JP2533944B2 - デジタルテ―プレコ―ダのデ―タ記録装置 - Google Patents

デジタルテ―プレコ―ダのデ―タ記録装置

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JP2533944B2 JP1200405A JP20040589A JP2533944B2 JP 2533944 B2 JP2533944 B2 JP 2533944B2 JP 1200405 A JP1200405 A JP 1200405A JP 20040589 A JP20040589 A JP 20040589A JP 2533944 B2 JP2533944 B2 JP 2533944B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は一旦磁気テープに記録したデータを後日読
み出して、正しく記録されているデータのみを選択する
場合に好適なデジタルテープレコーダのデータ記録装置
に関する。
(従来技術) 4ヘッドのデジタルオーディオテープレコーダにおい
て、記録磁気ヘッドと再生磁気ヘッドとの位置関係が90
度遅れの場合、現在におけるデジタルオーディオテープ
レコーダの信号処理技術においては、記録されたデータ
が再生されるまでに第4図に示す如く2フレーム半の遅
れが生ずる。第4図(a)は記録データを、第4図
(b)は再生データをそれぞれ模式的に示している。
記録データと再生データとが第4図の様な関係の場
合、再生されたデータの結果を見てからライトリトライ
動作をフレーム単位で行ない、かつ間違っていると判断
されたフレームの再書き込みを行なった場合、磁気テー
プ上には第5図に示すようにデータが書き込まれること
になる。
第5図について説明すれば第4図に示した記録データ
と再生データとの関係から、4フレーム目を記録してい
るときに1フレームの目のデータの確認結果が解るの
で、1フレーム目の記録データが誤記録されていた場
合、本来5フレーム目のデータが書き込まれる部分に1
フレーム目のデータの再書き込みを行なう。なお、第5
図においては再書き込みされた1フレーム目のデータが
再び誤記録された場合、4フレーム目および6フレーム
目のデータも誤記録された場合を例示している。
また、第5図について説明した場合を改良して、確認
した結果、誤りと判断されたフレーム以降は全て書き直
すようにする場合もある。この場合の一例は第6図に示
す如くフレーム構成で書き込む様になる。
(発明が解決しようとする課題) 上記の第5図に示す記録方式によるときは、確認した
結果データの再書き込みを行ない、その再書き込みした
データが再び誤っていた場合もう一度データの再書き込
みを行なう。この様な事が起ると本来誤りがなかった場
合に比べて、磁気テープ上に正しいデータが書き込める
のは9フレーム後になってしまう。この様な事が何回も
繰り返される場合が生ずると、磁気テープ上のデータの
並では相当複雑なものとなり、後刻磁気テープに記録の
データを読み出す場合、誤記録されていない記録データ
を得るため、読み出し方法も複雑なものとなるという問
題点があった。
また、第6図に示す記録方式によるときは、読み出し
時にNフレームのデータは(n+4)フレーム目のデー
タが書き込まれているときに読み出されて誤記録がどう
か確認されることになり、(n+4)フレーム目におい
て、誤っていないデータであると判別されたデータであ
ることが判ることになる。この場合にもフレーム単位で
判別すをする限り磁気テープ上のデータの並び方が複雑
なものとなってしまうという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解消して磁気テープ上の並
びを整理して、再生時のデータの仕分けを容易にしたデ
ジタルテープレコーダのデータ記録装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明のデジタルテープレコーダのデータ記録装置
は、記録されたデータが再生されるまでに2乃至3フレ
ームの遅れが生ずる4ヘッドのデジタルテープレコーダ
において、データを記憶するRAMを備え、RAMからデータ
を読み出して書き込むとき4フレームを1グループとし
てグループ番号付加手段でグループ番号を付加し、奇数
グループ番号のデータおよび偶数グループ番号のデータ
をグループ番号を含み各別にグループ毎に第1および第
2バッファメモリに書き込み第1および第2バッファメ
モリに記憶の記憶データを読み出して磁気テープに記録
し、記録についで記録データに誤記録されたか否かを判
別し、第1バッファメモリの記憶データに対する記録デ
ータが誤記録されていないと判別されるまで第1および
第2バッファメモリの記憶データの更新をせずに磁気テ
ープへの記録を継続し、第2バッファメモリの記憶デー
タに対する記録データが誤記録されていないと判別され
るまで第1および第2バッファメモリの記憶データの更
新をせずに磁気テープへの記録を継続することを特徴と
する。
(作用) 上記したこの発明のデジタルテープレコーダのデータ
記録装置によれば、RAMから読み出したデータはグルー
プ毎にグループ番を含めて、奇数グループ番号の記憶デ
ータは第1バッファメモリに、偶数グループ番号の記憶
データは第2バッファメモリに記憶される。第1および
第2バッファメモリに記憶された各グループの記憶デー
タは磁気テープにグループ毎に記録される。磁気テープ
への記録についで誤記録されたか否かが判別される。こ
こでノイズその他で誤記録がなされたと判別されたとき
は、誤記録されていないと判別されるまで、第1および
第2バッファメモリの記憶データの更新をせず磁気テー
プへの記録が継続される。
したがって、記憶データを記録した磁気テープの記録
データを読み出して、第1および第2バッファメモリに
格納し、誤記録されていない記録データを記憶している
バッファメモリの記憶データのみをRAMに転送して、RAM
の記憶データを使用する場合、磁気テープから読み出さ
れた記録データのグループ番号(n+2)に対し、その
2回前に磁気テープから読み出してバッファメモリに格
納されている記憶データのグループ番号がNのときは、
グループ番号Nの記憶データは誤記録されていないもの
として、RAMに転送すればよい。
この結果、RAMへの転送の可否の決定は上記した如く
上記Nに“+2"して前記(n+2)と一致するかを判定
することにより行なうことができる。
(実施例) 以下、この発明を実施例により説明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
1はRAMからなるキャッシュメモリであって、記憶内
容は後記するデジタルオーディオテープレコーダに装填
された磁気テープ上に記録する。また後刻磁気テープ上
に記録されたデータを読み出してRAM1に格納され、記憶
データの使用に供される。
2および3は磁気テープ上へRAM1の記憶内容を磁気テ
ープに記録する場合はRAM1の記憶内容の1グループ分が
夫々格納され、磁気テープ上に記録されたデータを読み
だしてRAM1に格納する場合は磁気テープの記録内容の1
グループ分が夫々格納されるバッファメモリである。こ
こで4フレームを1グループとして構成してある。
4は記録ヘッドと再生ヘッドの位置関係がおよそ90°
遅れの場合のデジタルオーディオテープレコーダ(以
下、DATと記す)の信号処理部であり、バッファメモリ
2、3に格納されたデータをDATへ入力させ、かつDATか
ら読み出したデータをバッファメモリ2、3へ出力する
入出力ポート5および磁気テープ上から読み出されたデ
ータを判別のために出力するベリファイ側出力ポート6
を備えている。
7はタイミング制御およびメモリ管理のための制御回
路であり、RAM1にアドレスデータを供給すると共に読み
出し指示/書き込み指示を行なう。また制御回路7に
は、ベリファイ側出力ポート6を介して供給された読み
出しデータとバッファメモリ2、3に記憶のデータとを
比較して誤記録されてないかの確認をし、さらにベリフ
ァイ側出力ポート6を介して供給されたエラー訂正状況
の検出信号から誤記録の判別をするためのデータ比較・
判別回路71、データ比較および判別の結果にともなって
誤記録と判別されたときの出力VECKを入力して誤記録で
ないときRAM1からのデータの書き込みを許可する書き込
み信号TRSTを出力し、かつ誤記録と判別されたとき次の
グループの記録データの比較および判別を停止させる比
較(判別)停止信号NOVEを出力するタイミング生成回路
72とを備えている。
RAM1のデータ端子と接続されたデータバスB1はレジス
タ15を介して、バッファメモリ2および3のデータ端子
に接続されたデータバスB2と接続し、データバスB1はレ
ジスタ14を介してデータバスB2と接続して、レジスタ14
および15によってデータバスB1とB2とを切り離してい
る。レジスタ14および15を介装したことによりデータバ
スB2側からみればレジスタ14および15はI/Oポートとみ
なすことができることになる。
アドレスバスA1上のアドレスデータはアドレスデコー
ダ13に供給して、グループ番号を記憶するアドレスデー
タであることを検出し、アドレスデコーダ13によってグ
ループ番号をバッファメモリ2、3に記憶するべきアド
レスデータが指定されているときはグループ番号ゼネレ
ートカウンタ8の計数値をインクリメントさせ、グルー
プ番号ゼネレートカウンタ8の計数値をデータバスB1
送出させ、またバッファメモリ2、3から読み出したデ
ータがグループ番号であるときはアドレスデコーダ13の
出力によりレジスタ14へのグループ番号の置数を禁止さ
せる。これはバッファメモリ2、3の記憶データのRAM1
への記憶させる場合にグループ番号をRAM1に記憶させる
必要がないためである。
一方、入出力ポート5を介して出力される磁気テープ
上からの再生データ中のグループ番号はグループ番号ラ
ッチレジスタ11にラッチする。再生時バッファメモリ
2、3を読み出して、グループ番号をグループ番号ラッ
チレジスタ10にラッチし、グループ番号ラッチレジスタ
10にラッチしたグループ番号をアップカウンタ9に供給
して“+2"し、アップカウンタ9の計数値とグループ番
号ラッチレジスタ11にラッチされているグループ番号と
をグループ番号比較器12で不一致を検出する。グループ
番号比較器12の出力はタイミング生成回路72に供給し
て、グループ番号比較器12が不一致を検出したとき書き
込み信号TRSTの発生を停止し、バッファメモリ2、3の
記憶内容をRAM1へ転送することを停止させる。ここで書
き込み信号TRSTは負論理がアクティブであって、書き込
みが許可される。
上記の如く構成した実施例の作用について説明する。
まず、磁気テープへ書き込まれるデータは4フレーム
分を1グループとして構成する。さらに、各グループの
最初の部分にはグループ番号を付す。誤記録の検出およ
びデータの磁気テープへの再書き込みはグループ単位で
行なう。
まず磁気テープへ記録の場合について説明する。第2
図は記録の場合のデータ配列とタイミングを示してい
る。
記録の場合は、RAM1から読み出したRAM1の記憶内容は
レジスタ15を介してデータバスB1に送出され、たとえば
奇数グループのデータがバッファメモリ2に、偶数グル
ープのデータがバッファメモリ3にグループ単位で格納
される。この格納において、バッファメモリ2、3の先
頭アドレス指定がなされているときは、アドレスデコー
ダ13によってその旨検出され、グループ番号ジェネレー
トカウンタによってグループ番号がデータバスB1に乗せ
られ、バッファメモリ2または3に奇、偶数に応じて格
納され、引き続いてRAM1の記憶データがバッファメモリ
2または3に格納される。バッファメモリ2および3に
格納が終了したときには2グループの記憶データがバッ
ファメモリ2および3に格納される。また格納中からバ
ッファメモリ2に格納した記憶データは順次読み出して
入出力ポート5を介してDATに供給して磁気テープ中に
記録させて行く。バッファメモリ2への記憶データの格
納と磁気テープへの記録が巨視的に同時に行なえるのは
RMA1からバッファメモリ2への転送速度は早く、磁気テ
ープへの記録速度は上記転送速度に比して極めて遅いた
めである。
第2図(a)はRAM1からバッファメモリ2、3へ転送
される転送データを模式的に示し、第2図に記載の数字
はグループ番号を示している。第3図の場合も同様にグ
ループ番号を示している。第2図(b)はバッファメモ
リ2、3に格納されている記憶データを示し、DATへ記
録データとして読み出されて行く。
まず、グループ“1"の記憶データが磁気テープに記録
され、2.5フレーム遅れて読み出され、ベリファイ側出
力ポート6から再生されたデータが出力される。ベリフ
ァイ側出力ポート6から出力されたグループ“1"のデー
タとバッファメモリ2に格納されているデータとはデー
タ比較・判別回路71で順次比較され、誤り訂正状況の検
出信号が判別される。この比較および誤り訂正状況の検
出信号の判別によって誤記録であったと判別されたとき
は、データ比較・判別回路71は出力VECKがタイミング生
成回路72へ出力される。誤記録判別のためにベリファイ
側出力ポートから出力されるデータは第2図(c)に示
す如くであり、出力VECKは第2図(d)に示す如くであ
る。
出力VECKを受けたタイミング生成回路72からは比較停
止信号NOVEが出力されて、次のグループの比較を停止す
る。この比較の停止は次のグループの誤記録の存否に関
係はない。したがって上記の場合はグループ“1"に続く
グループ“2"の誤記録の有無の判定は行なわれない。比
較停止信号NOVEは第2図(f)に示す如くである。また
出力VECKを受けたタイミング生成回路72からは書き込み
信号TRSTの出力は停止される。したがってRAM1から新た
に記憶データは転送されない。第2図(a)において*
印はRAM1からデータが転送されない部分を示している。
なお、書き込み信号TRSTは第2図(e)に示す如くであ
って、高電位期間はRAM1からデータの転送がなされない
部分である。また第2図(c)において#を付したグル
ープ番号はその番号で示されるグループは誤記録判定は
なされないことを示している。したがって、バッファメ
モリ2、3の記憶データは変更されずに、そのまま維持
されている。
第2図(c)において、第2回目のグループ“1"にお
いて誤記録判定の結果、誤記録と判定された場合は、第
2図(c)における上記した第1回目のグループ“1"の
誤記録判定の場合と同様に作用する。第2図(c)にお
いて、第3回目のグループ“1"において誤記録判定の結
果、誤記録でないと判定されたときは、比較停止信号NO
VEは出力されない。したがってグループ“2"の誤記録判
定がなされる。グループ“2"の誤記録判定期間において
書き込み信号TRSTは出力されて、RAM1からバッファメモ
リ2にグループ“3"の記録データが格納される。また、
上記したグループ“2"の最初の誤記録判定において誤記
録であると判別されると上記した第1回目のグループ
“1"が誤記録であると判定された場合と同様に作用す
る。
上記から明らかな如く、第2図はグループ“1"の1回
目および2回目の誤記録判定で誤記録と判定され、グル
ープ“2"の1回目の誤記録判定で誤記録と判定され、か
つグループ5の1回目の誤記録判定で誤記録と判定され
た場合を例示している。したがって、この例ではDATの
磁気テープ上の記録は第2図(b)の順序でグループ毎
に記録されていることになる。
以上、データの記録の場合をまとめれば次の通りであ
る。
(1)RAM1からバッファメモリ2へとグループ“1"のデ
ータが転送される。この時グループ番号ジェネレートカ
ウンタによってグループナンバーがデータの頭に付加さ
れる。
(2)バッファメモリ2から入出力ポート5へとグルー
プ“1"のデータの書き込みが行われている間に、RAM1か
らバッファメモリ3へとグループ“2"のデータが転送さ
れる。
(3)ベリファイ側出力ポート6からグループ“1"のデ
ータが誤記録判定されている間にグループ“2"のデータ
が入出力ポート5へ送り込まれる。
(4)次にグループ“1"のデータが誤記録されていなけ
れば、グループ“3"のデータをRAM1からバッファメモリ
2へ転送される。以下上記(2)、(3)の過程が繰り
返される。
しかしグループ“1"のデータが誤記録されていた場合に
は、グループ“3"のデータのバッファメモリ2への転送
は行われない。またこの場合、グループ“2"のデータは
誤記録判定されない。
(5)上記(4)においてグループ“1"のデータが誤記
録されていた場合、本来バッファメモリ3に転送される
はずだったグループ“4"のデータ転送も行われない。こ
の結果バッファメモリ2、3にはグループ“1"のデータ
とグループ“2"のデータが残っているため磁気テープ上
にはグループ“1"のデータとグループ“2"のデータの再
書き込みが行われるわけである。再書き込みされたデー
タが誤りと判断されなければ上記の過程が繰り返され
る。
つぎに磁気テープに記録されている記録データを使用
のためRAM1に格納する場合について説明する。
磁気テープに記録されている記録データをグループ番
号別で示せば第3図(a)に示す如くであり、第2図
(b)を再記したものである。磁気テープに記録されて
いる記録データは再生されて、入出力ポート5を介して
バッファメモリ2および3に格納される。バッファメモ
リ2には奇数グループ番号の記録データが格納され、バ
ッファメモリ3には偶数グループ番号の記録データが格
納される。
入出力ポート5を介してバッファメモリ2、3へ格納
される前に、記録データのグループ番号はグループ番号
ラッチレジスタ11にラッチされ、グループ番号ラッチレ
ジスタ10にラッチされたグループ番号をアップカウンタ
9で“+2"した値と比較されるが、第3図(a)に示し
た最初のグループ“1"およびグループ“2"がバッファメ
モリ2および3にそれぞれ記憶された後、次に磁気テー
プから読み出される第3番目の記録データはグループ
“1"の記録データであり、読み出されたグループ“3"の
グループ番号はグループ番号ラッチレジスタ11にラッチ
される。一方、バッファメモリ2に格納されている記憶
内容のグループ番号“1"が、グループ番号ラッチレジス
タ10にラッチされており、アップカウンタ9により“+
2"されて、グループ番号ラッチレジスタ11にラッチされ
た番号“1"とアップカウンタ9で“+2"された番号“3"
とがグループ番号比較器12とで比較される。この場合は
一致しないため、グループ番号コンパレータ12から不一
致出力GNERがタイミング生成回路72に出力される。不一
致出力GNERを受けたタイミング生成回路72から書き込み
信号TRSTが出力しない。このためバッファメモリ2に書
き込まれたグループ番号“1"の記憶データはRAM1へ転送
されず、バッファメモリ2に、次に磁気テープから読み
出された記録データがオーバライトされることになる。
次に、磁気テープから次の記録データが読み出され
る。読み出される記録データは再びグループ番号“2"の
記録データであり、この場合はグループ番号ラッチレジ
スタ11のラッチデータはグループ番号“2"が、グループ
番号ラッチレジスタ10のラッチデータはバッファメモリ
3に記憶されているグループ番号“2"であり、アップカ
ウンタ9により“+2"されて、グループ番号比較器12で
比較される。この場合もグループ番号比較器12から不一
致出力GNERが出力され、書き込み信号TRSTが出力されな
い。したがってバッファメモリ3に書き込まれたグルー
プ番号“2"の記憶データはRAM1へ転送されず、バッファ
メモリ3に次に磁気テープから読み出された記録データ
がオーバライトされることになる。
この結果、バッファメモリ2および3には磁気テープ
から読み出された第2回目のグループ番号“1"、“2"の
記録データが格納される。これが2回繰返される。この
状態が2回繰り返される。第2図(b)はバッファメモ
リ2、3に記憶される記憶内容のグループ番号を示し、
§が付された番号はバッファメモリ2、3からRAM1へ転
送されないことを示している。第2図(c)は不一致出
力GNERの発生タイミングを、第2図(d)は書き込み信
号(ローアクティブ)TRSTの発生タイミングを示してい
る。
つぎに、第3図(a)において◎印を付したグループ
番号“1"の記録データがバッファメモリ2に格納され、
続くグループ番号“2"の記録データがバッファメモリ3
に格納された状態で、次に読み出される記録データのグ
ループ番号は“3"である。したがって、この場合にはグ
ループ番号ラッチレジスタ11にはグループ番号“3"がラ
ッチされる。一方、バッファメモリ2に格納されている
記憶データはグループ番号“1"の記憶データであり、グ
ループ番号ラッチレジスタ10にはグループ番号“1"がラ
ッチされている。この結果、グループ番号ラッチレジス
タ10にラッチされている番号“1"にアップカウンタ9で
“+2"されて、グループ番号比較器12にて比較の結果、
不一致出力GNERが出力されず、タイミング生成回路72
ら書き込み信号TRSTが出力される。この結果、バッファ
メモリ2に格納されているグループ番号“1"の記憶デー
タがRAM1に転送される。同時にバッファメモリ2に磁気
テープから読み出されたグループ番号“3"の記録データ
が格納されていく。
次に磁気テープから読み出される記録データのグルー
プ番号は“2"であり、読み出しによりグループ番号ラッ
チレジスタ11に“2"がラッチされる。一方このときバッ
ファメモリ3に格納されている記録データのグループ番
号は“2"であるため、グループ番号ラッチレジスタ10に
ラッチされているグループ番号は“2"であり、アップカ
ウンタ9で“+2"され、グループ番号比較器12から不一
致出力GNERが出され、タイミング生成回路72から書き込
み信号TRSTが出力されず、バッファメモリ3に格納され
ているグループ番号“2"の記録データはRAM1に転送され
ない。同時に次に磁気テープから読み出された記録デー
タはバッファメモリ3に格納される。この場合の記録デ
ータのグループ番号は“2"である。
上記の如くにて磁気テープから読み出した記録データ
のグループ番号とバッファメモリ2または3に格納され
ている記録データの“グループ番号+2"とが一致するか
が判定され、判定の結果一致したとき一致したバッファ
メモリ2、3に記憶の記憶データがRAM1に転送され、判
定の結果一致しないときはバッファメモリ2、3に記憶
の記憶データはRAM1に転送されない。
第3図(b)において◎印を付したグループ番号の記
憶データがバッファメモリ2、または3からRAM1へ転送
されることになる。なお第3図(b)において◎印を付
したグループ番号の記憶データに対する第3図(a)、
第2図(b)および(c)のグループ番号の記憶データ
に◎印を付してある。
上記した如く磁気テープに記録の記録データを読み出
し順序にグループ番号毎にバッファメモリ2とバッファ
メモリ3とに格納され、次に磁気テープから読み出され
た記録データのグループ番号とバッファメモリ2または
3の一方に格納されている記憶データのグループ番号に
“+2"した値とが一致したとき、一方に格納されている
記憶データがRAM1に転送され、RAM1に記憶されることに
なる。これは、磁気テープから読み出された記録データ
のグループ番号が(n+2)グループであれば、その2
回前に磁気テープから読み出してバッファメモリに格納
されている記憶データのグループ番号が“N"のとき、グ
ループ番号Nの記憶データが磁気テープに書き込んだと
きに正しいと判断されたデータであることが判るためで
ある。このグループ番号Nの記憶データがRAM1に転送さ
れる。
(発明の効果) 以上説明した如くこの発明によれば、2つのバッファ
メモリを備えて、第1バッファメモリの記憶データに対
する磁気テープへの記録データが誤記録されていないと
判別されるまで第1および第2バッファメモリの記憶デ
ータを更新せず、磁気テープへの記録を継続するように
したため、磁気テープから再生した記録データをバッフ
ァメモリに格納して、誤記録されていないグループの記
憶データのみをRAMへ転送する場合、誤記録か否かを判
定するための構成はきわめて簡単な構成で実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図。 第2図および第3図はこの発明の一実施例の作用の説明
に供するタイミングの模式図であり、第2図は磁気テー
プへの記録時のデータの並びとタイミングを示す図、第
3図は磁気テープからの再生時のデータの並びとタイミ
ングを示す図。 第4図は記録データと再生データとの関係を示す模式
図。 第5図および第6図は従来例の記録データの模式図。 1……RAM、2および3……バッファメモリ、4……DAT
の信号処理部、5……入出力ポート、6……出力ポー
ト、7……制御回路、8……グループ番号ジェネレート
カウンタ、9……アップカウンタ、10および11……グル
ープ番号ラッチレジスタ、12……グループ番号比較器、
13……アドレスデコーダ、14および15……レジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録されたデータが再生されるまでに2乃
    至3フレームの遅れが生ずる4ヘッドのデジタルテープ
    レコーダにおいて、データを記憶するRAMを備え、RAMか
    らデータを読み出して書き込むとき4フレームを1グル
    ープとしてグループ番号付加手段でグループ番号を付加
    し、奇数グループ番号のデータおよび偶数グループ番号
    のデータをグループ番号を含み各別にグループ毎に第1
    および第2バッファメモリに書き込み、第1および第2
    バッファメモリに記憶の記憶データを読み出して磁気テ
    ープに記録し、記録についで記録データに誤記録された
    か否かを判別し、第1バッファメモリの記憶データに対
    する記録データが誤記録されていないと判別されるまで
    第1および第2バッファメモリの記憶データの更新をせ
    ずに磁気テープへの記録を継続し、第2バッファメモリ
    の記憶データに対する記録データが誤記録されていない
    と判別されるまで第1および第2バッファメモリの記憶
    データの更新をせずに磁気テープへの記録を継続するこ
    とを特徴とするデジタルテープレコーダのデータ記録装
    置。
JP1200405A 1989-08-03 1989-08-03 デジタルテ―プレコ―ダのデ―タ記録装置 Expired - Lifetime JP2533944B2 (ja)

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JP1200405A Expired - Lifetime JP2533944B2 (ja) 1989-08-03 1989-08-03 デジタルテ―プレコ―ダのデ―タ記録装置

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