JP2605346Y2 - 急傾斜屋根スラブ用配筋位置決め治具 - Google Patents
急傾斜屋根スラブ用配筋位置決め治具Info
- Publication number
- JP2605346Y2 JP2605346Y2 JP1991112185U JP11218591U JP2605346Y2 JP 2605346 Y2 JP2605346 Y2 JP 2605346Y2 JP 1991112185 U JP1991112185 U JP 1991112185U JP 11218591 U JP11218591 U JP 11218591U JP 2605346 Y2 JP2605346 Y2 JP 2605346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof slab
- positioning jig
- angle
- reinforcement positioning
- steep roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、急傾斜屋根スラブ用配
筋位置決め治具に関する。
筋位置決め治具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、急傾斜のコンクリートスラブを有
する建造物の配筋位置決め治具としては、図４中に示さ
れる如く、デッキ型枠１上に載置される番線折り曲げ加
工になる通常のスペーサー２が利用されており、これに
結束することでもって配筋８のかぶり厚調整がなされて
いる。又、配筋８を梁鉄骨３等に植立のスタッド１０，
…に鋼線で結束１１，…することでズレ落ちをも防止す
るとしている。
する建造物の配筋位置決め治具としては、図４中に示さ
れる如く、デッキ型枠１上に載置される番線折り曲げ加
工になる通常のスペーサー２が利用されており、これに
結束することでもって配筋８のかぶり厚調整がなされて
いる。又、配筋８を梁鉄骨３等に植立のスタッド１０，
…に鋼線で結束１１，…することでズレ落ちをも防止す
るとしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうちスペーサー２においては、もともと水平面上に
て使用のものの転用であるため、急傾斜面では安定せ
ず、ズレたり、転倒し易すくかぶり確保が困難である。
また、スタッド１０によるズレ落ち防止にあっては、ス
タッドピッチと配筋ピッチとが異なることが多く、配筋
全数を結束することができないため、ズレ落ちを完全に
防止できない、並びに配筋のズレは作業員の配筋作業中
の転倒、転落の危険をもたらす、という問題点を有して
いた。本考案は、従来の技術の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、急傾斜の姿勢にあって、全ての配筋に対して漏れな
く確実にズレ止めとかぶり厚調整とを実現することので
きる急傾斜屋根スラブ用配筋位置決め治具を提供しよう
とするものである。
ののうちスペーサー２においては、もともと水平面上に
て使用のものの転用であるため、急傾斜面では安定せ
ず、ズレたり、転倒し易すくかぶり確保が困難である。
また、スタッド１０によるズレ落ち防止にあっては、ス
タッドピッチと配筋ピッチとが異なることが多く、配筋
全数を結束することができないため、ズレ落ちを完全に
防止できない、並びに配筋のズレは作業員の配筋作業中
の転倒、転落の危険をもたらす、という問題点を有して
いた。本考案は、従来の技術の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、急傾斜の姿勢にあって、全ての配筋に対して漏れな
く確実にズレ止めとかぶり厚調整とを実現することので
きる急傾斜屋根スラブ用配筋位置決め治具を提供しよう
とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における位置決め治具は、急傾斜屋根梁鉄骨
上に所定間隔をもって植立したネジスタッド間に配筋の
結束取付基盤としてのアングルを上下ナット止めにてレ
ベル調整可能に装着したものである。
に、本考案における位置決め治具は、急傾斜屋根梁鉄骨
上に所定間隔をもって植立したネジスタッド間に配筋の
結束取付基盤としてのアングルを上下ナット止めにてレ
ベル調整可能に装着したものである。
【０００５】
【作用】ネジスタッド間に上下ナット止めにて装着され
るアングルは、レベル調整が自在であるので、配筋のか
ぶり厚の精度は高い。また、アングルは配筋全般と直交
してくまなく取付基盤を提供するので、配筋に不支持に
よるズレが生じるおそれはない。
るアングルは、レベル調整が自在であるので、配筋のか
ぶり厚の精度は高い。また、アングルは配筋全般と直交
してくまなく取付基盤を提供するので、配筋に不支持に
よるズレが生じるおそれはない。
【０００６】
【実施例】実施例について図を参照して説明する。図１
〜３において、４，…は急傾斜屋根梁鉄骨３上に所定間
隔をもって植立のネジスタッドで、当該スタッド４間に
はアングル５，…が上下ナット６，７止めにて装着され
ている。しかして、アングル５は、全ての配筋に直交し
得ると共に上下ナット６，７の調整でもってレベルの調
整が自在で、かぶり厚調整が可能である。図３に示され
る配筋８は該アングル５を取付基盤として鋼線を用いて
結束１１される。アングル５は配筋８に対し必らず直交
することとなるので、配筋８に対し取付基盤を提供し得
ない部位を持たない。このネジスタッド４とアングル５
とからなる取付基盤は剛性が大きく鉄筋のズレ止めに有
効である。尚、図中９はスラブコンクリートを示す。
〜３において、４，…は急傾斜屋根梁鉄骨３上に所定間
隔をもって植立のネジスタッドで、当該スタッド４間に
はアングル５，…が上下ナット６，７止めにて装着され
ている。しかして、アングル５は、全ての配筋に直交し
得ると共に上下ナット６，７の調整でもってレベルの調
整が自在で、かぶり厚調整が可能である。図３に示され
る配筋８は該アングル５を取付基盤として鋼線を用いて
結束１１される。アングル５は配筋８に対し必らず直交
することとなるので、配筋８に対し取付基盤を提供し得
ない部位を持たない。このネジスタッド４とアングル５
とからなる取付基盤は剛性が大きく鉄筋のズレ止めに有
効である。尚、図中９はスラブコンクリートを示す。
【０００７】
【考案の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。配筋のズレ防止とか
ぶり厚精度の向上が期し得、特にズレ防止によっては配
筋作業中の転倒，転落の危険性が解消される。
ので、次に記載する効果を奏する。配筋のズレ防止とか
ぶり厚精度の向上が期し得、特にズレ防止によっては配
筋作業中の転倒，転落の危険性が解消される。
【図１】本案配筋位置決め治具の設置態様説明図であ
る。
る。
【図２】図１中矢視ＩＩ図である。
【図３】本案スペーサーを用いたコンクリート打設スラ
ブの断面図である。
ブの断面図である。
【図４】従来のズレ止め、かぶり厚設定の説明図であ
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項１】 急傾斜屋根梁鉄骨上に所定間隔をもって
植立したネジスタッド間に配筋の結束取付基盤としての
アングルを上下ナット止めにてレベル調整可能に装着し
たことを特徴とする急傾斜屋根スラブ用配筋位置決め治
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991112185U JP2605346Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 急傾斜屋根スラブ用配筋位置決め治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991112185U JP2605346Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 急傾斜屋根スラブ用配筋位置決め治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552035U JPH0552035U (ja) | 1993-07-09 |
| JP2605346Y2 true JP2605346Y2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=14580389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991112185U Expired - Lifetime JP2605346Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 急傾斜屋根スラブ用配筋位置決め治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605346Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP1991112185U patent/JP2605346Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0552035U (ja) | 1993-07-09 |
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