JP2533180Y2 - ルーフバイザーの止め具 - Google Patents
ルーフバイザーの止め具Info
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- JP2533180Y2 JP2533180Y2 JP1990027706U JP2770690U JP2533180Y2 JP 2533180 Y2 JP2533180 Y2 JP 2533180Y2 JP 1990027706 U JP1990027706 U JP 1990027706U JP 2770690 U JP2770690 U JP 2770690U JP 2533180 Y2 JP2533180 Y2 JP 2533180Y2
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- Japan
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- plate
- substrate
- holding
- shape
- pressing operation
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用バイザーの止め具、特にハードトッ
プ形式の自動車、或いはクーペ形式の自動車のようにバ
イザーを自動車の屋根側縁に直接的に取付けて使用する
ルーフバイザーの止め具に関するものである。
プ形式の自動車、或いはクーペ形式の自動車のようにバ
イザーを自動車の屋根側縁に直接的に取付けて使用する
ルーフバイザーの止め具に関するものである。
従来より使用されている自動車用ルーフバイザーの構
造は、適宜幅の金属薄板を自動車の屋根側縁(雨樋部)
の形状に合致するよう形成すると共に、長さ方向に沿う
一方の側縁部(自動車の屋根と接する縁部)には、断面
逆U字状ないし逆V字状の係止溝を形成することによっ
てバイザー本体の断面形状をほぼ 状に形成した構造としていた。
造は、適宜幅の金属薄板を自動車の屋根側縁(雨樋部)
の形状に合致するよう形成すると共に、長さ方向に沿う
一方の側縁部(自動車の屋根と接する縁部)には、断面
逆U字状ないし逆V字状の係止溝を形成することによっ
てバイザー本体の断面形状をほぼ 状に形成した構造としていた。
また、前記従来構造のルーフバイザーを自動車の屋根
に装着する場合、バイザー本体の端縁(使用時に、自動
車の屋根に形成した雨樋部に当接する端縁部分)に形成
した断面逆U字状乃至逆V字状の係止溝を自動車の雨樋
部に上方から冠着するように係合させ、また、予め別に
形成しておいた断面逆 状の止め具をバイザー本体の裏面から当接し、自動車の
雨樋部分を、止め金具の 状部とバイザー本体の係止溝部分との間に挟持させたの
ち、止めネジによって緊締し両者の一体化を図ってい
た。
に装着する場合、バイザー本体の端縁(使用時に、自動
車の屋根に形成した雨樋部に当接する端縁部分)に形成
した断面逆U字状乃至逆V字状の係止溝を自動車の雨樋
部に上方から冠着するように係合させ、また、予め別に
形成しておいた断面逆 状の止め具をバイザー本体の裏面から当接し、自動車の
雨樋部分を、止め金具の 状部とバイザー本体の係止溝部分との間に挟持させたの
ち、止めネジによって緊締し両者の一体化を図ってい
た。
しかしながら、このような従来構造によるバイザー
は、以下のような欠点を有することが指摘されていた。
即ち 止め具とこれを緊締するネジとが別々になっていた
ため、自動車の屋根に取付ける際に、バイザー本体と止
め金具とネジとをそれぞれ取り揃えながら作業しなけれ
ばならず、作業が煩雑であり、迅速性に欠ける。
は、以下のような欠点を有することが指摘されていた。
即ち 止め具とこれを緊締するネジとが別々になっていた
ため、自動車の屋根に取付ける際に、バイザー本体と止
め金具とネジとをそれぞれ取り揃えながら作業しなけれ
ばならず、作業が煩雑であり、迅速性に欠ける。
ルーフバイザー本体と止め金具とをネジによって固
定する構造であるため、バイザー面にネジを挿通させる
ための孔を穿設する必要があり、この孔が外観上の美観
を損ない、また孔の穿設部位から金属の腐食が進行する
心配があった。等の欠点がそれである。
定する構造であるため、バイザー面にネジを挿通させる
ための孔を穿設する必要があり、この孔が外観上の美観
を損ない、また孔の穿設部位から金属の腐食が進行する
心配があった。等の欠点がそれである。
上記の問題点を解消するものとして、本願出願人によ
って実願平1−1529号(実開平2−92314号)に示すよ
うなフールバイザーの止め具が開発された。
って実願平1−1529号(実開平2−92314号)に示すよ
うなフールバイザーの止め具が開発された。
上記の考案は第8図に概略構造を示しているが、バイ
ザー本体の構造は従来構造のままとし、このバイザー本
体の側縁下面数カ所(自動車の屋根に接する側の下面数
カ所)に、先端部を断面逆U字状ないし逆V字状に形成
して挟持部とすると共に、全体形状をほぼ 状に形成した基板aと、この基板a上に重合し、先端に
形成した挟持部が前記基板の挟持部と対称的な形状とな
るよう断面逆 状に形成した挟持板bとを前記挟持部分が互いに接近若
しくは離反を自在に行なえるようクリップ状に組合せ、
前記挟持板bを接近若しくは離反させるための動作は、
挟持板bの背面に起伏自在に取付けた押圧操作板cによ
って行うよう構成していた。
ザー本体の構造は従来構造のままとし、このバイザー本
体の側縁下面数カ所(自動車の屋根に接する側の下面数
カ所)に、先端部を断面逆U字状ないし逆V字状に形成
して挟持部とすると共に、全体形状をほぼ 状に形成した基板aと、この基板a上に重合し、先端に
形成した挟持部が前記基板の挟持部と対称的な形状とな
るよう断面逆 状に形成した挟持板bとを前記挟持部分が互いに接近若
しくは離反を自在に行なえるようクリップ状に組合せ、
前記挟持板bを接近若しくは離反させるための動作は、
挟持板bの背面に起伏自在に取付けた押圧操作板cによ
って行うよう構成していた。
上記考案は、従来構造が有する欠点を殆どを解決でき
る点で優れたものであったが、断面コ字状に形成してい
る押圧操作板cの基端部c1が直角に折り曲げられただけ
の形状とされ、しかも、使用時には、その折り曲げ基端
部c1がバイザー本体に接するように構成されていたた
め、装着の操作に格別工具類を使用する必要はなかった
が、一旦雨樋部に装着したバイザーを取外そうとする場
合に前記折り曲げ基端部c1を指先で起こすことが困難で
あり、ドライバーのような先端部が鋭利な道具によって
起立させないと取外しができないという欠点があった。
る点で優れたものであったが、断面コ字状に形成してい
る押圧操作板cの基端部c1が直角に折り曲げられただけ
の形状とされ、しかも、使用時には、その折り曲げ基端
部c1がバイザー本体に接するように構成されていたた
め、装着の操作に格別工具類を使用する必要はなかった
が、一旦雨樋部に装着したバイザーを取外そうとする場
合に前記折り曲げ基端部c1を指先で起こすことが困難で
あり、ドライバーのような先端部が鋭利な道具によって
起立させないと取外しができないという欠点があった。
本考案はこれらの問題に対応しようとするものであ
り、挟持板を昇降させるための昇降操作板の操作用基端
部に指掛り部を形成し、これにより前記昇降操作板の起
伏いずれの操作も、指先だけで極めて容易に操作ができ
るように構成したルーフバイザー用の止め具を提供せん
とするものである。
り、挟持板を昇降させるための昇降操作板の操作用基端
部に指掛り部を形成し、これにより前記昇降操作板の起
伏いずれの操作も、指先だけで極めて容易に操作ができ
るように構成したルーフバイザー用の止め具を提供せん
とするものである。
本考案は、先端部を逆U字状ないし逆V字状に形成し
た挟持部とするとともに全体の側面形状をほぼ 状に形成した基板と、基板の上面に重合し、先端に形成
した挟持部が、基板の先端に形成した挟持部と対称的な
形状となるよう断面逆 状に形成され、前記挟持部が適宜の範囲で自在に昇降で
きるよう形成した挟持板と、前記挟持板の上面に位置
し、かつ、全端部近くの両側が基板に枢着されて起伏自
在とするよう取付けられた断面倒コ字状の押圧操作板と
の組合せによって構成され、挟持板の水平部には、倒伏
状態にある押圧操作板の先端に形成した押圧板よりも後
方に位置させて係止突起を突設し、押圧操作板の先端部
を挟持板の昇降ストロークに相当する長さの押圧板とし
て形成し、押圧操作板の基端部には、指掛り部を形成し
てなるフールバイザーの止め具を考案の要点としてい
る。
た挟持部とするとともに全体の側面形状をほぼ 状に形成した基板と、基板の上面に重合し、先端に形成
した挟持部が、基板の先端に形成した挟持部と対称的な
形状となるよう断面逆 状に形成され、前記挟持部が適宜の範囲で自在に昇降で
きるよう形成した挟持板と、前記挟持板の上面に位置
し、かつ、全端部近くの両側が基板に枢着されて起伏自
在とするよう取付けられた断面倒コ字状の押圧操作板と
の組合せによって構成され、挟持板の水平部には、倒伏
状態にある押圧操作板の先端に形成した押圧板よりも後
方に位置させて係止突起を突設し、押圧操作板の先端部
を挟持板の昇降ストロークに相当する長さの押圧板とし
て形成し、押圧操作板の基端部には、指掛り部を形成し
てなるフールバイザーの止め具を考案の要点としてい
る。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
1は公知の構造からなるバイザー本体であり、適宜幅
の金属薄板を自動車の屋根側縁の形状に合致するよう折
り曲げ形成するとともに、長さ方向に沿う一方の側縁部
には、自動車の雨樋部に冠着係止ができる断面逆U字状
乃至逆V字状の係止溝11がその長さ方向に沿って形成さ
れている。
の金属薄板を自動車の屋根側縁の形状に合致するよう折
り曲げ形成するとともに、長さ方向に沿う一方の側縁部
には、自動車の雨樋部に冠着係止ができる断面逆U字状
乃至逆V字状の係止溝11がその長さ方向に沿って形成さ
れている。
A…Aは、バイザー本体1の係止溝11に沿いながら適
宜の間隔をおいて取付けた止め金具である。
宜の間隔をおいて取付けた止め金具である。
止め金具Aはステンレススチール等の金属薄板を用い
て形成するものであり、基板2と挟持板3及び押圧操作
板4とを組合せることによって構成している。
て形成するものであり、基板2と挟持板3及び押圧操作
板4とを組合せることによって構成している。
基板2は、適宜の幅を有する水平部21の先端に、断面
逆U字状ないし逆V字状の挟持部22を連続させて断面ほ
ぼ 状に形成するものであり、先端部に形成した逆U字状な
いし逆V字状の挟持部22がバイザー本体1の側縁に形成
した係止溝11部分に嵌合できるよう形成している。
逆U字状ないし逆V字状の挟持部22を連続させて断面ほ
ぼ 状に形成するものであり、先端部に形成した逆U字状な
いし逆V字状の挟持部22がバイザー本体1の側縁に形成
した係止溝11部分に嵌合できるよう形成している。
また、水平部21の両側には押圧操作板4の両端に突設
形成した支軸41,41を枢着させて支承するための支承板2
3,23が起立させられている。
形成した支軸41,41を枢着させて支承するための支承板2
3,23が起立させられている。
なお、水平部21の周囲にはその挟持を維持させるため
その周囲を少許の高さだけ壁24として起立させることが
望ましい。(第3図〜第5図参照) 基板2をバイザー本体1に固定させる手段は特に限定
するものではなく、例えば、スポット溶接によって固定
したり、或いは接着剤によって固定する等あらゆる手段
を自在に選択できることができる。
その周囲を少許の高さだけ壁24として起立させることが
望ましい。(第3図〜第5図参照) 基板2をバイザー本体1に固定させる手段は特に限定
するものではなく、例えば、スポット溶接によって固定
したり、或いは接着剤によって固定する等あらゆる手段
を自在に選択できることができる。
挟持板3は、基板2の内側に(第3図〜第5図におい
ては上側に)これと重合するように遊嵌するものであ
り、全体の形状は前記基板2とほぼ対称的な形状を呈す
る下向きの 状に形成している。(前記 形状は使用時には図示例示の状態が逆転する。) 31は挟持板3の先端に形成した挟持部であり基板2の
先端に形成した挟持部22と対称的な形状として形成され
ている。
ては上側に)これと重合するように遊嵌するものであ
り、全体の形状は前記基板2とほぼ対称的な形状を呈す
る下向きの 状に形成している。(前記 形状は使用時には図示例示の状態が逆転する。) 31は挟持板3の先端に形成した挟持部であり基板2の
先端に形成した挟持部22と対称的な形状として形成され
ている。
32は、挟持板3の水平部に上向きに突設した係止突起
であり、倒伏状態にある押圧操作板4の先端に形成した
押圧板42よりも後方に位置できるよう突設している。
であり、倒伏状態にある押圧操作板4の先端に形成した
押圧板42よりも後方に位置できるよう突設している。
係止突起32はその高さを、断面コ字状に形成した押圧
操作板4の先端に形成した押圧板42が回転運動(起伏運
動)を行う際にその先端部が描く回転軌跡(回転半径)
の内部に突出する高さとして形成するものであり、これ
により押圧板42を倒伏させる場合に、前記押圧板42がこ
の係止突起32を乗り越えて倒伏し、かつ、倒伏後の押圧
板42が濫りにこれを乗り越えて起立しないように図って
いる。
操作板4の先端に形成した押圧板42が回転運動(起伏運
動)を行う際にその先端部が描く回転軌跡(回転半径)
の内部に突出する高さとして形成するものであり、これ
により押圧板42を倒伏させる場合に、前記押圧板42がこ
の係止突起32を乗り越えて倒伏し、かつ、倒伏後の押圧
板42が濫りにこれを乗り越えて起立しないように図って
いる。
33a,33bは挟持板3の基端部に形成したバネ板であ
り、切り溝34…34によって区分された三枚の板の中央部
分33aとその両側に位置する板33b,33bとを互いに反対側
に少しづつ折り曲げることによってバネ効果を発揮でき
るようにしている。
り、切り溝34…34によって区分された三枚の板の中央部
分33aとその両側に位置する板33b,33bとを互いに反対側
に少しづつ折り曲げることによってバネ効果を発揮でき
るようにしている。
挟持板3の基板2に装着させる方法は、バネ板のうち
中央部分に形成しているバネ板33a部分を基板2の後方
に起立させた壁24に穿設した嵌挿孔24′に嵌合させ、そ
の両側に形成しているバネ板33b,33b部分を基板2の水
平部21の両側に起立させた壁24に載置させることによっ
て両者に弾撥力を付与したのち、先端に形成した挟持部
31が、基板2の先端に形成した挟持部22と向かい合うよ
う遊嵌させることによって行う。
中央部分に形成しているバネ板33a部分を基板2の後方
に起立させた壁24に穿設した嵌挿孔24′に嵌合させ、そ
の両側に形成しているバネ板33b,33b部分を基板2の水
平部21の両側に起立させた壁24に載置させることによっ
て両者に弾撥力を付与したのち、先端に形成した挟持部
31が、基板2の先端に形成した挟持部22と向かい合うよ
う遊嵌させることによって行う。
押圧操作板4は、断面コ字状に形成するものであり、
先端部には挟持板3を下降させるための押圧板42が折り
曲げ形成されており、また、後端部には倒伏状態にある
押圧操作板4を起立させるための指掛り部43が形成され
ている。
先端部には挟持板3を下降させるための押圧板42が折り
曲げ形成されており、また、後端部には倒伏状態にある
押圧操作板4を起立させるための指掛り部43が形成され
ている。
前記する指掛り部43は、倒伏状態にある押圧操作板4
の基端部とバイザー本体1との間に指を掛けるための隙
間が顕出できるように形成するものであり、第4図及び
第6図に例示するように折り曲げ角度を鋭角に形成する
ことによって指掛りのための隙間を形成したり、或いは
第5図及び第7図に例示するように基端部をロール状に
巻回させることにより指掛りのための厚さを形成するこ
とにより達成することができる。
の基端部とバイザー本体1との間に指を掛けるための隙
間が顕出できるように形成するものであり、第4図及び
第6図に例示するように折り曲げ角度を鋭角に形成する
ことによって指掛りのための隙間を形成したり、或いは
第5図及び第7図に例示するように基端部をロール状に
巻回させることにより指掛りのための厚さを形成するこ
とにより達成することができる。
41,41は押圧操作板4の先端部近くの両側に水平に突
設した支軸であり、基板2の両側に起立させた支承板2
3,23に揺動自在に嵌合させている。
設した支軸であり、基板2の両側に起立させた支承板2
3,23に揺動自在に嵌合させている。
図中5は自動車の雨樋(ルーフドリップ)である。
上記のように構成した本考案は以下のように操作を行
う。
う。
(1)自動車に取付ける場合 この場合には、先ず押圧操作板4の後端部を持ち上げ
る(起立させる)ことによって、挟持板3に対する押圧
を開放させ、挟持板3の先端に形成している挟持部31と
基板2の先端に形成している挟持部22との間隔を広げ
る。
る(起立させる)ことによって、挟持板3に対する押圧
を開放させ、挟持板3の先端に形成している挟持部31と
基板2の先端に形成している挟持部22との間隔を広げ
る。
上記状態において、止め金具Aを自動車の雨樋5部分
にその上面から冠着させる。
にその上面から冠着させる。
雨樋5部分に冠着させた後、起立状態にある押圧操作
板4の後端部を上方(第6図及び第7図において実線矢
印で示す方向)に押圧すれば、先端に形成された押圧板
42が挟持板3の先端部分を下方に押し下げるよう作動す
る。
板4の後端部を上方(第6図及び第7図において実線矢
印で示す方向)に押圧すれば、先端に形成された押圧板
42が挟持板3の先端部分を下方に押し下げるよう作動す
る。
上記操作により挟持板3の先端に逆U字状ないし逆V
字状に形成された挟持部31が、基板2の先端にこれと対
称的形状として形成している挟持部22に接近し、その結
果雨樋5に対する強固な固定(装着)を行うことができ
る。
字状に形成された挟持部31が、基板2の先端にこれと対
称的形状として形成している挟持部22に接近し、その結
果雨樋5に対する強固な固定(装着)を行うことができ
る。
(2)自動車から取り外す場合。
前項で説明をした取付け状態にある(倒伏状態にあ
る)押圧操作板4の基端部に形成している指掛り部43に
指先を掛けたのち、これを第6図及び第7図に点線で示
す矢印方向に起立される。
る)押圧操作板4の基端部に形成している指掛り部43に
指先を掛けたのち、これを第6図及び第7図に点線で示
す矢印方向に起立される。
この操作によって、押圧操作板4の先端に形成してい
る押圧板4による挟持板3の押し下げが開放される結
果、挟持板3と基板2との先端部による挟持力が失われ
バイザー本体1を雨樋部5から簡単に取外すことができ
る。
る押圧板4による挟持板3の押し下げが開放される結
果、挟持板3と基板2との先端部による挟持力が失われ
バイザー本体1を雨樋部5から簡単に取外すことができ
る。
本考案は上記のように、押圧操作板4の後端部に指掛
り部43を形成したので、バイザー本体Aを自動車から取
外したい場合には、前記した押圧操作板4の後端部に形
成している指掛り部43部分を上方に持ち上げる(起立さ
せる)だけで簡単に取り外すことができ従来のバイザー
のように開放のためにドライバーその他の工具類を使用
する煩雑さを解消することができる優れた効果を有する
ことができる。
り部43を形成したので、バイザー本体Aを自動車から取
外したい場合には、前記した押圧操作板4の後端部に形
成している指掛り部43部分を上方に持ち上げる(起立さ
せる)だけで簡単に取り外すことができ従来のバイザー
のように開放のためにドライバーその他の工具類を使用
する煩雑さを解消することができる優れた効果を有する
ことができる。
また、挟持板3に係止突起32を穿設し、断面コ字状に
形成した押圧操作板4の先端に形成した押圧板42が回転
運動(起伏運動)を行う際にその先端部がこの係止突起
32を乗り越えて倒伏し、かつ、倒伏後の押圧板42が濫り
にこれを乗り越えて起立しないように図ったので、係止
状態が一層確実に維持できる優れた特徴を有している。
形成した押圧操作板4の先端に形成した押圧板42が回転
運動(起伏運動)を行う際にその先端部がこの係止突起
32を乗り越えて倒伏し、かつ、倒伏後の押圧板42が濫り
にこれを乗り越えて起立しないように図ったので、係止
状態が一層確実に維持できる優れた特徴を有している。
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図はルーフ
バイザーを自動車に取り付けた状態を示す斜視図、第2
図はバイザー本体のみを示す斜視図、第3図はバイザー
本体を裏返し、取付け金具の固定部を拡大して示す一部
を切欠した斜視図、第4図は要部の分解斜視図、第5図
は異なる実施例を示す要部の分解斜視図、第6図は第4
図に示す実施例の組み立て側面図、第7図は第5図に示
す実施例の組み立て側面図、第8図は従来構造を示す組
み立て側面図である。 1…バイザー本体、11…係止溝、A…止め金具、2…基
板、21…水平部、22…挟持部、23…支承板、24…壁、2
4′…嵌挿孔、3…挟持板、31…挟持部、32…係止突
起、33a,33b…バネ板、4…押圧操作板、41…支軸、42
…押圧板、43…指掛り部、5…雨樋
バイザーを自動車に取り付けた状態を示す斜視図、第2
図はバイザー本体のみを示す斜視図、第3図はバイザー
本体を裏返し、取付け金具の固定部を拡大して示す一部
を切欠した斜視図、第4図は要部の分解斜視図、第5図
は異なる実施例を示す要部の分解斜視図、第6図は第4
図に示す実施例の組み立て側面図、第7図は第5図に示
す実施例の組み立て側面図、第8図は従来構造を示す組
み立て側面図である。 1…バイザー本体、11…係止溝、A…止め金具、2…基
板、21…水平部、22…挟持部、23…支承板、24…壁、2
4′…嵌挿孔、3…挟持板、31…挟持部、32…係止突
起、33a,33b…バネ板、4…押圧操作板、41…支軸、42
…押圧板、43…指掛り部、5…雨樋
Claims (1)
- 【請求項1】先端部を逆U字状ないし逆V字状に形成し
た挟持部22とするとともに全体の側面形状をほぼ 状に形成した基板2と、この基板2の上面に重合し、先
端に形成した挟持部31が基板2の先端に形成した挟持部
22と対称的な形状となるよう断面逆 状に形成され、前記挟持部31が適宜の範囲で自在に昇降
できるよう形成した挟持板3と、前記挟持板3の上面に
位置し、かつ、先端部近くの両側が前記する基板2に枢
着されて起伏自在に取付けられた断面倒コ字状の押圧操
作板4との組合せによって構成され、前記挟持板3の水
平部には、倒伏状態にある押圧操作板4の先端に形成し
た押圧板42よりも後方に位置させて係止突起32を突設
し、押圧操作板4の先端部を挟持板3の昇降ストローク
に相当する長さの押圧板42として形成し、押圧操作板4
の基端部には、指掛り部43を形成してなるルーフバイザ
ーの止め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990027706U JP2533180Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | ルーフバイザーの止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990027706U JP2533180Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | ルーフバイザーの止め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118111U JPH03118111U (ja) | 1991-12-05 |
JP2533180Y2 true JP2533180Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31530545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990027706U Expired - Lifetime JP2533180Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | ルーフバイザーの止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533180Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5268513U (ja) * | 1975-11-14 | 1977-05-21 | ||
JPS52130328U (ja) * | 1976-03-29 | 1977-10-04 | ||
JPH01101917U (ja) * | 1987-12-26 | 1989-07-10 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP1990027706U patent/JP2533180Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118111U (ja) | 1991-12-05 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |