JP2531497Y2 - 収納装置 - Google Patents
収納装置Info
- Publication number
- JP2531497Y2 JP2531497Y2 JP3681591U JP3681591U JP2531497Y2 JP 2531497 Y2 JP2531497 Y2 JP 2531497Y2 JP 3681591 U JP3681591 U JP 3681591U JP 3681591 U JP3681591 U JP 3681591U JP 2531497 Y2 JP2531497 Y2 JP 2531497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger arm
- hanger
- storage device
- main body
- bent portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、厨房等に設置して内
部に濡れたふきん等を収納する収納装置に関するもので
ある。
部に濡れたふきん等を収納する収納装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図４に示す従来例の収納装置１０１は、
厨房や台所で使用するふきん等を内部に設けたハンガア
ーム１０２に掛けて収納するものである。ハンガアーム
１０２はヒンジ部１０３を介して底板１０７に立設した
後板１０４に回動自在に取付けられている。蓋１０６は
底板１０７の先端部に設けたもので、把手１０６ａによ
り前後に摺動開閉する。
厨房や台所で使用するふきん等を内部に設けたハンガア
ーム１０２に掛けて収納するものである。ハンガアーム
１０２はヒンジ部１０３を介して底板１０７に立設した
後板１０４に回動自在に取付けられている。蓋１０６は
底板１０７の先端部に設けたもので、把手１０６ａによ
り前後に摺動開閉する。
【０００３】従来例の収納装置１０１ではふきん等を掛
ける際、隣合うハンガアーム１０２が互いに邪魔になら
ないように横に開いて行う必要があり、収納時には開い
たハンガーム１０２を再び真っ直ぐな位置に戻さなけれ
ばならないので手間を要した。このような問題を解決し
た提案例を図３に示す。この収納装置１は、前面に把手
８ａにより開閉できる蓋８と、上部に開口５ａおよび操
作部５ｃを有する乾燥機５を備え、本体６に出し入れ自
在に設けた引出し３の後板４に、中空状の箱体４ｂを介
して３本のハンガアーム９を取付けたものである。ハン
ガアーム９は、根元部付近に略Ｖ字形の屈曲部９ａを有
した形状で、箱体４ｂのスリット４ａに一端を挿通した
状態で水平方向に回動自在に保持されている。収納装置
１にふきん等を収納する際は、外部に引出したハンガア
ーム９を横方向に回動させこれにふきん等を掛ける。こ
の状態で引出し３を押し込むと、人為的に手を加えなく
ても屈曲部９ａが本体６の側板の端面６ａに当り、ハン
ガアーム９が閉じた状態となる。
ける際、隣合うハンガアーム１０２が互いに邪魔になら
ないように横に開いて行う必要があり、収納時には開い
たハンガーム１０２を再び真っ直ぐな位置に戻さなけれ
ばならないので手間を要した。このような問題を解決し
た提案例を図３に示す。この収納装置１は、前面に把手
８ａにより開閉できる蓋８と、上部に開口５ａおよび操
作部５ｃを有する乾燥機５を備え、本体６に出し入れ自
在に設けた引出し３の後板４に、中空状の箱体４ｂを介
して３本のハンガアーム９を取付けたものである。ハン
ガアーム９は、根元部付近に略Ｖ字形の屈曲部９ａを有
した形状で、箱体４ｂのスリット４ａに一端を挿通した
状態で水平方向に回動自在に保持されている。収納装置
１にふきん等を収納する際は、外部に引出したハンガア
ーム９を横方向に回動させこれにふきん等を掛ける。こ
の状態で引出し３を押し込むと、人為的に手を加えなく
ても屈曲部９ａが本体６の側板の端面６ａに当り、ハン
ガアーム９が閉じた状態となる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】収納装置１では、ふき
ん等を収納する際に本体６の端面６ａに屈曲部９ａが当
ることにより、人為的に手を加えなくてもハンガアーム
９は閉じるが、各々無秩序に異なった方向を向くため隣
合ったふきん等が重なり合い、通風性が悪くなるといっ
た問題を生じた。
ん等を収納する際に本体６の端面６ａに屈曲部９ａが当
ることにより、人為的に手を加えなくてもハンガアーム
９は閉じるが、各々無秩序に異なった方向を向くため隣
合ったふきん等が重なり合い、通風性が悪くなるといっ
た問題を生じた。
【０００５】この考案の目的は、横に開いたハンガアー
ムが人為的に手を加えなくても収納でき、しかも、等間
隔にて平行状態に閉じる収納装置を提供することであ
る。
ムが人為的に手を加えなくても収納でき、しかも、等間
隔にて平行状態に閉じる収納装置を提供することであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案の収納装置は、
本体に出し入れ自在に設けた引出しの後板に、複数本の
ハンガアームを水平方向回動自在に取付ける。ハンガア
ームの根元近くに横方向に突出した屈曲部を形成する。
ハンガアームの屈曲部突出側と反対側の面に当接し、ハ
ンガアームを引出しの出し入れ方向と平行でかつ互いに
等間隔の状態で衝止するストッパ部を後板に設ける。引
出しを押し込む際に屈曲部が本体の側板に当たってハン
ガアームが開き状態から閉じ状態となり、ストッパ部に
当接するようにする。
本体に出し入れ自在に設けた引出しの後板に、複数本の
ハンガアームを水平方向回動自在に取付ける。ハンガア
ームの根元近くに横方向に突出した屈曲部を形成する。
ハンガアームの屈曲部突出側と反対側の面に当接し、ハ
ンガアームを引出しの出し入れ方向と平行でかつ互いに
等間隔の状態で衝止するストッパ部を後板に設ける。引
出しを押し込む際に屈曲部が本体の側板に当たってハン
ガアームが開き状態から閉じ状態となり、ストッパ部に
当接するようにする。
【０００７】
【作用】この考案の収納装置は、引出しを押し込む際に
屈曲部が本体の側板に当たってハンガアームが開き状態
から閉じ状態となり、ハンガアームの屈曲部突出側と反
対側の面がストッパ部に当接するため、収納する際に人
為的に手を加えないでも横に開いたハンガアームが等間
隔にて平行状態に閉じる。
屈曲部が本体の側板に当たってハンガアームが開き状態
から閉じ状態となり、ハンガアームの屈曲部突出側と反
対側の面がストッパ部に当接するため、収納する際に人
為的に手を加えないでも横に開いたハンガアームが等間
隔にて平行状態に閉じる。
【０００８】
【実施例】この考案の第１の実施例を図１（ａ）および
（ｂ）に基づいて説明する。収納装置２は、上部に開口
５ａおよび操作部５ｃを有する乾燥機５を備え、本体６
に出し入れ自在に設けた引出し３の後板４に、取付具４
ｃを介して３本のハンガアーム１９を水平方向回動自在
に取付けたものである。
（ｂ）に基づいて説明する。収納装置２は、上部に開口
５ａおよび操作部５ｃを有する乾燥機５を備え、本体６
に出し入れ自在に設けた引出し３の後板４に、取付具４
ｃを介して３本のハンガアーム１９を水平方向回動自在
に取付けたものである。
【０００９】ハンガアーム１９は、線材を折り曲げ根元
部付近に略Ｚ字形の屈曲部１９ａを有した形状で、ふき
ん等の滑り落ちを防ぐため先端を上方に折り曲げ傾斜さ
せたている。３本のハンガアームの屈曲部１９ａの直線
部の長さ、すなわち、t1，t2，t3で示した寸法は各々異
なっている（t1＜t2＜t3）。ハンガアーム１９の根元部
には、縦方向に挿通孔を有する筒状部１９ｂを備える。
取付具４ｃは、薄板を略コ字形の断面形状に折り曲げ成
形したもので、一片を略Ｔ字形のストッパ部２ａとし、
他片に貫通させたビス１０で後板４に固定するととも
に、上下の両縁部に一対の挟持片２ｂを延設している。
筒状部１９ｂに挿通したヒンジシャフト１１の両端を挟
持片２ｂにて支持することにより、ハンガアーム１９を
水平方向回動自在に取付けるヒンジ部２０を構成してい
る。引出し３は前後方向に摺動自在な底板７の先端に蓋
８を設け、他端上部に後板４を立設した一体のものであ
る。このため、把手８ａを手前に引くことで同時に本体
６の内部に設けたハンガアーム１９を外部に引き出せ
る。
部付近に略Ｚ字形の屈曲部１９ａを有した形状で、ふき
ん等の滑り落ちを防ぐため先端を上方に折り曲げ傾斜さ
せたている。３本のハンガアームの屈曲部１９ａの直線
部の長さ、すなわち、t1，t2，t3で示した寸法は各々異
なっている（t1＜t2＜t3）。ハンガアーム１９の根元部
には、縦方向に挿通孔を有する筒状部１９ｂを備える。
取付具４ｃは、薄板を略コ字形の断面形状に折り曲げ成
形したもので、一片を略Ｔ字形のストッパ部２ａとし、
他片に貫通させたビス１０で後板４に固定するととも
に、上下の両縁部に一対の挟持片２ｂを延設している。
筒状部１９ｂに挿通したヒンジシャフト１１の両端を挟
持片２ｂにて支持することにより、ハンガアーム１９を
水平方向回動自在に取付けるヒンジ部２０を構成してい
る。引出し３は前後方向に摺動自在な底板７の先端に蓋
８を設け、他端上部に後板４を立設した一体のものであ
る。このため、把手８ａを手前に引くことで同時に本体
６の内部に設けたハンガアーム１９を外部に引き出せ
る。
【００１０】ふきん等を収納する際には、外部に引出し
たハンガアーム１９を水平方向に回動させ開き状態とし
これにふきん等を掛ける。この開き状態で引出し３を押
し込むと、屈曲部１９ａが本体６の側板の端面６ａに当
たり、ハンガアーム１９は開き状態と反対方向に回動す
る。その結果、図１（ｂ）に示すようにハンガアーム１
９は、直線部１９ｃが引出し３の摺動方向と平行になる
位置で、屈曲部１９ａの突出側と反対側の根元付近の面
がストッパ部２ａの端面に当接し静止する。この状態
で、３本のハンガアーム１９は互いに等間隔になる。し
たがって、ハンガアーム１９は人為的に手を加え真っ直
ぐに戻さなくても、等間隔にて平行状態に閉じるため簡
単に収納が行え便利である。なお、屈曲部１９ａとの当
接を繰り返して本体６が破損しないように、本体６の端
面６ａには金属片等のコーナ補強材を取付けてもよい。
たハンガアーム１９を水平方向に回動させ開き状態とし
これにふきん等を掛ける。この開き状態で引出し３を押
し込むと、屈曲部１９ａが本体６の側板の端面６ａに当
たり、ハンガアーム１９は開き状態と反対方向に回動す
る。その結果、図１（ｂ）に示すようにハンガアーム１
９は、直線部１９ｃが引出し３の摺動方向と平行になる
位置で、屈曲部１９ａの突出側と反対側の根元付近の面
がストッパ部２ａの端面に当接し静止する。この状態
で、３本のハンガアーム１９は互いに等間隔になる。し
たがって、ハンガアーム１９は人為的に手を加え真っ直
ぐに戻さなくても、等間隔にて平行状態に閉じるため簡
単に収納が行え便利である。なお、屈曲部１９ａとの当
接を繰り返して本体６が破損しないように、本体６の端
面６ａには金属片等のコーナ補強材を取付けてもよい。
【００１１】つぎに、この考案の第２の実施例を図２
（ａ）および（ｂ）に基づいて説明する。ハンガアーム
２９は、線材を折り曲げ根元部付近に略Ｎ字形の屈曲部
２９ａを有した形状である。３本のハンガアームの屈曲
部２９ａの直線部の長さ、すなわち、t4，t5，t6で示し
た寸法は各々異なっている（t4＜t5＜t6）。取付具４ｄ
は、薄板を凸部であるストッパ部１２ａを有する断面形
状に折り曲げ成形したもので、これに貫通させたビス１
０で後板４に固定するものであり、上下の両縁部に一対
の挟持片２ｂを延設している。
（ａ）および（ｂ）に基づいて説明する。ハンガアーム
２９は、線材を折り曲げ根元部付近に略Ｎ字形の屈曲部
２９ａを有した形状である。３本のハンガアームの屈曲
部２９ａの直線部の長さ、すなわち、t4，t5，t6で示し
た寸法は各々異なっている（t4＜t5＜t6）。取付具４ｄ
は、薄板を凸部であるストッパ部１２ａを有する断面形
状に折り曲げ成形したもので、これに貫通させたビス１
０で後板４に固定するものであり、上下の両縁部に一対
の挟持片２ｂを延設している。
【００１２】ふきん等を収納する際は、ハンガアーム２
９を水平方向に回動させ開き状態としたまま引出し３を
押し込むと、屈曲部２９ａが本体６の側板の端面６ａに
当たり、ハンガアーム２９は開き状態と反対方向に回動
する。その結果、ハンガアーム２９は、直線部２９ｃが
引出し３の摺動方向と平行になる位置で、屈曲部２９ａ
の突出側と反対側の根元付近の面がストッパ部１２ａの
端面に当接し静止する。この状態で、３本のハンガアー
ム２９は互いに等間隔になる。なお、その他の構成は第
１の実施例と同様である。
９を水平方向に回動させ開き状態としたまま引出し３を
押し込むと、屈曲部２９ａが本体６の側板の端面６ａに
当たり、ハンガアーム２９は開き状態と反対方向に回動
する。その結果、ハンガアーム２９は、直線部２９ｃが
引出し３の摺動方向と平行になる位置で、屈曲部２９ａ
の突出側と反対側の根元付近の面がストッパ部１２ａの
端面に当接し静止する。この状態で、３本のハンガアー
ム２９は互いに等間隔になる。なお、その他の構成は第
１の実施例と同様である。
【００１３】
【考案の効果】この考案の収納装置は、ふきん等を掛け
るため水平方向に回動させ開いた状態としたまま引出し
を押し込むと、屈曲部が本体の側板に当たり水平方向に
開いたハンガアームを閉じる。しかも、ストッパ部によ
り隣合うハンガアームは互いに等間隔をもって平行に位
置するため、これらに掛けたぬれふきん等の間に常に適
当な空間を確保できる。したがって、人為的に手を加え
てハンガアームを戻さなくても収納が行えるとともに、
隣合って掛けられたふきん等の間の通風性を確保し効率
良く乾燥ができる。
るため水平方向に回動させ開いた状態としたまま引出し
を押し込むと、屈曲部が本体の側板に当たり水平方向に
開いたハンガアームを閉じる。しかも、ストッパ部によ
り隣合うハンガアームは互いに等間隔をもって平行に位
置するため、これらに掛けたぬれふきん等の間に常に適
当な空間を確保できる。したがって、人為的に手を加え
てハンガアームを戻さなくても収納が行えるとともに、
隣合って掛けられたふきん等の間の通風性を確保し効率
良く乾燥ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）はこの考案の収納装置の第１の実施例の
部分斜視図、（ｂ）は水平断面図。
部分斜視図、（ｂ）は水平断面図。
【図２】（ａ）はこの考案の収納装置の第２の実施例の
部分斜視図、（ｂ）は水平断面図。
部分斜視図、（ｂ）は水平断面図。
【図３】提案例の収納装置の扉を開いた状態の全体斜視
図。
図。
【図４】従来例の収納装置の水平断面図。
２ａ ストッパ部 ３ 引出し ４ 後板 ６ 本体 １９ ハンガアーム １９ａ 屈曲部
Claims (1)
- 【請求項１】 本体に出し入れ自在に設けた引出しの後
板に、複数本のハンガアームを水平方向回動自在に取付
け、前記ハンガアームの根元近くに横方向に突出した屈
曲部を形成し、前記ハンガアームの屈曲部突出側と反対
側の面に当接し前記ハンガアームを引出しの出し入れ方
向と平行でかつ互いに等間隔の状態で衝止するストッパ
部を前記後板に設け、前記引出しを押し込む際に前記屈
曲部が前記本体の側板に当たって前記ハンガアームが開
き状態から閉じ状態となり、前記ストッパ部に当接する
ようにしたことを特徴とする収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3681591U JP2531497Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3681591U JP2531497Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04131334U JPH04131334U (ja) | 1992-12-02 |
| JP2531497Y2 true JP2531497Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31918708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3681591U Expired - Fee Related JP2531497Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531497Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3681591U patent/JP2531497Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04131334U (ja) | 1992-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |