JPH0116471Y2 - - Google Patents

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JPH0116471Y2
JPH0116471Y2 JP6000581U JP6000581U JPH0116471Y2 JP H0116471 Y2 JPH0116471 Y2 JP H0116471Y2 JP 6000581 U JP6000581 U JP 6000581U JP 6000581 U JP6000581 U JP 6000581U JP H0116471 Y2 JPH0116471 Y2 JP H0116471Y2
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JP
Japan
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seat plate
holding part
mounting seat
hanging ring
hanging
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JP6000581U
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JPS57171777U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は額縁用の改良型吊金具に関する。
従来の額縁用吊金具として、例えば第1,2図
のN型では取付座板1の途中を上向き直角起立状
に屈曲させて、吊環保持部2を一体形成している
が、これではその上向きに高くし起立した保持部
2により、梱包時に段ボールケース類を突き破る
憂いがあり、又その保持部2は取付座板1の巾方
向中央部に位置するためこれを額縁に左右一対と
して取付け、吊環3を介し吊持使用した場合、そ
の保持部2付き座板1に対して内側縁を中心とし
てめくり上げる如き偏倚方向の引張り力Pが作用
することとなり、額縁への取付強度を劣化させ、
ガタ付きやすい問題がある。
他方、第3図のP型吊金具についても同様に吊
環保持部が座板の巾方向中央にあるため上記同様
の問題がある。しかもその吊環保持部2aが予じ
め上記引張り力Pの働く内側斜め方向を指向し
て、その取付座板1aからの張り出し状に捲き曲
げられているため、反面額縁に対する上下と左右
の取付方向性が予じめ決定されているので、これ
を右勝手と左勝手に兼用することができず、更に
その吊環3aが座板1aの内側辺縁から横方向へ
張り出して裏板の出し入れに支障をきたすことに
なるため、額縁の縁幅が径小寸法である場合に取
付け難いと云う別な欠陥がある。
本考案はこのような問題点の相克を目的として
おり、その具体構成を図面に基き説明すると、そ
の実施例を示した第4〜12図において、10は
長方短形な平面形態の取付座板であり、これには
額縁への取付ビス孔11が複数開にされている。
12は前記取付座板10の長手方向一側縁10′
に直角方向に一体的に突出させた突出片12a
を、捲き曲げして断面円弧状に形成した吊環保持
部であり、従つてその孔中心線Cは座板10の長
手方向と平行関係にある。このような吊金具の全
体は、その製作上ステンレス鋼板などの金属板か
ら先ず第4図の平面形態に打抜かれ、次いでその
保持部12が断面円弧状にカーリング加工され
る。
この場合、捲き曲げ完成された保持部12の張
り出し幅寸法Wは、座板10の内側辺縁から横方
向(内方)に露出しない程度として設定されてい
る。
そのために、座板10の内側辺縁には保持部1
2の捲き曲げ基端に臨む一対の逃し切欠13,1
3が開設されており、この逃し切欠13,13に
よつて保持部12に挿入枢支される吊環14の円
滑な回動が約束され、更に座板10から上向きに
起立する保持部12の起立高さHが座板10の厚
み分だけ低く設定できるようになつている。
捲き曲げられた保持部12の先端は、座板10
に突き合わされて、好ましくはスポツト溶接によ
り固定一体化されるのであるが、その捲き曲げを
第10図のように座板10の裏側向きに行なつた
場合には、その座板10と保持部12とを相互面
一状態に重合一体化するため、プレス加工の付与
により第12図のように座板10の途中が盛り上
つて、保時部12の捲き曲げ先端を挾持拘束する
形態に定める。但し、第11図のように座板10
の裏側方向へ保持部12を反転させ、その先端部
12′と保持部12の折曲げ基部とをスポツト溶
接で固定一体化することもでき、また逆に保持部
12を上方に反転させ、その先端部12′を座板
10の上面に接触固定して構成してもよい。
この場合には保持部12を構成する突出片12
aの取付座板長手方向一側縁10′から突出する
寸法を座板10の成型の際第4図仮想線A程度の
長さにしておく。
略長方形の取付座板10の長手方向一側縁1
0′に一対の逃し切欠13,1,3を設け、この
逃し切欠間には前記取付座板からその先端部が前
記一側縁10′より更に外方に一体的に突出する
突出片12aを設け、該突出片を断面円弧状に捲
き曲げして吊環保持部12を形成し、該吊環保持
部の外側縁を前記取付座板10′と同一直線上か
又はそれより内側に位置するように構成したの
で、第1図、第2図の従来品に比べてその保持部
12の座板10から上向き起立する高さHを座板
10の厚み分低くできる。従つて梱包ケース類を
不慮に突き破ることが抑制される。又、その保持
部12は座板10の内側辺縁に設けられ座板の巾
方向中央にないため、上記しためくり上げる如き
偏倚方向の引張り力Pが付加され難く、その額縁
に対する取付強度の劣化することを防止できる。
更に、第3図の従来品と比較した場合にも、本
考案ではその額縁に対する上下と左右の取付方向
性が予じめ限定されておらず、その保持部12を
内側として取付けさえすれば、右勝手と左勝手に
兼用使用できるのであり、その使用上の便宜と量
産性において優れる。又、内向きに張り出し捲き
曲げられた保持部12は、座板10の内側辺縁か
ら横方向へ露出しない幅寸法Wとして定められて
いるため、縁幅の狭い小型額縁に対しても容易に
取付けることができ、その製作上も単純な板金プ
レス加工で足るため、実用向きの考案と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品の正面図。第2図は同じく側面
図。第3図は別な従来品の正面図。第4図は本考
案の半成品を示す正面図。第5図は同じく完成品
の正面図。第6,7,8,9図は第5図の背面
図、平面図、右側面図、左側面図。第10図は第
5図のX−X線断面図。第11図は第10図に対
応する変形例の断面図。第12図は第5図のY−
Y線断面図である。 10……取付座板、12……吊環保持部、14
……吊環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略長方形の取付座板10の長手方向一側縁1
    0′に一対の逃し切欠13,13を設け、この逃
    し切欠間には前記取付座板からその先端部が前記
    一側縁10′より更に外方に一体的に突出する突
    出片12aを設け、該突出片を断面円弧状に捲き
    曲げして吊環保持部12を形成し、該吊環保持部
    の外側縁を前記取付座板10′と同一直線上か又
    はそれより内側に位置するように構成したことを
    特徴とする額縁用吊金具。
JP6000581U 1981-04-24 1981-04-24 Expired JPH0116471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6000581U JPH0116471Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

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JP6000581U JPH0116471Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57171777U JPS57171777U (ja) 1982-10-29
JPH0116471Y2 true JPH0116471Y2 (ja) 1989-05-15

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ID=29856324

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JPS57171777U (ja) 1982-10-29

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