JPS6025873Y2 - 多連インダクタンス素子 - Google Patents

多連インダクタンス素子

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JPS6025873Y2
JPS6025873Y2 JP16972880U JP16972880U JPS6025873Y2 JP S6025873 Y2 JPS6025873 Y2 JP S6025873Y2 JP 16972880 U JP16972880 U JP 16972880U JP 16972880 U JP16972880 U JP 16972880U JP S6025873 Y2 JPS6025873 Y2 JP S6025873Y2
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JP
Japan
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multiple inductance
inductance element
present
holes
hole
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JP16972880U
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English (en)
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JPS5793112U (ja
Inventor
忠重 今野
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多連インダクタンス素子に関する。
例えば、ディジタル信号を取扱う各種電子機器のディジ
タル信号処理回路においては、その入力導線が外部雑音
の影響を受けやすく、外部雑音による誤入力がそのま)
正しい入力信号として処理される恐れがある。
このため、従来は信号処理回路に対する入力導線に一般
に円筒形状のフェライトビーズをかぶせ、外部雑音の影
響を除去していた。
通常、ディジタル信号処理回路には複数の入力導線が接
続されており、また、プリント回路化されている場合が
殆んどである。
従って、第1図に示すように、複数の入力導線1のそれ
ぞれに対しフェライトビーズ2を挿通した上で各入力導
線1をプリント基板3に取付ける必要があった。
このため、取付は作業が煩雑で、時間がかかり、作業性
が悪く、また、広い占有面積を必要とする等の欠点があ
った。
これら欠点は入力導線に限らず出力導線からの不要放射
を防止するために各出力導線にフェライトビーズを挿通
ずる場合にも、あるいはディジタル回路に限らすアナロ
グ回路において入力、出力導線にフェライトビーズを挿
通ずる場合にも、同様に生じるものである。
本考案は上記欠点を除去するためになされたもので、フ
ェライトブロックに複数個の貫通孔を略−列状態で形成
腰各貫通孔にそれぞれ導線を挿通してその両端部をフェ
ライトブロックの外側に露出させた形式の多連インダク
タンス素子を提供するものである。
以下本考案の実施例につき添付図面を参照して詳細に説
明する。
第2図および第3図は本考案による多連インダクタンス
素子の一実施例を示す斜視図および断面図で、略長方形
状の肉薄のフェライトブロック10を用意腰このフェラ
イトブロック10に対し、幅方向に貫通する複数個の貫
通孔11を長手方向に一列状態に形成し、各貫通孔11
にそれぞれ導線12を挿通し、各導線12の両端部を露
出させるとともに略直角に厚さ方向に折曲げて略U字形
状とした多連インダクタンス素子(本実施例では6連の
インダクタンス素子)を示ス。
このように構成すると、単にフェライトブロック10に
貫通孔11を設け、該貫通孔に導線12を挿通ずるだけ
であるから、作業性が非常に良くなり、自動化も可能と
なる。
また、一体のフェライトブロック10を使用するもので
あるからコンパクトに形成でき、占有面積を小さくてき
る上に、インダクタンス値が大きくとれるのでフィルタ
特性が向上する。
また、プリント基板への取付けが容易でかつ安定性があ
るので、多連インダクタンス素子のプリント基板への自
動取付けが可能となり、作業性、信頼性が飛躍的に向上
する。
また、特性の均一な多連インダクタンス素子を大量に生
産することができる。
さらに、多連インダクタンス素子を複数個組合せること
によって特定回数のコイルを容易に形成できる等の多く
の利点がある。
第4図および第5図は本考案による多連インダクタンス
素子を貫通型コンデンサと組合せたLC複合部品の一例
を示すもので、金具13により所定の配列状態に固定さ
れた各貫通型コンデンサ14に本考案による多連インダ
クタンス素子の導線12の両端部を挿通し、圧複合部品
としたものである。
第6図はこのLC複合部品の電気的等価回路図を示す。
このように構成すれば、周波数特性の良いフィルターが
簡単に、効率良く形成できる。
第7図は本考案による多連インダクタンス素子とチップ
型コンデンサとを組合せたLC複合部品を示す。
第8図に示すようにプリント基板16に複数対(本実施
例では6連のインダクタンス素子で導線12が6本ある
ので6対)の貫通孔17を整列状態で形成し、プリント
基板16の一面の各貫通孔17の周囲に導電パターン1
8を形成すると同時に、各対の貫通孔の中間を横切る独
立の導電パターン19を形相し、各導電パターン18と
導電パターケ19間にそれぞれチップ型コンデンサ15
を取付けておく。
次に第2図および第3図に示すような本考案による多連
インダクタンス素子の導線12の両端部をプリント基板
16の反対面より各貫通孔17に挿通し、例えば半田デ
ィッピングにより半田付けし、電気的に接続すれば、第
9図にその等価回路を示すLC複合部品が容易に、能率
良く得られる。
なお、第8図において、プリント基板16の両端部の貫
通孔20は導電パターン19に対する端子を挿通し、電
気的に接続するためのものである。
第10図および第11図は単一の誘電体基板21に多連
インダクタンス素子の導線12の両端に対応する個数の
コンデンサを形成し、本考案による多連インダクタンス
素子と組合せて正複合部品を形成する場合を説明するも
のである。
図示するように、誘電体基板21に6対の貫通孔22を
整列状態で形成腰基板21の一面には第10図に示すよ
うに各貫通孔22の周囲に導電パターンを形成してそれ
ぞれ独立の電極23を形成する。
また、誘電体基板21の他面には第12図に示すように
各貫通孔22の周囲を除いて一面に対向電極24を被着
する。
なお、大きな静電容量を得る場合には、第11図に示す
独立の電極23のみを形成した誘電体基板21を積層コ
ンデンサのように必要枚数積層すればよい。
このように誘電体基板21の表裏に独立の電極23およ
び対向電極24を形成した後、本考案による多連インダ
クタンス素子の導線12の両端部を各貫通孔22に挿通
し、半田付けすれば、同じく第9図に示す等価回路のL
C複合部品が容易に、能率良く得られることになる。
なお、誘電体基板21の両端部の貫通孔25は対向電極
24に対する端子を挿通し、電気的に接続するためのも
のである。
上述のように、本考案によれば、製造簡単な、特性のす
ぐれた、コンパクトな、品質の均一な多連インダクタン
ス素子が得られるから、各種の電子回路に使用して外部
雑音による干渉、不要放射等を有効に阻止することがで
き、あるいは特性の良い、作業性のすぐれた、製造容易
なLC複合部品、RL複合部品(例えば、チップ型コン
デンサの代りにチップ型抵抗を使用する)等が得られ、
その実用的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図はフェライトビーズを使用する従来のインダクタ
ンス素子の一例を示す概略斜視図、第2図は本考案によ
る多連インダクタンス素子の一実施例を示す概略斜視図
、第3図は第2図を3−3線にて切断した断面図、第4
図および第5図は本考案による多連インダクタンス素子
を使用したW複合部品の一例を示す断面図、第6図はそ
の等価回路図、第7図は本考案による多連インダクタン
ス素子を使用したLC複合部品の他の例を示す側面図、
第8図は第7図の複合部品に使用されたプリント基板の
構成例を示す平面図、第9図は第7図の複合部品の等価
回路図、第10図および第11図は本考案による多連イ
ンダクタンス素子を使用した正複合部品のさらに他の例
のコンデンサの構成例を示す平面図である。 10:フェライトブロック、11:貫通孔、12:導線
、14:貫通型コンデンサ、15:チップ型コンデンサ
、 電体基板。 16:プリント基板、 21:誘

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フェライトブロックに複数個の貫通孔を略−列状態で形
    成し、該容置通孔にそれぞれ導線を挿通し、該各導線の
    両端部を前記フェライトブロックの外側に露出させてな
    る多連インダクタンス素子。
JP16972880U 1980-11-28 1980-11-28 多連インダクタンス素子 Expired JPS6025873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16972880U JPS6025873Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 多連インダクタンス素子

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JP16972880U JPS6025873Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 多連インダクタンス素子

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Publication Number Publication Date
JPS5793112U JPS5793112U (ja) 1982-06-08
JPS6025873Y2 true JPS6025873Y2 (ja) 1985-08-03

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JP16972880U Expired JPS6025873Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 多連インダクタンス素子

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5961512U (ja) * 1982-10-18 1984-04-23 ティーディーケイ株式会社 ノイズフイルタ用素子
KR20070082539A (ko) * 2006-02-15 2007-08-21 쿠퍼 테크놀로지스 컴파니 자기 부품을 위한 갭이 있는 코어 구조체

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JPS5793112U (ja) 1982-06-08

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