JP2005228448A - 磁気テープの巻き姿改善処理方法及び磁気テープ - Google Patents

磁気テープの巻き姿改善処理方法及び磁気テープ Download PDF

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Abstract

【課題】 磁気テープの製造時において磁気テープに所定の巻き癖を付けることによって、製品製造時並びに製品出荷時の巻き乱れを防止し、また、ユーザーによって使用された場合にも巻き乱れを発生し難くする、磁気テープ巻き姿改善処理方法及び磁気テープを提供することにある。
【解決手段】 本発明に係る磁気テープの巻き姿改善処理方法は、ハブ周面がテーパ状に形成されたテープリールに、磁気テープを巻き取る巻き取り工程と、前記巻き取り工程により巻き取られた磁気テープを、予め設定された熱処理条件下で熱処理を行う熱処理工程と、を含むことを特徴とする。予め設定された熱処理条件としては、前記磁気テープの支持体のガラス転移温度直下、湿度を50〜90%とすることが好ましい。
【選択図】 図5

Description

本発明は、磁気テープの巻き姿改善処理方法に関し、さらに詳しくは、テープリールに巻き取られた磁気テープの巻き姿の乱れ(巻き乱れ)を改善することができる磁気テープの巻き姿改善処理方法及び磁気テープに関する。
従来、様々な分野に使用される記録メディア(記録媒体)として、例えば、オーディオカセットテープ、ビデオカセットテープ、メモリーテープ、放送用ビデオテープなどが用いられている他、コンピュータの大容量記録媒体として、図14に示すような磁気テープMTが巻装された単一のテープリール10Aを収納して構成される磁気テープカートリッジ1Aもよく知られている(例えば、特許文献1参照)。
これら記録メディアの磁気テープMTはいずれも、使用される形態において、図1、図7、図8及び図14に示すようなテープリール10やテープリール10Aに巻装されて使用されるのが一般的である。なお、図1は、テープリール10が用いられる記録メディアの一例を示した分解斜視図である。図7は、テープリール10の一例を示す斜視図であり、図8は、図7におけるA−A線断面図である。図14は、単一のテープリールを収納して構成される磁気テープカートリッジの斜視図である。
例えば、図7及び図8に示すように、テープリール10は、円筒状のハブ11と、ハブ11の下端11a、上端11bに互いに平行に対向するように固着された一対の円板状の上フランジ12、下フランジ13とを備えて構成されており、ハブ11の外周11cに磁気テープMTを巻き付けるようになっている。上フランジ12と下フランジ13は、磁気テープMTの巻き取り時又は送り出し時に、上フランジ12の内面12aと下フランジ13の内面13aとで磁気テープMTのテープ幅方向における位置の変動を規制し、磁気テープMTの走行を安定させる役割を果たしている。
上フランジ12と下フランジ13との間隔は、磁気テープMTの巻き取り時又は送り出し時に、磁気テープMTの一方のテープエッジE1又は他方のテープエッジE2が上フランジ12の内面12a又は下フランジ13の内面13aと衝突して損傷するのを防ぐために、磁気テープMTの幅よりも若干広く設定されている。例えば図8では、磁気テープMTは、テープエッジE1が上フランジ12の内面12aに接触した状態でハブ11に巻き取られているため、磁気テープMTのテープエッジE2と下フランジ13の内面13aとの間にクリアランスが設けられている。
ここで、図8のように磁気テープMTのテープエッジE2と下フランジ13の内面13aとの間にクリアランスを設けた場合、磁気テープMTの一部がテープエッジE2からクリアランス内に飛び出してしまい、図9に示すように、テープエッジE2が凹凸になるいわゆる「巻き乱れ」が生じる場合がある。
磁気テープMTの巻き乱れが生じると、磁気テープMTの巻き取り時又は送り出し時に、磁気テープMTのテープ幅方向における位置が変動するため、磁気テープMTの走行が不安定になり、サーボトラッキング異常を起こすなど、磁気テープMTの記録再生特性を良好に保つことができなくなる。
また、巻き乱れが生じていると輸送中にテープエッジE1,E2がダメージを受け易く、記録メディアとして、品質管理上大きな問題となる。特に、ビデオカセットテープでは、テープエッジE1又はE2の近傍に音声のデータを記録するため、再生したときに正確に音声が出力されないなどの問題が生じる。
特に、特許文献1に開示されているようなテープリール10(図8参照)に磁気テープMTを巻装してなる磁気テープカートリッジ1A(磁気テープカートリッジ1Aについては図14参照)においては、大記録容量化・高記録密度化に伴って、テープ厚の薄肉化、テープ表面の平坦化が進んでいる。
このように薄肉化および平坦化が進んだことによって、ドライブによる磁気テープMTの走行時に、より一層巻き乱れが発生し易い状態となっている。また、製造時においても、図示しないワインダーに巻き取る際に巻き乱れが発生し易くなっている。
巻き乱れが生じる原因としては様々な要因が考えられるが、例えば、テープリール10のハブ11に磁気テープMTを巻き取った際に磁気テープMT間に入り込んだ空気によって磁気テープMTがテープ幅方向に滑ることが、その要因の一つとして考えられている。
特に、図14に示すテープリール10Aを構成部品に含む磁気テープカートリッジ1Aの製造工程において、生産能率を高めるために、磁気テープMTの巻き取り速度を高速で行った場合(例えば、10〜20m/s)、巻き乱れが顕著に生じることは経験上よく知られているところである。
また、巻き乱れが生じる他の要因としては、(1)磁気テープMTがテープ幅方向に不規則に湾曲している、(2)磁気テープMTにかかるテンション分布がテープ幅方向において片寄っている、(3)磁気テープMTの厚みがテープ幅方向において片寄っている、或いは、(4)巻き乱れがある状態で保存されていたため、磁気テープMTの巻き姿が歪んでいる、等が考えられる。
そのため、従来は、図15(a)に示すように、テープリール100のハブ110に磁気テープMTを巻き取る際に、回転ローラ210,220,230によって支持されたゴム等の弾性材料から成形されたエンドレスベルト200を、回転させながら磁気テープMTの表面に押し当てて、磁気テープMT間に入り込んだ空気を追い出すことによって、磁気テープMTの巻き乱れを軽減させる方法が知られている。また、図15(b)に示すように、エンドレスベルト200の代わりに、ゴム等の弾性材料から成形されたタッチロール300を用いる方法も知られている。
また、例えば、特許文献2には、図16(a)に示すように、テープリールに接近した所に、同心円状に磁気的に分割された内方領域191と外方領域192とから成り、かつ、両領域191,192はテープ端線に対向する側の端面が異極となる磁石190を設け、この磁石190の磁力iによって磁気テープMTをテープリール130のフランジに引き寄せつつ巻き取ることによって巻き姿を良化させることができる旨が記載されている。かかる発明は、製品製造時の巻き姿を良化する点において、非常に優れた効果を発揮するものであった。
しかし、特許文献2に記載されている技術では、製品製造時の巻き姿を良化できる、すなわち、巻き乱れを防止できるものの、製品がユーザーに渡った後の使用により、巻き乱れが生じてしまうという問題があった。
一方、例えば、特許文献3には、巻き取り軸90に一端側(太い巻き取り軸90a)から他端側(細い巻き取り軸90b)へ軸径が異なるテーパ状の巻取面91を形成し(図16(b)参照)、当該巻き取り軸90に磁気テープMTを巻き取り、巻き取り軸90に巻き取られた状態で磁気テープMTを所定期間放置し、巻き癖を付ける発明が記載されている。かかる発明は製品がユーザーに渡った後も、巻き乱れを防止し得る点で優れたものであった。
特開平11−265560号公報(第2図) 特開平1−313238号公報(第4頁右下欄第6行目〜第5頁右上欄第11行目、第6頁右上欄第10行目〜同頁右下欄第15行目、及び、第7頁左上欄第8行目〜同頁右上欄第2行目、第2図〜第5図、第7図〜第9図、及び、第10図) 特開平9−138945号公報(請求項1及び請求項2、段落番号0019〜段落番号0022、段落番号0028、及び、段落番号0031、図2、図3、及び、図7)
しかし、図15(a)及び(b)による従来の方法では、エンドレスベルト200やタッチロール300が磁気テープMTに直接接触することに起因して摩擦粉が発生する場合があることから、磁気テープMTへの接触は極力少なくすることが好ましい。
また、図16(a)に示す特許文献2の発明は、磁性層が薄くなると適用できないという問題点がある。
更に、図16(b)に示す特許文献3の発明では、磁気テープMTに巻き癖がつくまで長時間を要し、生産性の観点から好ましくない。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁気テープの製造時において磁気テープに所定の巻き癖を付けることによって、製品製造時並びに製品出荷時の巻き乱れを防止し、また、ユーザーによって使用された場合にも巻き乱れを発生し難くする、磁気テープ巻き姿改善処理方法及び磁気テープを提供することにある。
すなわち、請求項1に記載の磁気テープの巻き姿改善処理方法は、ハブ周面がテーパ状に形成されたテープリールに、磁気テープを巻き取る巻き取り工程と、前記巻き取り工程により巻き取られた磁気テープを、予め設定された熱処理条件下で熱処理を行う熱処理工程と、を含むことを特徴とする。
ここで、「予め設定された熱処理条件下」としては、用いる磁気テープの材質等を考慮して適宜加熱温度や加熱時間、加熱する際の湿度を適切に設定することをいう。特に、加熱温度としては、支持体のガラス転移温度直下とすることが好ましい。
このように、請求項1に記載の磁気テープの巻き姿改善処理方法では、磁気テープをハブ周面がテーパ状に形成されているテープリールに巻き取った状態で適切な熱処理を行うことにより、クリープ現象による形状定着効果によって、磁気テープに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつけることができる。
また、請求項2に記載の磁気テープの巻き姿改善処理方法は、巻回された磁気テープの巻き締まり力に応じてハブ周面がテーパ状に傾くテープリールに、磁気テープを巻き取る巻き取り工程と、前記巻き取り工程により巻き取られた磁気テープを、予め設定された熱処理条件下で熱処理を行う熱処理工程と、を含むことを特徴とする。
このように、請求項2に記載の磁気テープの巻き姿改善処理方法では、磁気テープを、巻回された磁気テープの巻き締まり力に応じてハブ周面がテーパ状に傾くテープリールに巻き取った状態で適切な熱処理を行うので、磁気テープに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつけることができる。
さらに、請求項1又は請求項2に記載の磁気テープの巻き姿改善処理方法は、前記熱処理工程における予め設定された熱処理条件が、温度、及び、湿度を管理するものであって、前記温度を支持体のガラス転移温度直下、かつ、前記湿度を50〜90%とするのが好ましい。
このように、加熱温度と、更に、加熱する際の湿度を適切に設定することにより、一様な湾曲を付与し、良好な磁気テープの巻き癖をより効果的につけることができる。
また、請求項4に記載の磁気テープは、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の磁気テープの巻き姿改善処理方法における前記熱処理工程によって巻き癖が付与されたことを特徴とする。
このように、本発明に係る磁気テープは、熱処理工程を経ることによって一様な湾曲が付与され、良好な巻き癖がつけられているので、かかる磁気テープの走行時には、常に一定方向へ寄ってテープリールに巻き取ることができる。
本発明に係る磁気テープの巻き姿改善処理方法によれば、磁気テープに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつけた磁気テープを具現することができる。従って、テープリールに巻き取った際の巻き取り姿を常にきれいな状態とすることができる。
そして、磁気テープの巻き姿改善処理方法によって製造された本発明に係る磁気テープによれば、常に一定方向へ寄ってテープリールに巻き取るので、製品製造時並びに製品出荷時の巻き乱れを防止し、また、ユーザーによって使用された場合にも巻き乱れを発生し難くすることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、適宜図面を参照して詳細に説明する。
なお、本実施の形態では、パンケーキ3(図2参照)のテープリールで一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつけた磁気テープMTを磁気テープカートリッジ(ビデオカセットテープ)1の構成部品であるテープリール10に所定量巻き取る場合について説明する。ここで、「パンケーキ」とは、幅広の磁気テープの原反を、その製品(磁気テープカートリッジ1)の規格で定められたテープ幅に裁断して巻き取ったものをいう。
(磁気テープの構成)
まず、本発明の磁気テープの巻き姿改善処理方法が適用される磁気テープの構成について図3を参照して説明する。図3は、磁気テープMTの一部分を拡大して示す断面図である。
図3に示すように、磁気テープMTは、非磁性の支持体(ベースフィルム)MTb上に磁性層MTmが形成されている。磁性層MTmは、磁性粉末、結合剤及び有機溶剤を磁性粉末が均一に分散するまで混合させて調製した磁性塗料を、非磁性の支持体MTb上に塗布することにより形成される。あるいは、磁性層MTmは、金属、合金等の強磁性材を、真空蒸着やスパッタリングなどの手段で支持体MTb上に被着することにより形成される。なお、磁性塗料には、分散剤、滑剤、帯電防止剤、可塑剤、安定剤、防錆剤等の添加剤が加えられている。
磁性粉末としては、例えば、γ−Fe23、Fe34、コバルト被着γ−Fe23等の強磁性酸化鉄系粒子、強磁性二酸化クロム系粒子、Fe、Co、Ni等の金属やこれらを含んだ合金からなる強磁性金属系粒子、六角板状の六方晶フェライト微粒子等を用いることができる。
また、結合剤としては、ウレタン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルアルコール、塩化ビニリデン、アクリル酸エステル、スチレン、ブタジエン、アクリロニトリル等の重合体、あるいはこれらの2種以上を組み合わせた共重合体や、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等を用いることができる。
また、有機溶剤としては、エーテル類、エステル類、ケトン類、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、塩素化炭化水素等を用いることができる。
そして、支持体MTbの材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ニトロセルロース等のセルロース誘導体、ポリアミド、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートアラミド等の高分子類を用いることができる。
支持体MTbには、加工性や機械特性に優れ、コストも低いポリエステル類を用いることが望ましい。また、強度、剛性及び耐熱性がポリエチレンテレフタレート(PET)よりも高いポリエチレンナフタレート(PEN)を用いることがさらに望ましい。また、耐熱性を必要としない場合は、アラミドを用いることが望ましい。
(磁気テープの製造工程)
次に、本発明の磁気テープの巻き姿改善処理方法が適用される磁気テープカートリッジ1の製造工程について図1及び図2を参照して説明する。図1は、磁気テープカートリッジ1の概略の構成を示す斜視図である。また、図2は、テープワインダ2を概念的に示した正面図である。
通常、磁気テープカートリッジ1の製造工程において、磁気テープMTの原反から供給される磁気テープMTを、図1に示すような磁気テープカートリッジ1の構成部品であるテープリール10に所定量巻き取るには、次のようにして行われる。
まず、調液工程、塗布工程、表面処理工程を経て製造された幅広の磁気テープMTの原反を、そのテープリール10が収納される製品(磁気テープカートリッジ1)の規格で定められたテープ幅に裁断して巻き取り、パンケーキ3を製造する。
そして、図2に示すようなテープワインダ2と呼ばれる専用の磁気テープ巻き取り装置を用いて、パンケーキ3から送り出される磁気テープMTをテープリール10に所定量巻き取り、切断する。
(一様な湾曲の付与)
磁気テープMTに付与する一様な湾曲は、磁気テープカートリッジ1の製造工程においてはパンケーキ3に巻回した状態で付与するのが望ましいが、これに限定されることはない。例えば、原反をハブ周面がテーパ状に形成されたテープリール(不図示)に巻回して一様な湾曲をつけてもよく、また、磁気テープカートリッジ等のテープリール10に巻回した状態で一様な湾曲をつけてもよい。
以下、本発明の磁気テープの巻き姿改善処理方法を磁気テープカートリッジ1の製造工程に適用した望ましい態様として、パンケーキ3に巻回された磁気テープMTに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつける場合(第一実施形態)について、下記(1)〜(3)に示す手順に沿って説明することとする。なお、磁気テープMTをテーパ状に巻回した状態のパンケーキを符号30で表す。
(1)巻き取り工程:前記したように、原反からそのテープリール10が収納される製品の規格で定められたテープ幅に裁断して巻き取ったパンケーキ30の巻き姿が、図5(a)の断面図となるように巻回する。
すなわち、ハブ31の周面(ハブ周面31c)がテーパ状に形成されているテープリール32に、磁気テープMTを巻回すると、テーパにより張力の分布が発生し、張力が高い方、つまり、図5(a)の場合においては下側(E2側)に寄るので、下フランジ32fに当接しながら巻かれることとなる。
なお、太い巻き取り軸31bの外周と細い巻き取り軸31aの外周との比(外周比)は、湾曲させたい量(mm/m)との関係から、後記[実施例]の欄の[表1]のように設定することができる。
(2)熱処理工程:このように磁気テープMTをテーパ状に巻回したパンケーキ30を、予め設定された熱処理条件下で熱処理を行う。熱処理は、図4に示すように恒温恒湿槽6にて行うのが好ましい。恒温恒湿槽6では、加熱する温度、時間、湿度等を適宜設定することができる。
ここで、「予め設定された熱処理条件下」としては、加熱温度、加熱時間、加熱する際の湿度等をいうが、好適な加熱温度としては、磁気テープを構成する支持体に用いられている材料のガラス転移温度直下、具体的には、ガラス転移温度から0〜30℃、好ましくは5〜10℃程度低い温度とするのがよい。ガラス転移温度直下で加熱することにより、巻き癖をより効果的につけることができるからである。特に、磁気テープMTの支持体MTbにポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート(PEN)、アラミドを用いた場合は、磁気テープMTをガラス転位温度直下の温度で熱処理することにより、巻き癖を効果的につけることができる。
より具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)のガラス転位温度は60〜70℃程度であるので、支持体MTbの材料にガラス転位温度が69℃であるポリエチレンテレフタレート(PET)を用いた場合は、恒温恒湿槽6の環境温度は、40〜69℃、好ましくは50〜65℃に設定する。また、ポリエチレンナフタレート(PEN)のガラス転位温度は110〜120℃程度であるので、支持体MTbの材料にガラス転位温度が113℃のポリエチレンナフタレート(PEN)を用いた場合は、恒温恒湿槽6の環境温度は、103〜108℃に設定する。また、アラミドのガラス転位温度ははっきりと判別しづらいが、支持体MTbの材料にアラミドを用いた場合は、恒温恒湿槽6の環境温度は、100〜120℃に設定すると好適である。
なお、加熱時間としては、用いる支持体の材料により適宜設定し、適用することができる。
また、加熱する際の湿度も、用いる支持体の材料や加熱時間を勘案し、適宜設定することができるが、PETやPENを用いる場合であれば、50〜90%とするのが好ましく、60〜80%とするのがより好ましい。
このように熱処理工程を終えた磁気テープMTには、図6に示すようなテープエッジE1側に一様に湾曲する良好な巻き癖が付与されている。
(3)巻き移し工程:そして、かかる巻き癖を付与した磁気テープMTを、図2に示すテープワインダ2に供して所定量巻き取ることでテープリール10を得る。
このように、磁気テープMTの製造工程において、(1)の巻き取り工程と(2)の熱処理工程とを行うことにより、図6に示すような、磁気テープMTに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖を付与することができる。そして、(3)の巻き移し工程でパンケーキ30から製品に収納するテープリール10を製造することができる。かかるテープリール10には、磁気テープMTが良好な巻き姿で納められている(図5(a)ではテープエッジE1側に湾曲するように付与されている)ので、図8に示すテープリール10のような巻き姿としたときに、常にテープエッジE1側に当接するような力が働く。従って、出荷時の巻き姿やドライブでの走行時に巻き乱れが発生し難くなる。
次に、本発明の効果を確認した実施例について説明する。
かかる実施例は、本発明を完成するために、ハブ周面がテーパ状に形成されたハブに磁気テープを巻き取り、(1)ハブの傾斜量、(2)加熱条件及び(3)ハブの外径を求めたものである。
(1)ハブの傾斜量:
ハブ周面のテーパ量は、所望の湾曲量に応じてハブの外周比を設定する。図10は、ハブ周面の傾斜角度と磁気テープの湾曲値との関係のグラフであって、異なる複数の傾斜角度を有する直径114mmのハブに、幅12.7mm(1/2インチ)、厚さ9μmのPET製磁気テープを巻き取り、温度60℃、湿度80%の条件下で、48時間加熱処理した際の磁気テープの湾曲値の測定結果(◆で示す)を表している。
この実験の結果から、ハブ周面の傾斜角度を変化させることで湾曲させる量を制御することができることが分かった。なお、ハブの傾斜量は外周比によって求めることができ、所望の湾曲量に対して表1に示す値とすればよい。
Figure 2005228448
(2)加熱条件:
巻き取った磁気テープに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖を付与するために、支持体としてPETを使用し、温度50℃、湿度20%の熱処理条件に設定した恒温恒湿槽によって36時間の加熱処理を行った。図11(a)は、加熱処理の有無での湾曲付与量の比較結果のグラフである。なお、同図中、■、▲、◆は、一つのロール中の異なる部位の磁気テープの湾曲量を表し、×は処理前の磁気テープの湾曲量を表している。
図11(a)から、加熱処理することで、より湾曲が付与されることがわかる。
また、このことから、任意の湾曲量を付与するためには、ハブ周面のテーパ量とともに加熱する際の温度条件や湿度条件、加熱時間の各条件を最適化することが望ましいことが分かる。
(2−1)温度条件:
加熱する際の温度条件は、磁気テープの支持体のガラス転移温度以下で行う必要がある。本実施例では、支持体はPETを用い、温度条件を69℃以下で行った。
温度条件は、1.0001のテーパ量(外周比)を有するハブ周面に、支持体としてPETを用いた磁気テープを巻回し、湿度20%、加熱時間48時間の条件下で、加熱温度50℃又は60℃で加熱処理した後、磁気テープの湾曲量(mm/m)を測定することで検討を行った。図11(b)は、当該実験の結果を示すものであり、温度条件と付与された湾曲量との関係を表すグラフである。
このことから、温度条件が高い(60℃)ほど湾曲量が大きいことが分かる。すなわち、より短時間で所望の湾曲量を付与するためには加熱温度を高く設定すればよいことが分かる。なお、ガラス転移温度以上に加熱すると磁気テープは正常な形状を保つことができなくなるので、ガラス転移温度以下にしなければならない。
(2−2)湿度条件:
加熱する際の湿度条件について特に制限はないが、湿度条件が高いほど、また、磁気テープの支持体の吸湿度が高いほど湾曲量が多くなることが分かった。
湿度条件は、1.0003のテーパ量(外周比)を有するハブ周面に、支持体としてPETを用いた磁気テープを巻回し、加熱温度60℃、加熱時間48時間の条件下で、湿度10%と80%で加熱処理した場合の磁気テープの湾曲量(mm/m)を測定することで検討を行った。図12(a)は、当該実験の結果を示すものであり、湿度条件と付与された湾曲量との関係を表すグラフである。
このことから、湿度条件が高い(80%)ほど湾曲量が大きいことが分かる。すなわち、より短時間で所望の湾曲量を付与するためには加熱処理を行う際の湿度を高く設定すればよいことが分かる。
(2−3)加熱時間:
加熱する際の加熱時間について特に制限はないが、加熱時間が長いほど湾曲量が多くなることが分かった。
加熱時間は、1.0001のテーパ量(外周比)を有するハブ周面に、支持体としてPETを用いた磁気テープを巻回し、加熱温度50℃、湿度10%の条件下で、24時間、72時間及び168時間の加熱時間で加熱処理をした場合の磁気テープの湾曲量(mm/m)を測定することで検討を行った。図12(b)は、当該実験の結果を示すものであり、加熱時間と付与された湾曲量との関係を表すグラフである。
このことから、加熱時間が長いほど湾曲量が大きいが、その変化量は減少していくことが分かる。一般的に、加熱処理する時間は短い方が好ましいので、他の製造条件との兼ね合いで決定することが望ましい。
(3)ハブの外径:
テーパ状に形成されたハブ周面による磁気テープへの影響は、パンケーキの外周ほど弱くなる。従って、磁気テープ巻き取り装置の許容する範囲でハブの外径を大きくすることで、磁気テープの巻き高さ(図13参照)を低くし、ハブ周面のテーパの影響を外周まで与え易くするのがよい。具体的には、ハブの外径L1と磁気テープ巻き取り後の外径L2から求められる比(L1/L2)を0.3〜0.9程度に設定するのが望ましい。
以上、本発明に係る磁気テープの巻き姿改善処理方法及び磁気テープについて、望ましい実施の形態及び実施例を挙げて説明したが、本発明の内容はこれら実施の形態や実施例に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で広く変更・改変して行うことができる。
第一実施形態として、テーパ状に形成されたハブ周面31c(図5(a))に磁気テープMTを巻き取り、熱処理を行うことで一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつけているが、テープリールのリブの形成中心位置と磁気テープの巻き取り中心位置とをずらして巻回することによっても本実施の形態と同様に、一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖を付与することができる。リブの中心位置と磁気テープの巻き取り中心位置とが合致しないために、ハブがテープリールの内側に撓み、その結果、ハブ周面がテーパ状となるからである。
具体的には例えば、第二実施形態として、図5(b)に示すように、ハブ41の幅方向の中心位置41dからリブ43をずらして形成したテープリール42に、磁気テープMTを巻回してパンケーキ40とし、これに熱処理を行うこととしてもよい。かかるパンケーキ40では、テープリール42のハブ41の一端41aが同図中の仮想線で示すようにテープリール42の内側方向に撓む(このときハブ周面41cは一端41aから他端41bにかけて太くなるようテーパ状に傾いている)ので、磁気テープMTに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつけることができる(図6参照)。なお、リブ43の形成位置43aは、ハブ周面41cの中心位置41dから10%以上ずらすように形成するのが望ましい。
また、例えば、第三実施形態として、図5(c)に示すように、磁気テープMTの巻き取り中心位置MTcを、テープリール52のハブ周面51cの中心位置53dからずらして巻回することでパンケーキ50とし、これに熱処理を行うこととしてもよい。かかるパンケーキ50においても前記のパンケーキ40と同様に、テープリール52のハブ51が撓んでハブ周面51cがテーパ状となるので、磁気テープMTに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつけることができる(図6参照)。なお、磁気テープMTの巻き取り中心位置MTcとテープリール52のハブ周面51cの中心位置53dとのずれT1は0.5〜3mmとするのが望ましく、1mm程度とするのが更に望ましい。
磁気テープカートリッジ1の概略の構成を示す斜視図である。 テープワインダ2を概念的に示した正面図である。 磁気テープMTの一部分を拡大して示す断面図である。 恒温恒湿槽での熱処理を示す図である。 磁気テープに一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖を付与するためのパンケーキの要部断面図であって、(a)はハブ周面がテーパ状に形成されているテープリールに磁気テープを巻回したパンケーキの断面図であり(第一実施形態)、(b)はハブ周面の中心位置からずらして形成したリブに磁気テープを巻回したパンケーキの断面図であり(第二実施形態)、(c)は磁気テープの巻き取り中心位置をハブ周面の中心位置からずらして巻回したパンケーキの断面図である(第三実施形態)。 磁気テープMTにテープエッジE1,E2が一様な湾曲を付与し、良好な巻き癖をつけた状態を示す図である。 テープリール10の一例を示す斜視図である。 図7におけるA−A線断面図である。 テープエッジが乱れたテープリールの様子を示す図である。 ハブ周面の傾斜角度と磁気テープの湾曲値との関係のグラフを表す図である。 (a)は、加熱処理の有無での湾曲付与量の比較結果のグラフを表し、(b)は温度条件と付与された湾曲量との関係を表すグラフである。 図12(a)は、湿度条件と付与された湾曲量との関係を表すグラフであり、(b)は加熱時間と付与された湾曲量との関係を表すグラフである。 ハブの外径L1と磁気テープ巻き取り後の外径L2の比についての説明図である。 単一のテープリールを収納して構成される磁気テープカートリッジの斜視図である。 (a)は磁気テープの巻き乱れを軽減させる方法の一例を示す図であり、(b)は磁気テープの巻き乱れを軽減させるの方法の他の一例を示す図である。 (a)は磁気テープの巻き乱れを軽減させる方法を示す他の一例を示す図であり、(b)は従来の磁気テープに巻き癖を付ける方法の一例を示す図である。
符号の説明
1,1A 磁気テープカートリッジ
3 パンケーキ
6 恒温恒湿槽
10,10A テープリール
11 ハブ
30,40,50 (本発明を適用した)パンケーキ
31c,41c,51c (本発明を適用した)ハブ周面
32,42,52 (本発明を適用した)テープリール
E1 テープエッジ
E2 テープエッジ
MT 磁気テープ
MTb 支持体
MTm 磁性層

Claims (4)

  1. ハブ周面がテーパ状に形成されたテープリールに、磁気テープを巻き取る巻き取り工程と、
    前記巻き取り工程により巻き取られた磁気テープを、予め設定された熱処理条件下で熱処理を行う熱処理工程と、
    を含むことを特徴とする磁気テープの巻き姿改善処理方法。
  2. 巻回された磁気テープの巻き締まり力に応じてハブ周面がテーパ状に傾くテープリールに、磁気テープを巻き取る巻き取り工程と、
    前記巻き取り工程により巻き取られた磁気テープを、予め設定された熱処理条件下で熱処理を行う熱処理工程と、
    を含むことを特徴とする磁気テープの巻き姿改善処理方法。
  3. 前記熱処理工程における所定の熱処理条件が、温度、及び、湿度を管理するものであって、
    前記温度が、前記磁気テープの支持体のガラス転移温度直下、かつ、
    前記湿度が、50〜90%
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気テープの巻き姿改善処理方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の磁気テープの巻き姿改善処理方法における前記熱処理工程によって巻き癖が付与されたことを特徴とする磁気テープ。
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