JPS6224672Y2 - - Google Patents

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JPS6224672Y2
JPS6224672Y2 JP6436281U JP6436281U JPS6224672Y2 JP S6224672 Y2 JPS6224672 Y2 JP S6224672Y2 JP 6436281 U JP6436281 U JP 6436281U JP 6436281 U JP6436281 U JP 6436281U JP S6224672 Y2 JPS6224672 Y2 JP S6224672Y2
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JP
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upper plate
plate
bolt
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panel
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JP6436281U
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JPS57176553U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アパートや一般の鉄筋コンクリート
建築物の建築に際して、ベランダ等の張り出し部
分の型枠支持部材に関するもので、特に、ベラン
ダの外側端部の立上がり部のコンクリート打設に
際しての、内側の型枠パネルの支持部材に関す
る。
ベランダのコンクリート打設に際して、従来
は、一般の壁部分と同様に型枠を組み立てて、コ
ンクリートを打設するか、又は、実開昭52−
167221号公報に示されるような略7の字状の型枠
支持具を用いる工法があるが、これらの工法に
は、大量の資材を用意したり、又は、比較的大型
の特製の部材を用いる必要があるなどの難点があ
る。そして、アパートのベランダなどのように、
比較的重要でない個所に余分な手数と資材をかけ
なくとも、従来のような強度と、美観を保ち得る
簡単な工法が望まれ、種々考えられて来ている。
先づ、従来のベランダの立上り部のコンクリー
ト型枠施工に際してては、第3図の従来例に示さ
れるように、アパートやマンシヨンの床部分から
外方に突出する床部分Aと、立上りの部分Bとを
一体に形成するように、床下部分のパネル16
と、内側パネル14、外側パネル15とを組み合
わせて型枠を作り、しかる後にコンクリートを打
設している。
ところが、これらの型枠パネルの組み立てにお
いて、内側パネル14を保持するために、従来例
に示されるように略7字状支持金具23を用いる
必要があつた。これは、下側のパネル16の支持
材上にボルト等の止め具20により支持固定され
る基部24、その上に設けられる直立部材25
と、その上端部から横に延長された上部材26、
上部材26の内端部から垂下される垂下部材27
からなり、これらは基部24に対して、支え材2
9等により剛性をもつていて、自立するように作
られている。なお、この場合、型枠パネル14,
15は間隔保持材31を介して各部材25,27
に取り付けられるほか、垂下部材27の下端には
角材が支持されていて、これにより、ベランダの
排水溝を形成することができるのである。
このように、従来より用いられている型枠の支
持部材はベランダの立上り部分を上から跨ぐよう
にして設けるために、その支持部材自身の構造も
強固にする必要があり、さらに、片持ち状部材の
端部に型枠パネルを支持するためもあつて、コン
クリート壁の厚さに比して、大型、強固で、さら
に重いものを用いる必要があつたのである。
そこで、本考案は、前記したような従来の型枠
支持部材の欠点を解消することを目的としている
もので、ベランダの床板中に埋設されるボルト及
び板体を介して立上り部分の内側の型枠を支持さ
せるようにしているために、該部分の外側の型枠
パネルの支持部材は従来例のような大型強固なも
のとせずに、簡単な構造の支持構造ですむことに
なり、これによつて、型枠組み立て作業や、型枠
解体作業も極めて容易に行い得ることとなる。
本考案の型枠パネル支持金具1は、第1図に示
されるように、ベランダの床部分Aの下側の型枠
パネル16上に支持される下プレート2と、この
下プレート2上に溶接等で固定されたボルト4よ
りなる下の部分と、ボルト4の上部の雌ねじを有
するストツパワツシヤ7とナツト6により支持さ
れる上プレート8よりなる。上プレート8は2枚
の薄板を重ねてなるもので、長孔9を設けた平板
部8′を共通しているもので、側面の断面形状が
略L字状の上板10と、略クランク状の横断面を
有する下板12によりなる、上板10の直立部1
1には釘孔11′が設けられ、下プレート2の釘
孔3と共にこれを用いて型枠パネルと支持金具と
を固定するようになつている。
下板12の先端は外方に曲げられてクランク状
に形成されているもので、その先端の突出部13
は、この上に型枠パネルが載置されるように、パ
ネル14の板厚にほぼ等しい長さに形成される。
また、上板10の直立部11は適当な高さの所に
横に線状のミシン目の切り目を入れておき、コン
クリート面上に突出する部分を折り取るようにす
ることもできる。
上プレート8は、上記したように長孔9を介し
てボルト4に支持されているものであり、上プレ
ート8をボルト4に対して長孔の長さに応じた巾
での調節を可能としており、さらに、ボルト4の
ねじ部5の長さを大きくとり、上プレート8を2
個のナツトで挟み込むようにすると、上プレート
の高さの調節も可能となるものである。
本考案の支持金具1は、前述したような構成の
もので、これを下側パネル16上に固定し、これ
を介して内側パネル14を支持する。外側パネル
15は、一般の壁と同様に、根太20上に角材1
9、支え材18などを介して立設するもので、こ
の例のほかに、旧来の工法のように、縦横のバタ
材にセパレータを組み合わせて外側パネルを支持
する方法を採用することも可能であることは、も
ちろんである。
支持金具1は、コンクリート打設後に、これを
取り外すことはできないので、コンクリート中に
埋め込んだままにしておくことになるが、例え
ば、下プレートには4〜5cm角のものであり、他
の部材もこれに比例した大きさ、太さであり、こ
の埋設物がコンクリートに与える影響は全く無視
できるものと考えてよい。
本考案の支持金具は、前述のように、小型軽量
で、簡単な構成のものであるから、建築現場に搬
入し、組み立てる作業も極めて容易であり、その
作業のために新たに作業員を必要とするものでな
く、むしろ従来のベランダの型枠組み立て作業に
比して、大巾に工数を減少させ得るほか、必要と
される資材も従来の工法に比して少くできるなど
大きい利点を有することとなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の実施例を示すもので、第
1図はベランダの型枠施工状況を示す概略図、第
2図イは支持部材の側面図、ロは上プレートの平
面図であり、ハは下プレートの平面図、ニは直立
部の正面図、第3図は従来例の説明図である。 1……パネル支持部材、2……下プレート、3
……釘孔、4……ボルト、5……ねじ部、6……
ナツト、7……ワツシヤ、8……上プレート、9
……長孔、10……上板、11……直立部、1
1′……釘孔、12……下板、13……突出部、
14……内側パネル、15……外側パネル、16
……下側パネル、18……支え材、19……角
材、20……根太、21……大引き、22……サ
ポート、23……7字状支持金具、24……基
部、25……直立部材、26……上部材、27…
…垂下部、28……角材、29……支え材、30
……止め具、31……間隔保持具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベランダの張り出し床部を形成する型枠パネ
    ル上に止着される下プレートと、該下プレート
    に立設されたボルトと、このボルトに長孔を介
    して上下及び長孔の長さ方向に調節可能に支持
    される上プレートとからなり、該上プレートは
    直立部と突出部を介して内側の型枠パネルを支
    持するようにしたことを特徴とするコンクリー
    ト型枠支持具。 2 上プレートは2枚の板部材よりなり、該板部
    材は平板部8′を共通部として、側面の断面形
    状が略L字状の上板と、略クランク状断面の下
    板を前記平板部8′の共通部で重合するように
    した第1項記載の支持具。 3 ボルトの上端部には比較的長いねじ部を形成
    し、2個のナツトを用いて上プレートの長孔部
    分を固定支持するようにした第1項記載の支持
    具。 4 上プレートの上板の垂直部分はミシン目状の
    切取り部分を有する第1項記載の支持具。
JP6436281U 1981-05-06 1981-05-06 Expired JPS6224672Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6436281U JPS6224672Y2 (ja) 1981-05-06 1981-05-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6436281U JPS6224672Y2 (ja) 1981-05-06 1981-05-06

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Publication Number Publication Date
JPS57176553U JPS57176553U (ja) 1982-11-08
JPS6224672Y2 true JPS6224672Y2 (ja) 1987-06-24

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ID=29860433

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JP6436281U Expired JPS6224672Y2 (ja) 1981-05-06 1981-05-06

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633119Y2 (ja) * 1988-07-08 1994-08-31 株式会社竹中工務店 浮き型枠支持具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57176553U (ja) 1982-11-08

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