JPS6163949A - ビデオテ−プレコ−ダの駆動機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁石とヒス板で構成した磁気クラッチを用
いて構成した供給リール台と巻取リール台を備えたビデ
オテープレコーダの駆動機構に関するものである。

〔従来の技術〕

ビデオテープレコーダは、記録または再生を行うために
磁気テープを定速走行させるフォワード（ＦＷＤ）［動
と、ＦＷＤ駆動と反対方向へ磁気テープを定速走行させ
るリバース（几ＶＳ）駆動では異なるテーク−アンプ（
巻取）トルクが必要となるため、磁気テープを巻き取る
供給リール台および巻取リール台の回転トルクは異なる
ように構成されている。これは、キャプスタンから供給
リール台および巻取リール台までの経路に長短があるた
めである。

上記のように両リール台の回転トルクを異ならせるため
、従来は両リール台を異なった部品を用いて構成してい
た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来は上記のように両リール台の回転トルクを異ならせ
るために異なった部品を用いて両リール台を構成してい
たので、コストアップを招来し、両リール台の組立が異
なって工数が増加するという問題がある。

そこで、摩擦クラッチを用いて安価に両リール台の回転
トルクを異ならせる構成とすると、回転トルクの損失が
大きく、信頼性の高いクラッチが得られないという問題
がある。

この発明は、上記した問題点にかんがみてなされたもの
で、両リール台を共通部品化することでコストダウンが
計れ、信唄性の高い磁気クラッチで両リール台の回転ト
ルクを容易に異ならせることができるビデオテープレコ
ーダの駆動機構を提供するものである。

〔問題点を解決するだめの手段〕

第１図（ａ）、　　（ｂ）はこの考案の一実施例を示す
供給リール台の断面図と巻取リール台の断面図で、Ｓは
供給リール台、■は巻取リール台である。

１はシャーシに取り付けたリール軸、２は前記リール軸
１に対して回転する下リール台、２Ａは前記下リール台
２に刻設した歯、３は前記下リール台２と一体で回転す
る磁石、４は前記磁石３と同様に下り−ル台２と一体で
回転するワッンヤ、５＋ｔ　ｆ６１記下リール台２の一
部が圧入され【リール軸１にｋｊシて回転する上リール
台、５人は前記上リール台５の軸、６は前記軸５ＡＫ幻
して回転可能に挿入した駆動ギヤ、Ｔは前記磁石３と対
向させて駆動ギヤ６に、取り付けたヒス板、８は前記上
す１１は前記磁石３に取り付けたヨーク板で、磁石３が
ヒス板Ｔと対向する面と反対側の面に取り付けである。

なお、磁気クラッチを構成する磁石３の下リール台２に
対する回転防止は、磁石３を挿入する下リール台２０部
分を、例えば６角形に形成し、磁石３に対応した６角形
の穴を形成して数台させることで行っている。また、ワ
ンシャ４も同様に構成して回転防止を行っている。

〔作用〕

次に、供給リール台Ｓと巻取リール台Ｔの回転について
説明する。

まず、第１図（ａ）の供給リール台Ｓにおい【、図示を
省略した駆動機構のギヤが下リール台２の歯２人に噛み
合って回転すると、下リール台２は上り−ル台５と一体
で回転するので、供給リール台Ｓはスリップすることな
く回転する。

また、駆動機構のギヤが移動して駆動ギヤ６と噛み合っ
て回転すると、ヒス板７が回転して磁気クラッチの作用
で磁石３が回転するので、供給リール台Ｓは回転する。

このとき、例えば第２図（ａ）のように磁石３の−１の
面から出る磁束はヒス板７を通って磁石３１Ｃ戻り、他
方の面から再び出て磁石３に戻る。このように磁石３と
ヒス板Ｔを対向させ【設けると、磁石３からヒス板７を
通って磁石３に戻る磁束がヒス板Ｔと交差するため、磁
石３１Ｃ回転トルクが発生し、所定のトルクで供給リー
ル台Ｓが回転する・ 次に、ｍ１図（ｂ）の巻取リール台Ｔにおいて、駆動機
構のギヤが下リール台２の歯２Ａまたは駆動ギヤ６と噛
み合って回転すると、前述と同様九巻取リール台Ｔは回
転する。

しかし、駆動ギヤ６が回転される場合は磁石３にヨーク
板１１が取り付けであるので、第２図（ｂ）のように磁
石３の他方の面から出た磁束はヨーク板１１を通って磁
石３＆Ｃ戻る。このように磁石３にヨーク板１１を取り
付けると、ヨーク＆１１を取り付けない供給リール台Ｓ
の場合に比べて磁石３からヒス板Ｔを通って磁石３に戻
る磁束密度が大きくなり、巻取リール台Ｔの回転トルク
は供給リール台Ｓの回転トルクよりも大きくなる。した
がって、供給リール台Ｓと巻取リール台Ｔの構造はほと
んど同一の構造となっているにもかかわらず、両リール
台Ｓ、Ｔの回転トルクを異ならせることができる。

なお、上ｄｄ冥施１ｒｌｌ　において、巻取リール台Ｔ
の回転トルクを供給リール台Ｓの回転トルクよりも大き
くしたが、供給リール台Ｓの回転トルクを大きくする構
成としてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明のビデオテープレコーダ
の駆動機構は、磁気クラッチを用いて供給リール台と巻
取リール台を構成し、両リール台のいずれか−１のヒス
板と対向する磁石の反対側の面にヨーク板を取り付１−
）−Ｃ両す−ル台の回転トルクを異ならせる構成とした
ので、両リール台を構成する部品が共通化でき、コスト
ダウンを計ることができる。また、磁気クラッチを用い
ているので、摩擦損失を防止でき、（ｉ順性の高いクラ
ッチとすることができる。さらに、磁気クラッチの一方
にヨーク板を取り付けることで両リール台の回転トルク
を容易に異ならせることができる等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

５１１図（ａ）、　　（ｂ）はこの考案の一実施例を示
す供給リール台の断面図と巻取リール台の断面図、第２
図（ａ）、　　（ｂ）はＲ気りラッチの説明図である。 図中、Ｓは供給リール台、王は巻取リール台、１はリー
ル軸、２は下り−ル台、３は磁石、５は上リール台、６
は駆動ギヤ、７はヒス板、８はリール爪、１１はヨーク
板である。 第１図 （ａ） ｎ ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リール台に取り付けた磁石と、前記磁石と対向させたヒ
   ス板で構成される磁気クラッチを用いて供給リール台と
   巻取リール台を構成し、前記供給リール台または前記巻
   取リール台のいずれか一方の前記ヒス板と対向する前記
   磁石の反対側の面にヨーク板を取り付けたことを特徴と
   するビデオテープレコーダの駆動機構。