JPH0633119Y2 - 浮き型枠支持具 - Google Patents

浮き型枠支持具

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JPH0633119Y2
JPH0633119Y2 JP1988090045U JP9004588U JPH0633119Y2 JP H0633119 Y2 JPH0633119 Y2 JP H0633119Y2 JP 1988090045 U JP1988090045 U JP 1988090045U JP 9004588 U JP9004588 U JP 9004588U JP H0633119 Y2 JPH0633119 Y2 JP H0633119Y2
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JP
Japan
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formwork
bolt
support
floating
slab
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JP1988090045U
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JPH0211948U (ja
Inventor
俊一 安江
克彦 桑
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Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建築物のパラペット等の壁体を構築する際
に使用する浮き型枠支持具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、パラペット等の壁体を構築する際、その内側型枠
となる浮き型枠を支持するには、第2図に示すように、
パラペット等の壁体31の下部の梁32に挿通された主
筋33に巻回されたスターラップ34の上面に四角いモ
ルタルブロック(通称サイコロ)35を載置し、その上
に内側型枠36を載せるか、または第3図に示すよう
に、スターラップ34にかんざし筋37を溶接38し、
その上に内側型枠36を乗せて支持するようにするも
の、あるいは第4図に示すように、外側型枠39に固定
される固定部40を設け、この固定部40に後部をほぼ
直角状に曲げたL字型金具の可動部41を上下動可能と
した調節部材42を一体に設けて、この可動部41の水
平部分の支持部43上に浮き型枠44を支持した支持金
具(実開昭60−41441号公報参照)、もしくは第
5図に示すように、床部分48の下側の型枠パネル49
上に下プレート50に立設したボルト51を止着し、こ
のボルト51に上下左右に調節可能に上プレート52を
貫入し、この上プレート52の直立部53と突設部54
によって内側の型枠パネル55を支持したコンクリート
型枠支持具(実開昭57−176553号公報参照)が
知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来の浮き型枠の支持方法において、第2図に示す
通称サイコロ35を載置する場合は、スターラップ34
の上面の位置が一定の高さを保持するように施工されな
いので一定の高さのサイコロ35を載置したのではその
上面の位置を一定にすることができず、また第3図に示
すように、かんざし筋37を溶接38する場合は、やは
りかんざし筋37を溶接38するに当たり、かんざし筋
37の上面の位置を一定の高さにするには、その都度溶
接位置を測定する必要があり施工性が悪く、また溶接を
行うためコスト高となる等の問題点があり、第4図に示
す支持金具には、外側型枠39における調節部材42の
固定部40の取付位置を正確にして置かないとL字型金
具の高さを高さ調節ネジ47によって調節するのに著し
い高さの差を生じて、その調節に長い時間を要する恐れ
があり、かつL字型金具の支持部43に浮き型枠44だ
けでなく角パイプバタ45や桟木46等の重量物の荷重
が掛かるにもかかわらず、支持部43を支える支持物を
有しないので、支持部43の位置が下方に下がる恐れが
あるという問題点があり、さらに第5図に示す型枠支持
具には、壁体の外側パネル56と内側の型枠パネル55
との間隔を正確に調節することができない問題点があっ
た。この考案はこれらの問題点を解決することを課題と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するため、この考案は、スラブの底型
枠に固定した台座に立設したボルトと、このボルトに嵌
合するナットと、後端部にこのボルトに嵌合する受座を
有し、かつその前端部に外側の固定型枠に当接する当接
部材を壁体の厚さ方向に調節可能に設け、壁体の厚さに
相当する長さの水平部分の後端に屈曲部を設け、屈曲部
より前方の水平部分に内側型枠を載置するようにし、そ
れより後方の後方部分がスラブ内に埋設されるように屈
曲された支持棒とからなる浮き型枠支持具の手段を講じ
るものである。
〔作用〕
この考案の作用について実施例を参照して説明する。
パラペットのような壁体のために浮き型枠を設置するに
は、スラブ1の底型枠2にボルト3の台座4を釘5で固
定し、ナット6を上下させて適当な高さの位置になるよ
うにし、このボルト3に支持棒7の後端部8の受座9の
嵌挿孔10を嵌挿してナット6の上に受座9を載置した
後、梁13の外側の固定型枠14に当接するように支持
棒7の前端部にねじ込まれた木製コーンのような当接部
材12を支持棒7の水平部分18が水平になるように位
置させて固定することにより水平部分に壁体15の内側
型枠19となる浮き型枠を精度良く確実に支持させるこ
とができる。
〔実施例〕
この考案の実施例について図面に基づいて説明する。
この考案の浮き型枠支持具は、第1図に示すようにスラ
ブ1の底型枠2の上面にボルト3を立設した台座4が釘
5で固定され、ボルト3にはナット6が適当な高さまで
ねじ込まれ、その上部に支持棒7の後端部8に設けた受
座9がボルト3の嵌挿孔10に嵌合されてナット6上に
載置され、支持棒7の先端部にはねじ11を切り、この
ねじ11に木製コーン(通常、木コン)のような当接部
材12がねじ込まれており、当接部材12をねじ11を
用いて梁13の外側の固定型枠14に当接させることに
より壁体15が所定の厚さとなるように調節して固定さ
せ、支持棒7はパラペット等の壁体15の厚さに相当す
る位置において屈曲されて屈曲部17が形成され、これ
より後方部分16がスラブ1内に埋設されるようになっ
ており、この屈曲部17より前方の水平部分18にパラ
ペット等の壁体15の内側型枠19のような浮き型枠が
載置されて支持され、桟木20で押さえられることによ
って構成されている。この浮き型枠支持具は、支持棒7
の長さを各種用意することによって梁幅が変化してもこ
れに対応して使用することができる。
第1図において、21は底型枠1の桟木、22は梁13
の主筋、23はそのスターラップである。
〔考案の効果〕
この考案は、外側の固定型枠とスラブの底型枠とにそれ
ぞれ支持棒の両端部を固定するようにしたので、従来の
ように上下位置が一定でないスターラップとは無関係
に、内側型枠、すなわち浮き型枠の上下位置を正確に一
定の位置に確保することができ、またスターラップにか
んざし筋を一定の高さに溶接する必要がないため、その
施工が簡単であるとともに、支持棒の屈曲部の位置を、
その先端に当接した当接部材を調節することにより壁体
の厚さに相当する位置になるようにすることができるの
で、屈曲部の位置を内側型枠、すなわち浮き型枠の外側
部と一致させて載置することによって、外側の固定型枠
と内側の浮き型枠の間隔を正確に保持できるので、浮き
型枠の支持面を精度よく確保できるとともに、支持棒の
後方部分がスラブから露出することがなく、したがって
支持棒の後方部分はスラブのコンクリートに覆われるた
め雨水によって錆を生じることがなく、かつ簡単な構造
であるのでコストも安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の1実施例を示す縦断面図、第2
図、第3図、第4図および第5図は、従来例を示すもの
でそれぞれ縦断側面図である。 1……スラブ、2……底型枠、3……ボルト、4……台
座、6……ナット、7……支持棒、8……後端部、9…
…受座、12……当接部材、14……固定型枠、15…
…壁体、16……後方部分、17……屈曲部、18……
水平部分、19……内側型枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スラブ(1)の底型枠(2)に固定した台座(4)
    に立設したボルト(3)と、このボルト(3)に嵌合するナッ
    ト(6)と、後端部(8)にこのボルト(3)に嵌合する受座(9)
    を有し、かつその前端部に外側の固定型枠(14)に当接す
    る当接部材(12)を壁体(15)の厚さ方向に調節可能に設
    け、壁体(15)の厚さに相当する長さの水平部分(18)の後
    端に屈曲部(17)を設け、屈曲部(17)より前方の水平部分
    (18)に内側型枠(19)を載置するようにし、それより後方
    の後方部分(16)がスラブ(1)内に埋設されるように屈曲
    された支持棒(7)とからなる浮き型枠支持具。
JP1988090045U 1988-07-08 1988-07-08 浮き型枠支持具 Expired - Lifetime JPH0633119Y2 (ja)

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JP1988090045U JPH0633119Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 浮き型枠支持具

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JPH0211948U JPH0211948U (ja) 1990-01-25
JPH0633119Y2 true JPH0633119Y2 (ja) 1994-08-31

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ID=31314581

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041441B2 (ja) * 1980-06-25 1985-09-17 松下電器産業株式会社 薄膜サ−ミスタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224672Y2 (ja) * 1981-05-06 1987-06-24
JPS6041441U (ja) * 1983-08-31 1985-03-23 佐藤工業株式会社 浮き型枠の支持金具

Patent Citations (1)

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JPS6041441B2 (ja) * 1980-06-25 1985-09-17 松下電器産業株式会社 薄膜サ−ミスタ

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JPH0211948U (ja) 1990-01-25

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