JP3065416B2 - メタルウォールパッケージ - Google Patents

メタルウォールパッケージ

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JP3065416B2
JP3065416B2 JP3357083A JP35708391A JP3065416B2 JP 3065416 B2 JP3065416 B2 JP 3065416B2 JP 3357083 A JP3357083 A JP 3357083A JP 35708391 A JP35708391 A JP 35708391A JP 3065416 B2 JP3065416 B2 JP 3065416B2
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欣司 永田
文雄 宮川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメタルウォールパッケー
ジに関する。
【0002】
【従来の技術】メタルウォールパッケージは図4に示す
ように、半導体素子を搭載する空間を内部に設けてメタ
ルで箱体状に形成したパッケージである。搭載される半
導体素子は周壁に配置したセラミック端子部10を介し
て外部回路に接続される。セラミック端子部10はパッ
ケージの周壁11に透設した矩形の貫通孔に挿入して固
定される。図5はセラミック端子部10の断面図を示
す。セラミック端子部10は断面形状が逆T字形をなす
セラミック体12によって形成したもので、セラミック
体12の上面に信号線としての信号線メタライズ14を
施している。信号線メタライズ14の線幅はセラミック
体12の幅よりも細幅で、セラミック体12の上面中央
に設けた突縁部分では突縁下部を幅方向に貫通するよう
に設けている。信号線メタライズ14には、必要により
電源線やグランド線も含まれるものである。
【0003】セラミック端子部10のパッケージ内の信
号線メタライズ14はワイヤボンディング等によって半
導体素子と接続され、セラミック端子部10の外側の信
号線メタライズ14には外部接続用のリード16がろう
付けされる。セラミック体12は前述したように周壁に
設けた貫通孔に挿入して固定されるが、セラミック体1
2とメタルウォールパッケージのメタル部が当接する周
面部(上面、下面、側面)にはメタライズを施し、セラ
ミック体12とメタル部とをろう付けして固定する。メ
タル部は接地電位となるもので、これによってセラミッ
ク端子部分の信号線はウォール部でシールドされるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】メタルウォールパッケ
ージでは上記のようにセラミック端子部を介して信号を
伝送するが、セラミック端子部の信号伝送特性(Sパラ
メータ)についてみると信号線に接地部を接近させた方
が特性的に良好となることが知られている。セラミック
端子部ではその周面に接地電位のメタル部が位置するか
ら、伝送特性を改善するためにはセラミック体自体のサ
イズを小さくして信号線と接地部とを接近させる必要が
ある。セラミック体は幅サイズ(信号線をはさむ方向)
が比較的広いからこの幅サイズを縮小することによって
特性を改善することができる。しかしながら、従来のメ
タルウォールパッケージで用いられているセラミック体
は幅サイズが3mm程度の小形部品であり、セラミック
体の製造技術上から、さらに縮小サイズで作製すること
が非常に困難になっている。そこで、本発明は上記問題
点を解消すべくなされたものであり、その目的とすると
ころは、セラミック端子のサイズを従来品にくらべて特
に縮小することなく信号伝送特性を改善することがで
き、製造も容易なメタルウォールパッケージを提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、セラミック体に
パッケージの内外を電気的に接続する信号線メタライズ
を形成したセラミック端子部を、パッケージの周壁に貫
通して設けたメタルウォールパッケージにおいて、前記
セラミック体に形成された信号線メタライズに沿ってそ
の両側に、セラミック体を厚み方向に貫通してパッケー
ジのメタル部に電気的に接続する導体のビアポールを所
定間隔をあけて配列すると共に、セラミック体の信号線
メタライズを形成した面に、信号線メタライズに沿って
その両側に、前記ビアポールと電気的に接続する帯状メ
タライズ部を設けたことを特徴とする
【0006】
【作用】セラミック体の信号線メタライズを形成した面
に、信号線メタライズに沿ってその両側に、ビアポール
と電気的に接続する帯状メタライズ部を設けることによ
り、信号線メタライズ部を挟む帯状メタライズ部が、ビ
アポールを介してメタル部の接地電位と同電位になるか
ら、コプレーナライン構造とすることができて、セラミ
ック端子部の信号伝送特性を改善することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るメタルウォ
ールパッケージに用いるセラミック端子部の斜視図、図
2は平面図、図3は正面図である。12はセラミック端
子部の基体を構成するセラミック体で、前述した従来の
メタルウォールパッケージで用いると同様にセラミック
体12の上面中央部に突縁を設けている。14はセラミ
ック体12に設けた信号線メタライズである。信号線メ
タライズ14は突縁部分の下面を通過してセラミック体
12の両側に露出する。信号線メタライズ14にはリー
ド16等をろう付けするため所要のめっきが施される。
【0008】20は信号線メタライズ14の両側にセラ
ミック体12の厚み方向に貫通して設けたビアポールで
ある。ビアポールは多層セラミック回路基板において層
間の配線パターンの導通をとるために設けるビアと同形
態に形成したもので、透孔内に導体が充填されている。
ビアポール20は図1、2のように信号線メタライズ1
4に沿ってその両側に所定間隔をあけて配置する。セラ
ミック体12の突縁部についても図3に示すように上下
に貫通させてビアポール20を設ける。このようにビア
ポール20を所定間隔をおいて配列することによって、
信号線メタライズ14の両側に小柱状の導体が植立する
かたちとなる。突縁の上面およびセラミック体12の下
面、セラミック体の側面22には従来例と同様にメタラ
イズを施す。セラミック体12をメタルウォールパッケ
ージのメタル部にろう付けして固定するためである。
【0009】なお、ビアポール20を配置する間隔はセ
ラミック体の製造にあたって適宜設定でき、図示した実
施例よりもさらに密に配置することも可能である。そし
て、上記のようにビアポール20を設けると共に、図2
に示すように信号線メタライズ14を形成した面と同一
面については信号線メタライズ14と平行に帯状に連続
してメタライズを施すようにする(帯状メタライズ部2
4)。なお、図1、図3では帯状メタライズ部24の図
示を省略している。
【0010】上記実施例のセラミック端子部を図4に示
すようにメタルウォールパッケージの周壁にろう付けし
て固定する。上記のように、セラミック体の信号線メタ
ライズ14を形成した面に、信号線メタライズ14に沿
ってその両側に、ビアポール20と電気的に接続する帯
状メタライズ部24を設けることにより、信号線メタラ
イズ部14を挟む帯状メタライズ部24が、ビアポール
20を介してメタル部の接地電位と同電位になるから、
コプレーナライン構造とすることができて、セラミック
端子部の信号伝送特性を改善することができる。
【0011】セラミック端子部の製造にあたっては多層
セラミック回路基板の製法と同様にセラミックグリーン
シートを積層して焼成して行うことができる。ビアポー
ル20についてはセラミックグリーンシートにビアポー
ル用の透孔を穿設するとともに透孔内に導体ペーストを
充填し、信号線メタライズ14および前記帯状メタライ
ズ部24についてはスクリーン印刷によって形成して一
体焼成すればよい。セラミック体12のサイズがかなり
小さい場合でも従来の印刷法等を用いることにより微細
パターンを形成することは容易に可能である。実施例の
セラミック端子部の寸法について示すと、幅サイズ3.0m
m 、信号線メタライズ幅0.5mm 、これに接合するリード
幅0.3mm 、突縁部の幅0.5mm 、セラミック体の信号線ま
での高さ0.5mm 、突縁部の上面までの高さ1.0mm 、信号
線を挟むビアポール間の間隔1.5mm である。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るメタルウォールパッケージ
、上記のように、セラミック体の信号線メタライズを
形成した面に、信号線メタライズに沿ってその両側に、
ビアポールと電気的に接続する帯状メタライズ部を設け
ることにより、信号線メタライズ部を挟む帯状メタライ
ズ部が、ビアポールを介してメタル部の接地電位と同電
位になるから、コプレーナライン構造とすることができ
て、セラミック端子部の信号伝送特性を改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メタルウォールパッケージに用いるセラミック
端子部の斜視図である。
【図2】セラミック端子部の平面図である。
【図3】セラミック端子部の正面図である。
【図4】メタルウォールパッケージの外形を示す説明図
である。
【図5】セラミック端子部の従来例の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 セラミック端子部 11 周壁 12 セラミック体 14 信号線メタライズ 16 リード 20 ビアポール 22 側面 24 帯状メタライズ部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−135102(JP,A) 特開 平1−253943(JP,A) 特開 平1−314403(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/12 H01P 3/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック体にパッケージの内外を電気
    的に接続する信号線メタライズを形成したセラミック端
    子部を、パッケージの周壁に貫通して設けたメタルウォ
    ールパッケージにおいて、 前記セラミック体に形成された信号線メタライズに沿っ
    てその両側に、セラミック体を厚み方向に貫通してパッ
    ケージのメタル部と電気的に接続する導体のビアポール
    を所定間隔をあけて配列すると共に、セラミック体の信
    号線メタライズを形成した面に、信号線メタライズに沿
    ってその両側に、前記ビアポールと電気的に接続する帯
    状メタライズ部を設けたことを特徴とするメタルウォー
    ルパッケージ。
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