JP2533634Y2 - 台脚の据付装置 - Google Patents
台脚の据付装置Info
- Publication number
- JP2533634Y2 JP2533634Y2 JP1987154902U JP15490287U JP2533634Y2 JP 2533634 Y2 JP2533634 Y2 JP 2533634Y2 JP 1987154902 U JP1987154902 U JP 1987154902U JP 15490287 U JP15490287 U JP 15490287U JP 2533634 Y2 JP2533634 Y2 JP 2533634Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- bolt
- main body
- hook
- installation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本案は空気調和機や冷凍機等の本体の台脚を建物の床
面や壁面に据付ける装置に関する。
面や壁面に据付ける装置に関する。
（ロ） 従来の技術 高層住宅の狭い収納場所に本体を据付ける際、本体の
後部をボルトで固定するのが困難な為、本体の後部を床
面に固定した金具へ嵌め込んで本体の前部をアンカーボ
ルトで固定した据付装置が実公昭60-41478号公報で提示
されている。
後部をボルトで固定するのが困難な為、本体の後部を床
面に固定した金具へ嵌め込んで本体の前部をアンカーボ
ルトで固定した据付装置が実公昭60-41478号公報で提示
されている。
（ハ） 考案が解決しようとする問題点 上記公報で提示の装置では、本体の後部を床面の金具
へ嵌め込んで本体の前部に設けた丸穴をアンカーボルト
に位置合わせさせるスライド作業を本体の前部側を持ち
上げながら行なわなければならず、据付作業が面倒であ
った。
へ嵌め込んで本体の前部に設けた丸穴をアンカーボルト
に位置合わせさせるスライド作業を本体の前部側を持ち
上げながら行なわなければならず、据付作業が面倒であ
った。
又、本体の後部を固定する金具とアンカーボルトとは
床面に別々に固着されているため、金具とアンカーボル
トとの間隔寸法がずれていると据付けられない問題点を
有していた。
床面に別々に固着されているため、金具とアンカーボル
トとの間隔寸法がずれていると据付けられない問題点を
有していた。
本案はかかる問題点を解決した台脚の据付装置を提供
するものである。
するものである。
（ニ） 問題点を解決するための手段 本案は本体の底部に設けた台脚とこの台脚を固定する
据付台とから据付装置を構成し、この据付台には台脚の
後部が前方よりスライドされて嵌まり合う引掛具と台脚
の前部を固定するボルトとを設けると共に、台脚には前
記後部が引掛具と嵌まり合う前に前記ボルトが挿入され
る長孔を設け、この長孔の長手方向を前記スライド方向
と同方向にしたものである。
据付台とから据付装置を構成し、この据付台には台脚の
後部が前方よりスライドされて嵌まり合う引掛具と台脚
の前部を固定するボルトとを設けると共に、台脚には前
記後部が引掛具と嵌まり合う前に前記ボルトが挿入され
る長孔を設け、この長孔の長手方向を前記スライド方向
と同方向にしたものである。
（ホ） 作用 建物の床面や壁面に固定された据付台の上に本体の台
脚を乗せて据付台のボルトを台脚の長孔に挿入した後、
台脚を据付台の上で押してスライドさせることにより台
脚の後部を引掛具に嵌め込み、然る後、ボルトにナット
を螺合して台脚の前部を締めつけると据付作業が終了す
る。
脚を乗せて据付台のボルトを台脚の長孔に挿入した後、
台脚を据付台の上で押してスライドさせることにより台
脚の後部を引掛具に嵌め込み、然る後、ボルトにナット
を螺合して台脚の前部を締めつけると据付作業が終了す
る。
（ヘ） 実施例 図面に基づいて説明すると、（１）は下半部に水冷式
の二重管凝縮器（２）を、上半部に圧縮機（３）を内蔵
した空気調和機の室外ユニット本体で、高層住宅の各階
にある水道管やガス管等のメーターやバルブの収納場所
に据付けられ、室内に設置された空気調和機の室内ユニ
ット（図示せず）と冷媒用バルブ（４）（４）で連結さ
れると共にクーリングタワーの水配管と水用バルブ
（５）（５）で連結されることにより、凝縮器（２）を
水で冷却すると共に室内ユニット内の蒸発器で室内空気
を冷却して冷房するものである。
の二重管凝縮器（２）を、上半部に圧縮機（３）を内蔵
した空気調和機の室外ユニット本体で、高層住宅の各階
にある水道管やガス管等のメーターやバルブの収納場所
に据付けられ、室内に設置された空気調和機の室内ユニ
ット（図示せず）と冷媒用バルブ（４）（４）で連結さ
れると共にクーリングタワーの水配管と水用バルブ
（５）（５）で連結されることにより、凝縮器（２）を
水で冷却すると共に室内ユニット内の蒸発器で室内空気
を冷却して冷房するものである。
（６）は本体（１）の底部に設けた側面Ｕ字状の左右
一対の台脚、（７）は床面（８）にアンカーボルト
（９）で固着された板状の据付台で、この据付台には台
脚（６）の後部（10）が前方より嵌まり合う左右一対の
引掛具（11）と、台脚（６）の前部（12）を固定するボ
ルト（13）とが溶接で固着されており、一方、台脚
（７）には後部（10）が引掛具（11）に嵌まり合う前に
ボルト（13）が挿入される左右一対の長孔（14）（14）
が設けられている。
一対の台脚、（７）は床面（８）にアンカーボルト
（９）で固着された板状の据付台で、この据付台には台
脚（６）の後部（10）が前方より嵌まり合う左右一対の
引掛具（11）と、台脚（６）の前部（12）を固定するボ
ルト（13）とが溶接で固着されており、一方、台脚
（７）には後部（10）が引掛具（11）に嵌まり合う前に
ボルト（13）が挿入される左右一対の長孔（14）（14）
が設けられている。
次に本案装置の据付作業を説明すると、コンクリート
製の床面（８）に埋込まれたアンカーボルト（９）
（９）で先づ据付台（７）を固着すると据付台（７）は
図示の如くボルト（13）の頭部（15）の寸法分だけ手前
側が幾分高くなった傾斜状態で床面（８）上に設置され
る。
製の床面（８）に埋込まれたアンカーボルト（９）
（９）で先づ据付台（７）を固着すると据付台（７）は
図示の如くボルト（13）の頭部（15）の寸法分だけ手前
側が幾分高くなった傾斜状態で床面（８）上に設置され
る。
そして、本体（１）と一体になった台脚（６）を据付
台（７）の上に乗せて第１図乃至第３図の如く据付台
（７）のボルト（13）を台脚（６）の長孔（14）に挿入
した後、台脚（６）を据付台（７）の上で押すと長孔
（14）がボルト（13）でガイドされながらスライドさ
れ、台脚（６）の後部（10）が引掛具（11）に嵌め込ま
れる。然る後、第４図に示すようにボルト（13）にナッ
ト（16）を螺合して台脚（６）の前部（12）を締めつけ
ると据付作業が終了する。
台（７）の上に乗せて第１図乃至第３図の如く据付台
（７）のボルト（13）を台脚（６）の長孔（14）に挿入
した後、台脚（６）を据付台（７）の上で押すと長孔
（14）がボルト（13）でガイドされながらスライドさ
れ、台脚（６）の後部（10）が引掛具（11）に嵌め込ま
れる。然る後、第４図に示すようにボルト（13）にナッ
ト（16）を螺合して台脚（６）の前部（12）を締めつけ
ると据付作業が終了する。
このようにして本体（１）は後方へ僅かに傾いた状態
で据付けられており、仮にナット（16）がゆるんでも地
震などで本体（１）が前方へずれることはない。
で据付けられており、仮にナット（16）がゆるんでも地
震などで本体（１）が前方へずれることはない。
尚、上記実施例と異なり、据付台（７）を建物のコン
クリート壁面に固定して床面（８）より高い位置に据付
けても良い。
クリート壁面に固定して床面（８）より高い位置に据付
けても良い。
（ト） 考案の効果 本考案によれば、台脚のスライド方向と長孔の長手方
向とを一致させているので、台脚の後部を据付台の引掛
具に前方より嵌め込む際、据付台のボルトが台脚の前部
の長孔に挿入されるため、台脚を据付台に仮止めし、こ
の後台脚を本体と共に持ち上げずに据付台の上をスライ
ドさせることができ、据付作業を容易に行なうことがで
きる。
向とを一致させているので、台脚の後部を据付台の引掛
具に前方より嵌め込む際、据付台のボルトが台脚の前部
の長孔に挿入されるため、台脚を据付台に仮止めし、こ
の後台脚を本体と共に持ち上げずに据付台の上をスライ
ドさせることができ、据付作業を容易に行なうことがで
きる。
しかも、引掛具とボルトとが据付台に一体に設けられ
ているので、現地で引掛具とボルトとを別々に床面に固
着する場合と比較して寸法精度がとれ、台脚を据付台に
確実に固定することができる。
ているので、現地で引掛具とボルトとを別々に床面に固
着する場合と比較して寸法精度がとれ、台脚を据付台に
確実に固定することができる。
又、据付台を用いて建物の壁面に本体の台脚を固定す
ることができる。
ることができる。
図面は本案の実施例を示すもので、第１図は本体の平面
図、第２図は本体の側面図、第３図は台脚の据付前状態
を示す断面図、第４図は台脚の据付後状態を示す断面図
である。 （１）……本体、（６）……台脚、（７）……据付台、
（10）……台脚の後部、（11）……引掛具、（12）……
台脚の前部、（13）……ボルト、（14）……長孔。
図、第２図は本体の側面図、第３図は台脚の据付前状態
を示す断面図、第４図は台脚の据付後状態を示す断面図
である。 （１）……本体、（６）……台脚、（７）……据付台、
（10）……台脚の後部、（11）……引掛具、（12）……
台脚の前部、（13）……ボルト、（14）……長孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 桑原 久吉 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)考案者 白石 彰 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)考案者 伊藤 研志 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−167994（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭48−107644（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】本体の底部に設けた台脚とこの台脚を固定
する据付台とから構成し、この据付台には台脚の後部が
前方よりスライドされて嵌まり合う引掛具と台脚の前部
を固定するボルトとを設けると共に、台脚には前記後部
が引掛具と嵌まり合う前に前記ボルトが挿入される長孔
を設け、この長孔の長手方向を前記スライド方向と同方
向にしたことを特徴とする台脚の据付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987154902U JP2533634Y2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 台脚の据付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987154902U JP2533634Y2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 台脚の据付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0160129U JPH0160129U (ja) | 1989-04-17 |
| JP2533634Y2 true JP2533634Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31432048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987154902U Expired - Lifetime JP2533634Y2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | 台脚の据付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533634Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7050221B2 (ja) * | 2017-11-30 | 2022-04-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 送風装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48107644U (ja) * | 1972-03-17 | 1973-12-13 | ||
| JPS57167994U (ja) * | 1981-04-17 | 1982-10-22 |
-
1987
- 1987-10-09 JP JP1987154902U patent/JP2533634Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0160129U (ja) | 1989-04-17 |
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