JP2530141Y2 - 構築用アンボンドpc鋼線の支持金具 - Google Patents
構築用アンボンドpc鋼線の支持金具Info
- Publication number
- JP2530141Y2 JP2530141Y2 JP9732191U JP9732191U JP2530141Y2 JP 2530141 Y2 JP2530141 Y2 JP 2530141Y2 JP 9732191 U JP9732191 U JP 9732191U JP 9732191 U JP9732191 U JP 9732191U JP 2530141 Y2 JP2530141 Y2 JP 2530141Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel wire
- unbonded
- mounting portion
- support
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、アンボンドPC鋼線
をスラブ型枠上、あるいは梁型枠内に設置しこれを適確
に支持するための支持金具に関する。
をスラブ型枠上、あるいは梁型枠内に設置しこれを適確
に支持するための支持金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特願昭59−202298号、及
び実公平2−40169号が開示されているように、ア
ンボンドPC鋼線を梁筋内に配置する際に、アンボンド
PC鋼線を載置部に載置し、あるいは、嵌着部を介して
支持金具に取り付け、ネジ部の調整ナットを上下に進退
することによりアンボンドPC鋼線の高さ位置を調整し
配置する。
び実公平2−40169号が開示されているように、ア
ンボンドPC鋼線を梁筋内に配置する際に、アンボンド
PC鋼線を載置部に載置し、あるいは、嵌着部を介して
支持金具に取り付け、ネジ部の調整ナットを上下に進退
することによりアンボンドPC鋼線の高さ位置を調整し
配置する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
アンボンドPC鋼線を梁筋内の所望の高さに配置するこ
とはネジ部の調整ナットを上下に進退することにより可
能であるが、左右の所望の位置に配置し、しかも固定す
ることはできないために、アンボンドPC鋼線のたわ
み、ねじれ等により左右に位置ずれを起こし、精度よく
配線ができないなどの問題点を有する。
アンボンドPC鋼線を梁筋内の所望の高さに配置するこ
とはネジ部の調整ナットを上下に進退することにより可
能であるが、左右の所望の位置に配置し、しかも固定す
ることはできないために、アンボンドPC鋼線のたわ
み、ねじれ等により左右に位置ずれを起こし、精度よく
配線ができないなどの問題点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は、アンボンドPC
鋼線を簡単に取り付けることができ、しかも、上下、左
右に配置位置を容易に調整し固定でき、精度良く配線す
ることができる支持金具を提供することにある。
題に鑑みなされたもので、その目的は、アンボンドPC
鋼線を簡単に取り付けることができ、しかも、上下、左
右に配置位置を容易に調整し固定でき、精度良く配線す
ることができる支持金具を提供することにある。
【0005】その手段として、載置部の両側に掛止部を
有し、概ね角U型に構成したPC鋼線の支持金具におい
て、両掛止部の下部にネジ部を螺設すると共に、長孔を
穿設した載置部を該掛止部のネジ部に沿って調整ナット
により上下に進退可能に付設したことを特徴とする。
有し、概ね角U型に構成したPC鋼線の支持金具におい
て、両掛止部の下部にネジ部を螺設すると共に、長孔を
穿設した載置部を該掛止部のネジ部に沿って調整ナット
により上下に進退可能に付設したことを特徴とする。
【0006】上記構造により、両掛止部の下部にネジ部
を螺設し、調整ナットにより載置部が該掛止部のネジ部
に沿って上下に進退可能になるために、アンボンドPC
鋼線の上下位置の調整が容易であり、しかも、載置部に
長孔を穿設しているため、U型ボルトをアンボンドPC
鋼線に掛止すると共に、U型ボルトの両ネジ部を該載置
部の長孔に挿入して、下側からナットで締め付けること
により、容易に左右の所望の位置にアンボンドPC鋼線
を配置、固定することができるなど、前記従来の課題を
解消するものである。
を螺設し、調整ナットにより載置部が該掛止部のネジ部
に沿って上下に進退可能になるために、アンボンドPC
鋼線の上下位置の調整が容易であり、しかも、載置部に
長孔を穿設しているため、U型ボルトをアンボンドPC
鋼線に掛止すると共に、U型ボルトの両ネジ部を該載置
部の長孔に挿入して、下側からナットで締め付けること
により、容易に左右の所望の位置にアンボンドPC鋼線
を配置、固定することができるなど、前記従来の課題を
解消するものである。
【0007】
【実施例】第1図は、本考案に係る支持金具の実施例を
示す斜視図であり、アングル型の載置部1の一辺に長孔
1aを穿設し、上部にフック部2aを形成すると共に、
下部にネジ部2bを螺設した左右の各掛止部2を載置部
1の長孔1aに挿入してなる。その際に掛止部2のネジ
部2bに沿って調整ナット2c、2dを、長孔1aを介
してその上下に螺設するものである。
示す斜視図であり、アングル型の載置部1の一辺に長孔
1aを穿設し、上部にフック部2aを形成すると共に、
下部にネジ部2bを螺設した左右の各掛止部2を載置部
1の長孔1aに挿入してなる。その際に掛止部2のネジ
部2bに沿って調整ナット2c、2dを、長孔1aを介
してその上下に螺設するものである。
【0008】第2図は、本考案に係る支持金具にアンボ
ンドPC鋼線を取付けた状態を示す斜視図であり、掛止
部2のネジ部2bに沿って調整ナット2c、2dを上下
に進退して載置部1の高さを調整して、アンボンドPC
鋼線Aを載置部1の上に載置し,U型ボルト3をアンボ
ンドPC鋼線Aの上部より嵌合すると共に、U型ボルト
3の両ネジ部3a、3aを該載置部1の長孔1aに挿入
して、ナット3b、3bで締め付けて、固定する。
ンドPC鋼線を取付けた状態を示す斜視図であり、掛止
部2のネジ部2bに沿って調整ナット2c、2dを上下
に進退して載置部1の高さを調整して、アンボンドPC
鋼線Aを載置部1の上に載置し,U型ボルト3をアンボ
ンドPC鋼線Aの上部より嵌合すると共に、U型ボルト
3の両ネジ部3a、3aを該載置部1の長孔1aに挿入
して、ナット3b、3bで締め付けて、固定する。
【0009】第3図は、本考案に係る支持金具の使用状
態を示す一部縦断面図、第4図は本考案に係る支持金具
の使用状態を示す要部側面図であり、梁型枠B内におい
て、上部梁主筋Cの所要位置に載置部1の長孔1aの両
端に付設した両掛止部2の上部フック部2aを掛止し、
調整ナット2c、2dで載置部1の高さ位置の調整をし
て、 同様に梁型枠内の梁主筋に所要の間隔で本考案の
支持金具を配置する。次に、アンボンドPC鋼線Aを連
続する載置部1にそれぞれ載置し、U型ボルト3で左右
の位置決めをしてそれぞれ固定する。
態を示す一部縦断面図、第4図は本考案に係る支持金具
の使用状態を示す要部側面図であり、梁型枠B内におい
て、上部梁主筋Cの所要位置に載置部1の長孔1aの両
端に付設した両掛止部2の上部フック部2aを掛止し、
調整ナット2c、2dで載置部1の高さ位置の調整をし
て、 同様に梁型枠内の梁主筋に所要の間隔で本考案の
支持金具を配置する。次に、アンボンドPC鋼線Aを連
続する載置部1にそれぞれ載置し、U型ボルト3で左右
の位置決めをしてそれぞれ固定する。
【考案の効果】以上詳細に説明したようにこの考案の構
築用アンボンドPC鋼線の支持金具によれば、両掛止部
の下部にネジ部を螺設し、調整ナットにより載置部が該
掛止部のネジ部に沿って上下に進退可能になるために、
アンボンドPC鋼線の上下位置の調整が容易であり、し
かも、載置部に長孔を穿設しているため、U型ボルトを
アンボンドPC鋼線に掛止すると共に、U型ボルトの両
ネジ部を該載置部の長孔に挿入して、下側からナットで
締め付けることにより、容易に左右の所望の位置にアン
ボンドPC鋼線を配置、固定することができ、アンボン
ドPC鋼線のたわみ、ねじれ等により位置ずれを起こす
ことがなく精度良く配線することができるなど実用上有
益な支持金具を得ることができる。
築用アンボンドPC鋼線の支持金具によれば、両掛止部
の下部にネジ部を螺設し、調整ナットにより載置部が該
掛止部のネジ部に沿って上下に進退可能になるために、
アンボンドPC鋼線の上下位置の調整が容易であり、し
かも、載置部に長孔を穿設しているため、U型ボルトを
アンボンドPC鋼線に掛止すると共に、U型ボルトの両
ネジ部を該載置部の長孔に挿入して、下側からナットで
締め付けることにより、容易に左右の所望の位置にアン
ボンドPC鋼線を配置、固定することができ、アンボン
ドPC鋼線のたわみ、ねじれ等により位置ずれを起こす
ことがなく精度良く配線することができるなど実用上有
益な支持金具を得ることができる。
【図1】 本考案に係る支持金具の実施例を示す斜視図
【図2】 本考案に係る支持金具にアンボンドPC鋼線
を取付けた状態を示す斜視図
を取付けた状態を示す斜視図
【図3】 本考案に係る支持金具の使用状態を示す一部
縦断面図
縦断面図
【図4】 本考案に係る支持金具の使用状態を示す要部
側面図
側面図
1 載置部 1a 長孔 2 掛止部 2a フック部 2b ネジ部 2c 調整ナット 2d 調整ナット 3 U型ボルト 3a ネジ部 3b ナット A アンボンドPC鋼線 B 梁型枠 C 梁主筋 D スターラップ筋
Claims (1)
- 【請求項1】 載置部の両側に掛止部を有し、概ね角U
型に構成したPC鋼線の支持金具において、両掛止部の
下部にネジ部を螺設すると共に、長孔を穿設した載置部
を該掛止部のネジ部に沿って調整ナットにより上下に進
退可能に付設したことを特徴とする構築用アンボンドP
C鋼線の支持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9732191U JP2530141Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 構築用アンボンドpc鋼線の支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9732191U JP2530141Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 構築用アンボンドpc鋼線の支持金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540434U JPH0540434U (ja) | 1993-06-01 |
JP2530141Y2 true JP2530141Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=14189220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9732191U Expired - Lifetime JP2530141Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 構築用アンボンドpc鋼線の支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530141Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3978869B2 (ja) * | 1998-06-02 | 2007-09-19 | 株式会社大林組 | 鉄筋保持用金物 |
KR102436896B1 (ko) * | 2020-06-17 | 2022-08-26 | 주식회사 비에이치이앤씨 | 무용접 철근 정착장치 및 무용접 철근 정착방법 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP9732191U patent/JP2530141Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0540434U (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |