った拡大断面図、
第10図はフランジレスタイプのテープ巻装体を用いた巻
取装置の要部概略側面図、第11図及び第12図は本発明に
用いる磁石の他の態様を示す斜視図、第13図および第14
図はそれぞれ従来の巻取装置の一部を示す概略斜視図、
第15図はインカセット巻取方式による従来の巻取装置の
概略平面図、第16図は第15図の要部拡大側面図、第17部
は従来装置の一部を示す概略断面図、第18図、第19図、
第20図、第21図及び第22図は従来の磁石を示す斜視図、
第23図は従来の巻取装置の要部模式図、第24図は第23図
のA−A断面斜視図である。 1……巻取装置、1a……フロントパネル、 2,3……テープ巻装体(テープリール)、 2a……巻芯、4,5……巻取回転軸、 6……原反、8……パス系、 9……切断接合手段、10……リーダーテープ、 10a,10b,22……保持部材、 11……エンドレスベルト、 12,13,14,17……回転ローラ、 15……ベルト、16……ベルト送り出し側、 18……ベルト巻き取り側、 19,19a,19b,19c,19d,19e,19f,19g,19h,19i……永久磁
石、 20……支持体、21……モータ、 23……カセットケース、24……ローラ、 25……つば、26……カセットホルダ、 27……係合軸、28……間仕切り部材、 50……強磁性体、191……内方領域、 192……外方領域。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ巻装体を回転させ、該テープ巻装体
    に磁気テープを巻取る磁気テープ巻取装置において、少
    なくとも前記テープ巻装体を通過する磁界を発生する磁
    石を設け、前記磁石が前記テープ巻装体の回転軸線を中
    心とする同心円状の複数の領域に分割され、かつ隣り合
    う前記領域の少なくともテープ端縁に対向する側が異極
    となるように構成されたことを特徴とする磁気テープ巻
    取装置。
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