JP2530872B2 - テラ―カウンタの登算方式 - Google Patents

テラ―カウンタの登算方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀行等の金融機関で用いられる窓口取引引用
端末装置で実施されるテラーカウンタの登算方式に関す
るものである。
〔従来の技術〕
周知のように銀行等の金融機関の窓口では、テラーと
称する係員が窓口取引用端末装置を操作して顧客との各
種の取引を行っており、一般にこの窓口取引用端末装置
は、取引に必要な各種のデータ等を入力するためのキー
ボード、操作誘導やデータ表示等を行うためのCRT等の
表示部、通帳や伝票に取引データ等を印字するプリン
タ、及びこれらを制御する制御手段としてのコントロー
ルユニットを含む構成となっている。
ところで、金融機関においては、精査等を行う上で、
窓口に設置した各窓口取引用端末装置毎に一日分の取引
金額を入金と出金に分けてそれぞれ金種別に集計する必
要があり、そのため従来においては次のような登算方式
が採用されている。
すなわち、従来は各窓口取引用端末装置のコントロー
ルユニット内に設けられているメモリに、入金金額累計
用と出金金額累計用のテラーカウンタを取扱い金種別に
設定し、取引を行う度に対応するテラーカウンタにその
取引金額を直接加算,累計することにより登算を行って
いる。
この場合の取引金額及び金種のデータはテラーがキー
ボードにより入力し、所定の処理を経た後ホスト装置か
らの応答を待ち、ホスト装置で取引が承認されたことを
確認した上で前記テラーカウンタへの加算を実行するよ
うにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の登算方式では、テラー
カウンタをコントロールユニットのメモリに設定してお
り、このメモリが一般に揮発性であることから、例えば
業務中にテラー等が誤って窓口取引用端末装置の電源を
切断すると、テラーカウンタのデータが消去されてしま
うという問題がある。
また、上述したようにテラーカウンタに取引金額を金
種別に直接加算することにより登算を行っているため、
登算中に窓口取引用端末装置に不慮の障害が生じると、
テラーカウンタに取引金額が中途半端に加算されてしま
うことがある。例えば、金額一万と金額五千をそれぞれ
テラーカウンタに加算する場合に、一万のみが加算され
五千は加算されないことがあり、この場合テラーはテラ
ーカウンタの登算が正常に行われたかどうかを確認する
ことができず、そのため精査時等においてテラーカウン
タに登算された金額と、実際の取引金額とが一致しなく
なるという問題が生じてくる。
更に、従来の登算方式では、テラーが入金と出金の区
別や取引金額及び金種等のデータを誤入力しても、それ
をチェックする機能がないので、ホスト装置が取引を承
認すれば無条件でテラーカウンタへの加算が実行されて
しまうという問題もあった。
本発明はこれらの問題を解決するために成されたもの
で、電源の切断や不慮の障害発生等に拘わらず正確な登
算を行うことが可能で、かつテラーによるデータの誤入
力を高い確率で防止することができる信頼性の高いテラ
ーカウンタの登算方式を実現することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明は、金融期間の窓口
に設置され、テラーの操作により顧客との取引のための
取引金額及び金種を含むデータを入力する入力手段と、
この入力データ等を表示する表示部と、これら入力手段
及び表示部を含む装置全体を制御する制御手段を備えた
窓口取引用端末装置の前記制御手段内にテラーカウンタ
を設定し、一取引毎に取引金額を入金と出金とに分けて
それぞれ金種別に前記テラーカウンタにて加算累計する
テラーカウンタの登算方式において、一取引における取
引金額のみを入金と出金とに分けてそれぞれ金種別に書
き込むワークカウンタと、前記テラーカウンタの内容更
新に使用する一時カウンタと、これら各カウンタによる
登算の処理状態を予め定められた数値として書き込むス
テップ値カウンタと、装置の電源切断や障害発生時に前
記ワークカウンタを除く各カウンタの内容を保障する保
障電源手段とを前記制御手段内に具備しておき、通常の
状態では一取引の開始直後にワークカウンタの内容を消
去して、テラーにより入力された取引金額を該ワークカ
ウンタに書き込み、次いでテラーの承認を得た後、予め
テラーカウンタの内容を写した一時カウンタの内容に前
記ワークカウンタの内容を加算して、その後この一時カ
ウンタの内容をテラーカウンタに写して登算を行うと共
に、これらのカウンタによる登算の処理状態に応じてス
テップ値カウンタを内容を更新し、かつ、登算の処置途
中で窓口取引用端末装置の電源が切断されるか、あるい
は障害が発生した場合は、電源の再投入後あるいは障害
復旧後、前記ステップ値カウンタの内容が、テラーによ
り入力された取引金額をワークカウンタに書き込んだこ
とを示しているか、あるいはその書き込みをテラーが承
認したことを示している値である場合は、取引をやり直
して前記登算処理を最初から再度実行させ、前記ステッ
プ値カウンタの内容が、前記一時カウンタの内容に前記
ワークカウンタの内容を加算した内容を一時カウンタに
写したことを示している場合は、前記一時カウンタの内
容を前記テラーカウンタに写して登算を行うという次の
処理を維持させることを特徴とする。
〔作用〕
上述した構成を有する本発明は、通常の状態では取引
の開始直後にワークカウンタの内容を消去して、テラー
により入力された取引金額を該ワークカウンタに書き込
み、次いでテラーの承認を得た後、予めテラーカウンタ
の内容を写した一時カウンタの内容に前記ワークカウン
タの内容を加算し、その後この一時カウンタの内容をテ
ラーカウンタに写して登算を行うと共に、これらのカウ
ンタによる登算の処理状態に応じてステップ値カウンタ
の内容を更新する。
そして、登算の処理途中で誤って窓口引取用端末装置
の電源が切断されたり、あるいは障害が発生した場合
は、電源の再投入後あるいは障害復旧後、前記ステップ
値カウンタの内容が、テラーにより入力された取引金額
をワークカウンタに書き込んだことを示しているか、あ
るいはその書き込みをテラーが承認したことを示してい
る値である場合は、取引をやり直して前記登算処理を最
初から再度実行させ、前記ステップ値カウンタの内容
が、前記一時カウンタの内容に前記ワークカウンタの内
容を加算した内容を一時カウンタに写したことを示して
いる場合は、前記一時カウンタの内容を前記テラーカウ
ンタに写して登算を行うという次の処理を継続させる。
以上の本発明によれば、一取引毎の取引金額をテラー
カウンタに直線加算せず、このテラーカウンタと共に前
記保障電源手段により内容が消去されないように保障さ
れた一時カウンタと、一取引毎の取引金額を書き込むワ
ークカウンタとを介してテラーカウンタの登算を行うよ
うにしているため、電源の切断や不慮障害発生時に拘わ
らず正確な登算を行うことが可能になると共に、電源再
投入後あるいは障害復旧後にステップ値カウンタの値を
調べたとき、このステップ値カウンタの値が一時カウン
タの内容に前記ワークカウンタの内容を加算した内容を
一時カウンタに写した状態を示していれば、登算の処理
途中であっても電源オフの影響を受けていないものと見
なして処理をそのまま継続させるため、電源再投入後あ
るいは障害復旧後の処理においても精密で無駄のない処
理が可能になるという効果も得られる。
また、一時カウンタの内容に前記ワークカウンタの内
容を加算する際に、テラーの承認を得るようにしている
ので、テラーが再度一取引の内容を確認することにな
り、そのためテラーによるデータの誤入力を高い確率で
防止することができ、信頼性の高い登算方式となる。
〔実 施 例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明によるテラーカウンタの登算方式の一
実施例を示すフローチャートで、同図(I)は概略処理
工程を示し、同図(II)〜(VII)は図(I)における
各処理の詳細を示している。
まず本実施例を説明する前に、第2図〜第4図につい
て説明する。
第2図は本実施例で使用する窓口取引用端末装置の構
成例を示すブロック図で、図において1はテラーが取引
に必要な各種のデータを入力操作するための入力手段で
あるキーボード、2はテラーに対するメッセージや入力
データ等の表示を行うCRT等の表示部である。
3は通帳に取引データ等を印字する通帳用プリンタ
で、この通帳用プリンタ1は図示しない磁気ストライプ
リーダ/ライタ(以下磁気ストライプR/W)を有してい
る。
4は伝票に取引データ等を印字する伝票用プリンタ、
5は当該窓口取引用端末装置で行われた取引のデータ等
を格納保存するためのFDD等のファイル部、6はこれら
1〜5を含めて装置全体を制御する制御手段としてのコ
ントロールユニット、7はこのコントロールユニット6
に設けられた不揮発性メモリあるいはCMOSメモリ(以下
メモリと略記)である。
第3図は前記メモリ7の構成を示す図で、この図に見
られるように、メモリ7には一取引毎に使用されかつ取
引使用後にその内容がクリアされるワークカウンタ8が
作成される領域と、高速メモリ部9が含まれており、こ
の高速メモリ部9は保障電源手段としてのバッテリ13に
より常時充電されていて、窓口取引用端末装置の電源が
切断されてもメモリ内容が消去されることがないように
保障され、かつロック解除を行わないとデータの書き込
みや消去ができないものとなっている。但し、このロッ
ク解除はコントロールユニット6により自動的に行われ
る。
10は取引金額を登算するテラーカウンタ、11はテラー
カウンタ10の内容更新用に使用される一時カウンタ、12
は登算のステップを数値で示すステップ値カウンタで、
これらは前記高速メモリ部9に作成されるものとなって
いる。
また、前記ステップ値カウンタ12を除く各カウンタす
なわちワークカウンタ8,テラーカウンタ10,及び一時カ
ウンタ11は必要な要素数つまり入金と出金及び取り扱い
金種により定まる数だけ設けられている。
第4図は前記ステップ値カウンタ12の内容を示す図
で、このステップ値カウンタ12は登算のステップを五段
階に分けて示すもので、図の如くステップ値“0"はカウ
ンタイニシャル状態、ステップ値“1"はワークカウンタ
8の作成済状態、ステップ値“2"はテラー承認済状態、
ステップ値“3"は一時カウンタ11の作成済状態、ステッ
プ値“4"はテラーカウンタ10の作成済状態をそれぞれ表
している。
次にこれら第2図〜第4図を参照して第1図の実施例
を説明する。
尚、図中のSは処理のステップを示し、以下の説明は
このステップ順に行う。
まず、通常の電源投入(ON)状態において、顧客の取
引を受け付けたテラーがキーボード1により取引画面呼
び出しの操作を行うと、コントロールユニット6の指示
により表示部2に取引画面が表示され、これを契機とし
てコントロールユニット6は登算のための取引前処理を
行う(S1)。
第1図(II)はこの取引前処理の詳細を示す図で、こ
の図に見られるように、まずメモリ7における高速メモ
リ部9に作成された各テラーカウンタ10の内容が対応す
る一時カウンタ11にそれぞれ複写つまりコピーされ(S1
a)、続いて前記メモリ7の所定の領域に作成されてい
る各ワークカウンタ8の内容が“0"に消去つまりクリア
(S1b)された後、ステップ値カウンタ12の内容がカウ
ンタイニシャル状態を示す値“0"に更新される(S1
c)。
ここでテラーが顧客から預かった伝票を見て取引科
目,口座番号,顧客氏名、入金または出金の区別,取引
金額,及びその金種等の取引に必要なデータをキーボー
ド1によりマニュアル入力するか、あるいは顧客から預
かった通帳を通帳用プリンタ3に挿入することにより、
通帳に設けられている磁気ストライプから図示しない磁
気ストライプR/Wが磁気データを読み取ることでその磁
気データを自動入力し、かつ入金または出金の区別,取
引金額,及びその金種等のデータをキーボード1により
入力すると、これらの入力データが表示部2に表示され
ると共に、コントロールユニット6に送られてメモリ7
に記憶される。
その後、テラーが実行キーを押下すると、コントロー
ルユニット6は前記入力データをホスト装置に転送する
と共に取引実行処理を行う(S2)。
第1図(III)はこの取引実行処理の詳細を示す図
で、ここでは最初に前記の入力データに基づいてワーク
カウンタ8の作成、つまり取引金額が入金または出金に
応じて金種別にワークカウンタ8に書き込まれ(S2
a)、続いてステップ値カウンタ12の内容がワーククン
タ作成済状態を示す値“1"に更新される(S2b)。
その後、ホスト装置からコントロールユニット6へデ
ータが返送されてくると、コントロールユニット6はそ
のデータを解読して、出力処理を行う(S3)。
すなわち、取引を承認するデータを含んでいれば、取
引データを通帳用プリンタ3または伝票用プリンタ4と
ファイル部5にそれぞれ出力すると共に、表示部2に取
引可能である旨の文言を表示させるが、取引を承認する
データが含まれていなければ、表示部2に取引不可能で
ある旨の文言を表示させて取引を中止させ、各ワークカ
ウンタ8の内容を“0"にクリアすると共に、ステップ値
カウンタ12の内容を値“0"に更新する。
さて、この出力処理で表示部2に取引可能である旨の
文言が表示された場合、テラーは表示部1に取引データ
として表示されている取引金額を再度確認し、誤りがな
ければ取引承認のためにキーボード1のテラー確認キー
を押下するが、取引金額に誤りがあって取引を承認しな
いときはキーボード1のリセットキーを押下する。
これによりコントロールユニット6はテラー承認処理
を実行する(S4)。
第1図(IV)はこのテラー承認処理の詳細を示す図
で、ここでの処理は、まずテラーが取引を承認したか否
かをコントロールユニット6が判定し(S4a)、その結
果テラーが取引を承認しなかったと判定した場合は、コ
ントロールユニット6が前記ホスト装置に取引を中止す
る旨の通知を送り、そして各ワークカウンタ8の内容を
“0"にクリアすると共に、ステップ値カウンタ12の内容
を値“0"に更新する等のリセット処理を行う(4b)。
一方、前記S4aでテラーが取引を承認したと判定した
場合は、続いてステップ値カウンタ12の内容がテラー承
認済状態を示す値“2"に更新され(S4c)、更にワーク
カウンタ8の内容が一時カウンタ11の内容に加算、つま
り当該取引における金種別の取引金額が対応する一時カ
ウンタ11の金額に加算される(S4d)。
その後、前記ステップ値カウンタ12の内容が一時カウ
ンタ作成済状態を示す値“3"に更新され(S4e)、次に
コントロールユニット6により出力終了処理が行われる
(S5)。
第1図(V)はこの出力終了処理の詳細を示す図で、
ここでは一時カウンタ11の内容がテラーカウンタ10にコ
ピーつまり登算されたテラーカウンタ作成が行われ(S5
a)、コピー終了後ステップ値カウンタ12の内容がテラ
ーカウンタ作成済状態を示す値“4"に更新される(S5
b)。
以上が一取引における通常の登算処理であるが、この
処理途中において窓口取引用端末装置の電源を誤って切
断(OFF)したり、あるいは何らかの障害が発生して装
置がダウンした場合は、電源を再投入したり、あるいは
保守員による復旧処理が行われた後、コントロールユニ
ット6によりイニシャル処理が行われる(S6)。
第1図(VI)はこのイニシャル処理の詳細を示す図
で、この処理では最初にステップ値カウンタ12の値が
“1"または“2"であるか否かが判定され(S6a)、その
結果前記値が“1"または“2"であると判定した場合は、
表示部2に所定のエラー文言が表示される(S6b)。
つまり、ステップ値カウンタの値が“1"または“2"で
あるということは、ワークカウンタ8の作成は行われた
ものの、このワークカウンタ8の内容が電源OFFによっ
て一時カウンタ11に加算されずにクリアされたり、ある
いは中途半端に加算されている恐れが多分にあるので、
この場合はエラー文言として取引遂行に再度データの入
力が必要がある旨及びそれを了承したら確認キーを押下
するよう促す旨の表示を行う。
これによりテラーがそのエラー文言を見て確認キーを
押下するとコントロールユニット6はホスト装置に対し
て取引をやり直す旨の通知を送る等の処理を行うと同時
に、ファイル部5内にログを取得し、またテラーはデー
タ入力操作を始めからやり直して取引を遂行する。
一方、前記S6aでステップ値カウンタの値が“1"また
は“2"ではないと判定した場合は、続いてステップ値カ
ウンタの値が“3"であるか否かが判定され(S6c)、そ
の結果前記値が“3"であると判定した場合は、前記出力
終了処理に進む。
これは当該取引において、ワークカウンタ8の内容を
一時カウンタ11に正しく加算したことを前記値“3"が示
しているので、以後一時カウンタ11の内容をテラーカウ
ンタ10にコピーすればよいからである。
そして、前記S6cでステップ値カウンタの値が“3"で
はないと判定した場合は、テラーがキーボード1を操作
して何らかのデータを入力するまで待機する。すなわ
ち、前記値が“3"ではないということは、値が“4"また
は“0"ということであって、このことは当該取引におけ
る一時カウンタ11の内容が正しくテラーカウンタ10にコ
ピーされた状態、あるいはワークカウンタ8の内容が取
引前処理によってクリアされた状態を示しており、従っ
てテラーがキーボード1により取引画面の呼び出し操作
を行うか、あるいは取引に必要なデータの入力操作を行
うのを待てばよいことになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、テラーカウンタに加え
て、ワークカウンタ,一時カウンタ,ステップ値カウン
タ,及び前記ワークカウンタを除く各カウンタの内容を
常時保障する保障電源手段を窓口取引用端末装置の制御
手段内に具備しておき、通常の状態では取引の開始直後
にワークカウンタの内容を消去して、テラーにより入力
された取引金額を該ワークカウンタに書き込み、次いで
テラーの承認を得た後、予めエラーカウンタの内容を写
した一時カウンタの内容に前記ワークカウンタの内容を
加算し、その後この一時カウンタの内容をテラーカウン
タに写して登算を行うと共に、これらのカウンタによる
登算の処理状態に応じてステップ値カウンタを内容を更
新するものとし、そして登算の処理途中で窓口取引用端
末装置の電源が切断されたりあるいは障害が発生した場
合は、電源の再投入後あるいは障害復旧後、ステップ値
カウンタの内容に基づいて取引をやり直すか、または登
算の処理を継続させるようにしているため、窓口取引用
端末装置の電源の切断や不慮の障害発生等に拘わらず正
確な登算を行うことが可能になるという効果が得られる
と共に、電源再投入後あるいは障害復旧後にステップ値
カウンタの値を調べたとき、このステップ値カウンタの
値が一時カウンタの内容に前記ワークカウンタの内容を
加算した内容を一時カウンタに写した状態を示していれ
ば、登算の処理途中であっても電源オフの影響を受けて
いないものと見なして処理をそのまま継続させるため、
電源復旧後の処理においても精密で無駄のない処理が可
能になるという効果も得られる。
また、一時カウンタの内容に前記ワークカウンタの内
容を加算する際に、テラーの承認を得るようにしている
ので、テラーが再度一取引の内容を確認することにな
り、そのためテラーによるデータの誤力を高い確率で防
止することができ、信頼性の高い登算方式を実現できる
という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテラーカウンタの登算方式の一実
施例を示すフローチャート、第2図は第1図の実施例で
使用する窓口取引用端末装置の構成例を示すブロック
図、第3図は第2図中のメモリの構成を示す図、第4図
は第3図中のステップ値カウンタの内容を示す図であ
る。 1:キーボード 2:表示部 3:通帳用プリンタ 4:伝票用プリンタ 5:ファイル部 6:コントロールユニット 7:メモリ 8:ワークカウンタ 9:高速メモリ部 10:テラーカウンタ 11:一時カウンタ 12:ステップ値カウンタ 13:バッテリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金融機関の窓口に設置され、テラーの操作
    により顧客との取引のための取引金額及び金種を含むデ
    ータを入力する入力手段と、この入力データ等を表示す
    る表示部と、これら入力手段及び表示部を含む装置全体
    を制御する制御手段を備えた窓口取引用端末装置の前記
    制御手段内にテラーカウンタを設定し、一取引毎に取引
    金額を入金と出金とに分けてそれぞれ金種別に前記テラ
    ーカウンタにて加算累計するテラーカウンタの登算方式
    において、 一取引における取引金額のみを入金と出金とに分けてそ
    れぞれ金種別に書き込むワークカウンタと、 前記テラーカウンタの内容更新に使用する一時カウンタ
    と、 これら各カウンタによる登算の処理状態を予め定められ
    た数値として書き込むステップ値カウンタと、 装置の電源切断や障害発生時に前記ワークカウンタを除
    く各カウンタの内容を保障する保障電源手段とを前記制
    御手段内に具備しておき、 通常の状態では一取引の開始直後にワークカウンタの内
    容を消去して、テラーにより入力された取引金額を該ワ
    ークカウンタに書き込み、 次いでテラーの承認を得た後、予めテラーカウンタの内
    容を号した一時カウンタの内容に前記ワークカウンタの
    内容を加算して、 その後この一時カウンタの内容をテラーカウンタに写し
    て登算を行うと共に、 これらのカウンタによる登算の処理状態に応じてステッ
    プ値カウンタを内容を更新し、 かつ、登算の処理途中で窓口取引用端末装置の電源が切
    断されるか、あるいは障害が発生した場合は、電源の再
    投入後あるいは障害復旧後、前記ステップ値カウンタの
    内容が、テラーにより入力された取引金額をワークカウ
    ンタに書き込んだことを示しているか、あるいはその書
    き込みをテラーが承認したことを示している値である場
    合は、取引をやり直して前記登算処理を最初から再度実
    行させ、前記ステップ値カウンタの内容が、前記一時カ
    ウンタの内容に前記ワークカウンタの内容を加算した内
    容を一時カウンタに写したことを示している場合は、前
    記一時カウンタの内容を前記テラーカウンタに写して登
    算を行うという次の処理を継続させることを特徴とする
    テラーカウンタの登算方式。
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