JPH08183384A - ダンプトラックの荷箱被覆装置 - Google Patents

ダンプトラックの荷箱被覆装置

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JPH08183384A
JPH08183384A JP34018294A JP34018294A JPH08183384A JP H08183384 A JPH08183384 A JP H08183384A JP 34018294 A JP34018294 A JP 34018294A JP 34018294 A JP34018294 A JP 34018294A JP H08183384 A JPH08183384 A JP H08183384A
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JP
Japan
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cover member
covering
cover
attached
cylinder device
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Pending
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JP34018294A
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English (en)
Inventor
Yasuo Asakura
康夫 朝倉
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ASAYASU SANSO KK
Original Assignee
ASAYASU SANSO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダンプトラックの荷箱を覆うことと、覆いを
開くことを自動で行なえるようにする。 【構成】 前後複数の部分からなる覆い部材11a、1
1b…によって被覆体11を構成し、それらは後側のも
のが前側のものの外側に重なる。前側の覆い部材の外面
と後側の覆い部材の内面に前後方向に沿ったガイド面2
1a…とそこを同方向へ移動するガイド輪22a…とか
らなるガイド機構20を設ける。前後方向へ伸縮可能な
第1シリンダ装置30の前端を最前部の覆い部材11a
に取り付け、その後端を最後部の覆い部材に取り付け、
最前部の覆い部材11aを前部で左右方向の支軸41の
まわりに回転可能とし、さらに上下方向へ伸縮可能な第
2シリンダ装置40の下端を荷箱10の前部に取り付
け、その上端を最前部の覆い部材11aの支軸41より
後方の位置に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷箱の上面のほぼ全面
を覆う大きさをもった被覆体を有し、それを荷箱の一側
に退避させ上面を開放するようにしたダンプトラックの
荷箱被覆装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のダンプトラックは積荷を露出した
ままで運用されて来た。しかし、過積載を防止する法制
の整備に伴ってダンプトラックのあり方が再検討され、
その一環として荷箱の積荷を覆うことが義務付けられる
ようになった。積荷を覆うことは従来から見られたが、
帆布やビニールシート等でカバーをしていたため全面を
覆うことが中々困難であり、殆どの場合、運転者等によ
る手作業であったため雨天等悪天候下では非常に手間が
かかる作業であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してしてなされたもので、その課題とするところはダ
ンプトラックの荷箱を覆う作業と、覆いを開く作業を自
動的に行なえるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、前後複数の部分からなる覆い部材11a、1
1b…によって被覆体11を構成し、各覆い部材は後側
のものが前側のものの外側に重なる関係にあり、前側の
覆い部材の外面と後側の覆い部材の内面に前後方向に沿
ったガイド面21a…とそこを同方向へ移動するガイド
輪22a…とからなるガイド機構20を設け、前後方向
へ伸縮可能な第1シリンダ装置30の前端を最前部の覆
い部材11aに取り付ける一方、その後端を最後部の覆
い部材に取り付け、最前部の覆い部材11aを前部で左
右方向の支軸41のまわりに回転可能とし、さらに上下
方向へ伸縮可能な第2シリンダ装置40の下端を荷箱1
0の前部またはその近傍の車体側に取り付け、その上端
を最前部の覆い部材11aの支軸41より後方の位置に
取り付けるという手段を講じたものである。
【0005】
【作用】被覆体11は、実施例では前、中、後の3部分
からなる覆い部材11a、11b、11cによって構成
されており、第1シリンダ装置30の前端を最前部の覆
い部材11aに、後端は最後部の覆い部材11cに取り
付けてあるため、第1シリンダ装置30を伸長作動させ
ることで、覆い部材11a、11b、11cを展張しダ
ンプトラックの荷箱10の上面を覆い、逆に短縮作動さ
せることで覆い部材は11a、11b、11cを重ね、
前側に引き寄せることができる。
【0006】荷箱10の前側に引き寄せた被覆体11は
一体となって、前部覆い部材11aを軸支している支軸
41のまわりに回転可能であり、第2シリンダ装置40
の上端が支軸41より後方の前部覆い部材11aに間接
的に取り付けてあるため、第2シリンダ装置40を伸長
作動させることで、引き寄せられている被覆体11を一
体として立ち上げ、荷箱上面を開放することができ、ま
た第2シリンダ装置40を短縮作動させることで再び荷
箱10上に被覆体11を戻すことができる。
【0007】
【実施例】図面を参照して説明すると、本装置の被覆体
11は、ダンプトラックDの荷箱10の上面全面を覆う
ために必要な大きさを有する前、中、後3部分からなる
覆い部材11a、11b、11cによって構成されてい
る。各覆い部材11a、11b、11cは、平坦な上面
を有し、その左右に、そこから下方へ傾斜した左右の側
面12を有している。故に、前、中、後の各覆い部材1
1a、11b、11cは略ハの字形の横断面形部分を有
するようになる。
【0008】各覆い部材は後側のものが前側のものの外
側(上側)に重なる位置関係及び大小関係をとるように
設定される。つまり後部覆い部材11cが中間覆い部材
11bの外(上)側に夫々隙間をおいて重なるように設
け、かつ転輪15b…やガイド輪22a…を取り付け
る。また荷箱10を覆うため展張した状態でも前、中、
後各部材11a、11b、11cの端部は互いに重なり
合う大きさにする。また各覆い部材11a、11b、1
1cの下端は荷箱10の側板つまり左右のいわゆるあお
り板の上面13に乗った状態で支持される(図13また
は図12参照)。
【0009】各覆い部材11a、11b、11cについ
て言及すると、前部覆い部材11aは、上部に前方へ突
出した庇14を有しており(図5、図6)、部材下端1
5aはあおりの前記上面13に設置した前後方向の前部
ガイド部材16aに係合する(図6、図12)。中間覆
い部材11bの下端には、前記上面13に設置した中間
ガイド部材16bに沿って移動可能にする小転輪15b
が設けてあり(図7、図8)、また後部覆い部材11の
下端には、同様にあおり上面13に設置した後部ガイド
部材16cに沿って移動可能にする小転輪15cが設け
てある(図9、図10)。前、中、後ガイド部材16
a、16b、16cは前部のものが狭く、後部のものが
広く配置される(図12)。各ガイド部材16a〜16
cはアングル材を上面13に溶接して設けることがで
き、積荷の土砂の移動を止める機能も有する。
【0010】ガイド機構20は、上述の前部覆い部材1
1aの外(上)側に中間覆い部材11bを重ねるために
移動させ、同様に中間覆い部材11bの外(上)側に前
部覆い部材11cを重ねるために移動させるように設け
られている。このガイド機構20は、前部覆い部材11
aの外面に前後方向に沿って設けた凹溝状のガイド面2
1aと、そこを転動するように中間覆い部材11bの内
面に設けた適数個のガイド輪22aの組み合わせと、中
間覆い部材11bの外面に前後方向に沿って設けた凹溝
状のガイド面21bと、そこを転動するように後部覆い
部材11cの内面に設けた適数個のガイド輪22bとの
組み合わせを有する。16dはガイド部材を示す。
【0011】なお、中間覆い部材11bのガイド面21
bが内方へ突出するため、前部覆い部材11aの外面に
そのガイド面21bの突出を受け入れる凹溝部23に設
けている。また凹溝部23の前端には中間覆い部材11
bを止めるストッパ24a、中間ガイド面21bの前端
には後部覆い部材11cを止める別のストッパ24bが
設けてある。各ストッパ24a、24bはゴム等、衝撃
吸収可能な材料等によって形成する部材を含む。
【0012】被覆体11を自動で折畳みかつ展張するた
めに第1シリンダ装置30を設けている。そのシリンダ
側基部31は結合部材32を介して前部覆い部材11a
の前部に取り付けられ、ピストン側先端部33は別の結
合部材34を介して後部覆い部材11cの後部に取り付
けられている。中間覆い部材11bは後部覆い部材11
cによって、または結合部材34によって移動させられ
る。
【0013】このような被覆体11は最前部の覆い部材
11aの前部で、車体左右方向の支軸41のまわりに回
転可能に設けられる。支軸41は、図示の例では、荷箱
10の前端部より前上方へ突出させた支持体42に設け
ている。これに対して、上下方向へ伸縮可能な第2シリ
ンダ装置40は荷箱10の前端に取り付けてあり、上方
へ向いたピストン43の上端部と前部覆い部材11aと
は後上方へ向いたリンク44を介して結合されている。
45はその被覆体11との結合支軸であり、前部覆い部
材11aの支軸41より後方に位置している。
【0014】上部第2シリンダ装置40或いは前記第1
シリンダ装置30は1組と限らず、2組またはそれ以上
設けても良い。また、48は荷台前部のプロテクタを示
すが、これは大型のものでも良い。その場合、支軸4
1、第2シリンダ装置40の取り付け場所は荷箱10と
は限らず、車体側に設けることもあり得る。被覆体11
の前端46及び後端47は開放で良い。48は荷台前部
のプロテクタを示すが、これは大型のものでも良い。
【0015】50は被覆体11を荷箱10に拘束するた
めの拘束部材を示す。拘束部材50は、荷箱10の側板
(あおり)に設けた突起51に軸支した操作レバー52
と、操作レバー52の下方回転によって下へ引っ張られ
る拘束レバー53と、該レバー53を下方へ弾圧するば
ね54とからなり、拘束レバー53の上端を引っ掛ける
ため被覆体11に設けたフック55を介して被覆体11
を拘束する。
【0016】故にダンプトラックDの荷箱10に砂利、
砕石、土砂その他の積み荷を積み込むときは本装置を立
て上げる。積み荷の上面は、正規積載量の範囲内であれ
ば、荷箱10の上面13を大きく上回ることはないか
ら、第2シリンダ装置40を作動させて被覆体11を積
み荷上におろし、次いで第1シリンダ装置30を作動さ
せて積み荷を覆うことができる。ダンプトラックDは本
装置で積み荷を覆ったまま運行し、目的地に到着し積み
荷をおろすときはまず第1シリンダ装置30、次に第2
シリンダ装置40を作動させて本装置を図2の鎖線のよ
うに立ち上げ、その後荷箱10を傾斜させるようにす
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、前後複数の覆い部材11a、11
b…を第1シリンダ装置30を作動させることにより自
動的に展張及び収縮させることができ、収縮した被覆体
11は第2シリンダ装置40を作動させることによって
立ち上げ、尚箱10の上面から退避させることができる
ため、ダンプトラックの荷箱の被覆と開放が全部自動で
行なえるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置を装備したダンプトラックの一部破断平
面図。
【図2】同じダンプトラックの側面図。
【図3】本発明に係る荷箱被覆装置の1実施例を示す斜
視図。
【図4】同上前部の断面説明図。
【図5】前部覆い部材の平面図。
【図6】同部材の正面図。
【図7】中間覆い部材の平面図。
【図8】同部材の正面図。
【図9】後部覆い部材の平面図。
【図10】同部材の正面図。
【図11】図3のXI−XI線断面図。
【図12】図3のXII−XII線断面図。
【図13】各覆い部材の関係を示す正面図。
【図14】(a)被覆体を荷箱に固定する部材の正面
図。 (b)被覆体を荷箱に固定する部材の側面図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷箱の上面のほぼ全面を覆う大きさをも
    った被覆体を有し、それを荷箱の一側に退避させ上面を
    開放するようにしたダンプトラックの荷箱被覆装置であ
    って、前後複数の部分からなる覆い部材11a、11b
    …によって被覆体11を構成し、各覆い部材は後側のも
    のが前側のものの外側に重なる関係にあり、前側の覆い
    部材の外面と後側の覆い部材の内面に前後方向に沿った
    ガイド面21a…とそこを同方向へ移動するガイド輪2
    2a…とからなるガイド機構20を設け、前後方向へ伸
    縮可能な第1シリンダ装置30の前端を最前部の覆い部
    材11aに取り付ける一方、その後端を最後部の覆い部
    材に取り付け、最前部の覆い部材11aを前部で左右方
    向の支軸41のまわりに回転可能とし、さらに上下方向
    へ伸縮可能な第2シリンダ装置40の下端を荷箱10の
    前部またはその近傍の車体側に取り付け、その上端を最
    前部の覆い部材11aの支軸41より後方の位置に取り
    付けた構成を有するダンプトラックの荷箱被覆装置。
  2. 【請求項2】 被覆体11を構成する複数の覆い部材1
    1a、11b…は、平坦な上面の左右から下方へ傾斜し
    た左右の側面12を有しており、最後部を除く他の覆い
    部材11a…の左右側面に、前後方向のガイド面21a
    …を設けた構成を有する請求項第1項記載のダンプトラ
    ックの荷箱被覆装置。
JP34018294A 1994-12-28 1994-12-28 ダンプトラックの荷箱被覆装置 Pending JPH08183384A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104002718A (zh) * 2013-12-14 2014-08-27 柳州市昆荣装载机修理厂 自卸车车顶盖总成
KR101597580B1 (ko) * 2014-10-17 2016-02-25 주식회사 한국디에스테크 화물적재함 자동 개폐장치
CN109080650A (zh) * 2018-08-21 2018-12-25 中车南京浦镇车辆有限公司 铁路客车车体防护罩

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JPS4923919B1 (ja) * 1969-10-29 1974-06-19
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