JPH0329403Y2 - - Google Patents

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JPH0329403Y2
JPH0329403Y2 JP4853085U JP4853085U JPH0329403Y2 JP H0329403 Y2 JPH0329403 Y2 JP H0329403Y2 JP 4853085 U JP4853085 U JP 4853085U JP 4853085 U JP4853085 U JP 4853085U JP H0329403 Y2 JPH0329403 Y2 JP H0329403Y2
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JP
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boom
recess
bucket
civil engineering
earth
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JPS61164354U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体に旋回自在に装架した旋回台の
上面に、先端部にバケツトを装備せしめたブーム
を起伏回動自在に支架して構成される土木用車輛
における土砂排除装置に関する。
さらに具体的にいえば、本考案において対象と
する土木用車輛は、第1図及び第2図に示してい
る如く、左右に装備せしめたクローラ10,10
により走行する車体1の上面に、旋回支持機構1
1を介して旋回台2を旋回自在に装架し、その旋
回台2の上面には、バケツト30を支持せしめた
アーム31が上端部に連結するブーム32の基端
部を、該旋回台2に固定して設けた取付板20,
20に、支軸a中心として、起伏回動自在に支架
するとともに、運転座席21及びエンジンEなら
びに作動油タンクTらを装備せしめて構成するい
わゆるバツクホウとよばれている土木用車輛であ
る。
このように構成された土木用車輛Aは、土木作
業において、バケツト30により掬い上げた土砂
を、該土木用車輛Aの車体1後方に位置するダン
プカーの荷台にあけていくように用いる場合があ
る。この作業は、ブーム32の起伏回動及びアー
ム31ならびにバケツト30の各回動作動で、車
体1の前方の作業現場から土砂をバケツト30に
掬い上げ、次いで、旋回台2を180度旋回させて
ブーム32が車体1の後方に向う状態とし、その
状態でブーム32らを再び回動させてバケツト3
0内の土砂をダンプカーの荷台に放出させる行程
で行なわれるが、旋回台2を旋回させるときに、
先端のバケツト30に土砂を掬い上げているブー
ム32の回動軌跡をできるだけ小さくすることか
ら、そのブーム32を、第2図に示すように、ア
ーム31を軸支する該ブーム32の上端部が該ブ
ーム32の基端の支軸aの略上方に位置する姿勢
にまで引き起して、該ブーム32及びバケツト3
0ならびにアーム31が旋回台2の上方に位置す
る状態とする。
このため、土砂を掬い込んでいるバケツト30
が、旋回台2を旋回させる度ごとに、ブーム32
の支軸aの周辺の上方を通過することになつて、
このバケツト30からこぼれる土砂が支軸aの周
辺に落下し、この土砂が、ブーム32の後方への
回動範囲を拡げるために、第3図に示している如
く、旋回台2上に装架してあるエンジンEを囲う
エンジンカバー4の上面側でブーム32の支軸a
の後方に位置する部位に形成してある切欠状の窪
部5内に流入してそこに溜るようになり、その溜
つた土砂が、ブーム32の起立回動を阻害するよ
うになる問題を生ぜしめている。
本考案は、この問題を解消するためになされた
ものであつて、先端のバケツト30に土砂を掬い
込んだ状態でブーム32を起立させて、旋回台2
を旋回させる際に、そのバケツト30からこぼれ
てくる土砂が、ブーム32の起立回動に支障を生
ぜしめないようにする手段を提供することを目的
とする。
そして、このために本考案においては、上述の
如く、構成してある土木用車輛において、旋回台
上に装架してあるエンジンカバーの上面側でブー
ムの基端部の後方に位置している部位に形成して
ある窪部に、その窪部を埋める膨縮自在の弾褥体
を装設してなる土木用車輛における土砂排除装置
を提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。
第4図は装着する前の弾褥体6を示す斜視図で
ある。弾褥体6は、ウレタンなどの合成樹脂材ま
たはラバーにより膨縮自在に形成した弾褥成形体
で、前方に向け下降傾斜する四辺形状の底面60
と略垂直な四辺形状の前面61と後方に向け下降
傾斜する四辺形状の上面62と、略垂直な三角形
状の左右の側面63,63とよりなる楔状に成形
してあつて、それの底面60の前後の長さlが、
前述の第3図にあるように、エンジンカバー4の
上面側でブーム32の基端部32aの後方に位置
する部位に形設される窪部5の傾斜床面50の前
後長さに略対応し、左右の巾dが前記窪部5の左
右の巾に略対応し、また、前面61の高さhが前
記窪部5の前端部における深さよりも高くなるよ
うに設定してある。
そして、この楔状をなす弾褥体6は、それの底
面60を前記窪部5の傾斜床面50に当接する状
態として、その窪部5内に嵌装し、底面60を前
記傾斜面50に接着することで、第1図及び第3
図にて鎖線に示している如く土木用車輛Aの機体
に装着してある。
なお、この弾褥体6は、前述した窪部5がそれ
の左右の巾をブーム32の基端部32aの巾より
も広く形成していることから、左右の側端部が、
第1図にて鎖線に示しているよう正面視において
ブーム32の基端部32aの左右の両側の突出す
る状態となる。
このように土木用車輛Aの機体に装着された上
述の弾褥体6は、先端のバケツト30に土砂を掬
い込んだ状態で、そのバケツト30を支持するア
ーム31を折り畳み、それらが旋回台2の上方に
位置するようにブーム32を起立させていくと、
第5図に示している如く、ブーム32の基端部3
2aの後面により押しつぶされて、窪部5内に圧
縮されて詰込まれた状態となり、また、その状態
から、ブーム32を前方に倒していくと、そのブ
ーム32の基端部32aの後面に追従して復元し
ていき、ブーム32の基端部32aの後面とその
後方の窪部5との間に形成される空間を常時閉塞
するようになる。
そして、これにより、バケツト30からこぼれ
て落下してくる土砂が、前記空間に向け落下して
きても、それをこの弾褥体6が排除し、また、前
記空間の周辺に落下した土砂がその空間に向けて
流れ込むのを阻止するよになる。
なお、弾褥体6は、前述した如く、バケツト3
0からこぼれてくる土砂が、ブーム32の基端部
32aの後面と、そのブーム32の起立回動の範
囲を後方に拡げるためにエンジンカバー4の上面
側に形設した窪部5との間に形成される空間に流
入するのを阻止するためものであり、ブーム32
が、第6図の如く基端部32aを直立させた姿勢
にまで回動してきて、バケツト30の位置がブー
ム32の支軸aの上方位置より前方に外れるよう
になつたときには、バケツト30からこぼれる土
砂がこの空間に入ることがないので、上述の状態
位置に回動してきたブーム32の基端部32aの
後面と窪部5との間に形成される空間を埋める範
囲の大きさに形成して、ブーム32が上述の状態
位置から前方に回動すると、同第6図にあるよ
う、該弾褥体6の前面61からブーム32の基端
部32aの後面が離れ、それらの間に隙間wが形
成されていくようにしてよく、実施例の弾褥体6
の前面61が略垂直になつているのはこのためで
あり、ブーム32の前方へ倒伏回動していく全範
囲に渡り、そのブーム32の基端部32aの後面
に追従して膨張していくよう形成することは必要
ではない。
以上説明したように、本考案による土木用車輛
における土砂排除装置は、旋回台2上に起伏回動
自在に軸支せるブーム32の、起立回動範囲を拡
げるために、そのブーム32の基端部32aの後
方に形成してあるエンジンカバー4の上面側の窪
部5を、そこに、膨縮自在に形成した弾褥体6を
嵌装して埋めておくことで、エンジン2を旋回さ
せてブーム32の突出方向を変更さす際に、バケ
ツト30からこぼれて前記窪部5内に流れ込むよ
うになる土砂を、その窪部5の外に排除するよう
にしているのだから、前記窪部5内への土砂の流
入が確実に防止されて、その窪部5に土砂が溜る
ことで生ずるブーム32の回動作動の不調を効果
的に解消するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は土木用車輛の正面図、第2図は同上の
一部破断した側面図、第3図は同上の要部の斜視
図、第4図は弾褥体の斜視図、第5図は本考案の
実施例装置の要部の弾褥体が圧縮された状態の側
面図、第6図は同上の弾褥体が復元した状態の側
面図である。 図面符号の説明、A……土木用車輛、a……支
軸、1……機体、10……クローラ、11……旋
回支持機構、2……旋回台、20……取付板、2
1……運転座席、30……バケツト、31……ア
ーム、32……ブーム、32a……基端部、4…
…エンジンカバー、5……窪部、50……傾斜床
面、6……弾褥体、60……床面、61……前
面、62……上面、63……側面、E……エンジ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に装備せしめたクローラ10,10により
    走行する車体1の上面に、旋回支持機構11を介
    して旋回台2を旋回自在に装架し、その旋回台2
    の上面には、バケツト30を支持せるアーム31
    が上端部に連結するブーム32を支軸aにより起
    伏回動自在に支架するとともに運転席21及びエ
    ンジンEを装架し、そのエンジンEを覆うエンジ
    ンカバー4の上面側で、前記ブーム32の基端部
    32aの後方位置に窪部5を形成した土木用車輛
    Aにおいて、それの窪部5に、その窪部5を埋め
    る膨縮自在の弾褥体6を装設してなる土木用車輛
    における土砂排除装置。
JP4853085U 1985-04-01 1985-04-01 Expired JPH0329403Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4853085U JPH0329403Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4853085U JPH0329403Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61164354U JPS61164354U (ja) 1986-10-11
JPH0329403Y2 true JPH0329403Y2 (ja) 1991-06-24

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JP4853085U Expired JPH0329403Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JPS61164354U (ja) 1986-10-11

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