JPH021857Y2 - - Google Patents

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JPH021857Y2
JPH021857Y2 JP1983061798U JP6179883U JPH021857Y2 JP H021857 Y2 JPH021857 Y2 JP H021857Y2 JP 1983061798 U JP1983061798 U JP 1983061798U JP 6179883 U JP6179883 U JP 6179883U JP H021857 Y2 JPH021857 Y2 JP H021857Y2
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JP
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insulating substrate
capacitor
hole
ceramic
ceramic capacitor
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JP1983061798U
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【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はVHFチユーナの高周波回路のバイバ
スコンデンサとして最適な磁器コンデンサブロツ
クに関するものである。
従来技術 従来のVHFチユーナのバイパスコンデンサブ
ロツクは、例えば実公昭51−45463号公報に開示
されているように、シヤーシ又はプリント基板に
多数の個別の円筒貫通型磁器コンデンサを装着す
るか、又は共通の誘導体磁器基板に多数のコンデ
ンサを設けることによつて構成されている。
ところで、前者の個別の円筒貫通型磁器コンデ
ンサを使用する場合には、円筒型誘電体磁器の内
部電極に貫通導体を半田付けし且つ外部電極に外
部端子を半田付けした円筒貫通型磁器コンデンサ
を予め用意し、これをプリント基板又はシヤーシ
に装着しなければならなかつた。従つて、組立工
程が必然的に複雑になつた。一方、後者の共通の
磁器基板に多数のコンデンサを形成する場合に
は、1つのコンデンサが不良になればコンデンサ
ブロツク全体が不良となるという問題及び破損し
易いという問題があつた。
考案の目的 そこで、本考案の目的は、比較的堅牢であり且
つ容易に製造することが可能である磁器コンデン
サブロツクを提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成するための本考案は、理解を容
易にするために実施例を示す図面の符号を参照し
て説明すると、絶縁基板3と複数の導線4とから
成り、前記複数の導線4が前記絶縁基板3の一方
の主面及び他方の主面から突出するように前記絶
縁基板3に固着され、前記絶縁基板3の前記他方
の主面に前記複数の導線4を夫々囲む複数の凹部
5が設けられている導線支持ブロツク1と、貫通
孔8を有する貫通型誘電体磁器9と前記磁器9の
内周面に設けられた内部電極10と前記磁器9の
外周面に設けられた外部電極11とを夫々備え且
つ前記外部電極11の少なくとも一部が前記凹部
5から突出するように前記複数の凹部5に夫々嵌
合され且つ前記導線4が前記磁器9の前記貫通孔
8を貫通するように夫々配置されている複数の貫
通型磁器コンデンサ素子2と、前記複数の貫通型
磁器コンデンサ素子2の前記内部電極10を前記
複数の導線4に夫々結合している半田16と、か
ら成る磁器コンデンサブロツクに係わるものであ
る。
上記考案よれば次の作用効果が得られる。
(イ) 導線4を絶縁基板3に予め固着し、絶縁基板
3に設けた凹部5に貫通型磁器コンデンサ素子
2を嵌合する構造であるので、多数のコンデン
サ素子2の絶縁基板3に対する装着及び貫通導
線4との結合を容易に達成することが可能にな
る。従つて、コンデンサブロツクのコストを大
幅に低減することが出来る。
(ロ) 凹部5にコンデンサ素子2を嵌合する構造で
あるので、基板3に対するコンデンサ素子2の
位置決めを正確且つ容易に達成することが出来
る。
(ハ) 貫通導線4は絶縁基板3で支持されているの
で、導線4に加わる力がコンデンサ素子2に及
ぶ影響が少なくなり、堅牢な磁器コンデンサブ
ロツクを提供することが可能になる。
実施例 次に、第1図〜第8図を参照して本考案の実施
例に係わるVHFチユーナのバイパスコンデンサ
ブロツクにつて述べる。本実施例のバイパスコン
デンサブロツクを製作する際には、第1図〜第3
図に示す導線支持ブロツク1と、第4図〜第6図
に示す貫通型磁器コンデンサ素子2とを用意す
る。
導線支持ブロツク1は、合成樹脂製の絶縁基板
3とここに一体化されている複数の導線4とから
成る。基板3に予め固着された複数の導線4は絶
縁基板3の一方の主面から他方の主面に貫通し、
且つ接続ピンとして使用するために一定間隔に配
列されている。絶縁基板3は、導線4を囲む複数
の凹部5を他方の主面に有する。凹部5は第3図
から明らかなように導線4に隣接する領域に浅い
部分5aを有し、導線4から離れた領域に深い部
分5bを有する。換言すれば、凹部5の中に絶縁
基板3の突出部6が設けられている。この突出部
6は、第2図から明らかな如く四角形の平面形状
を有する。なお、絶縁基板3には第1図に示す如
く取付用穴7が設けられている。
コンデンサ素子2は第4図〜第6図から明らか
な如く、貫通孔8を有する誘電体磁器9と、貫通
孔8内に設けられた内部電極10と、磁器9の外
周面に設けられた外部電極11とから成る。貫通
孔8は基板3の突出部6を挿入することが可能な
大径部8aと導線4を有することが可能な小径部
8bとを有し、両者の境界に段部12を備えてい
る。このコンデンサ素子2の外周面にも段部13
が形成されている。即ち、大径部14と小径部1
5との境界に段部1が生じている。
導線支持ブロツク1とコンデンサ素子2との結
合は、第7図に示す如くコンデンサ素子2の大径
部15を凹部5に嵌合することによつてなす。凹
部5の外側の壁面はコンデンサ素子2の位置を正
確に決めるように形成されているので、コンデン
サ素子2を嵌装すれば、コンデンサ素子2が基板
3の所定位置に配置される。この際、基板1の突
出部6は貫通孔8の大径部8aに挿入され、導線
4は小径部8bに挿入される。
次に、基板1に複数のコンデンサ素子2を装着
したものを、半田デイツプ法によつて導線4と内
部電極10とを第7図に示すように半田16で結
合させる。この際、貫通孔小径部8bが導線4よ
りも大きく形成されているので、空隙に半田16
が浸入する。なお第8図では第7図で示した半田
16が省略されている。
完成したバイパスコンデンサブロツクは、第8
図に示す如く、金属基板即ちシヤーシ17上に配
し、シヤーシ17の貫通孔18にコンデンサ素子
2の小径部15を挿入し、段部13をシヤーシ1
7の上面に当てる。また、スペーサ19を配し、
ボルト20を取付穴7に挿入し、ナツト21で締
付ける。これにより、外部電極11はシヤーシ1
7に電気的に接続されるが、更に電気的接続を完
全にするために、半田デツプ法で外部電極11を
シヤーシ17に半田結合させる。
上述から明らかな如く本実施例によれば、前記
(イ)〜(ハ)項の作用効果を得ることが出来る。更に、
コンデンサ素子2の外周面に段部13が設けられ
ているので、シヤーシ17との電気的結合を容易
に達成することが出来る。また、基板3の凹部5
の中に突出部6を設けたので、導線4を囲む部分
の基板3の強度を大に保つことが出来る。
以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案はこれに限定されるものでなく、更に変形可能
なものである。例えば、段部12,13の一方又
は両方を省いた構造とすることが可能である。ま
た、シヤーシ17の代りにプリント基板等にコン
デンサブロツクを装着することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の実施例に係わるバイ
パスコンデンサブロツクを示すものであり、第1
図は導線支持ブロツクの断面図、第2図は導線支
持ブロツクの底面図、第3図は第1図の導線支持
ブロツクの一部拡大図、第4図はコンデンサ素子
の断面図、第5図はコンデンサ素子の平面図、第
6図はコンデンサ素子の底面図、第7図は完成し
たコンデンサブロツクの一部を示す断面図、第8
図は完成したコンデンサブロツクの取付を示す断
面図である。 1……導線支持ブロツク、2……コンデンサ素
子、3……絶縁基板、4……導線、5……凹部、
6……突出部、7……穴、8……貫通孔、9……
磁器、10……内部電極、11……外部電極、1
2……段部、13……段部、16……半田。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁基板3と複数の導線4とから成り、前記
    複数の導線4が前記絶縁基板3の一方の主面及
    び他方の主面から突出するように前記絶縁基板
    3に固着され、前記絶縁基板3の前記他方の主
    面に前記複数の導線4を夫々囲む複数の凹部5
    が設けられている導線支持ブロツク1と、 貫通孔8を有する貫通型誘電体磁器9と前記
    磁器9の内周面に設けられた内部電極10と前
    記磁器9の外周面に設けられた外部電極11と
    を夫々備え且つ前記外部電極11の少なくとも
    一部が前記凹部5から突出するように前記複数
    の凹部5に夫々嵌合され且つ前記導線4が前記
    磁器9の前記貫通孔8を貫通するように夫々配
    置されている複数の貫通型磁器コンデンサ素子
    2と、 前記複数の貫通型磁器コンデンサ素子2の前
    記記内部電極10を前記複数の導体4に夫々結
    合している半田16と、 から成る磁器コンデンサブロツク。 (2) 前記凹部5は前記導線4に隣接する領域で浅
    く、前記導線4から離れた領域で深くなるよう
    に形成されたものである実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の磁器コンデンサブロツク。 (3) 前記貫通型磁器コンデンサ素子2は、外周面
    に段部13を有するものである実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項記載の磁器コンデン
    サブロツク。
JP1983061798U 1983-04-25 1983-04-25 磁器コンデンサブロツク Granted JPS59166435U (ja)

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JPS59166435U JPS59166435U (ja) 1984-11-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6421547U (ja) * 1987-07-25 1989-02-02

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