JP2531479B2 - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JP2531479B2
JP2531479B2 JP5009349A JP934993A JP2531479B2 JP 2531479 B2 JP2531479 B2 JP 2531479B2 JP 5009349 A JP5009349 A JP 5009349A JP 934993 A JP934993 A JP 934993A JP 2531479 B2 JP2531479 B2 JP 2531479B2
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アントニエ スコウハメル イミンク コルネリス
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1423Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
    • G11B20/1426Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4906Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes

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  • Communication Control (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はnビット情報ワードを伝
送前にmビットコードワードに変換して記録担体に記録
し、該mビットコードワードを伝送後に読取り、nビッ
ト情報ワードに再変換する情報伝送方法であって、伝送
前に順次のnビット情報を制限された最大ディスパリテ
ィ±dを有するmビット情報に変換して(ここでn,m
及びdは整数で、n<m及びd<m)各コードワードの
開始時における全先行コードワードのデジタル加算値が
第1の値と第2の値で限界された界面範囲内に維持され
るようにするために、次のコードワードを少なくともデ
ィスパリティの極性に関連して全先行コードワードの前
記デジタル加算値の関数として選択して前記次のコード
ワードが前記ディジタル加算値の絶対値の増大を生じ得
ないようにし、この目的のために少なくとも第1群のn
ビット情報ワードの各々に、互いに反対極性の絶対値d
のディスパリティを有すると共に互いに反対のビット極
性を有する1対のコードワードを割当てるようにした情
報伝送方法に使用する読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述の如き情報伝送方法および装置は英
国特許明細書第1540617号および米国特許明細書
第438736号により既知である。
【0003】斯るnビット情報ワード−mビットコード
ワード変換はmビットコードワード系列に課される所定
の要件を満足させるために使用される。これは、mビッ
トコードワードの可能な組合せの全てを使用できるわけ
でないことを意味し、従ってビット数mを関連する情報
ワードのビット数nより大きくする必要があることを意
味する。既知の方法および装置ではmは偶数または奇数
にすることができる。mが偶数の場合には偶数ディスパ
リティ±2、±4等に加えてディスパリティ0が発生
し、mが奇数の場合には奇数ディスパリティ±1、±3
等が発生する。この場合、最大ディスパリティは±mで
ある。この最大ディスパリティを制限して(d<m)最
大の符号効率を達成する。最大ディスパリティを大きく
すると使用可能なコードワードの数が増大するが、スペ
クトルの低周波数成分および連続する“1”または
“0”の最大数(クロック発生に重要)が著しく増大す
る。直流成分のない伝送信号を得るために先行コードワ
ードのデジタル加算値の関数として極性を選択する。こ
れは、各情報コードワードに対し互いに極性が反転関係
にある2個のコードワードを選択すると他方のワードは
極性反転により得ることができるので一方のコードワー
ドのみを発生させればよくなるために有利に達成するこ
とができる。
【0004】他の重要な点は受信ビットが論理値0であ
るか1であるかを判定するために受信側で発生させる判
定レベルの発生方法である。これは瞬時デジタル加算値
レベルをろ波して達成することができる。この目的に使
用するフィルタの時定数はできるだけ小さくして平均デ
ジタル加算値の急速な変化に追従できるようにすること
が重量である。これがため、瞬時デジタル加算値の変化
の振幅を制限することが必要であり、これはこれらの変
化が前記判定レベルの変動(ベースライン変動)を生ず
るためである。この目的のためにはコードワード内にお
ける瞬時デジタル加算値の変化に制限を課すことがで
き、例えば最大瞬時デジタル加算値を±(d+2)に制
限することができる。この場合所要の情報ワード数2n
と比較して使用可能なコードワードに相当な余分が屡々
生ずる。しかし、この制限範囲を±(d+1)に低減す
ると使用可能なコードワードの不足を生ずる。また、例
えば+(d+1)および−(d+2)の範囲の非対称制
限は極性反転原理を使用するときは何の意義もない。そ
の理由は、この場合には一方のコードワードが前記制限
範囲内に含まれないコードワード対は全て使用不可能で
あるため、使用可能なコードワード数は±(d+1)の
制限範囲の場合より大きくならないためである。同じこ
とが他の制限範囲(例えば±(d+2)と比較して±
(d+3))に対しても言える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、瞬時
デジタル加算値レベルを制限し得るようにした頭書に記
載したタイプの情報伝送方法に使用する読取装置を提供
することにある。この情報伝送方法においては、瞬時デ
ジタル加算値を、前記第1の値と第2の値で限界された
範囲外に位置する第3および第4の値であって第2およ
び第4の値間の間隔が第1および第3の値の間隔より小
さくなるよう定められた第3の値と第4の値で限界され
た範囲内に制限するために、それぞれ+dおよび−dの
ディスパリティを有する第1群および第2群のコードワ
ードを前記第1群の情報ワードの少なくとも一部の各ワ
ードに割当て、前記第1群の当該部分の各関連する情報
ワードに対する第2群のコードワードは関連する第1群
のコードワードのビット極性を反転すると共にビット伝
送順序を逆転したものとし、前記第1コードワードは少
なくとも次のコードワード群、すなわち前記選択規則に
従って前記第3および第4の値で限界された範囲内に維
持されるが対応するビット極性判定コードワードは前記
範囲内に接続されず、ビット伝送順序の逆転後に前記範
囲内に維持れるコードワード群から選択してある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このようなm
ビットコードワードが記録された記録担体を読取るため
に、記録担体からmビットコードワードを読取る読取ヘ
ッドと、読取ったmビットコードワードをnビット情報
ワードに変換するmビット−nビットコードコンバータ
とを具えた読取装置でおいて、前記mビット−nビット
コードコンバータは第1群のmビットコードワードの各
mビットコードワードを第1群の情報ワードの対応する
nビット情報ワードに変換する第1復号化手段と、第2
群のmビットコードワードの各mビットコードワードを
第1群の情報ワードの対応するnビット情報ワードに変
換する第2復号化手段とを具え、前記第1及び第2復号
化手段が第1群と第2群の関連それぞれのコードワード
を同一の情報ワードに変換するよう構成され、第1群と
第2群の関連するそれぞれのコードワードは互いにビッ
ト極性が反対であり且つビット順序が反対であることを
特徴とする。
【0007】図面につき本発明を説明する。
【実施例】図1は符号化された信号のデジタル加算値が
規定の限界範囲内に維持されるようにデジタルデータを
符号化および復号化するシステムを用いる記録再生シス
テムを示す。本システムは直列入力データ(データが予
め並列ワードの形で得られない限り)を受信する入力端
子1と、データを並列ワード(本例では8ビットの並列
ワード)に変換する直列−並列変換器2を具える。これ
ら8ビットワードはエンコード回路3に供給され、この
回路は例えばルックアップテーブルの形態をなし、本例
では各入力ワードに対し当該回路に定められた規則に従
って10ビット出力ワードを発生する。これらの10ビ
ットワードは並列−直列変換器4により直列データ系列
に変換され、このデータ系列は例えば慣例のアナログ磁
気テープレコーダ6により磁気テープに記録される。例
えば複数個(例えば20)の並列トラックに記録するこ
とができる。これらの処理はクロック信号発生回路5に
より入力信号から取り出されるクロック信号により同期
が取られる。
【0008】原則として復号は逆の順序で動作する同一
の回路により実現できる。テープレコーダ6からの信号
は直列−並列変換器7により10ビットワードに変換さ
れる(データが予め並列10ビットワードで得られない
場合)。符号化に使用した規則と相補関係の規則を使用
してこれらの10ビットワードはデコード回路8により
8ビットワードに変換され、これら8ビットワードは次
いで並列−直列変換器9により直列データ系列に変換さ
れて出力端子10に供給される。これらの処理もクロッ
ク信号発生回路13により得られるクロック信号により
同期が取られる。このクロック信号は直列−並列変換器
7の入力端子12に現れるテープレコーダ6からの信号
から取り出される。
【0009】デジタル加算値を制限するためには原則と
して等しい数の“1”と“0”を有するコードワード、
即ちデジタル加算値に全体として影響を与えないコード
ワードのみを使用することができる。特に、1コードワ
ード内のデジタル加算値にも制限が課される場合には、
所定のビット数(本例では10ビット)で形成し得るコ
ードワード数は少なくなるためにこの限られた個数の前
記所定ビット数のコードワードは著しく小ビット数の入
力ワードに復号することができるのみで、チャンネル容
量にかなりの損失が生ずる。この容量の損失を、例えば
8ビットから10ビットへの変換の場合において最低に
する場合には、英国特許第1540617号明細書に提
案されているように、等しくない個数の“0”と“1”
を含むコードワード、即ちデジタル加算値の変化を生ず
る、零に等しくないディスパリティを有するコードワー
ドを使用可能にする必要がある。この特許明細書には、
零に等しくない最低のディスパリティ(特に偶数ビット
数のコードワードに対しては±2のディスパリティ)を
有するワードを使用可能にし、各入力ワードに対し+2
のディスパリティおよび−2のディスパリティを有する
出力ワードを割当てると共にデジタル加算値(即ち、全
先行ワードのディスパリティの積分値)を減少するワー
ドを選択することが提案されている。図1に示す装置に
おいてはこの処理は、全先行ワードのデジタル加算値を
論理値“0”毎にカウントダウンすると共に論理値
“1”毎にカウントアップするアップ−ダウンカウンタ
14により決定し、このカウント値に応じて前記デジタ
ル加算値が2つの可能な値のうちの高い値(S1)である
か低い値(S0)であるかを示す論理信号S0 /S1 を発
生させることにより達成される。低値S0 の場合には次
の入力ワードは規則またはルックアップテーブルに従っ
てディスパリティが0又は+2のワードに変換されてデ
ジタル加算値はS0 のままかS1 (S1 =S0 +2)に
なり、高値S1 の場合には前記入力ワードはディスパリ
ティが0または−2のワードに変換されてデジタル加算
値がS1 のままかS0 か(S0 =S1 −2)になるよう
にする。
【0010】復号中は読出されたワードのデジタル加算
値がアップ−ダウンカウンタ15により決定され、その
カウント値に応じて符号化中に次のコードワードとして
0又は+2のディスパリティを有するワードが選択され
たのか0または−2のディスパリティを有するワードが
選択されたのかが決定される。デコーダ回路8はこれに
従って制御される。これがため、エンコーダ回路および
デコード回路は双方とも規則またはルックアップテーブ
ルに従って、全先行ワードのデジタル加算値がS0 であ
る場合に有効な一組みのコードワード(S0)と、全先行
ワードのデジタル加算値がS1 である場合に有効な一組
みのコードワード(S1)を発生する。
【0011】上述の英国特許明細書に従って両組のディ
スパリティ0のワードを同一に選択し、ディスパリティ
−2のワードをディスパリティ+2のワードに対し相補
関係に選択すると、一方の組(S1)のコードワードを他
方の組(S0)のコードワードから簡単に取り出すことが
できる。
【0012】コードワードの選択を図2〜図12を参照
して説明する。これら図はコードワードの瞬時デジタル
加算値をビット位置の関数として示す図である。ワード
は10ビットコードワードで最上位ビットは位置“1”
にある。+3から−2までの限界範囲のデジタル加算値
を縦軸にプロットしてある。これがため、6つのデジタ
ル加算値を取ることができる。コードワードは2進表示
と10進表示の両方で示してある。
【0013】図2はディスパリティ0のコードワードの
デジタル加算値の変化を、先行コードワードのデジタル
加算値がS1 の場合について示す。例として171=0
010101011のコードワードを選択してある。デ
ジタル加算値は“1”毎に1増加し、“0”毎に1減少
する。当該コードワードは値S1 から始まり値S1 で終
わり、規定のデジタル加算値の限界範囲+3 〜−2 の範
囲内に維持される。図3 は値S0 で始まる同一のコード
ワードを示す。この場合のデジタル加算値の変化も規定
の限界範囲+2〜−3内に維持される。
【0014】図4はデジタル加算値S1 から始まるコー
ドワード127=0001101011のデジタル加算
値の変化を示す。このワードは限界範囲+3〜−2内に
維持される。しかし、図5に示すようにこのワードはデ
ジタル加算値S0 から始まると、このワードは所定の限
界範囲内に維持されない。これがためワード127は規
定の限界範囲内に維持される零ディスパリティのワード
群に含まれない。初期状態(S0 またはS1)と無関係に
規定のデジタル加算値限界範囲内に維持される零ディス
パリティのワードのみが初期値からスタートして最後ま
で+3と−2の間に維持されるデジタル加算値の変化を
有するものであることも明らかである。
【0015】図6はディスパリティ+2のワード822
=1100110110のデジタル加算値の変化を示
し、このワードは初期状態S0 の場合にのみ発生する。
このワードは所定の限界範囲内に維持される。初期状態
1 の場合には上述の英国特許明細書に従ってその極性
反転コードワード、即ちワード402=0011001
001を選択する必要があり、この場合にもデジタル加
算値変化は図7に示すように規定の限界範囲内に維持さ
れる。
【0016】図8はディスパリティ+2のワード237
=00111001101のデジタル加算値の変化を示
し、この変化も規定の限界範囲内に維持される。しか
し、このワードは初期状態S1 の場合に極性反転されて
もその極性反転ワード786=1100010010の
デジタル加算値は図9に示すように規定の限界範囲内に
維持されない。このことは極性反転技術を使用するとき
は所定の限界範囲内に維持されるディスパリティ+2の
全ワードを使用できるわけではないことを意味し、これ
はこれらワードのいくつかは極性反転すると最早規定の
限界範囲内に維持されなくなるからである。これを解決
するにはワードを極性反転するだけでなくビット順序を
逆転する。即ち伝送順序を逆転すればよい。この場合ワ
ード237は291=0100100011となり、こ
のワードのデジタル加算値変化は図10に示すように規
定の限界範囲内に維持される。図8と図10を比較する
と、極性反転+順序逆転処理は両変化をワードの中心の
垂直軸を中心に互いに鏡面反転の関係にすることがわか
る。初期値S0 から規定の限界範囲内に維持されるディ
スパリティ+2の各ワードは極性反転(ディスパリティ
−2を生ずる)および順序逆転後に初期値S1 から規定
の限界範囲内に維持されることになる。これがため、デ
ィスパリティ+2の全ワードを使用することができ、符
号化をチャンネル容量の損失または瞬時デジタル加算値
変化の限界範囲(本例では6値)に関し最適化すること
ができる。
【0017】以上から、コードワードは次の2群に分か
れる。 群T0 :初期状態に無関係に規定の限界範囲内に維持さ
れるディスパリティ0の全コードワード; 群T1 :初期状態に依存し、互いに極性反転および順序
逆転により得られる±2のディスパリティを有する全コ
ードワード(初期状態S0 に対応するワードは+2のデ
ィスパリティを有し、初期状態S1 に対応するワードは
−2のディスパリティを有する); 尚、状態S0 からスタートして状態S1 になるまでの間
に値−2に達するディスパリティ+2のワード、従って
極性反転および順序逆転すると状態S1 からスタートし
て状態S0 になるまでの間に値−2に達するディスパリ
ティ+2のワードのみを極性反転および順序逆転するこ
ともできる。この場合には、3つのワード群、即ち、前
記群T0 と、レベル−2に達する(従って識別可能)±
2のディスパリティを有するワードに制限された群T1
と、レベル−2に達しない±2のディスパリティを有す
るワード(例えば図6のワード822)に制限されたT
1 ′が得られる。
【0018】群T0 およびT1 のワードのみ(場合によ
っては、群T1 ′のワード)が発生する場合には、復号
は先行状態と無関係に行うことができる。ワードのディ
スパリティ自体が復号規則を表わし、ディスパリティ+
2は初期状態S0 から復号することを意味し、ディスパ
リティ−2は初期状態S1 から復号することを意味し、
ディスパリティ0は初期状態と無関係に復号することを
意味する。アップ−ダウンカウンタ15(図1)は受信
ワードのディスパリティを決定するだけである。これに
より誤った初期状態が検出されたときにエラーの伝搬が
生じない。各ワードの初期状態はその来歴と無関係に決
定される。この場合、デコーダ回路に1つの表、例えば
初期状態S0 に対する表を設け、ワードをそのディスパ
リティが−2のときは極性反転および順序逆転した後に
変換し、ディスパリティが+2または0のときは直接変
換することが可能になる。
【0019】上述した8−10変換の場合には上述の規
則に従って見つけ出されるコードワードの数は規定の限
界範囲に対し不十分であることが起こり得る。8−10
変換の場合には256種類の(8ビット)入力ワードが
可能であり、この256種類の各ワードに対し10ビッ
ト出力ワードを選択する必要がある。群T0 は89個の
コードワードを含み、群T1 は155個のコードワード
を含むため、12個のコードワードが不足する。これら
のワードは2個の初期状態S0 およびS1 の一方に対し
ては使用できるが他方の状態に対しては使用できないデ
ィスパリティ0のワードから選択することができる。こ
の場合、初期状態S1 から3個の“0”で始まるワード
群(従って初期状態S0 から始まって3個の“0”で終
わるワード群を極性反転せずに順序逆転することにより
得られるワード群)から選択することができる。図11
は3個の“0”で終わるワード(初期状態S0)の一例を
示し、図12はその順序逆転後のワード(初期状態S1)
の一例を示す。図13は256個の8ビット入力ワード
iと関連する状態S0 およびS1 にそれぞれ対応する1
0ビット出力ワードを10進表示で示す表である。第1
群T0 は入力ワード0≦i≦88から成り、第2群T1
は入力ワード89≦i≦243から成り、第3群T2
入力ワード244≦i≦255から成る。
【0020】8ビット入力ワードの10ビット出力ワー
ドへの変換はメモリに図13の表(必要に応じ2個の状
態の一方S0 またはS1 に対応する部分のみとすること
ができる) をストアして実行することができるが、この
場合には所要の記憶容量の点で問題が生ずる。しかし、
「IEEE Transactions on Information Theory 」May1
972,pp.395−399および同誌、December
1973,pp.1438−1441のSchalkwijkの論
文から、特定のディスパリティ(Schalkwijk法では−
2)のコードワードを、ニュートンの二項式に従って選
択された要素を有するパスカルの三角形によって辞書式
に配列してこのパスカルの三角形の要素のみをストアす
ることにより入力コードワードを出力コードワードにお
よびその逆に直接変換することができることが既知であ
る。このパスカルの三角形によって前記ディスパリティ
を有する全出力コードワードに順序番号を割当てる。こ
の一連の順序番号は連続するので、8ビット入力ワード
をそれらの2進加重値と一致する順序番号に関連させる
ことにより明確なコードワード変換を得ることができ
る。しかし、本例の場合のようにこのディスパリティを
有する全ワードを図2〜図10に示すようにコードワー
ド内のデジタル加算値の最大変化の制限のために使用で
きるわけではない場合には、このエンコーディングおよ
びデコーディング方法は不可能である。事実、順序番号
がパスカルの三角形で割当てられた10ビット出力コー
ドワードのいくつかのワードは使用不可能である。これ
がため、使用可能な10ビットコードワードにパスカル
の三角形によって連続する一連の順序番号を与えること
はできないため、8ビット入力ワードをそれらの2進加
重値により決まるそれらの順序番号に従って10ビット
出力コード上にパスカルの三角形によってマッピングす
ることはできない。しかし、図14につき説明する規則
に従う変形パスカル三角形を使用するとこれが可能にな
ることがためかめられた。
【0021】図14は斯る変形パスカル三角形の一例を
示し、これは次の一般規則に従って得られる。
【0022】(1) 使用可能なコードワード群において許
容し得るデジタル加算値レベルと同数の列Kを選択す
る。本例では群T0 におけるレベル数に従ってK=4
(初期状態S1 およびS0 から4レベルが許容され
る)。1つの補助列(第5列)を付加する。 (2) 出力ワードのビット数と同数の行rを選択する。本
例では8−10ビット変換のためr=10。 (3) 図2〜図10における出発レベルS0 またはS1
一致する1列を出発列として選択する。 本例ではこの列は列K=3であるため、ワード群T0
属するワードにおいては+1と−2の間のデジタル加算
値変化が可能となる。この場合、終了列は出 発列から
当該ワード群のディスパリティ(本例では0)に等しい
個数だけずら すことにより見つけ出される。 (4) 終了列の右側の列の第1行に1を入れる。 (5) マトリックスの各位置に、上から下に順次各位置の
上方の対角位置にある2個の数を加算して入れる(但
し、第1列には常に0を挿入すると共に第5列には第4
列の上方対角位置にある数値を挿入する)。こうして図
14に示すマトリックスを得る。第5列の数値はマトリ
ックスの形成後は何の意味もないのでかっこに入れてあ
る。第3列(最終列)の上には星印を付してあり、これ
は後述する符号化および復号化方法は常にこの点で終了
するためである。星印から出る対角線および第3列第1
0行の出発数55から出る対角線の外にある数は何の役
にもたたないもので、これら数もかっこに入れてある。
役に立つ他の数は例えばメモリにストアすることができ
る。
【0023】符号化方法は次のうよに進められる。入力
ワードの順序番号が出発数(55)と比較される。この
順序番号が出発数より大きいか等しい場合にはこれから
出発数が引算され、ベクトル“1”がその右上の対角位
置にある数に向かうと共に論理値1が供給される。順序
番号が小さい場合には符号化は左上の次の数に進み、こ
のとき論理値0が供給される。この処理が後続の各数に
対しくり返されて最後に星印に達するまで行われる。
【0024】復号化中は上記と逆の処理が行われ、出発
数(55)から出発する。論理値1を受信すると右上の
対角位置に進み、出発数(55)が累算される。論理値
“0”を受信すると、左上の対角位置に進み、このとき
は出発数(55)は累算されない。星印に達するまで各
位置において同一の処理が行われ、累算された数が復号
化により得られたワードの順序番号を構成する。実際に
はこのワードの2進加重値を順序番号として選択し、変
形パスカル三角形の数を2進数として加算することによ
りこの順序番号が直接得られるようにする。
【0025】図15は符号化および復号化方法の処理を
説明する第1の例を示す。この選択された入力ワードは
10進順序番号が0の8ビットワード00000000
である。出発数55はこの順序番号から引算できないの
で、左上の数21にステップする必要があり、論理値0
が供給される。数21も引算できないので、再び左上に
ステップして論理値0が供給されると共に、数0に到達
する。この数は引算できるのて(残り0)、次のステッ
プは右上になり、論理値1が供給される。この位置の数
8は前記残り0から引算できないので、再び左上へステ
ップが生じ、論理値0が供給される。以下同様で、矢印
で示す経路を経て星印に到達する。この場合全10ビッ
ト出力ワードは00101011となり、これは10進
数171(表13の第1ワード)に相当する。
【0026】復号化は再び55から出発する。論理値0
を受信すると左上へのステップが行われる。次の論理値
0も左上のステップを必要とする。次の論理値1は右上
へのステップを必要とすると共にこのステップの開始位
置にある数(本例では0)の累算を必要とする。この場
合、10ビットワード0010101011は図示の経
路を経て順序番号0の8ビット出力ワード000000
00になる。
【0027】図16は変形パスカル三角形を使用して順
序番号(=2進加重値)29のワード00011101
を符号化する場合を示す。数55から出発する。この数
は29より大きいため、ステップは左上の数21に行わ
れ、論理値0が供給される。数21は29より小さいの
で、ステップは右上に行われ、論理値“1”が供給され
ると共に、数21が引算されて29−21=8が生ず
る。次の数21は残り8より大きいので、論理値“0”
が供給されると共にステップが左上に行われる。この位
置の数(8)は残り8から引算でき、残りは0になる。
この場合には右上へのステップが行われ、論理値“1”
が供給される。こうして符号化は星印に達するまで進め
られる。この場合の出力ワードは0101001011
(図13の表の331)になる。
【0028】この10ビットワード010100101
1は次のように復号される。第1ビットは0であるから
左上へのステップが行われ、第2ビットは1であるから
数21を有するこの位置から右上の位置へのステップが
行われると共にこの数21が累算される。次の第3ビッ
トは再び0であるから左上へのステップが行われて数8
になり、次の第4ビット(論理値1)の指令の下でこの
数8から右上へのステップが行われ、この数8が累算さ
れる。こうして星印に到達するとアキュムレータに数2
9=00011101が得られる。
【0029】図17は8ビットワード00010100
=20が10ビットワード0011101010=23
4にどのように符号化されるかを示す。符号化は次のよ
うに進む。出発数は入力ワード00010100=20
より大きいので、左上へのステップが行われ、論理値0
が供給される。この位置の数21も20より大きいの
で、再び論理値0が供給されると共に左上へのステップ
が行われ、0に到達する。この数0は数20から引算で
きるので(残り20−0=20)、右上へのステップが
行われ、論理値1が供給される。この位置において数8
は20から引算でき残り12を生ずるので、右上へのス
テップが行われ、論理値1が供給され、次いでこの位置
において12−8=4が行われ、更に右上へのステップ
が行われる。このとき到達する位置の数は5であり、4
より大きいため、左上の数3へのステップが行われ、論
理値0が供給される。次いで、この数3は4から引算で
きるから(残り4−3=1)、右上の数2へのステップ
が行われ、論理値1が供給される。この数2は残り1か
ら引算できないので論理値0が供給されると共に左上の
数1へのステップが行われる。この数1は残り1から引
算できるので再び論理値1が供給され、残りは1−1=
0になると共に右上へのステップが行われ、この位置で
は数1であるから最後のステップが左上に行われて星印
に到達し、論理値0が供給される。これがため、入力ワ
ード00010100=20から出力ワード00111
01010=234(図13の表の20に対応)が形成
される。復号においては同一の経路を進みながら数0,
8,8,3および1が累算されて20=0001010
0が得られる。
【0030】以上は、この方法が規定の限界範囲を越え
る瞬時デジタル加算値変化を有するワードを決して生じ
ないことを証明している。第1列に到達すると、この列
の0は瞬時残りから常に引算することができるため右上
へのステップが常に生ずる。第4列では常に左上へのス
テップが生ずる。これは瞬時残りが右上へのステップを
必要とするものと仮定してみると容易にわかる。この場
合にはこの残りはその前の位置の数より大きいか等しい
ので第4列には到達しない。例えば、第4列第3行の位
置の数2に到達しているものと仮定する。右上へのステ
ップは3以上の残りを必要とするが、これは第3列第4
行の位置(数3)から右上へのステップにより達成不可
能である。
【0031】同様に、第4列第5行の位置に対しては右
上ステップは5以上の残りを必要とする。しかし、この
ことは第2列第9行の位置において残りが8+8+5=
21より大きい必要があることを意味し、これはこの位
置において左上へのステップの代わりに右上へのステッ
プを生ずることを意味する。
【0032】一連の連続番号、本例では0から88まで
の番号をこのように符号化できることは全ての場合につ
いて試みることにより容易に証明することができる。
【0033】図18はコード群T1 を符号化および復号
化するための変形パスカル三角形がどのようにして得ら
れるかを示す。ここでは初期状態S1 が選択されている
ものとする。初期状態S0 を有する群は順序逆転+極性
反転により得られる。この場合にはワード内のデジタル
加算値変化は+1〜−4であるため、6個の列が必要と
され、第5列を出発列として使用する。反対の状態、即
ち初期状態S0 を選択する場合にはデジタル加算値変化
は+3と−2の間になるため、同様に6個の列が必要に
なり、第3列を出発列として使用する。S1 からのディ
スパリティは−2であるため、第3列が終了列(星印参
照)になる(逆の場合には第5列が終了列になる)。従
って、第4列第1行の位置に数1を入れ、当該行の他の
位置に0を挿入する。更に、マトリックスに前述の規則
に従って数を入れていく。関係のない数はかっこに入れ
て示してある(図19では省略してある)。
【0034】図19は数010001110=70がど
のように符号化されるかおよびその結果がどのように復
号化されるかを示す。符号化は第5列の数108から始
まる。108は70から引算できないので左上へのステ
ップが生じ、論理値0が供給されると共に数61に到達
する。この数61は70から引算できるので(残り70
−61=9)、右上へのステップが生じ、論理値1が供
給されると共に数33に到達する。この数は前記残り9
から引算できないので論理値0が供給されると共に左上
の数19にステップされ、更に第6行の数9にステップ
される。この数9は前記残り9から引算できるので(残
り9−9=0)、右上の数6へのステップが生ずると共
に論理値1が供給される。この数6は残り0から引算で
きないので論理値0が供給されると共に左上へのステッ
プが行われ、0が第2行に現れるまでこのステップが2
度くり返され(その都度論理値“0”が供給される)、
第2行の数0は残り0から引算でき、残り0を生じるの
で、第2行および第1行において右上ステップが生じて
星印に到達すると共にその都度論理値“1”が供給され
る。こうしてワード0100100011=291が得
られる。復号化は再び規則に従って矢印の経路に沿って
行われる。右上へのステップを生ずる数を(論理値1の
受信時に)累算することにより61+9+0+0=70
が得られる。この1対の数70と291は図13の表に
見つけ出すことはできない。これは、順序番号0〜88
は群T0 に属し、図14の変形パスカル三角形に従って
符号化および復号化されるものであるためである。群T
1 の順序番号は2進加重値に89を加えることにより得
られるため、2進数70は表中の順序番号70+89=
159に対応する。別の方法として、図18のパスカル
の三角形をストアするメモリ内の数108から左上に延
在する対角位置の全ての数を89だけ増加させることに
より数89の1度の追加の加算を復号中に自動的に行う
ことができる。即ち、このようにすると最初の右上のス
テップが行われるときに復号中においては数89の追加
の加算が1度行われ、符号化中におていは数89の追加
の減算が1度行われる。
【0035】原理的には、三角形の全ての数を特定の値
だけ増加させることができる。これは全てのワードが同
数の“1”を含むためである。この場合、“1”の数が
乗算された辞書式配列値が前記特定の値だけ増加する。
この増加は右上への1ステップが各対角線に対し行われ
るために対角方向に行うことができる。左上方向に延在
する対角線(星印で終了する対角線も含む)の数は
“1”の数に相当する。この増加は最終列の数に与える
必要はない。その理由はこの列から右上へのステップは
行われないためである。これはコードワードの復号にの
み使用することができる。符号化中は出発点から出る前
記対角線上の数を増加することが許されるだけである。
【0036】この点に関し、通常のパスカルの三角形を
用いる Schalkwijk の方法では常にパスカルの三角形の
対角方向に位置する2個の数の差がステップが行われる
出発数の代わりに取られ、処理は星印の代わりに三角形
の頂点の数で終了する。これはマトリックスの全要素を
1行および1列に亘ってずらせることに相当する。前記
差は常に関連する数の左上に位置する。
【0037】図20は図1〜図19について説明した原
理を使用するエンコード回路の一例を示す。入力端子1
の直列8ビット信号は直列−並列変換器2により8ビッ
ト並列信号に変換される。更に、ワード同期クロック信
号cがクロック信号発生器16により発生され、8ビッ
ト同期クロック信号aがクロック信号発生器17により
発生される。更に、形成すべき出力信号のビット周波数
(即ちクロック信号aの周波数の10/8倍の周波数)
と同期したクロック信号bがクロック信号発生器18に
より発生される。これらクロック信号はエンコード回路
の種々の部分に同期用に供給される。直列−並列変換器
2の8ビット出力端子は群−デコーダ回路19に接続さ
れる。このデコーダ回路は、例えば論理ゲートにより、
8ビットワードの2進加重値iがi<89;89≦i≦
243またはi>243のときにそれぞれ信号T0 ,T
1 またはT2 を発生する。これらは各々別個の方法で符
号化される先に定義した3つの群である。このエンコー
ド回路は、更に、信号T0でスイッチオンされる図14
の変形パスカル三角形を含むメモリ20を具えると共
に、これと並列に配置され、信号T1 によりスイッチオ
ンされる図18に示す変形パスカル三角形を含むメモリ
21を具える。両メモリの出力端子は減算回路22に接
続され、この減算回路はメモリ20または21から供給
される数をアキュムレータ23により供給される数から
引算する。この減算回路の出力端子はアキュムレータ2
3に接続される。直列−並列変換器2からの入力ワード
はクロック信号cの指令の下でアキュムレータ23にロ
ードされる。メモリ20および21はビットクロック信
号aにより行アドレスされ、各ビット毎に1行づつシフ
トされて変形パスカル三角形(図14、図18)が下か
ら上へとステップされる。列アドレッシングに対しては
メモリ20(図14)の第3列またはメモリ21(図1
8)の第5列がクロック信号cの制御の下で出発列とし
て選択される。減算回路22においてはメモリ20また
は21から読出された数がアキュムレータ23により供
給される数から引算され、その残り(差)が零より大き
いか零に等しい場合にこの残りが前記アキュムレータに
ストアされ、これは減算回路の出力端子241のオーバ
フロー信号により前記アキュムレータの再ロードを禁止
することにより達成される。インバータ25で反転され
たオーバフロー信号により、前記オーバフロー信号が現
れるとき(即ちメモリの数を引算できないとき)に列番
号を1だけデクリメントし、この信号が現れないとき
(即ちメモリの数をアキュムレータの数から引算できる
とき)に列番号を1だけインクリメントするアップ/ダ
ウンカウンタ24を介してメモリ20および21の列ア
ドレスを決定する。この反転オーバフロー信号は所望の
出力信号も構成する。この信号はメモリの数をアキュム
レータの数から引算できるとき論理値1であり、引算で
きないときに論理値0である。群T1 が処理される場合
には入力信号が信号T1 の指令の下でアキュムレータ2
3にロードされるときに初期順序番号(89)を引算す
るか、メモリ21にストアする数をその分だけ見込んで
おくことができる。
【0038】直列−並列変換器26により反転オーバフ
ロー信号をクロック信号bを用いて10ビット並列信号
に変換する。
【0039】本例エンコード回路は更に直列−並列変換
器2から8ビット並列ワードを受信するメモリ回路27
を具え、このメモリ回路は信号T2 によりスイッチオン
されると共に前記第3群T2 のコードワードをストアし
ているため、信号T2 の指令の下で第3群の10ビット
コードワードを関連する8ビット入力ワードの関数とし
て発生する。この10ビットコードワード(並列に得ら
れる)は直列−並列変換器26の出力端子にワイヤドO
Rを介して供給されるためこの出力端子に全ての10ビ
ットコードワードが8ビット入力ワードのリズムで現れ
るが、これらは全て初期状態S1 に従って符号化された
ものである。これら10ビットワードは切換可能な極性
反転ゲート回路28と切換可能な順序逆転ゲート回路2
9を経て並列−直列変換器4に供給され、これにより出
力端子11に符号化ビット流が供給される。クロック信
号cによりワード同期されたアップ/ダウンカウンタ3
1により全先行ワードのデジタル加算値が積分される。
この全先行ワードのデジタル加算値が零の場合には初期
状態S0 が正当であるが、符号化は初期状態S1 で行わ
れている。この場合には次のワードをこのワードが群T
1 のワードの場合には極性反転すると共に順序逆転する
必要があり、このワードが群T2 のワードの場合には順
序逆転のみを行う必要がある。この目的のために、アッ
プ/ダウンカウンタ31の出力信号をゲート32,33
および34により信号T1 およびT2と論理的に合成し
て上記の場合に極性反転回路28および/または順序逆
転回路29をスイッチオンする信号を形成する。
【0040】図21は図20に示すエンコーダ回路によ
り符号化された10ビットワードを復号するデコーダ回
路を示す。入力端子12から10ビットワードが直列−
並列変換器7に供給され、直列ビット流が10ビットの
並列ビット流に変換される。クロック発生回路35,3
6および37によりワード周波数、10ビットワードの
ビット周波数および8ビットワードのビット周波数とそ
れぞれ同期したクロック信号c,bおよびaが発生され
る。
【0041】入力ビット列の各ワードが状態S0 または
1 において符号化されたものかおよび群T0,T1 また
はT2 のどれに属するものかを決定する必要がある。こ
の目的のために、10ビットワードをアップ/ダウンカ
ウンタ41に供給する。このカウンタはワードクロック
信号cと同期し、各ワードの終了時にディスパリティ
(各ワード内のデジタル加算値の変化量)を示す。この
ディスパリティは−2,+2または0のいずれかであ
る。直列−並列変換器7の出力信号の最下位の3ビット
をANDゲート42によりモニターすると共に最上位の
3ビットをANDゲート43によりモニターする。両ゲ
ートは反転入力端子を有し、関連するビットが零のと
き、即ち群T2 のワードの場合における状態S0 および
1 において信号をそれぞれ出力する。
【0042】カウンタ41がディスパリティ0を検出す
ると共にゲート42またはゲート43が出力信号を出力
する場合には当該ワードは群T2 に属する。この目的の
ためにゲート42および43の出力信号をORゲート4
4で合成すると共に、このORゲートの出力信号をカウ
ンタ41の0ディスパリティ出力信号とANDゲート4
5で合成して群T2 のワードを識別する信号を形成す
る。ORゲート46はカウンタ41の+2ディスパリテ
ィ出力信号と−2ディスパリティ出力信号とを合成して
+2のディスパリティを有する群T1 のワードを識別す
る信号を形成する。カウンタ41からの0ディスパリテ
ィ信号はゲート42および43が出力信号を発生しない
ときに群T0 を表わすので、これをゲート47により検
出して群T 0 を識別する信号を形成する。
【0043】図20に示すエンコード回路と同様に、図
21に示すデコード回路は状態S1からスタートし、状
態S0 のワードは極性反転および/または順序逆転によ
り得られる。状態S0 における群T1 のワードはこれら
ワードが−2のディスパリティを有することから識別す
ることができ、−2のディスパリティの場合には極性反
転と順序逆転を必要とする。状態S0 における群T2
ワードは最下位の3ビットが零であることから、即ちゲ
ート42が出力信号を発生することにより識別すること
ができる。
【0044】状態S0 のワードを状態S1 のワードに変
換するために、直列−並列変換器7の出力信号を切換可
能な反転回路38を介して切換可能な順序逆転回路39
に供給する。極性反転回路38はカウンタ42からの−
2ディスパリティ信号によりスイッチオンされ、順序逆
転回路39は−2ディスパリティ信号とゲート42の出
力信号をORゲート48で合成して形成した信号でスイ
ッチオンされ、同期はワードクロック信号cにより取ら
れる。
【0045】こうして得られたワードを復号するため
に、図21に示すデコード回路は図14に示す変形パス
カル三角形をストアしている信号T0 でスイッチオンさ
れるメモリ回路49と、これと並列に配置され、図18
に示す変形パスカル三角形をストアしている信号T1
スイッチオンされるメモリ回路50を具えている。
【0046】メモリ回路49および50はビットクロッ
ク信号aにより行アドレスされ、ワードの開始時にパス
カル三角形の第10行に対応する行がアドレスされて下
から上に順次アドレスされる。これらメモリ回路は並列
−直列変換器40から10ビットワードを受信するアッ
プ/ダウンカウンタ510により列アドレスされる。即
ち、このカウンタはワード内の瞬時デジタル加算値を発
生し、開始時に所定の出発列、即ちメモリ49に対して
は第3列、メモリ50に対しては第5列をアドレスし、
次いで論理値1の受信毎に高位の列をアドレスする。同
時に、ビットクロックaの指令の下で上位行へのアドレ
スが行われるため、論理値1の受信時に変形パスカル三
角形における右上へのステップが図14〜図19につき
述べたように行われる。同様に、論理値0は左上へのス
テップを生ずる。前述の復号方法に従って変形パスカル
三角形内の数をワード内の論理値1が生ずるときに累算
する必要がある。この目的のためにアキュムレータ51
と加算回路52を具える。加算回路52は並列−直列変
換器40の出力端子のワードにより制御され、ワード内
に論理値1が生ずる度に瞬間的にアドレスされたメモリ
位置の内容をアキュムレータの内容に加算して、アドレ
スが同一の論理値1の指令の下で変化される前にメモリ
からの数の読出しが行われるようにする。斯くして出力
ワードがアキュムレータ51に8ビットコードワードと
して発生し、このアキュムレータはその内容を前記ワー
ドの終了時に並列−直列変換器9に転送した後にリセッ
トされる。この際、群T1 のワードを89だけ増加させ
ることは例えばアキュムレータ51を各ワードの終了時
に89にリセットすることによりまたはメモリ50の内
容を適応させることにより行うことができる。
【0047】群T2 のワードを復号するために、順序逆
転回路39の出力端子のワードをメモリ53に並列に供
給する。このメモリは信号T2 でスイッチオンされ、供
給されたワードに応じて読出しを行い、8ビットワード
を発生し、このワードがアキュムレータ52の出力ワー
ドと同様に並列−直列変換器9に供給され、斯る後にこ
れらワードが出力端子10に直列に供給される。この変
換器は信号aおよびcにより制御される。
【0048】同期はクロック信号a,bおよびcにより
行う必要があり、必要に応じ遅延回路およびホールド回
路を用いる必要がある。例えば、10ビットワードは直
列−並列変換器7、極性反転回路38、順序逆転回路3
9および並列−直列変換器40により処理れる間に1ワ
ード長の遅延を受けるため、発生された信号T0,T1
よびT2 を1ワード長の遅延を有するゲート54,55
および56を通して転送する必要がある。
【0049】図20および図21に示す回路においては
メモリ回路が3つの群T0,T1 およびT2 の各々に対し
必要とされ、所要記憶容量の点で不所望である。
【0050】群T2 のためのコードワードテーブルの使
用を避けるためには群T0 に含まれるディスパリティ0
の使用可能なコードワードの数を拡張する方法を見つけ
出す必要がある。図13の表においては群T0 に89個
のディスパリティ0のコードワードを使用している。規
定の限界範囲内に維持されるディスパリティ0のコード
ワードの可能な数は状態S1 において131個、状態S
0 において197個ある。変形パスカル三角形を使用可
能にするために、この場合には可能な数が少ない状態、
即ち状態S1 からスタートし、初期状態がS0 のときは
これらのワードを状態S1 に変換するのが有効である。
この場合には状態S1 の可能な全ワードを使用すること
ができるため、一連の連続順序番号を必要とする変形パ
スカル三角形を使用することができる。
【0051】群T0 を考察すると、瞬時デジタル加算値
がワードの開始から+1 と−2 の間に位置するコードワ
ードのみが使用される。これは状態S1 においては−3
または−4の瞬時デジタル加算値を有するワードは使用
できないことを意味する。
【0052】−3の瞬時デジタル加算値を有するが−4
の瞬時デジタル加算値を有しないワードは極性反転のみ
で状態S0 にマッピングすることができる。図22は一
例として状態S1 におけるワード286=010001
1110の瞬時デジタル加算値の変化を示す。このワー
ドはレベル−1、即ち−3の瞬時加算値に到達する。こ
のワードは反転すると737=1011100001に
変化し、図23に示すように状態S0 にマッピングする
ことができる。
【0053】−4の瞬時デジタル加算値を有するワード
は状態S0 における極性反転により不許容レベル4に到
達するためにこれらワードは状態S0 に直接マッピング
することはできない。この状態S0 では上述の極性反転
のためにレベル+3 だけでなくレベル−2,−1,0お
よび+1も生ずる。これがため、これらコードワードは
レベル+2に到達することなくレベル+3に到達するこ
とはあり得ない。この場合、これらコードワードは極性
反転後に、例えばレベル+2に到達後の後続のビットを
極性反転することによりワードをレベル+2を中心に
“折り返えす”と共にレベル+2に再び到達後に再び極
性反転する(その前の極性反転を打ち消す)ことにより
マッピングすることができる。図24に、状態S1 にお
いて−4の瞬時デジタル加算値変化を有するワード59
=0000111011を一例として示す。このワード
は上述の規則に従って処理すると図25に示すようにワ
ード820=1100110100になり、状態S0
マッピングすることができる。
【0054】上述の方法によれば状態S1 において可能
な全ワードを使用することができ、この場合には6列を
有する変形パスカル三角形を使用することができる。こ
の結果として131個の零ディスパリティコードワード
を使用することができる。−2ディスパリティの使用可
能なコードワードは155個あるので、合計286個の
使用可能コードワードが得られ、必要とされるのは25
6ワードある。余分のコードワードは例えば符号化を順
序番号19および0でスタートさせることにより追加の
記憶容量を必要とすることなくスキップさせることがで
きる。
【0055】斯るコードワード群は一つの6列変形パス
カル三角形により符号化および復号化することができ
る。群T1 の符号化および復号化にも6列の変形パスカ
ル三角形が必要とれるため、群T0 と群T1 の変形パス
カル三角形を合成するのが有効であり、これは2個の最
終列を使用すれば可能であることが確かめられた。この
場合には出発列として状態S1 に対応する(第5)列
(図18およびその説明参照)が選択されると共に、零
ディスパリティワードの終了列として第5列が、−2デ
ィスパリティワードの終了列として第3列が選択され
る。星印が付された終了列の右側の列の第1行に数1を
入れるという規則に従って、2個の終了列の右側の列、
即ち列4および6の第1行に数1を入れ次いでマトリッ
クスの全位置に図14〜19につき述べた規則に従って
数を入れる。これにより図26のマトリッスクが得ら
れ、図26では関係のない数はかっこに入れてあると共
にマトリックスは対角方向にステップされるために関係
のない位置は空白にしてある。
【0056】図27は8ビットワード15=00001
111を−2のディスパリティを有する10ビットワー
ド77=0001001101に符号化およびその逆に
復号化する場合を示し、図28は8ビットワード17=
00010001を零ディスパリティの10ビットワー
ド79=0001001111に符号化およびその逆に
復号化する場合を示す。
【0057】図29は図26の変形パスカル三角形に基
づくエンコーダ回路の一例を示す。その原理は図20の
回路の原理と同一であるが、本例では図26の変形パス
カル三角形をストアする1個のメモリ21のみを用い、
極性反転回路28および順序逆転回路29はコードワー
ドの関数として異なる方法で制御すると共に並列−直列
変換器4と出力端子11との間にインバータ60を配置
して図25につき述べた+2レベルを中心とする“折り
返し”を行うようにしてある。
【0058】減算回路22のオーバフロー信号しとて発
生しインバータ25で極性反転されて得られる発生コー
ドワードはアップ/ダウンカウンタ24に供給され、こ
のカウンタの出力信号がメモリ21の列アドレッシング
を制御する。この出力信号はラッチ機能(フリップフロ
ップ)61および62を具えるゲート回路にも供給さ
れ、これにより前記アップ/ダウンカウンタ24が−3
状態か−4状態かを決定する。この出力信号はホールド
回路63にも供給されてワード終了時のカウンタの状態
(ディスパリティ)がホールドされる。ディスパリティ
は状態0および−2を検出するラッチ機能を有するゲー
ト64および65により検出される。更に、図20の例
と同様に、初期状態(S0 またはS1)はアップ/ダウン
カウンタ31により検出される。ANDゲート66によ
りゲート61,64および31の出力信号を合成する。
従ってこのANDゲートはレベル−3に到達したまたは
通過したワードを表わすと共にこのワードのディスパリ
ティが0であり且つ初期状態がS0 であることを表わす
出力信号を供給する。斯るワードは極性反転する必要が
ある。ゲート65およびカウンタ31からの信号をAN
Dゲート67により合成して状態S0 における−2 ディ
スパリティのワード、即ち極性反転と順序逆転する必要
のあるワードを表わす信号を形成する。この目的のため
にゲート67の出力信号を順序逆転回路29に供給する
と共に、ゲート66の出力信号とORゲート68で合成
後に極性反転回路28にも供給する。ゲート62および
64からの信号およびカウンタ31からの信号をAND
ゲート90で合成する。このANDゲートは初期状態が
0 でレベル−4 に到達する零ディスパリティのワード
を表わす信号を出力する。これらワードは+2レベルを
中心に折り返す必要がある。これはインバータ60によ
り実行することができる。変換器4で並列−直列変換さ
れたビット列は変換器26の入力端子のビット列に対し
1ワード長の遅れを有する。このためゲート90からの
信号をホールド回路69により1ワード長だけ遅延させ
る。変換器4の出力信号の各ワード内におけるデジタル
加算値の変化をアップ/ダウンカウンタ71により決定
し、レベル+2に到達する度に信号を出力させる。AN
Dゲート72でこの信号をホールド回路69の出力信号
と合成する。このANDゲート72によりフリップフロ
ップ70を制御してその状態を+2レベルに到達する度
に切換える。このフリップフロップによりインバータ6
0を制御して所望の+2レベルでの折り返しを得る。
【0059】図30は図29に示すエンコーダ回路によ
り符号化されてワードを復号するデコーダ回路の一例を
示す。このデコーダ回路の原理は図21に示す回路の原
理と同一であるが、本例では図26に示す変形パスカル
三角形をストアする1個のメモリ50のみを用い、極性
反転回路および順序逆転回路を入力信号の関数として異
なる方法で制御する。
【0060】入力信号はアップ/ダウンカウンタ73に
供給される。このカウンタの出力信号をホールド機能を
有するゲート74および75に供給して、カウント+2
および+3を検出し、更にホールドスイッチ76にも供
給して各ワードの終了時の前記カウンタの最終カウント
をホールドすると共にホールド機能を有するゲート77
および78によりこの最終カウントが0であるか+2で
あるかを決定する。ゲート74および77の出力信号を
ANDゲート79で合成して+3レベルに到達する零デ
ィスパリティのワードを表わす信号を発生させる。ゲー
ト75および77の出力信号をANDゲート80で合成
する。このゲート80は+2レベルに到達するまたはこ
のレベルを通過する零ディスパリティのワード、即ち極
性反転のみがされているまたは極性反転と折り返しがさ
れているワードを表わす信号を出力する。この信号をゲ
ート79の反転出力信号とANDゲート81で合成して
+2レベルで折り返されたワードを表わす信号を発生さ
せ、この信号をホールド回路82に供給してこれを1ワ
ード長に亘りホールドする。ゲート78の出力信号は+
2ディスパリティのワード、即ち極性反転および順序逆
転されたワードを表わす。この信号は順序逆転回路39
に供給すると共にゲート80の出力信号とORゲート8
3で合成した後に極性反転回路38に供給する。
【0061】並列−直列変換器40の出力信号をアップ
/ダウンカウンタ84によりモニタしてワード内におい
てカウントが+2になる度に信号を出力させ、この出力
信号をホールド回路82からの信号とANDゲート85
で合成した後にフリップフロップ86に供給し、これに
より変換器40と加算回路52との間に配置したインバ
ータ87を切換える。
【0062】図20,21,29および30に示す装置
においてはエンコーダ回路(図20または図29)とデ
コーダ回路(図21または図30)は多数の同一の構成
素子を具えるので実際にはエンコーダ回路とデコーダ回
路の大部分を合成することができる。
【0063】ワード同期信号cの発生(図21および図
30の発生器35)に関しては、コードワード列内に特
別な同期ワードを付加しこれを順次のコードワードの隣
接部分から取り出すことができるようにすることにより
この同期信号cがデータワードと同相に維持されるよう
にすることができる。この目的のためには例えば図13
に示す表においては複数個のコードワードを禁止する必
要がある。この目的のために図31の表に同期ワード0
100111110および0000111110の使用
が可能となるよう変形した図13の表の情報ワード
(i)を示してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルデータを符号化された信号のデジタル
加算値が規定の限界範囲に維持されるよう符号化すると
共に復号化する方法を使用する本発明による記録再生シ
ステムのブロック図である。
【図2】使用可能コードワードの選択を説明するための
デジタル加算値変化の一例を示すグラフである。
【図3】使用可能コードワードの選択を説明するための
デジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図4】使用可能コードワードの選択を説明するための
デジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図5】使用可能コードワードの選択を説明するための
デジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図6】使用可能コードワードの選択を説明するための
デジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図7】使用可能コードワードの選択を説明するための
デジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図8】使用可能コードワードの選択を説明するための
デジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図9】使用可能コードワードの選択を説明するための
デジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図10】使用可能コードワードの選択を説明するため
のデジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図11】使用可能コードワードの選択を説明するため
のデジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図12】使用可能コードワードの選択を説明するため
のデジタル加算値変化の他の一例を示すグラフである。
【図13】コードワードテーブルを示す図である。
【図14】変形パスカル三角形の一例を示す図である。
【図15】図14の変形パスカル三角形を用いる符号化
及び復号化の一例を示す図である。
【図16】図14の変形パスカル三角形を用いる符号化
及び復号化の他の例を示す図である。
【図17】図14の変形パスカル三角形を用いる符号化
及び復号化の他の例を示す図である。
【図18】変形パスカル三角形の他の例を示す図であ
る。
【図19】図18の変形パスカル三角形を用いる符号化
および復号化の一例を示す図である。
【図20】図14〜19につき説明される原理を使用す
るエンコーダ回路の一例を示すブロック図である。
【図21】図14〜19につき説明される原理を使用す
るデコーダ回路の一例を示すブロック図である。
【図22】1つの群のコードワードのためのメモリを不
要にするために使用可能なコードワードの選択を説明す
るためのディジタル加算値変化の一例を示す図である。
【図23】1つの群のコードワードのためのメモリを不
要にするために使用可能なコードワードの選択を説明す
るためのディジタル加算値変化の他の例を示す図であ
る。
【図24】1つの群のコードワードのためのメモリを不
要にするために使用可能なコードワードの選択を説明す
るためのディジタル加算値変化の他の例を示す図であ
る。
【図25】1つの群のコードワードのためのメモリを不
要にするために使用可能なコードワードの選択を説明す
るためのディジタル加算値変化の他の例を示す図であ
る。
【図26】変形パスカル三角形の他の例を示す図であ
る。
【図27】図26の変形パスカル三角形を用いる符号及
び復号化の一例を示す図である。
【図28】図26の変形パスカル三角形を用いる符号及
び復号化の他の例を示す図である。
【図29】図26に示す変形パスカル三角形によるエン
コーダ回路の一例を示すブロック図である。
【図30】図26に示す変形パスカル三角形によるデコ
ーダ回路の一例を示すブロック図である。
【図31】図13に示すコードワードテーブルの変更例
を示す図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 直列−並列変換器 3 エンコーダ回路 4 並列−直列変換器 5 クロック発生回路 6 テープレコーダ 7 直列−並列変換器 8 デコーダ回路 9 並列−直列変換器 10 出力端子 13 クロック発生回路 14,15 アップ/ダウンカウンタ 16,17,18 クロック信号発生器 19 群デコーダ 20,11,27 メモリ回路 22 減算回路 23 アキュムレータ 24,31 アップ/ダウンカウンタ 25 インバータ 26 直列−並列変換器 28 極性反転回路 29 順序逆転回路 32,33,34 論理ゲート 35,36,37 クロック信号発生器 38 極性反転回路 39 順序逆転回路 40 並列−直列変換器 42,43,44,45,47,48 論理ゲート 49,50,53 メモリ 51 アキュムレータ 52 加算回路 54,55,56 遅延回路 510 アップ/ダウンカウンタ 60 インバータ 61,62,64,65 ゲート回路 63,69 ホールド回路 66,67,68,72 論理ゲート 70 フリップフロップ 73 アップ/ダウンカウンタ 76,82 ホールド回路 74,75,77,78 ゲート回路 79,80,81,83,85 論理ゲート 86 フリップフロップ 87 インバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録担体からmビットコードワードを読
    取る読取ヘッドと、読取ったmビットコードワードをn
    ビット情報ワードに変換するmビット−nビットコード
    コンバータとを具えた読取装置において、 前記mビット−nビットコードコンバータは、第1のm
    ビットコードワード群の複数のコードワードの各々を第
    1のmビットコードワード群の各コードワードに対応す
    るnビット情報ワードに変換する第1復号化手段と、 前記第1のmビットコードワード群の各コードワードと
    ビット極性が反対で且つビット順序が反対である第2の
    mビットコードワード群の複数のコードワードの各々を
    前記第1のmビットコードワードの各ビットコードワー
    ドに対応するnビット情報ワードに変換する第2復号化
    手段とを具え、 前記第1及び第2復号化手段が前記第1のコードワード
    群のコードワードと、該コードワードとビット極性が反
    対で且つビット順序が反対である前記第2のコードワー
    ド群のコードワードとを同一の情報ワードに変換するよ
    う構成されていることを特徴とする読取装置。
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