JP2532158B2 - 貨物自動車 - Google Patents
貨物自動車Info
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- JP2532158B2 JP2532158B2 JP2163073A JP16307390A JP2532158B2 JP 2532158 B2 JP2532158 B2 JP 2532158B2 JP 2163073 A JP2163073 A JP 2163073A JP 16307390 A JP16307390 A JP 16307390A JP 2532158 B2 JP2532158 B2 JP 2532158B2
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- frame
- lift
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
この発明は、ボデーを地上に水平状態に降ろして荷物
を積載することができる貨物自動車に関する。
を積載することができる貨物自動車に関する。
【従来の技術】 従来、貨物自動車としては、ボデーをガイドレールに
沿ってサブフレームから斜め方向にスライドさせて、ボ
デーを地上とサブフレームとの間に斜めに差し渡して、
このボデーに荷物を積載するようにしたものがある(実
公昭61−43623号)。
沿ってサブフレームから斜め方向にスライドさせて、ボ
デーを地上とサブフレームとの間に斜めに差し渡して、
このボデーに荷物を積載するようにしたものがある(実
公昭61−43623号)。
しかしながら、上記従来の貨物自動車には次のような
欠点がある。 ボデーを地上に対して傾斜状態にして、この傾斜状
態のボデーに荷物を積載するため、下記の不具合があ
る。 (A)傾斜状態のボデーに荷物を乗せるため、荷物が乗
せにくい。 (B)車両をボデーに積載する場合、車両が前上がりと
なるため、運転者が運転する上で不安感を抱きやすく、
ボデー前端ぎりぎりまで車両を乗せることができない。 (C)ボデーに積載された車両より運転者が降りると
き、地上に対して斜め上方に浮き上がっている狭いボデ
ー上に降りなければならないため危険である。 (D)荷物をボデーに固縛する際に、ボデーが斜め方向
に地上より上にあるため、荷物をボデーに固縛するのが
難しい。 (E)ボデーが地上に対して斜め方向に傾斜しているた
め、荷物をボデーに対して横から積みにくい。また、車
両の場合は、ボデーに横から積み込めない。 そこで、この発明は、上記不具合を解消するためにな
されたものであって、ボデーを地上に水平状態に降ろし
て荷物を積載することができる貨物自動車を提供するこ
とが目的である。
欠点がある。 ボデーを地上に対して傾斜状態にして、この傾斜状
態のボデーに荷物を積載するため、下記の不具合があ
る。 (A)傾斜状態のボデーに荷物を乗せるため、荷物が乗
せにくい。 (B)車両をボデーに積載する場合、車両が前上がりと
なるため、運転者が運転する上で不安感を抱きやすく、
ボデー前端ぎりぎりまで車両を乗せることができない。 (C)ボデーに積載された車両より運転者が降りると
き、地上に対して斜め上方に浮き上がっている狭いボデ
ー上に降りなければならないため危険である。 (D)荷物をボデーに固縛する際に、ボデーが斜め方向
に地上より上にあるため、荷物をボデーに固縛するのが
難しい。 (E)ボデーが地上に対して斜め方向に傾斜しているた
め、荷物をボデーに対して横から積みにくい。また、車
両の場合は、ボデーに横から積み込めない。 そこで、この発明は、上記不具合を解消するためにな
されたものであって、ボデーを地上に水平状態に降ろし
て荷物を積載することができる貨物自動車を提供するこ
とが目的である。
上記目的を達成するため、本発明の貨物自動車は、互
いにスライド可能なアウター部材およびインナー部材を
有して、伸縮可能でかつ車体の後部に枢着され、後端が
地上近傍に配置可能なリフトフレームと、上記リフトフ
レームを伸縮させるリフトフレーム伸縮手段と、上記車
体とリフトフレーム間に設けられ、上記リフトフレーム
が伸縮すると、上記リフトフレームを傾動させるリンク
機構と、ボデーの前部に連結され上記リフトフレームが
伸縮すると、そのリフトフレームの伸縮に連動してボデ
ーをリフトフレーム全体に渡ってスライドさせるボデー
スライド手段とを備えて、ボデーをリフトフレーム上に
スライドさせて地上に降ろしたときに略水平になるよう
にしたことを特徴としている。 また、上記リンク機構は、一端を車体に軸支した第2
リンクと、一端を第2リンクの他端に軸支され、他端に
リフトフレーム前端のシャフトを係脱する軸受部を有す
る第1リンクと、一端を第1リンクの他端に軸支され、
他端を第2リンクに沿って、スライド可能とした第3リ
ンクとより構成され、上記リフトフレームが縮小すると
上記シャフトが軸受部に係合し、リフトフレームを傾動
させることが望ましい。
いにスライド可能なアウター部材およびインナー部材を
有して、伸縮可能でかつ車体の後部に枢着され、後端が
地上近傍に配置可能なリフトフレームと、上記リフトフ
レームを伸縮させるリフトフレーム伸縮手段と、上記車
体とリフトフレーム間に設けられ、上記リフトフレーム
が伸縮すると、上記リフトフレームを傾動させるリンク
機構と、ボデーの前部に連結され上記リフトフレームが
伸縮すると、そのリフトフレームの伸縮に連動してボデ
ーをリフトフレーム全体に渡ってスライドさせるボデー
スライド手段とを備えて、ボデーをリフトフレーム上に
スライドさせて地上に降ろしたときに略水平になるよう
にしたことを特徴としている。 また、上記リンク機構は、一端を車体に軸支した第2
リンクと、一端を第2リンクの他端に軸支され、他端に
リフトフレーム前端のシャフトを係脱する軸受部を有す
る第1リンクと、一端を第1リンクの他端に軸支され、
他端を第2リンクに沿って、スライド可能とした第3リ
ンクとより構成され、上記リフトフレームが縮小すると
上記シャフトが軸受部に係合し、リフトフレームを傾動
させることが望ましい。
リフトフレーム伸縮手段によってリフトフレームを収
縮させると、それに伴って、車体とリフトフレームに回
動自在に取り付けられたリンク機構が、後方へ回動し
て、上記リフトフレームを後方へ傾動させる。一方、ボ
デーは、ボデースライド手段によってリフトフレームに
沿って、リフトフレームの収縮に連動して後方にスライ
ドして下降し、地上にほぼ水平に降りる。その後、この
地上に水平に降りたボデー上に荷物を積載して、固縛す
る。ついで、リフトフレーム伸縮手段がリフトフレーム
を伸長させて、リンク機構が上記リフトフレームを前方
へ傾動させ、上記リフトフレームを水平な状態に復帰さ
せる。一方、ボデーはボデースライド手段によってリフ
トフレームの伸縮に連動して、リフトフレーム上を前方
へスライドする。 請求項1の発明は、伸縮可能なリフトフレームと、こ
のリフトフレームが伸縮すると上記リフトフレームを傾
動させるリンク機構を備えている。したがって、リフト
フレームを収縮しながら後方へ傾動するから、傾動時の
リフトフレーム先端の地上高を抑えることができる。ま
た、請求項1の発明は、ボデースライト手段がリフトフ
レームの伸縮に連動している。したがって、リフトフレ
ーム伸縮手段を構成する1つのアクチュエータの作動だ
けで、リフトフレームを伸縮させ、かつ、ボデーをスラ
イドさせることができるから、駆動系(油圧配管等)の
構成を簡単にすることができ、コストダウンを図れる。 また、上記リンク機構は、一端を車体に軸支した第2
リンクと、一端を第2リンクの他端に軸支され、他端に
リフトフレーム前端のシャフトを係脱する軸受部を有す
る第1リンクと、一端を第1リンクの他端に軸支され、
他端を第2リンクに沿って、スライド可能とした第3リ
ンクとより構成され、上記リフトフレームが縮小すると
上記シャフトが軸受部に係合し、リフトフレームを傾動
させる場合には、リフトフレームが所定の寸法だけ収縮
した後に、リング機構とリフトフレーム前端のシャフト
が係合するので、リンク機構が大きく起立せず、リフト
フレームおよびボデーの後方への傾斜角が小さくなり、
ボデーを地上に降ろす動作が安定かつ安全になる。
縮させると、それに伴って、車体とリフトフレームに回
動自在に取り付けられたリンク機構が、後方へ回動し
て、上記リフトフレームを後方へ傾動させる。一方、ボ
デーは、ボデースライド手段によってリフトフレームに
沿って、リフトフレームの収縮に連動して後方にスライ
ドして下降し、地上にほぼ水平に降りる。その後、この
地上に水平に降りたボデー上に荷物を積載して、固縛す
る。ついで、リフトフレーム伸縮手段がリフトフレーム
を伸長させて、リンク機構が上記リフトフレームを前方
へ傾動させ、上記リフトフレームを水平な状態に復帰さ
せる。一方、ボデーはボデースライド手段によってリフ
トフレームの伸縮に連動して、リフトフレーム上を前方
へスライドする。 請求項1の発明は、伸縮可能なリフトフレームと、こ
のリフトフレームが伸縮すると上記リフトフレームを傾
動させるリンク機構を備えている。したがって、リフト
フレームを収縮しながら後方へ傾動するから、傾動時の
リフトフレーム先端の地上高を抑えることができる。ま
た、請求項1の発明は、ボデースライト手段がリフトフ
レームの伸縮に連動している。したがって、リフトフレ
ーム伸縮手段を構成する1つのアクチュエータの作動だ
けで、リフトフレームを伸縮させ、かつ、ボデーをスラ
イドさせることができるから、駆動系(油圧配管等)の
構成を簡単にすることができ、コストダウンを図れる。 また、上記リンク機構は、一端を車体に軸支した第2
リンクと、一端を第2リンクの他端に軸支され、他端に
リフトフレーム前端のシャフトを係脱する軸受部を有す
る第1リンクと、一端を第1リンクの他端に軸支され、
他端を第2リンクに沿って、スライド可能とした第3リ
ンクとより構成され、上記リフトフレームが縮小すると
上記シャフトが軸受部に係合し、リフトフレームを傾動
させる場合には、リフトフレームが所定の寸法だけ収縮
した後に、リング機構とリフトフレーム前端のシャフト
が係合するので、リンク機構が大きく起立せず、リフト
フレームおよびボデーの後方への傾斜角が小さくなり、
ボデーを地上に降ろす動作が安定かつ安全になる。
以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明す
る。 第1〜8図において、1はシャーシフレーム、2はサ
ブフレーム、3はリフトフレーム、5はボデー、8はリ
ンク機構である。上記シャーシフレーム1とサブフレー
ム2とで車体を構成している。ヒンジシャフト7は、上
記リフトフレーム3の後部をサブフレーム2に回動自在
に軸支している。また、ヒンジシャフト9は、上記リン
ク機構8をサブフレーム2に軸支している。上記リフト
フレーム3の後端にはガイド用のローラ12を設けて、こ
のローラ12に案内されてボデー5がリフトフレーム3上
をスライドできるようにしている。このボデー5は、第
9図に示す構造によって、スライドさせるようにしてい
る。すなわち、リフトフレームアウタ14の内側に、この
リフトフレームアウタ14に設けたパッド15を介して、リ
フトフレームインナ16をスライド自在に設けている。こ
のリフトフレームインナ16の後端には緩衝用のパッド19
を設けている。このリフトフレームインナ16とリフトフ
レームアウタ14でリフトフレーム3を構成している。上
記リフトフレームアウタ14の主桁17に固定したブラケッ
ト18にリフトフレーム伸縮手段としての油圧シリンダ20
のチューブを取り付け、上記油圧シリンダ20のロッドの
先端を、リフトフレームインナ16の前部に設けたシャフ
ト21に取りつけたブラケット23に連結している。また、
上記シャフト21と上記リフトフレームインナ16の後端に
設けたシャフト24には、それぞれスプロケット26,26
と、スプロケット27,27を設け、このスプロケット26,26
とスプロケット27,27にチェーン30,30を掛け渡してい
る。上記リフトフレーム伸縮手段としての油圧シリンダ
20が最大限に伸長した状態において、上記チェーン30,3
0の後部下側を、上記リフトフレーム3の主桁17に設け
たチェーンブラケット33に固定している。一方、上記チ
ェーン30,30の前部上側にチェーンブラケット31,31を設
けて、このチェーンブラケット31,31にボデー5の前部
下側を連結している。このボデー5の前部下側にはリフ
トフレーム3に沿って走行するローラ32,32を設けてい
る。上記スプロケット26,27、チェーン30、チェーンブ
ラケット31,33、ローラ32により、ボデースライド手段
を構成している。したがって、上記油圧シリンダ20の伸
縮によって、上記リフトフレームインナ16をリフトフレ
ームアウタ14に対して突出させたり没入させたりして、
リフトフレーム3を伸縮させると共に、静止したチェー
ンブラケット33に固定されたチェーン30をスプロケット
26,27を介して駆動して上記リフトフレームインナ16に
対して後方および前方に相対移動させ、チェーン30に固
定したチェーンブラケット31,31を油圧シリンダ20のス
トロークの2倍だけ前後進させることによって、リフト
フレーム3の全体に渡ってボデー5がスライドできるよ
うになっている。 次に、上記リンク機構8を第10,11,12,13図に基づい
て説明する。上記リンク機構8は、第1リンク36,第2
リンク37,第3リンク38を有している。上記第2リンク3
7の一端をヒンジシャフト9がサブフレーム2に軸支
し、第2リンク37の他端をヒンジシャフト40が第1リン
ク36の一端に軸支している。また、シャフト42でローラ
43を軸支する第3リンク38の一端に、第1リンク36の他
端をヒンジシャフト41で連結している。第12図に示すよ
うに、上記ローラ43は、第2リンク37の内側を前後方向
に走行できて、第3リンク38の一端を第2リンク37に沿
ってスライドできるようにしている。そして、第10図に
示すように、第2リンク37にはストッパー44が設けてロ
ーラ43が第1リンク36に衝突しないようにしている。第
1リンク36が第3リンク38と連結する第1リンク36の部
分には、軸受部39を備えて、リンクフレーム3の前部に
設けたシャフト21が嵌合できるようにしている。48は、
リフトフレーム3をサブフレーム2に軸支するヒンジシ
ャフト7が貫通するヒンジブラケットである。また、第
11図に示すように、上記第1リンク36の軸受部39がサブ
フレーム2に当接する軸受部39の下側の箇所には、ロッ
ク45を支点ピン46によって軸支して、このロック45を、
スプリング47が上記軸受部39を閉じる方向に付勢してい
る。したがって、上記第1リンク36がサブフレーム2に
当接すると、ロック45の下端45aをサブフレーム2が押
圧して、ロック45が、反時計回りに回転して、上記軸受
部のロックを解除し、シャフト21が上記軸受部39から離
脱できるようになる。一方、上記第1リンク36がサブフ
レーム2から離れると、上記ロック45の下端45aはサブ
フレームから離れて、ロック45は、スプリング47の付勢
によって上記軸受部39を閉じる。また、第13図に示すよ
うに、第3リンク38の一端にローラ43を軸支するシャフ
ト42には受け金具50を設けている。この受け金具50の後
部には、後端が外部に開放され、L字状に貫通した嵌合
部を設けて、この嵌合部に、第2リンク37をサブフレー
ム2に軸支するシャフト9が嵌合できるようにしてい
る。 また、第1〜8図に示すように、ボデー5の後端には
ローラ29を設けている。 上記構成の貨物自動車は、次のように荷物たとえば自
動車を積み込む。 まず、この貨物自動車が第1図に示す状態にあるとし
て、油圧シリンダ20を収縮させて、リフトフレームイン
ナ16をリフトフレームアウタ14に没入させて、リフトフ
レーム3を収縮させるとともに、チェーンブラケット3
3,チェーン30,チェーンブラケット31を介して、ボデー
5をリフトフレーム3に沿って後方へスライドさせる。
すると、まず、第2図に示す状態になり、リフトフレー
ム3の前部に設けたシャフト21は、リンク機構8の第1
リンク36に設けた軸受部39に嵌合すると共に、第1リン
ク36をヒンジシャフト40を中心に後方へ回転させて、上
記軸受部39に設けたロック45の後端45aがサブフレーム
2から離れて、上記ロック45は上記軸受部39を閉じる。
一方、第3リンク38に設けたローラ43は第2リンク37の
内側を後方へスライドして第3図に示す状態になる。こ
のように、シャフト21を途中でリンク機構8に係合させ
るのは、最初からシャフト21とリンク機構8を係合して
おくと、リンク機構が大きく起立し、ボデー5の傾斜角
が大きくなりすぎるからである。次に、第3リンク38と
ローラ43を貫通するシャフト42に設けた受け金具50の後
部の嵌合部に、第2リンク37をサブフレーム2に軸支す
るヒンジシャフト9が嵌合し、第4図に示す状態にな
る。更に、上記スライドフレーム3の収縮とともに、リ
ンク機構8は、三角形状を保ったまま、ヒンジシャフト
9を中心に後方へ回動して、スライドフレーム3を後方
へ傾動させる。このように、リンク機構8はスライドフ
レーム3の収縮途中でシャフト21,9に係合して、起立,
回転を行うので、リフトフレーム3の傾斜角が過大にな
らず、安全である。 また、この実施例は、伸縮可能なリフトフレーム3
と、このリフトフレーム3が伸縮すると上記リフトフレ
ーム3を傾動させるリンク機構8を備えている。したが
って、リフトフレーム3は収縮しながら後方へ傾動する
から、傾動時のリフトフレーム3先端の地上高を抑える
ことができる。また、この実施例は、ボデースライド手
段を構成するスプロケット26,27、チェーン30、ブラケ
ット31,33、ローラ32がリフトフレーム3の伸縮に連動
している。したがって、リフトフレーム伸縮手段を構成
する1本の油圧シリンダ20の作動だけで、リフトフレー
ム3を伸縮させ、かつ、ボデー5をスライドさせること
ができるから、駆動系(油圧配管等)の構成を簡単にす
ることができ、コストダウンを図れる。 一方、上記ボデー5は、スライドフレーム3の収縮と
ともに、スプロケット26,27およびチェーン30によって
スライドフレーム3上を後方へスライドさせられ、下降
する。このとき、ボデー5の後端のローラ29は地上に接
地してボデー5を地上に対してスムーズに後退させる。
そして、第5,6図の状態を経て、上記ボデー5をリフト
フレーム3に沿って最も下降させると、第7図に示すよ
うな状態になる。この状態では、スライドフレーム3の
後端は設置し、ボデー5は地上にほぼ水平に降ろされて
いる。そして、ボデー5上に自動車を積み込む。 このように、水平状態になったボデー5に自動車を積
み込むため、運転者は何等不安感を抱くことなく、第8
図に示すように、ボデー5の前端ぎりぎりまで自動車を
前進させることができ、自動車を容易にボデーに乗せる
ことができる。また、運転者が自動車から降りる際に
は、ボデー5は地上に水平にあるため、何ら危険を伴う
ことなく、自動車から運転者は降りることができる。さ
らに、自動車あるいは他の荷物をこの水平状態のボデー
に積み込んで固縛する際には、ボデー5が水平状態にな
っているため、荷物の固縛が容易であり、また荷物がば
らける恐れもない。また、このように水平状態のボデー
に荷物を積み込むため、後方のみならず横からも荷物を
ボデー5に容易に積み込むことができる。 次に油圧シリンダ20を伸長させて、リフトフレーム3
を伸長させるとともに、チェーンブラケット33,チェー
ン30,チェーンブラケット31を介してボデー5をリフト
フレーム3に沿って前方へスライドさせる。一方、上記
リフトフレーム3の伸長とともに、リンク機構8が前方
へ傾動することによってリフトフレーム3は前方へ傾動
して、第4図に示す状態になる。さらに、上記リフトフ
レーム3を伸長させると、第3リンク38が第2リンク37
に沿って前方へスライドし、リフトフレーム3は水平状
態に復帰するとともに、第1リンク36の軸受部がサブフ
レーム2に当接することにより、ロック45が第1リンク
36の軸受部39に嵌合したシャフト21のロックを解除し
て、リフトフレーム3とボデー5は前方へスライドしつ
づけて第1図に示す状態になる。 上記実施例ではリフトフレーム伸縮手段は油圧シリン
ダ20で構成したが、リフトフレーム伸縮手段はこれに限
らず、リフトフレームを伸縮できるようなものであれば
どのようなものであってもよい。
る。 第1〜8図において、1はシャーシフレーム、2はサ
ブフレーム、3はリフトフレーム、5はボデー、8はリ
ンク機構である。上記シャーシフレーム1とサブフレー
ム2とで車体を構成している。ヒンジシャフト7は、上
記リフトフレーム3の後部をサブフレーム2に回動自在
に軸支している。また、ヒンジシャフト9は、上記リン
ク機構8をサブフレーム2に軸支している。上記リフト
フレーム3の後端にはガイド用のローラ12を設けて、こ
のローラ12に案内されてボデー5がリフトフレーム3上
をスライドできるようにしている。このボデー5は、第
9図に示す構造によって、スライドさせるようにしてい
る。すなわち、リフトフレームアウタ14の内側に、この
リフトフレームアウタ14に設けたパッド15を介して、リ
フトフレームインナ16をスライド自在に設けている。こ
のリフトフレームインナ16の後端には緩衝用のパッド19
を設けている。このリフトフレームインナ16とリフトフ
レームアウタ14でリフトフレーム3を構成している。上
記リフトフレームアウタ14の主桁17に固定したブラケッ
ト18にリフトフレーム伸縮手段としての油圧シリンダ20
のチューブを取り付け、上記油圧シリンダ20のロッドの
先端を、リフトフレームインナ16の前部に設けたシャフ
ト21に取りつけたブラケット23に連結している。また、
上記シャフト21と上記リフトフレームインナ16の後端に
設けたシャフト24には、それぞれスプロケット26,26
と、スプロケット27,27を設け、このスプロケット26,26
とスプロケット27,27にチェーン30,30を掛け渡してい
る。上記リフトフレーム伸縮手段としての油圧シリンダ
20が最大限に伸長した状態において、上記チェーン30,3
0の後部下側を、上記リフトフレーム3の主桁17に設け
たチェーンブラケット33に固定している。一方、上記チ
ェーン30,30の前部上側にチェーンブラケット31,31を設
けて、このチェーンブラケット31,31にボデー5の前部
下側を連結している。このボデー5の前部下側にはリフ
トフレーム3に沿って走行するローラ32,32を設けてい
る。上記スプロケット26,27、チェーン30、チェーンブ
ラケット31,33、ローラ32により、ボデースライド手段
を構成している。したがって、上記油圧シリンダ20の伸
縮によって、上記リフトフレームインナ16をリフトフレ
ームアウタ14に対して突出させたり没入させたりして、
リフトフレーム3を伸縮させると共に、静止したチェー
ンブラケット33に固定されたチェーン30をスプロケット
26,27を介して駆動して上記リフトフレームインナ16に
対して後方および前方に相対移動させ、チェーン30に固
定したチェーンブラケット31,31を油圧シリンダ20のス
トロークの2倍だけ前後進させることによって、リフト
フレーム3の全体に渡ってボデー5がスライドできるよ
うになっている。 次に、上記リンク機構8を第10,11,12,13図に基づい
て説明する。上記リンク機構8は、第1リンク36,第2
リンク37,第3リンク38を有している。上記第2リンク3
7の一端をヒンジシャフト9がサブフレーム2に軸支
し、第2リンク37の他端をヒンジシャフト40が第1リン
ク36の一端に軸支している。また、シャフト42でローラ
43を軸支する第3リンク38の一端に、第1リンク36の他
端をヒンジシャフト41で連結している。第12図に示すよ
うに、上記ローラ43は、第2リンク37の内側を前後方向
に走行できて、第3リンク38の一端を第2リンク37に沿
ってスライドできるようにしている。そして、第10図に
示すように、第2リンク37にはストッパー44が設けてロ
ーラ43が第1リンク36に衝突しないようにしている。第
1リンク36が第3リンク38と連結する第1リンク36の部
分には、軸受部39を備えて、リンクフレーム3の前部に
設けたシャフト21が嵌合できるようにしている。48は、
リフトフレーム3をサブフレーム2に軸支するヒンジシ
ャフト7が貫通するヒンジブラケットである。また、第
11図に示すように、上記第1リンク36の軸受部39がサブ
フレーム2に当接する軸受部39の下側の箇所には、ロッ
ク45を支点ピン46によって軸支して、このロック45を、
スプリング47が上記軸受部39を閉じる方向に付勢してい
る。したがって、上記第1リンク36がサブフレーム2に
当接すると、ロック45の下端45aをサブフレーム2が押
圧して、ロック45が、反時計回りに回転して、上記軸受
部のロックを解除し、シャフト21が上記軸受部39から離
脱できるようになる。一方、上記第1リンク36がサブフ
レーム2から離れると、上記ロック45の下端45aはサブ
フレームから離れて、ロック45は、スプリング47の付勢
によって上記軸受部39を閉じる。また、第13図に示すよ
うに、第3リンク38の一端にローラ43を軸支するシャフ
ト42には受け金具50を設けている。この受け金具50の後
部には、後端が外部に開放され、L字状に貫通した嵌合
部を設けて、この嵌合部に、第2リンク37をサブフレー
ム2に軸支するシャフト9が嵌合できるようにしてい
る。 また、第1〜8図に示すように、ボデー5の後端には
ローラ29を設けている。 上記構成の貨物自動車は、次のように荷物たとえば自
動車を積み込む。 まず、この貨物自動車が第1図に示す状態にあるとし
て、油圧シリンダ20を収縮させて、リフトフレームイン
ナ16をリフトフレームアウタ14に没入させて、リフトフ
レーム3を収縮させるとともに、チェーンブラケット3
3,チェーン30,チェーンブラケット31を介して、ボデー
5をリフトフレーム3に沿って後方へスライドさせる。
すると、まず、第2図に示す状態になり、リフトフレー
ム3の前部に設けたシャフト21は、リンク機構8の第1
リンク36に設けた軸受部39に嵌合すると共に、第1リン
ク36をヒンジシャフト40を中心に後方へ回転させて、上
記軸受部39に設けたロック45の後端45aがサブフレーム
2から離れて、上記ロック45は上記軸受部39を閉じる。
一方、第3リンク38に設けたローラ43は第2リンク37の
内側を後方へスライドして第3図に示す状態になる。こ
のように、シャフト21を途中でリンク機構8に係合させ
るのは、最初からシャフト21とリンク機構8を係合して
おくと、リンク機構が大きく起立し、ボデー5の傾斜角
が大きくなりすぎるからである。次に、第3リンク38と
ローラ43を貫通するシャフト42に設けた受け金具50の後
部の嵌合部に、第2リンク37をサブフレーム2に軸支す
るヒンジシャフト9が嵌合し、第4図に示す状態にな
る。更に、上記スライドフレーム3の収縮とともに、リ
ンク機構8は、三角形状を保ったまま、ヒンジシャフト
9を中心に後方へ回動して、スライドフレーム3を後方
へ傾動させる。このように、リンク機構8はスライドフ
レーム3の収縮途中でシャフト21,9に係合して、起立,
回転を行うので、リフトフレーム3の傾斜角が過大にな
らず、安全である。 また、この実施例は、伸縮可能なリフトフレーム3
と、このリフトフレーム3が伸縮すると上記リフトフレ
ーム3を傾動させるリンク機構8を備えている。したが
って、リフトフレーム3は収縮しながら後方へ傾動する
から、傾動時のリフトフレーム3先端の地上高を抑える
ことができる。また、この実施例は、ボデースライド手
段を構成するスプロケット26,27、チェーン30、ブラケ
ット31,33、ローラ32がリフトフレーム3の伸縮に連動
している。したがって、リフトフレーム伸縮手段を構成
する1本の油圧シリンダ20の作動だけで、リフトフレー
ム3を伸縮させ、かつ、ボデー5をスライドさせること
ができるから、駆動系(油圧配管等)の構成を簡単にす
ることができ、コストダウンを図れる。 一方、上記ボデー5は、スライドフレーム3の収縮と
ともに、スプロケット26,27およびチェーン30によって
スライドフレーム3上を後方へスライドさせられ、下降
する。このとき、ボデー5の後端のローラ29は地上に接
地してボデー5を地上に対してスムーズに後退させる。
そして、第5,6図の状態を経て、上記ボデー5をリフト
フレーム3に沿って最も下降させると、第7図に示すよ
うな状態になる。この状態では、スライドフレーム3の
後端は設置し、ボデー5は地上にほぼ水平に降ろされて
いる。そして、ボデー5上に自動車を積み込む。 このように、水平状態になったボデー5に自動車を積
み込むため、運転者は何等不安感を抱くことなく、第8
図に示すように、ボデー5の前端ぎりぎりまで自動車を
前進させることができ、自動車を容易にボデーに乗せる
ことができる。また、運転者が自動車から降りる際に
は、ボデー5は地上に水平にあるため、何ら危険を伴う
ことなく、自動車から運転者は降りることができる。さ
らに、自動車あるいは他の荷物をこの水平状態のボデー
に積み込んで固縛する際には、ボデー5が水平状態にな
っているため、荷物の固縛が容易であり、また荷物がば
らける恐れもない。また、このように水平状態のボデー
に荷物を積み込むため、後方のみならず横からも荷物を
ボデー5に容易に積み込むことができる。 次に油圧シリンダ20を伸長させて、リフトフレーム3
を伸長させるとともに、チェーンブラケット33,チェー
ン30,チェーンブラケット31を介してボデー5をリフト
フレーム3に沿って前方へスライドさせる。一方、上記
リフトフレーム3の伸長とともに、リンク機構8が前方
へ傾動することによってリフトフレーム3は前方へ傾動
して、第4図に示す状態になる。さらに、上記リフトフ
レーム3を伸長させると、第3リンク38が第2リンク37
に沿って前方へスライドし、リフトフレーム3は水平状
態に復帰するとともに、第1リンク36の軸受部がサブフ
レーム2に当接することにより、ロック45が第1リンク
36の軸受部39に嵌合したシャフト21のロックを解除し
て、リフトフレーム3とボデー5は前方へスライドしつ
づけて第1図に示す状態になる。 上記実施例ではリフトフレーム伸縮手段は油圧シリン
ダ20で構成したが、リフトフレーム伸縮手段はこれに限
らず、リフトフレームを伸縮できるようなものであれば
どのようなものであってもよい。
以上より明らかなように、この発明の貨物自動車は、
車体上に傾動可能に搭載され、伸縮可能なリフトフレー
ムを、リフトフレーム伸縮手段によって収縮させて、車
体およびリフトフレームに回動自在に取り付けたリンク
機構によって後方に傾動させ、ボデースライド手段によ
ってこのリフトフレームの収縮に連動させてボデーを後
方へスライドさせ、下降させて、ボデーを地上に水平に
降ろすようにしたので、水平状態のボデーに荷物を積載
することができる。したがって、この発明によれば、荷
物をボデーに容易に乗せることがで、車両の場合、車両
を水平状態のボデーに乗せればよいので、運転者は何ら
不安感を抱くことなく、容易にボデー上に車両を乗せる
ことができ、ボデーの前端ぎりぎりまで車両を前進させ
ることができる。また、車両から運転者がボデー上に降
りる際、ボデーは地上に水平に置かれているため何ら危
険を伴うことがない。また、水平状態のボデーに荷物を
固縛すればよいから、固縛を容易に行なうことができ
る。また、ボデーを地上に水平に置くことができるか
ら、荷物を横から容易に積み込むことができる。 また、請求項1の発明は、伸縮可能なリフトフレーム
と、このリフトフレームが伸縮すると上記リフトフレー
ムを傾動させるリンク機構を備えている。したがって、
リフトフレームは収縮しながら後方へ傾動するから、傾
動時のリフトフレーム先端の地上高を抑えることがで
き、障害物に当たる危険を防止できる。また、請求項1
の発明は、ボデースライド手段がリフトフレームの伸縮
に連動している。したがって、リフトフレーム伸縮手段
を構成する1つのアクチュエータの作動だけで、リフト
フレームを伸縮させ、かつ、ボデーをスライドさせるこ
とができるから、駆動系(油圧配管等)の構成を簡単に
することができ、コストダウンを図れる。 また、上記リンク機構は、一端を車体に軸支した第2
リンクと、一端を第2リンクの他端に軸支され、他端に
リフトフレーム前端のシャフトを係脱する軸受部を有す
る第1リンクと、一端を第1リンクの他端に軸支され、
他端を第2リンクに沿って、スライド可能とした第3リ
ンクとより構成され、上記リフトフレームが縮小すると
上記シャフトが軸受部に係合し、リフトフレームを傾動
させる場合には、リフトフレームが所定の寸法だけ収縮
した後に、リンク機構とリフトフレーム前端のシャフト
が係合するので、リンク機構が大きく起立せず、リフト
フレームおよびボデーの後方への傾斜角が小さくなり、
ボデーを地上に降ろす動作が安定かつ安全にできる。
車体上に傾動可能に搭載され、伸縮可能なリフトフレー
ムを、リフトフレーム伸縮手段によって収縮させて、車
体およびリフトフレームに回動自在に取り付けたリンク
機構によって後方に傾動させ、ボデースライド手段によ
ってこのリフトフレームの収縮に連動させてボデーを後
方へスライドさせ、下降させて、ボデーを地上に水平に
降ろすようにしたので、水平状態のボデーに荷物を積載
することができる。したがって、この発明によれば、荷
物をボデーに容易に乗せることがで、車両の場合、車両
を水平状態のボデーに乗せればよいので、運転者は何ら
不安感を抱くことなく、容易にボデー上に車両を乗せる
ことができ、ボデーの前端ぎりぎりまで車両を前進させ
ることができる。また、車両から運転者がボデー上に降
りる際、ボデーは地上に水平に置かれているため何ら危
険を伴うことがない。また、水平状態のボデーに荷物を
固縛すればよいから、固縛を容易に行なうことができ
る。また、ボデーを地上に水平に置くことができるか
ら、荷物を横から容易に積み込むことができる。 また、請求項1の発明は、伸縮可能なリフトフレーム
と、このリフトフレームが伸縮すると上記リフトフレー
ムを傾動させるリンク機構を備えている。したがって、
リフトフレームは収縮しながら後方へ傾動するから、傾
動時のリフトフレーム先端の地上高を抑えることがで
き、障害物に当たる危険を防止できる。また、請求項1
の発明は、ボデースライド手段がリフトフレームの伸縮
に連動している。したがって、リフトフレーム伸縮手段
を構成する1つのアクチュエータの作動だけで、リフト
フレームを伸縮させ、かつ、ボデーをスライドさせるこ
とができるから、駆動系(油圧配管等)の構成を簡単に
することができ、コストダウンを図れる。 また、上記リンク機構は、一端を車体に軸支した第2
リンクと、一端を第2リンクの他端に軸支され、他端に
リフトフレーム前端のシャフトを係脱する軸受部を有す
る第1リンクと、一端を第1リンクの他端に軸支され、
他端を第2リンクに沿って、スライド可能とした第3リ
ンクとより構成され、上記リフトフレームが縮小すると
上記シャフトが軸受部に係合し、リフトフレームを傾動
させる場合には、リフトフレームが所定の寸法だけ収縮
した後に、リンク機構とリフトフレーム前端のシャフト
が係合するので、リンク機構が大きく起立せず、リフト
フレームおよびボデーの後方への傾斜角が小さくなり、
ボデーを地上に降ろす動作が安定かつ安全にできる。
第1〜8図はこの発明の貨物自動車の動作説明図、第9
図はリフトフレームの拡大説明図、第10〜13図はリンク
機構の拡大説明図である。 1……シャーシフレーム、2……サブフレーム、3……
リフトフレーム、 5……ボデー、7,9,40,41……ヒンジシャフト、8……
リンク機構、 12,29,32,43……ローラ、14……リフトフレームアウ
タ、 16……リフトフレームインナ、17……主桁、18,23……
ブラケット、 20……油圧シリンダ、26,27……スプロケット、30……
チェーン、 36,37,38……リンク、45……ロック、50……受け金具。
図はリフトフレームの拡大説明図、第10〜13図はリンク
機構の拡大説明図である。 1……シャーシフレーム、2……サブフレーム、3……
リフトフレーム、 5……ボデー、7,9,40,41……ヒンジシャフト、8……
リンク機構、 12,29,32,43……ローラ、14……リフトフレームアウ
タ、 16……リフトフレームインナ、17……主桁、18,23……
ブラケット、 20……油圧シリンダ、26,27……スプロケット、30……
チェーン、 36,37,38……リンク、45……ロック、50……受け金具。
Claims (2)
- 【請求項1】互いにスライド可能なアウター部材および
インナー部材を有して、伸縮可能でかつ車体の後部に枢
着され、後端が地上近傍に配置可能なリフトフレーム
と、 上記リフトフレームを伸縮させるリフトフレーム伸縮手
段と、 上記車体とリフトフレーム間に設けられ、上記リフトフ
レームが伸縮すると、上記リフトフレームを傾動させる
リンク機構と、 ボデーの前部に連結され上記リフトフレームが伸縮する
と、そのリフトフレームの伸縮に連動してボデーをリフ
トフレーム全体に渡ってスライドさせるボデースライド
手段とを備えて、ボデーをリフトフレーム上にスライド
させて地上に降ろしたときに略水平になるようにしたこ
とを特徴とする貨物自動車。 - 【請求項2】上記リンク機構は、一端を車体に軸支した
第2リンクと、一端を第2リンクの他端に軸支され、他
端にリフトフレーム前端のシャフトを係脱する軸受部を
有する第1リンクと、一端を第1リンクの他端に軸支さ
れ、他端を第2リンクに沿って、スライド可能とした第
3リンクとより構成され、上記リフトフレームが縮小す
ると上記シャフトが軸受部に係合し、リフトフレームを
傾動させることを特徴とする請求項1に記載の貨物自動
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163073A JP2532158B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 貨物自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163073A JP2532158B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 貨物自動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455132A JPH0455132A (ja) | 1992-02-21 |
JP2532158B2 true JP2532158B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=15766671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2163073A Expired - Lifetime JP2532158B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 貨物自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532158B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012121532A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Tadano Ltd | 車両運搬車 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5439808U (ja) * | 1977-08-25 | 1979-03-16 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP2163073A patent/JP2532158B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455132A (ja) | 1992-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 13 |
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