JP2531241Y2 - バックホウの排土カバー構造 - Google Patents

バックホウの排土カバー構造

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JP2531241Y2
JP2531241Y2 JP1990049404U JP4940490U JP2531241Y2 JP 2531241 Y2 JP2531241 Y2 JP 2531241Y2 JP 1990049404 U JP1990049404 U JP 1990049404U JP 4940490 U JP4940490 U JP 4940490U JP 2531241 Y2 JP2531241 Y2 JP 2531241Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行機台上に縦軸芯周りで全旋回自在な旋
回台を搭載し、この旋回台上面側に配設した搭載装置と
運転部との間の旋回中心近くに、掘削作業装置のブーム
の基端部を起伏自在に枢支連結するとともに、前記掘削
作業装置の最大折込み姿勢において、バケットが略旋回
中心上に位置するよう構成して、かつ、折込み姿勢にあ
る前記掘削作業装置の前記バケットから旋回中心近傍に
向けて落下する土砂を受止め案内するガイド板を前記ブ
ームの基端側箇所に固設してあるバックホウの排土カバ
ー構造に関する。
〔従来の技術〕 従来、この種のバックホウの排土カバー構造として
は、例えば先に出願された特願平2-40320号で開示され
た構造のものが知られており、バケットからこぼれ落ち
る土砂が、旋回台の旋回中心上に配設される油圧配管用
のロータリジョイントやブームの基端の枢支箇所に降り
かかったり堆積したりしないよう、その旋回中心近くに
配置のブームの基端側に固設したガイド板で、土砂を受
止め案内するように構成していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来構造のものでは、バケットや
ガイド板からこぼれ落ちた土砂が搭載装置の上、例えば
オイルタンクやボンネット等の上に降りかかって堆積す
ることがあって、このため、搭載装置の上端からも土砂
のこぼれ落ちがあり、その土砂が搭載装置とブームとの
間の隙間を通して、前記ロータリジョイントやブームの
基端の枢支箇所等に降りかかって、不具合を生じさせる
虞れが大であった。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
例え搭載装置上に土砂が堆積することがあっても、その
搭載装置上の土砂が旋回中心上に向けてこぼれ落ちるこ
とを防ぐことのできるバックホウの排土カバー構造の提
供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかるバックホウの排土カバー構造は、上記
目的を達成するために、走行機台上に縦軸芯周りで全旋
回自在な旋回台を搭載し、この旋回台上面側に配設した
搭載装置と運転部との間の旋回中心近くに、掘削作業装
置のブームの基端部を起伏自在に枢支連結するととも
に、前記掘削作業装置の最大折込み姿勢において、バケ
ットが略旋回中心上に位置するよう構成して、かつ、折
込み姿勢にある前記掘削作業装置の前記バケットから旋
回中心近傍に向けて落下する土砂を受止め案内するガイ
ド板を前記ブームの基端側箇所に固設してあるバックホ
ウの排土カバー構造であって、前記ガイド板から前記搭
載装置の上面に落下した土砂の前記掘削作業装置側への
こぼれ落ちを規制するように側端縁を立ち上げ形成した
ガイドカバーを前記搭載装置に備えてあることを特徴構
成とする。
かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
すなわち、搭載装置の上面からの土砂の掘削作業装置
側へのこぼれ落ちを規制するように側端縁を立ち上げ形
成したガイドカバーを搭載装置に備えてあるから、搭載
装置の上面から掘削作業装置側へ土砂がこぼれ落ちるよ
うな場合でも、搭載装置に備えてあるガイドカバーの立
ち上げ形成した側端縁部分によってこぼれ落ちようとす
る土砂が受け止められることで、その土砂の掘削作業装
置側へのこぼれ落ちが規制されることになって、掘削作
業装置側への土砂が落ちてくることが抑制される。
〔考案の効果〕 従って、搭載装置から土砂がこぼれ落ちても、立ち上
げ形成した側端縁を有するガイドカバーを搭載装置に設
けるという簡易な構造改良によってその土砂のブーム基
端箇所近くへのふりかかりは抑制されることになるの
で、ロータリジョイントやブーム基端の枢支箇所等の回
動等への土砂のふりかかりも良好に抑制されるに至っ
た。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図に本考案に係る小型バックホウを示
している。このバックホウは、走行機台としてのクロー
ラ式走行機台(1)上に、縦軸芯(Y)周りで全旋回自
在な旋回台(2)を搭載するとともに、この旋回台
(2)上の前部側に運転部(3)及び搭載装置としての
オイルタンク(4)を夫々左右に振り分け配備し、後部
側に原動部(5)を配設してあり、かつ、運転部(3)
とオイルタンク(4)との間に掘削作業装置(6)を連
結してある。
前記掘削作業装置(6)は、旋回台(2)に固設のブ
ラケット(7)に横軸芯(X)周りで起伏揺動自在に枢
支連結したブーム(8)と、このブーム(8)の先端に
横軸芯周りで揺動自在に枢支連結したアーム(9)と、
このアーム(9)の先端に横軸芯周りで揺動自在に枢支
連結したバケット(10)とから構成されている。そし
て、ブーム(8)、アーム(9)及びバケット(10)は
夫々ブームシリンダ(11)、アームシリンダ(12)及び
バケットシリンダ(13)により各別に揺動駆動可能に構
成してある。
前記旋回台(2)のブーム連結用ブラケット(7)の
間の旋回中心位置には、第1図に示すように、原動部
(5)内の油圧ポンプ(図示せず)とクローラ走行装置
(14)の油圧モータ(M1),(M2)及びドーザ(15)用
油圧シリンダ(16)等との間の油圧配管用のロータリジ
ョイント(17)を配設してあり、このロータリジョイン
ト(17)は旋回台(2)に形成した上下貫通孔(18)を
介して上方側から挿入取付けし、その取付け状態で、上
方側から油圧配管を接続できるよう、ロータリジョイン
ト(17)と上下貫通孔(18)との間に間隙を形成してあ
る。
そして、掘削作業装置(6)は、第3図に示すよう
に、その最大折込み姿勢において、平面視で旋回台
(2)の外端軌跡内に納まり、バケット(10)が略旋回
中心上に位置するようにして、最大旋回半径を小さくで
きるよう構成してある。
さらに、第3図に示すように、折込み姿勢にある掘削
作業装置(6)のバケット(10)から旋回中心近傍に向
けて落下する土砂がブームシリンダ(11)のシリンダロ
ッド(11a)に当たらないように、このブームシリンダ
(11)を被覆する状態でシリンダカバー(19)を設けて
あるとともに、前記落下する土砂を受止めてブーム
(8)前方がわへ案内するガイド板(20),(20)を、
ブーム(8)の基端側箇所に左右一対固設してある。
そして、前記オイルタンク(4)の左側面の上端部に
は、第1図に示すように、その前後に沿って水平姿勢の
ガイドカバー(21)を片持ち支持状態で取付けてある。
このガイドカバー(21)の側端は、平面視でブーム
(8)近傍まで延設配置してあるとともに、その側端縁
(21a)を前後にわたって立ち上げ形成して設けてあ
る。
上記構成のガイドカバー(21)は、オイルタンク
(4)上からブーム(8)がわに落ちようとする土砂を
その側端縁(21a)で受止めるとともに、前記シリンダ
カバー(19)や、ガイド板(20)で案内されて落下して
きた土砂の一部についても受止めることができる。
〔別実施例〕
本考案は、次のように実施しても良い。
ガイドカバー(21)の後端縁も立上げ形成すること。
ガイドカバー(21)を、前方がわほど下方に位置する
ように傾斜姿勢で取付けること。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るバックホウの排土カバー構造の実施
例を示し、第1図は旋回台の旋回中心部を示す縦断正面
図、第2図はバックホウを示す平面図、第3図はバック
ホウを示す側面図である。 (1)……走行機台、(2)……旋回台、(3)……運
転部、(4)……搭載装置、(6)……掘削作業装置、
(8)……ブーム、(10)……バケット、(20)……ガ
イド板、(20)……ガイドカバー、(21a)……側端
縁。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機台(1)上に縦軸芯(Y)周りで全
    旋回自在な旋回台(2)を搭載し、この旋回台(2)上
    面側に配設した搭載装置(4)と運転部(3)との間の
    旋回中心近くに、掘削作業装置(6)のブーム(8)の
    基端部を起伏自在に枢支連結するとともに、前記掘削作
    業装置(6)の最大折込み姿勢において、バケット(1
    0)が略旋回中心上に位置するよう構成して、かつ、折
    込み姿勢にある前記掘削作業装置(6)の前記バケット
    (10)から旋回中心近傍に向けて落下する土砂を受止め
    案内するガイド板(20)を前記ブーム(8)の基端側箇
    所に固設してあるバックホウの排土カバー構造であっ
    て、前記ガイド板(20)から前記搭載装置(4)の上面
    に落下した土砂の前記掘削作業装置(6)側へのこぼれ
    落ちを規制するように側端縁(21a)を立ち上げ形成し
    たガイドカバー(21)を前記搭載装置(4)に備えてあ
    るバックホウの排土カバー構造。
JP1990049404U 1990-05-10 1990-05-10 バックホウの排土カバー構造 Expired - Lifetime JP2531241Y2 (ja)

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JPH049445U JPH049445U (ja) 1992-01-28
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