JPS5814309Y2 - 配管用バンドの取付金具 - Google Patents
配管用バンドの取付金具Info
- Publication number
- JPS5814309Y2 JPS5814309Y2 JP1977007111U JP711177U JPS5814309Y2 JP S5814309 Y2 JPS5814309 Y2 JP S5814309Y2 JP 1977007111 U JP1977007111 U JP 1977007111U JP 711177 U JP711177 U JP 711177U JP S5814309 Y2 JPS5814309 Y2 JP S5814309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- metal fitting
- fixing hole
- mounting
- fitting body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冷暖房管、ガス管、水道管、電線管等の配
管等に用いられる支持バンドを鉄筋コンクリート製建物
等の壁、床、天井等に取付ける際に使用される配管用バ
ンドの取付金具に関するものである。
管等に用いられる支持バンドを鉄筋コンクリート製建物
等の壁、床、天井等に取付ける際に使用される配管用バ
ンドの取付金具に関するものである。
従来、この種の取付金具の一例としては、垂直部にはバ
ンド連結孔を穿設し、水平部の両端には壁等への取付孔
を穿設したＴ字形状に形成され、取付けに際しては、鉄
筋コンクリート製建物等の壁、床、天井等に各取付孔を
通してネジ釘等で取付け、連結孔に配管用バンドをボル
トナツトにて連結していた。
ンド連結孔を穿設し、水平部の両端には壁等への取付孔
を穿設したＴ字形状に形成され、取付けに際しては、鉄
筋コンクリート製建物等の壁、床、天井等に各取付孔を
通してネジ釘等で取付け、連結孔に配管用バンドをボル
トナツトにて連結していた。
しかし乍ら、取付金具を取付ける壁、床、天井等が鉄筋
コンクリート製である為、取付けが困難であるばかりで
なく、堅固に取付けることができなかった。
コンクリート製である為、取付けが困難であるばかりで
なく、堅固に取付けることができなかった。
しかも、取付後においては、ネジ釘が地震、台風、自動
車の震動と配管の荷重とによって弛緩されて離脱され、
配管が脱落される危険性を有していた。
車の震動と配管の荷重とによって弛緩されて離脱され、
配管が脱落される危険性を有していた。
さらには、従来のバンド取付金具に穿設されているバン
ド連結孔は一定規格の単円孔であることから、使用連結
ボルトの規格もそれに応じて制約され、かつ、バンドが
挾持するガス管等とバンドの取付金具により取付けられ
た壁面等との間隔の微調整も思うにまかせず、したがっ
て、適する規格の連結ボルトあるいは取付金具をあらか
じめ用意しておかなければならない不便があった。
ド連結孔は一定規格の単円孔であることから、使用連結
ボルトの規格もそれに応じて制約され、かつ、バンドが
挾持するガス管等とバンドの取付金具により取付けられ
た壁面等との間隔の微調整も思うにまかせず、したがっ
て、適する規格の連結ボルトあるいは取付金具をあらか
じめ用意しておかなければならない不便があった。
そこで、この考案は、叙上のような欠陥を除去すべく案
出されたもので、一端部には円弧状の縁部を両端に有す
る複数個のバンド連結孔を穿設し、他端部にはボルト固
定孔を穿設して成る金具本体と、軸部の一端部に前記ボ
ルト固定孔より少なくとも大径の長四角形低頭のボルト
頭を設けて成る取付ボルトとを形成し、前記金具本体の
ボルト固定孔に取付ボルトを、金具本体の長手方向にボ
ルト頭の長辺側が直交するよう軸部側から挿入して、ボ
ルト固定孔にボルト頭を係止させ、このボルト頭が係止
された金具本体のボルト固定孔側を側面から見て略三角
形状に折返すように巻込んでボルト頭を回転不能に挾持
せしめて、金具本体に取付ボルトヲー直線状になるよう
一体的に固定することにより、配管用バンドを取付ける
べく、鉄筋コンクリート製建物の壁、床、天井等の適所
に打込んだインサート金具等に、著しく容易且堅固に取
付けできるようにした、容易性と堅固性と安全性とに優
れ、且つ取付状況に良く適応可能な配管用バンドの取付
金具を提供せんとするものである。
出されたもので、一端部には円弧状の縁部を両端に有す
る複数個のバンド連結孔を穿設し、他端部にはボルト固
定孔を穿設して成る金具本体と、軸部の一端部に前記ボ
ルト固定孔より少なくとも大径の長四角形低頭のボルト
頭を設けて成る取付ボルトとを形成し、前記金具本体の
ボルト固定孔に取付ボルトを、金具本体の長手方向にボ
ルト頭の長辺側が直交するよう軸部側から挿入して、ボ
ルト固定孔にボルト頭を係止させ、このボルト頭が係止
された金具本体のボルト固定孔側を側面から見て略三角
形状に折返すように巻込んでボルト頭を回転不能に挾持
せしめて、金具本体に取付ボルトヲー直線状になるよう
一体的に固定することにより、配管用バンドを取付ける
べく、鉄筋コンクリート製建物の壁、床、天井等の適所
に打込んだインサート金具等に、著しく容易且堅固に取
付けできるようにした、容易性と堅固性と安全性とに優
れ、且つ取付状況に良く適応可能な配管用バンドの取付
金具を提供せんとするものである。
以下、この考案の一実施例について図面に基づいて説明
すると、この考案は、一端部には円弧状の縁部を両端に
有する複数個のバンド連結孔・・・１を穿設し、他端部
にはボルト固定孔２を穿設して成る金具本体３と、軸部
の一端部に前記ボルト固定孔２より少なくとも大径の長
四角形低頭のボルト頭４を設けて成る取付ボルト５とを
形成し、前記金具本体３のボルト固定孔２に取付ボルト
５を、金具本体３の長手方向にボルト頭４の長辺側が直
交するよう軸部側から挿入して、ボルト固定孔２にボル
ト頭４を係止させ、このボルト頭４が係止された金具本
体３のボルト固定孔２側を側面から見て略三角形状に折
返すように巻込んでボルト頭４を回転不能に挾持せしめ
て、金具本体３に取付ボルト５を直線状になるよう一体
的に固定したものである。
すると、この考案は、一端部には円弧状の縁部を両端に
有する複数個のバンド連結孔・・・１を穿設し、他端部
にはボルト固定孔２を穿設して成る金具本体３と、軸部
の一端部に前記ボルト固定孔２より少なくとも大径の長
四角形低頭のボルト頭４を設けて成る取付ボルト５とを
形成し、前記金具本体３のボルト固定孔２に取付ボルト
５を、金具本体３の長手方向にボルト頭４の長辺側が直
交するよう軸部側から挿入して、ボルト固定孔２にボル
ト頭４を係止させ、このボルト頭４が係止された金具本
体３のボルト固定孔２側を側面から見て略三角形状に折
返すように巻込んでボルト頭４を回転不能に挾持せしめ
て、金具本体３に取付ボルト５を直線状になるよう一体
的に固定したものである。
而して、前記バンド連結孔１は、第１図に示すように金
具本体３の長手方向へ延びた長方形状に複数個形成し、
且つその両端には円弧状の縁部６が形成されている。
具本体３の長手方向へ延びた長方形状に複数個形成し、
且つその両端には円弧状の縁部６が形成されている。
その為、バンド連結孔１に、一端が蝶着されて挟着可能
にした配管用バンド７の連結ボルト８を挿入した際、挿
入された連結ボルト８が孔幅よりいかなる小径であって
も、連結ボルト８が縁部６に沿って適宜位置にて、互い
に円弧面になじんでしっとりと係止できると共に、取付
時においては、各種の管９と取付けるべく建物の壁１０
等との間隔を適宜に調節することができるように配慮さ
れている。
にした配管用バンド７の連結ボルト８を挿入した際、挿
入された連結ボルト８が孔幅よりいかなる小径であって
も、連結ボルト８が縁部６に沿って適宜位置にて、互い
に円弧面になじんでしっとりと係止できると共に、取付
時においては、各種の管９と取付けるべく建物の壁１０
等との間隔を適宜に調節することができるように配慮さ
れている。
また、前記ボルト頭４は、図に示すような少なくとも、
一方向がボルト固定孔２の径より長い長方形状で、且つ
通常の頭の高さより若干低くした四角低頭に形成してあ
り、このボルト頭４をボルト固定孔２に固定した際、ボ
ルト固定孔２の内側にしっかりと係止せしめて、取付ボ
ルト５の抜出しを防止している。
一方向がボルト固定孔２の径より長い長方形状で、且つ
通常の頭の高さより若干低くした四角低頭に形成してあ
り、このボルト頭４をボルト固定孔２に固定した際、ボ
ルト固定孔２の内側にしっかりと係止せしめて、取付ボ
ルト５の抜出しを防止している。
更に、前記金具本体３に取付ボルト５を固定する折曲成
形は、第２図に示すようにボルト固定孔２が穿設された
金具本体３の端部を鉤形に折曲げて、ボルト固定孔２に
取付ボルト５を金具本体３側から挿入し、次に型によっ
て１工程で、ボルト頭４を金具本体３の他端部で、側面
から見て略三角形状に折返すように巻込んでボルト頭４
を回転不能に挾持することにより取付ボルト５を一体的
に固定しである。
形は、第２図に示すようにボルト固定孔２が穿設された
金具本体３の端部を鉤形に折曲げて、ボルト固定孔２に
取付ボルト５を金具本体３側から挿入し、次に型によっ
て１工程で、ボルト頭４を金具本体３の他端部で、側面
から見て略三角形状に折返すように巻込んでボルト頭４
を回転不能に挾持することにより取付ボルト５を一体的
に固定しである。
したがって、素材から切断、型抜、型による折曲加工と
一貫したプレス工程によって製品化し得る為、溶接手段
に比較して、手間が省けるばかりでなく、メッキ状態も
良好で耐触性に優れている。
一貫したプレス工程によって製品化し得る為、溶接手段
に比較して、手間が省けるばかりでなく、メッキ状態も
良好で耐触性に優れている。
この考案は、叙上のように構成したから、使用時におい
て、第３図に示すように各種の管９を配管する際、鉄筋
コンクリート製建物の壁１０、床、天井等の適所に打込
んだインサート金具１１等に、この考案の取付金具Ａを
、取付ボルト５にて著しく容易且つ堅固に螺締して取付
けることができると共に、金具本体３に、各種の管９を
挟着した配管用バンド７を上下方向から挾持し、管９と
取付けるべく建物の壁１０等との間隔を適宜に調節して
、配管用バンド７の他端部に穿設された連結孔（図示せ
ず）とバンド連結孔１とに取付ボルト８を挿入して、ナ
ツト１２で螺締せしめて堅固に連結できるのである。
て、第３図に示すように各種の管９を配管する際、鉄筋
コンクリート製建物の壁１０、床、天井等の適所に打込
んだインサート金具１１等に、この考案の取付金具Ａを
、取付ボルト５にて著しく容易且つ堅固に螺締して取付
けることができると共に、金具本体３に、各種の管９を
挟着した配管用バンド７を上下方向から挾持し、管９と
取付けるべく建物の壁１０等との間隔を適宜に調節して
、配管用バンド７の他端部に穿設された連結孔（図示せ
ず）とバンド連結孔１とに取付ボルト８を挿入して、ナ
ツト１２で螺締せしめて堅固に連結できるのである。
その為、取付後においては、地震、台風、自動車等の震
動と管９の荷重とによって、弛緩されて離脱され、配管
された管９が脱落される慮れもなく極めて優れた安全性
を有するものである。
動と管９の荷重とによって、弛緩されて離脱され、配管
された管９が脱落される慮れもなく極めて優れた安全性
を有するものである。
しかも、取付ボルト５を、金具本体３のボルト固定孔２
に挿入して、ボルト頭４を金具本体３の他端部で、側面
から見て略三角形状に折返すように巻込んでボルト頭４
を回転不能に挾持せしめて、金具本体３と取付ボルト５
とが略−直線状で一体的となるように、著しく堅固に固
定しであるので、この取付金具Ａのインサート金具１１
等への取付けは、金具本体３自体を回転させることによ
り螺締すればよく、現場施工性に極めて優れており、取
付後においては、取付ボルト５が何等離脱される慮れも
ないばかりでなく、配管用バンド７から金具本体３を経
てかかる管９の荷重を、取付ボルト５で、平均に受ける
ことができる為、取付状態を極めて安定的且つ堅固に保
持することができる。
に挿入して、ボルト頭４を金具本体３の他端部で、側面
から見て略三角形状に折返すように巻込んでボルト頭４
を回転不能に挾持せしめて、金具本体３と取付ボルト５
とが略−直線状で一体的となるように、著しく堅固に固
定しであるので、この取付金具Ａのインサート金具１１
等への取付けは、金具本体３自体を回転させることによ
り螺締すればよく、現場施工性に極めて優れており、取
付後においては、取付ボルト５が何等離脱される慮れも
ないばかりでなく、配管用バンド７から金具本体３を経
てかかる管９の荷重を、取付ボルト５で、平均に受ける
ことができる為、取付状態を極めて安定的且つ堅固に保
持することができる。
以上説明したように、この考案によれば、配管用バンド
を取付けるべく、鉄筋コンクリート製建物の壁、床、天
井等の適所に打込んだインサート金具等に、著しく容易
且つ堅固に取付けることができ、その取付に際しては、
ガス管等と壁面等との間隔調整も可能となると共に、配
管バンドとの螺締も確固としたものになり、取付後にお
いては、取付状態を極めて安定的且つ堅固に保持できる
こととなり、取付の容易性と取付後の堅固性と安全性と
に優れた諸効果が得られる。
を取付けるべく、鉄筋コンクリート製建物の壁、床、天
井等の適所に打込んだインサート金具等に、著しく容易
且つ堅固に取付けることができ、その取付に際しては、
ガス管等と壁面等との間隔調整も可能となると共に、配
管バンドとの螺締も確固としたものになり、取付後にお
いては、取付状態を極めて安定的且つ堅固に保持できる
こととなり、取付の容易性と取付後の堅固性と安全性と
に優れた諸効果が得られる。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は斜視
図、第２図は断面図、第３図は使用状態を示す側面図で
ある。 １・・・・・・バンド連結孔、２・・・・・・ボルト固
定孔、３・・・・・・金具本体、４・・・・・・ボルト
頭、５・・・・・・取付ボルト、６・・・・・・縁部、
Ｉ・・・・・・配管用バンド、Ａ・・・・・・取付金具
。
図、第２図は断面図、第３図は使用状態を示す側面図で
ある。 １・・・・・・バンド連結孔、２・・・・・・ボルト固
定孔、３・・・・・・金具本体、４・・・・・・ボルト
頭、５・・・・・・取付ボルト、６・・・・・・縁部、
Ｉ・・・・・・配管用バンド、Ａ・・・・・・取付金具
。
Claims (1)
- 一端部には円弧状の縁部を両端に有する複数個のバンド
連結孔を穿設し、他端部にはボルト固定孔を穿設して成
る金具本体と、軸部の一端部に前記ボルト固定孔より少
なくとも大径の長四角形低頭のボルト頭を設けて成る取
付ボルトとを形成し、前記金具本体のボルト固定孔に取
付ボルトを、金具本体の長手方向にボルト頭の長辺側が
直交するよう軸部側から挿入して、ボルト固定孔にボル
ト頭を係止させ、このボルト頭が係止された金具本体の
ボルト固定孔側を側面から見て略三角形状に折返すよう
に巻込んでボルト頭を回転不能に挾持せしめて、金具本
体に取付ボルトを一直線状になるよう一体的に固定した
ことを特徴とする配管用バンドの取付金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977007111U JPS5814309Y2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | 配管用バンドの取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977007111U JPS5814309Y2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | 配管用バンドの取付金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53102125U JPS53102125U (ja) | 1978-08-17 |
| JPS5814309Y2 true JPS5814309Y2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=28693770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977007111U Expired JPS5814309Y2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | 配管用バンドの取付金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814309Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4510539Y1 (ja) * | 1965-10-30 | 1970-05-14 | ||
| JPS4935289A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-04-01 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS566698Y2 (ja) * | 1972-05-16 | 1981-02-13 | ||
| JPS5214497Y2 (ja) * | 1973-05-01 | 1977-04-01 | ||
| JPS548281Y2 (ja) * | 1974-04-05 | 1979-04-17 | ||
| JPS5162124U (ja) * | 1974-11-12 | 1976-05-17 | ||
| JPS5635588Y2 (ja) * | 1975-06-10 | 1981-08-21 |
-
1977
- 1977-01-24 JP JP1977007111U patent/JPS5814309Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4510539Y1 (ja) * | 1965-10-30 | 1970-05-14 | ||
| JPS4935289A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-04-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53102125U (ja) | 1978-08-17 |
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