JP2532390B2 - フイルタ装置 - Google Patents

フイルタ装置

Info

Publication number
JP2532390B2
JP2532390B2 JP61145240A JP14524086A JP2532390B2 JP 2532390 B2 JP2532390 B2 JP 2532390B2 JP 61145240 A JP61145240 A JP 61145240A JP 14524086 A JP14524086 A JP 14524086A JP 2532390 B2 JP2532390 B2 JP 2532390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection terminal
side substrate
partition plate
filter device
conductor foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61145240A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS631224A (ja
Inventor
一彦 久保
季行 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61145240A priority Critical patent/JP2532390B2/ja
Publication of JPS631224A publication Critical patent/JPS631224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2532390B2 publication Critical patent/JP2532390B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、CATVコンバータや、ダブルスーパ方式チュ
ーナのアップ部とダウン部を結合するような場合に用い
ることのできるフィルタ装置に関するものである。
従来の技術 近年、多チャンネル化の要望に伴ない、CATVが普及し
はじめ、これを受信する為のコンバータが商品化され、
又、ダブルスーパー方式のチューナも実用段階にきてい
る。
このタイプのコンバータやチューナには、一般に、局
部発振器間の妨害を避ける為に、第1局部発振器を有す
るアップ部を構成する基板と第2局部発振器を有するダ
ウン部を構成する基板を分離し、基板間にシールド用の
仕切り板を設置し、両基板間をフィルタを構成しながら
接続することが多い。
以下、図面を参照しながら、まず上述のような従来の
フィルタ装置について説明する。
第2図は従来のフィルタ装置を示すものである。第2
図において、10はアップ部とダウン部に配せられた仕切
り板、11は貫通コンデンサ、12は空心コイル、13はアッ
プ部基板、14はダウン部基板である。
以上のように構成されたフィルタ装置において、アッ
プ側及びダウン部側のそれぞれにシールドする為の仕切
り板10と、貫通コンデンサ11を取付け、それぞれの基板
13,14の上面側から貫通コンデンサ11のリード線を挿入
し、基板裏面箔に接続する。貫通コンデンサ11の他端ど
うしには1〜2ターンの空心コイル12を巻きつけて接続
した構成とし、アップ部とダウン部間を接続していた。
このような構成により、2つの貫通コンデンサ11及び
空心コイル12により、第3図aに示すような等価回路の
ローパスフィルタを構成でき、第3図bに示すように、
本来通したい中間周波信号fi以上の周波数に対してフィ
ルタとなるので、第1及び第2局部発振出力並びにその
高調波の通過を妨げ、妨害を除去することができるもの
である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、貫通コンデン
サ11の仕切り板10へのハンダ付け、リード線の基板13,1
4への挿入、空心コイル12の巻き付け等の複雑な手作業
が必要な為、工数がかかり、且つコストも高くなるとい
う欠点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、作業工数を減少し、材料
コストも安価に構成できるフィルタ装置を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明のフィルタ装置
は、アップ部とダウン部を接続する接続端子と、接続端
子を固定する2枚の仕切り板と、フィルタを構成するた
めの2つのコンデンサから構成している。
作用 このような構成によって、各構成部品を基板の裏面側
に配置することによって、ディップ半田槽により、ハン
ダ付けを行なえば、人手でハンダを行なうことなく、一
挙にハンダ付を行なうことができ、且つフィルタ回路を
構成できる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図aは本発明の一実施例におけるフィルタ装置全
体の基板裏面からの見取図である。第1図aにおいて、
1はアップ部側仕切板、2はダウン部側仕切板、3は接
続端子、4はアップ部側に配したコンデンサ、5はダウ
ン部側に配したコンデンサで、それぞれ接続端子3が接
続される導体箔と、接地導体箔の間に接続されている。
第1図bは接続端子3と、接続端子3を固定する仕切板
1,2の構造を示すもので、図中1,2,3は第1図aと同一の
ものである。第1図c,d,eは接続端子3を仕切板1,2に挿
入した状態を示し、1〜3は第1図aと同一のもので、
6はアップ部基板、7はダウン部基板である。第1図f
は接続端子3の仕切り板1,2への固定方法を示したもの
で、1〜3は第1図aと同様のものであり、8は固定用
の治具を示している。
以上のように構成されたフィルタ装置において、ま
ず、接続端子は、第1図bの図中3に示すような形状
で、耐熱性樹脂で作成された成型品の中に、硬銅線や、
スズメッキ線を圧入した簡単な構造のものである。第1
図aは基板の裏面側から、アップ部とダウン部の結合部
分を示したものである。アップ部とダウン部には、接続
端子3のつながる導体箔と接地導体箔の間に、それぞれ
フィルタの一部を構成するコンデンサ、4,5が設けられ
ている基板6,7を有する。このコンデンサ4,5は、図中、
基板裏面側に設けているが、スルーホール等で基板表面
側に装着されていてもよい。
基板裏面の上には、第1図bの如く接続端子3が挿入
され、アップ部とダウン部の仕切板1,2の間の空間部に
成型品の部分が嵌り込み、仕切板1,2の厚み部分で保持
される。
接続端子3のリード線部分は第1図eのようにアップ
部及びダウン部の基板6,7の導体箔上にのるよう設計さ
れている。挿入された接続端子3は、さらに第1図fの
如く、仕切り板1,2には接続端子の挿入部分の両サイド
に切れ込み9,9′が設けられており、くさび状の治具8
で、切れ込み部分を押圧すれば、第1図gの如く仕切板
1,2が成型品部分を押さえる形となり、接続端子3を固
定することができる。
上記のように組立てたものをディップ半田槽に入れて
ハンダ付けすれば、接続端子3のリード線と、コンデン
サ4,5が導体箔とハンダ付けされるので、一挙に回路が
接続できる。
局部発振出力及びその高調波は一般的には1GHz以上と
なるので、接続端子3のリード長で十分にインダクタン
スとして働くので、両端のコンデンサ4,5の定数を適当
に選ぶことによって、第3図aのような回路が構成で
き、第3図bのようなローパスフィルタを構成すること
ができる。
以上のように、本実施例によれば、従来のような手半
田付けや複雑な工数が必要なく、簡単な構成でアップ部
とダウン部を接続でき、且つローパスフィルタを構成で
きる。
なお、本実施例では、接続端子3は円筒型のものを使
用したが、仕切り板1,2に固定できる構造ならば、四角
のものでもよい。
又、コンデンサ4,5は基板の表面側,裏面側のいずれ
の面に配置してもよい。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、樹脂成型品にリード
線を通した接続端子と、接続端子の固定を兼ねた仕切り
板と、アップ部、及びダウン部に装着したコンデンサと
により、ディップハンダ等により、一度にローパスフィ
ルタを構成して接続できるので、その実用的効果は大な
るものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の一実施例におけるフィルタ装置を基
板裏面側からみた見取図、同図bは接続端子及び仕切り
板の斜視図、同図c,d,eは接続端子と金具および基板の
装着状態を示す断面図、平面図および側面図、同図f,g
は接続端子の固定手段を示す側面図、第2図は従来例の
フィルタ装置の平面図、第3図a,bは同フィルタ装置の
等価回路図および特性図である。 1……アップ部側仕切板、2……ダウン部側仕切板、3
……接続端子、4……アップ側コンデンサ、5……ダウ
ン部側コンデンサ、6……アップ側基板、7……ダウン
部側基板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の局部発振器を有するアップ部側の基
    板と、 前記アップ部側の基板と略同一平面となるように配設さ
    れた第2の局部発振器を有するダウン部側基板と、 樹脂成型品の中に金属線を通した接続端子と、 前記アップ部側基板の導体箔と接地間に配設された第1
    のコンデンサと、 前記ダウン部側基板の導体箔と接地間に配設された第2
    のコンデンサと、 前記接続端子の樹脂成型品部分が嵌合されるような空隙
    部を有し前記アップ部側と前記ダウン部側を分離する2
    つの仕切板とからなり、 前記接続端子の樹脂成型品部分を前記2つの仕切板に設
    けられた空隙部に嵌合固定した状態において前記金属線
    の一端が前記第1のコンデンサが配設されたアップ部側
    基板の導体箔に接続されるとともに、前記金属線の他端
    が前記第2のコンデンサが配設されたダウン部側基板の
    導体箔に接続されるように配置し、ディップ半田槽によ
    りハンダ付を行って前記2つの仕切板間に構成したこと
    を特徴とするフィルタ装置。
  2. 【請求項2】接続端子の固定手段として、両仕切り板を
    切欠いてその間に成型品を挿入しかつ両端を仕切り板の
    厚みで保持し、さらに上記切欠きの両端に適当な間隔を
    おいて切込みを設け、治具により切込みを押して成型品
    を横から仕切り板で押しつけて固定するようにしたもの
    を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載のフィルタ装置。
JP61145240A 1986-06-20 1986-06-20 フイルタ装置 Expired - Fee Related JP2532390B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61145240A JP2532390B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 フイルタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61145240A JP2532390B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 フイルタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS631224A JPS631224A (ja) 1988-01-06
JP2532390B2 true JP2532390B2 (ja) 1996-09-11

Family

ID=15380568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61145240A Expired - Fee Related JP2532390B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 フイルタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2532390B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61118015A (ja) * 1984-11-14 1986-06-05 Toshiba Corp アツプダウンチユ−ナ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57176721U (ja) * 1981-04-30 1982-11-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61118015A (ja) * 1984-11-14 1986-06-05 Toshiba Corp アツプダウンチユ−ナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS631224A (ja) 1988-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2770278B2 (ja) ノイズ・フイルタ及びその製造方法
US4475143A (en) Decoupling capacitor and method of manufacture thereof
JPS5861583A (ja) 電子制御装置の雑音防止装置およびその製造方法
JP2532390B2 (ja) フイルタ装置
JPH071821B2 (ja) 配線基板
US5694104A (en) Low profile high power surface mount transformer
JPS62200713A (ja) 集積コンデンサ
JPH01212415A (ja) 複合インダクタンス素子および複合インダクタンス素子を用いた複合電子部品
JPS646588Y2 (ja)
US5203077A (en) Method for mounting large discrete electronic components
JPH0917652A (ja) 面実装トランス
JPS5915460Y2 (ja) 高周波変成器
JPS6057703A (ja) Am受信機の受信アンテナ
JP2510787B2 (ja) 端子付コイルボビン
JPH0311923Y2 (ja)
JPS6025873Y2 (ja) 多連インダクタンス素子
JP2650146B2 (ja) 複合部品の製造方法
JP2666391B2 (ja) 遅延線路
JPH0831644A (ja) 面実装型電極直付けインダクタ
JPH021857Y2 (ja)
JPH0113376Y2 (ja)
JPS5919429Y2 (ja) Lc複合部品
JPH0411382Y2 (ja)
JPS5919430Y2 (ja) 高周波用コンデンサ
JPH0126144Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees