JPS6212386Y2 - - Google Patents

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JPS6212386Y2
JPS6212386Y2 JP1982129245U JP12924582U JPS6212386Y2 JP S6212386 Y2 JPS6212386 Y2 JP S6212386Y2 JP 1982129245 U JP1982129245 U JP 1982129245U JP 12924582 U JP12924582 U JP 12924582U JP S6212386 Y2 JPS6212386 Y2 JP S6212386Y2
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JP
Japan
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paper
casing
side walls
support rods
end opening
Prior art date
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JP1982129245U
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JPS5934695U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、芯管に長尺の紙を巻き付けて成る巻
取り式トイレツトペーパー用ホルダーに関するも
のである。
従来巻取り式トイレツトペーパーは、トイレツ
トの内部の適当個所に直接置かれたり、掛け外し
容易なホルダーに掛けられたりして、使用されて
いたため、公衆用トイレツトなどでは、ペーパー
の盗難が起りやすい、盗難に備えて予備のペーパ
ーを多数備え付けておかなければならない、多数
備えつけられたペーパーが乱雑に扱われて、トイ
レツトの美化がそこなわれやすいなどの諸欠点が
あつた。
また、従来錠を掛けてペーパーの盗難を防止す
る構造のホルダーも使われていたが、そのような
ホルダーは顧客相手のホテル、デパート等公共施
設で使用される場合、顧客側から見れば感じが悪
いなどの欠点があつた。
本考案は、上記従来の諸欠点を解消しうる巻取
り式トイレツトペーパー用ホルダーを提供しよう
とするものである。
以下図面にもとずいて本考案の実施例を説明す
ると、1は巻取り式トイレツトペーパー2を下端
開口部3から上方へ導入する空間4を有するケー
シング、5はケーシング1の上端開口部、6は上
端開口部5を開閉する蓋体で、弧状に彎曲させる
とともに、後端9寄りの上面には山形の張り出し
部30を設けて成り、後縁をケーシング1の背板
31の上端寄りの内側に通した軸8により軸着
し、ペーパー2の芯管7が取出せる程度の間隔に
は開くことができるが、それ以上の間隔に開こう
としても、張り出し部30が背板31に当接して
開くことができないようにしてある。なお、蓋体
6の前縁9′には、ペーパーの切り歯を設けるこ
ともある。10,10はケーシング1のうちペー
パー2の両端々面とそれぞれ対面する一対の側
壁、11,11は側壁10,10の上方に穿設し
た縦長の長孔、12,12は側壁10,10の外
側面において長孔11,11の縦方向の孔辺に接
近した位置に固定した軸承、13,13は長孔1
1,11を通つて側壁10,10の内側へ突出さ
せた支持杆で、長孔11,11の下辺14,14
で水平に受け止められるとともに、それらの後端
15,15が軸承12,12にピン16,16で
軸着されている。17,17は支持杆13,13
の先端に設けられた下向きの傾斜面で、支持杆1
3,13を、ピン16,16を支点にして上方へ
回動させ、支持杆13,13が長孔11,11の
上辺に突き当ると、傾斜面17,17が垂直方向
を向くような角度に傾斜させてある。18,18
は側壁10,10の下方に穿設した縦長の長孔、
19,19は側壁10,10の外側面において長
孔18,18の縦方向の孔辺に接近した位置に固
定した軸承、20,20は長孔18,18を通つ
て側壁10,10の内側へ突出させた支持杆で、
長孔18,18の下辺21,21で水平に受け止
められるとともに、それらの後端22,22が軸
承19,19にピン23,23で軸着されてい
る。24,24は支持杆20,20の先端に設け
られた下向きの傾斜面で、前記支持杆13,13
の傾斜面17,17と同じ角度に傾斜させてあ
る。なお、ペーパー2と側壁10,10との間隔
が広いときには、各支持杆13,13及び20,
20に傾斜面17,17及び24,24が設けら
れていない杆体を用いる。25,25は、ケーシ
ング1の背面を被う背板31の両側縁に設けた取
付板で、上下に透孔26を設けてある。29はケ
ーシング1の正面板32の上端縁中央部から切欠
した切欠部で、ケーシング1内へ手を入れるため
のものである。
次に、上記の構成より成る巻取り式トイレツト
ペーパー用ホルダーの使用態様について説明する
と、先ずペーパー2をケーシング1の下端開口部
3からケーシング1の内部へ導入し、上方へ押し
上げる。すると、支持杆20,20がペーパー2
の上辺により押されて上方へ回動し、支持杆2
0,20が長孔18,18の上辺に突き当つたと
ころで、傾斜面24,24が垂直方向を向き、ペ
ーパー2の両端々面に接しつつすべり、傾斜面2
4,24に芯管7の両端開口部が到達すると、支
持杆20,20が自重で元位置に戻るように移動
し、芯管7の内部に突入する。ペーパー2をさら
に押し上げると、支持杆20,20が芯管7の内
壁により押されて上方へ回動し、支持杆20,2
0が長孔18,18の上辺に突き当つたところ
で、傾斜面24,24が垂直方向を向き、支持杆
20,20が芯管7から抜け出して、ペーパー2
を通過させた後、自重で元位置に戻る。ペーパー
2がさらに押し上げられて、支持杆13,13に
突き当ると、支持杆13,13がペーパー2の上
辺により押されて上方へ回動し、支持杆13,1
3が長孔11,11の上辺に突き当つたところ
で、傾斜面17,17が垂直方向を向き、ペーパ
ー2の両端々面に接しつつすべり、傾斜面17,
17に芯杆7の両端開口部が到達すると、支持杆
13,13が自重で元位置に戻るように移動し、
芯管7の内部に突入する。この状態で、ペーパー
2の押し上げを止めると、ペーパー2は水平位置
に受け止められた支持杆13,13により回転自
在に支持される。このようにしてペーパー2の支
持が完了したところで、予備のペーパー2′をケ
ーシング1の下端開口部3からケーシング1の内
部へ導入して押し上げ、支持杆20,20を上記
と同様に動作させて、芯管7内へ突入させ、予備
のペーパー2′を支持杆20,20に支持させ
る。
支持杆13,13に支持されているペーパー2
を、蓋体6を少し開いて引き出し、必要な長さづ
つ切り取つて使用する。ペーパー2を使い尽した
ら、蓋体6を開放限度いつぱいに開いて手を切欠
部29からケーシング1内へ差し入れ芯管7をつ
かんで取出した後、支持杆20,20に支持され
ている予備のペーパー2′を押し上げて、支持杆
13,13に支持させるか、あるいは、支持杆2
0,20に支持されている予備のペーパー2′を
押し上げてゆき、ペーパー2′の上辺を芯管7に
押し当て、芯管7を支持杆13,13からはず
し、蓋体6を押し開きつつ蓋体6の彎曲面に沿つ
て転動させてケーシング1外へ押し出すととも
に、ペーパー2′を支持杆13,13に支持させ
る。
また、本考案は、ケーシング1の上端開口部5
を開閉する蓋体6を、第4図示のように上端開口
部5の全体を開放できるように軸着34するとと
もに、上端開口部5に邪魔板35を設けて、ペー
パー2をそつくり取出そうとしても邪魔板35に
つかえて取出せないように構成することもある。
また、本考案は、ケーシング1の正面板に窓を
設けたり、ケーシング1の全体を透明プラスチツ
クなどで成形したりして、ケーシング1の内部が
見えるように構成することもあり、支持杆を上記
実施例のように上下2個所に設けるほか、1個所
あるいは3個所以上に設けることもあり、また各
支持杆の軸承部を被いかくすカバーを設けること
もある。
本考案は、叙上のように構成したから、巻取り
式トイレツトペーパーをケーシングの下端開口部
からケーシング内へ押し上げてゆくだけで、支持
杆に簡単に軸支できる。しかもケーシングの上端
開口部からペーパーをそつくり抜き取ろうとして
も蓋体または邪魔板が障害になつて、抜き取るこ
とはできず、ペーパーを使い尽した後に残る芯管
は簡単に抜き取ることができ、またペーパーをケ
ーシングの下端開口部から抜き取ろうとしても、
各支持杆が長孔の下辺で水平に受け止められてケ
ーシング内へ突出した状態に保持されるので、抜
き取ることはできない。従つて本考案に係るホル
ダーを公衆用トイレツトなどに取付ければ、ペー
パーの盗難を防止することができ、予備のペーパ
ーを多数備え付ける必要はなく、予備のペーパー
が乱雑に扱われて、トイレツトの美化がそこなわ
れるようなこともない。また各支持杆を、それら
にコイルばねや板ばねによる弾力を付与すること
なく、軸承に回転自在に軸着したので、各支持杆
の取付構造や取付工程が簡単になるし、使用に際
しては、ばねのはずれや切損による故障を生ずる
ようなことはなく、ペーパーをケーシング内へ押
し上げて行く過程で、各支持杆がペーパーに軽く
接しながらスムーズに回動してペーパーを押圧す
ることがないため、ペーパーのうち各支持杆に接
触する部分にへこみなどの変形やすり切れなどの
損傷を与えるようなこともないなどの実用的諸効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る巻取り式トイレツトペー
パー用ホルダーの正面図、第2図は側面図、第3
図は中央縦断面図、第4図は開口部の変更例を示
す図である。 1……ケーシング、2……巻取り式トイレツト
ペーパー、3……下端開口部、4……空間、5…
…上端開口部、6……蓋体、7……芯管、10,
10……側壁、13,13……支持杆、20,2
0……支持杆、27……支持杆、28……スプリ
ング、33……支持杆、35……邪魔板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取り式トイレツトペーパーを下端開口部から
    上方へ導入する空間を有するケーシングの上端開
    口部には、上記ペーパーの芯管のみを取出せる程
    度に開口する蓋体を取付け、上記ケーシングの正
    面板の上端縁中央部には、上記ケーシング内へ手
    を入れられる切欠部を設け、上記ケーシングのう
    ち上記ペーパーの両端々面とそれぞれ対面する一
    対の側壁の一個所又は上下方向に間隔をおいた複
    数個所には、縦長の長孔をそれぞれ穿設し、上記
    一対の側壁の外側面において上記各長孔の孔辺に
    接近した位置には、軸承をそれぞれ固定し、この
    各軸承には、上記各長孔を通つて上記一対の側壁
    の内側へ突出し、かつ上記各長孔の下辺で水平に
    受け止められる支持杆の後端をそれぞれ回転自在
    に軸着し、この各支持杆の先端には、各支持杆が
    上記軸着部を支点にして上方へ回動し上記各長孔
    の上辺に突き当ると垂直方向を向くような角度に
    傾斜させた下向きの傾斜面をそれぞれ設けてなる
    巻取り式トイレツトペーパー用ホルダー。
JP12924582U 1982-08-27 1982-08-27 巻取り式トイレツトペ−パ−用ホルダ− Granted JPS5934695U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12924582U JPS5934695U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 巻取り式トイレツトペ−パ−用ホルダ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12924582U JPS5934695U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 巻取り式トイレツトペ−パ−用ホルダ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5934695U JPS5934695U (ja) 1984-03-03
JPS6212386Y2 true JPS6212386Y2 (ja) 1987-03-30

Family

ID=30292908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12924582U Granted JPS5934695U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 巻取り式トイレツトペ−パ−用ホルダ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524806U (ja) * 1992-03-31 1993-03-30 日東化学工業株式会社 クラツク注入装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562896B2 (ja) * 1975-07-24 1981-01-22

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493839U (ja) * 1972-04-10 1974-01-14
JPS5162347U (ja) * 1974-11-09 1976-05-17
JPS562896U (ja) * 1979-06-19 1981-01-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562896B2 (ja) * 1975-07-24 1981-01-22

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Publication number Publication date
JPS5934695U (ja) 1984-03-03

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