JP2008150851A - アンカーボルト支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】木造建築の基礎にアンカーボルトを設置する作業が正確な位置に、簡易迅速に行えるようにすること。
【解決手段】アンカーボルト21の下端部を取り付ける取り付け孔が設けられた本体金具31を有し、下地面65の上に固定されるアンカーボルト支持具11において、本体金具31には、アンカーボルト21下端部を螺合する取り付け孔34を有する天板部32と、取り付け孔34の中心点を中心とした平面視十字方向の4箇所に設けられた脚部33…とが形成される。この脚部33は、天板部から垂直下方に延びる垂下片33aと、該垂下片33aの下端から水平外方に延びる水平片33bとが設けられ、水平片33bには、取り付け孔34の中心点を中心とした上記十字方向と一致する目印36と、下地面65に対する固定用の打ち込み部材51を挿通する挿通孔37とが形成される。また、天板部32の四隅には、脚部33の下端高さよりも下方に突出し、下地面65に接地する高さ調節用の支持脚41が保持される。
【選択図】図9

Description

この発明は、たとえば木造建築の基礎にアンカーボルトを設置するときに使用されるアンカーボルト支持具に関する。
基礎には、地震や台風などによって土台や柱がずれたり浮き上がったりしないようにするため、アンカーボルトが不可欠である。そして、このアンカーボルトの設置については、設置位置や設置間隔などが細かに決められている。
しかし、アンカーボルトの設置は、型枠間の上部に治具により吊り下げるように固定したのちコンクリートを打設して行われているため、アンカーボルトの位置決めやレベルの調整が容易でないという難点があった。
このため、下記特許文献1に開示されているようなアンカーボルトの立設装置が提案された。
この立設装置は、方形状のアジャスタプレートの中心に、筒状の足体を立設し、この足体内にアンカーボルトの下端部を螺合して進退自在にしたものである。アジャスタプレートの各辺の中間位置には足体の中心を示すためのセンターマークが形成されるとともに、これらのセンターマークの中間位置、すなわち四隅には、アジャスタプレートを捨てコンクリートの上面に固定するときに利用するための釘孔が形成されている。
上記構成により、アンカーボルトを正確な位置に設置できるうえに、アンカーボルトの高さ、すなわちレベルを調整することができるというものである。
しかし、アンカーボルトは所定の位置で正確に鉛直上向きに設置されなければならないが、上記の立設装置の場合のようにアジャスタプレートを正確に位置決めしたというだけでは、アンカーボルトが鉛直方向に立設されるとは限らない。アンカーボルトが鉛直上向きにならないと、アンカーボルトの上端の位置が正しくでない。すなわち、アンカーボルトの先端の位置が正しくなるための大前提として、捨てコンクリートが正しく水平な平坦面であることが必要である。しかしながら、このようなことは、現場では稀有、また到底期待できないことである。
実開昭57−6412号公報
そこで、この発明は、アンカーボルトの所定位置への適切な設置が、簡易迅速に行えるようにすることを主たる目的とする。
そのための手段は、アンカーボルトの下端部を取り付ける取り付け孔が設けられた本体金具を有し、下地面の上に固定されるアンカーボルト支持具であって、上記本体金具には、上記取り付け孔を有する天板部と、取り付け孔の中心点を中心とした平面視十字方向の少なくとも3箇所に設けられた脚部とが形成され、該脚部には、天板部から垂直下方に延びる垂下片と、該垂下片の下端から水平外方に延びる水平片とが設けられ、水平片には、上記取り付け孔の中心点を中心とした上記十字方向と一致する目印と、下地面に対する固定用の固定手段を挿通する挿通孔とが形成されるとともに、上記天板部には、複数の貫通孔が設けられ、これらの貫通孔には、脚部の下端高さよりも下方に突出し、天板部に対する上下方向の高さ調節が可能な支持脚が保持されたアンカーボルト支持具である。
別の手段は、上記のアンカーボルト支持具を下地に対して固定するアンカーボルト支持具の固定方法であって、下地面上のアンカーボルト支持具の取り付け位置における挿通孔に対応する位置に、固定手段の上側部分を露出した状態で固定したのち、該固定手段に対して上記挿通孔を挿嵌するとともに、アンカーボルト支持具の天板部の水平を出すべく支持脚の高さを調整し、天板部の取り付け孔に対するアンカーボルトの固定後、アンカーボルトが鉛直上向きになるように各部材を調整してから、固定手段の雄ねじにナットを螺合して固定手段と支持具との関係を保持するアンカーボルト支持具の固定方法である。
すなわち、上記のアンカーボルト支持具の構成によれば、下地面の上の所定位置に目印をあわせて下地面に接地させた後、下端が下地面に接触している支持脚の天板部に対する上下方向の高さを調節して、天板部が水平になるように調整する。同時に、脚部の水平片に設けられた挿通孔と、この挿通孔内に挿入される固定手段で、本体金具の下地面上での位置が保持される。そして、天板部が水平になった本体金具に対してアンカーボルトの下端部を取り付けた後、アンカーボルトの上端位置を調整すべく、支持脚や固定手段などを、必要に応じて再度調整してから、固定手段による下地面に対するアンカーボルト支持具の固定状態を確定する。
このように、複数本の支持脚の下端が設置し、これらの支持脚が固定手段と協働して、本体金具を所望の姿勢に保持するとともに、アンカーボルトを鉛直上向きに支持する。すなわち、面接触の場合とは異なり下地面の影響を受けない複数本の支持脚と固定手段との協働により本体金具を水平にして、真っ直ぐなアンカーボルトを垂直に立てられるようにしたうえで、実際にアンカーボルトを支持し、必要な場合には再調整を行って、アンカーボルトの形状に起因するずれの修正を行うことで、アンカーボルトの先端を鉛直上向きにする。
以上のように、この発明によれば、アンカーボルトの支持は、本体金具を水平にして固定した上で行い、この後、必要に応じて調整をして、適切な状態で固定を行うので、固定に際して行われる作業は一連の流れを有するものとなる。このため、全体して簡易迅速なアンカーボルトの設置が可能である。しかも、接地は複数本の支持脚によってなされるので下地面の状態に関わりなく所定の姿勢に保持できる。そのうえ、本体金具の脚部に設けられた目印によって、アンカーボルトの下端位置を所定位置に位置決めできるので、アンカーボルトの設置は所定位置に適切に行える。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、アンカーボルト支持具11(以下、「支持具」という。)と、これに支持されるアンカーボルト21を示す斜視図であり、図2は、その分離状態における支持具11の断面図である。
これらの図に示すように、支持具11は、最も外周に位置する縁部を結ぶと平面視略長方形になる形状の本体金具31と、この本体金具31の四隅に螺合された4本の支持脚41…とを有する。
本体金具31は、金属板をプレス加工して形成されるもので、天板部32と、この天板部32から延設された4本の脚部33…とを有する。
天板部32は、アンカーボルト21の下端部22を取り付けるための取り付け孔34を中心に有する。取り付け孔34の内周面には、雌ねじ34aが形成され、アンカーボルト21を高さ調節可能に支持できるようにしている。
図示例では、取り付け孔34をバーリングにより形成したが、取り付け孔34は、穴と、この穴に固定されたナットとで形成することもできる。
上記の脚部33…は、取り付け孔34の中心点を中心とした平面視十字方向における天板部32の長手方向および短手方向に沿う4辺部分に設けられる。これら脚部33…の形成に当たって、天板部32の4辺部分には湾状に凹む切り欠き35が形成され、この切り欠き35内の最も奥まった部位から脚部が形成される。
脚部33…は、適宜幅に形成され、幅方向の中間位置が上記の十字方向に一致するように配設される。そして、この脚部33は、垂直下方に延びる垂下片33aと、この垂下片33aの下端から水平外方に延びる水平片33bとを有する。脚部33がこのような形状であるので、上記湾状の切り欠き35により、脚部33の下端における水平片33bの先端位置を、外方に大きく突出させずに収めることができる。この結果、図3に示したように、アンカーボルト21を設置する基礎(べた基礎61)内での収まりをよくすることができる。
また、脚部33の水平片33bの先端は、位置決めに適するように、尖鋭の三角形に形成されている。この先端部分が、天板部32の中心に設けられた取り付け孔34の中心点を示す目印36となる。そして、この目印36の後方側であって、上記十字方向の直線上に、厚さ方向に貫通する挿通孔37が形成されている。この挿通孔37は、ベースコンクリート面や捨てコンクリート面からなる下地面に対する固定用の固定手段を挿通する部分である。上述のように、目印36と挿通孔37が上記の十字方向の直線上に並んでいるので、位置決めがより簡単で正確に行える。
天板部32の四隅には、上記の支持脚41を保持すべく、ねじ孔38が形成される。支持脚41は、下端が尖鋭のボルトで構成されている。尖鋭であるので不陸があっても本体金具31を適切に支持でき、水平を出すための調節が容易である。ねじ孔38に代えて雌ねじのない孔であってもよく、この場合には、ボルトからなる支持脚41に対するナットの螺合で調節を可能とすればよい。
なお、支持脚41の保持に際して、また少なくとも使用前には、支持脚が、図2に示したように、脚部33の下端高さよりも下に突出するように設定される。
上記のアンカーボルト21には、異形鉄筋の上下両端部に雄ねじを形成したものを使用する。そして、上端側の雄ねじ23には、基礎天のレベルを示すための基礎天プレート25が螺合により上下動自在に保持されている。この基礎天プレート25は、方形状の板材25aの中心に穴が形成され、この下面にナット25bが固定された構造である。また、アンカーボルト21の上端面には、中心点を示すための十字線からなる目印27が設けられている。
上記の固定手段には、既存のコンクリート釘やアンカーを用いることもできるが、この支持具11の場合には、固定手段として図4に例示したような打込み部材51が備えられる。
すなわち、打ち込み部材51は、コンクリートに打ち込み可能な硬度を有する釘状に形成され、少なくとも上側部分に、ナット55(図7参照)を螺合可能とする雄ねじ52を有したものである。図4(a)、(b)に示した打ち込み部材51は、上記雄ねじ52を上側部分のみに形成した例である。雄ねじ52を形成する範囲や打ち込み部材51の長さは、使用場所等の条件に応じて適宜設定される。図4(c)に示した打ち込み部材51は、長さ方向の全体に雄ねじ52を形成した例である。
また、打ち込み部材51の上端部には、打ち込み部材51を回転するための回転治具(図示せず)を係合する係合部が形成されている。係合部には適宜の構造が使用でき、例えば図4(a)、(c)に示した係合部は、回転治具としてのドライバの先端が係合する係合溝53で、図4(b)に示した係合部は、回転治具としてのレンチ等が係合する六角状の係合部54である。このような係合部を有することにより、打ち込みに際して正確に打ち込めるように微調整等をすることが可能となる。
なお、打ち込み部材51の径は、最も太い部分でも上記の挿通孔37に挿入可能な太さに設定されている。
このように構成された支持具11は、次のように使用される。
まず、支持具11を下地面65に固定する。つまり、アンカーボルト21の設置箇所が木造建築のべた基礎であって、図5に示したように立ち上がり部62を打ち継ぎするべた基礎61である場合、ベースコンクリート63の上面の所定位置が上記の下地面65となる。
この下地面65には、通常通り墨だしがさなれ、アンカーボルト21を設置する所定位置に芯墨66がつけられる。この芯墨66上の支持具11の取り付け位置における脚部33の挿通孔37に対応する位置に、図6に示したように、打ち込み部材51を打ち込む。
挿通孔37の位置は、取り付け孔34の中心から2種類の距離があるので、打ち込み部材51の打ち込みに際しては、芯墨66の交点を中心にして径の異なる2個の円C1,C2を描いておく。これら円C1,C2と芯隅66との所定の交点位置に、打ち込み部材51を真っ直ぐに打ち込む。打ち込みは長さ方向の中間位置まで行い、上側の雄ねじ52を突出させた状態にする(図7参照)。
つづいて、図7に示したように、支持具11をその脚部33の挿通孔37が挿嵌するように上から降ろして接地させる。そして、打ち込み部材51における脚部33の水平片33bより上に突出している部分にナット55を螺合する。
この状態で、支持具11の天板部32を水平にすべく、図8に示したように水準器71を用いるなどして、接地している4本の支持脚41…の高さを調節する。
そして、水平になった天板部32の取り付け孔34に対して図9に示したようにアンカーボルト21の下端部22を螺合して、アンカーボルト21の上端面の高さを所定の高さに調節する。この後、トランシット72等を用いて、配設される複数本のアンカーボルト21の通りを見るとともに、水準器71を用いてアンカーボルト21の鉛直性を見る(図10参照)。
この結果、鉛直性が得られていなければ、支持脚41…等を再度調整してアンカーボルト21の上端が所定位置で真っ直ぐに上を向くように修正し、その上でナット55を締めて、支持具11の下地面65上での接地状態を固定する。鉛直性が得られていれば、再調整なしでナット55を締め付けて固定する。
アンカーボルト21の設置箇所が木造建築のべた基礎であって、浮き型枠(図示せず)によりベースと立ち上がり部62を一度で打設するべた基礎61である場合には、図11に示したように、捨てコンクリート64の上面の所定位置が上記の下地面65となる。この場合も、上記の図1に示した支持具11でアンカーボルト21を支持することができるが、図12に示したような補助具45が備えられた支持具11であると安定性を高められるのでよい。
補助具45が備えられた支持具11について、次に説明する。この説明において、先の構成と同一の構成については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
補助具45は、アンカーボルト21における長さ方向の中間部上を、その長さ方向に沿って上下動するプレート部材46と、このプレート部材46を支持する4本の支柱部材47…とよりなる。プレート部材46は、金具本体31の概略形状と同じ略長方形状であり、中心に、アンカーボルト21の中間部を挿通可能にする挿通筒部46aが形成されている。この挿通筒部46aには、2個の止めねじ48が取り付けられ、アンカーボルト21上の所定位置に固定可能とされている。
また、プレート部材46の四隅には、貫通孔46bが形成され、この貫通孔46bに、上記の支柱部材47の上端側部が保持される。支柱部材47…の少なくとも上下両端側部分には雄ねじが形成されている。また、支柱部材47…の下端部は、本体金具31のねじ孔38に螺合するもので、本体金具31とプレート部材46とを上下動可能に離間支持する。
上記のプレート部材46は支柱部材47…上を上下動可能で、さらに傾動可能であるようにするため、プレート部材46の四隅に形成される上記の貫通孔46bは、支柱部材47の径よりも若干大径に設定されている。支柱部材47には、プレート部材46との関係を保持するため、必要に応じてナット49が螺合される。
なお、この支柱部材47の下端部は、図1等の支持脚41に対応する部分であり、このため、支柱部材47の下端部は、本体金具に対する保持に際して、また少なくとも使用前には、その下端部が、脚部33の下端高さよりも下に突出するように設定される。
このように補助具45を備えた支持具11も上述と同様に使用される。相違点のみを説明すれば、アンカーボルト21の下端部を本体金具31の取り付け孔34に固定してから、アンカーボルト21の鉛直性等を出すときに、プレート部材46の上下動および傾動と、止め具48やナット49を操作して修正を行い、各部材の姿勢の固定を補助する。
この補助具45が存在することにより、アンカーボルト21が長くなっても安定感のある支持状態が得られる。
なお、アンカーボルト21と支柱部材47との間に隙間がなくて配筋に支障がある場合には、アンカーボルト21の長さ方向における中間部を、図13に示したように側面視コ字形に曲げるとよい。
補助具45がある場合でもない場合でも、支持具11は、上述のような手順で固定され、アンカーボルト21を支持する。このため、作業は打ち込み部材51の打ち込み、支持具11の接地など、段階を追って順に行え、一つの流れを有する一連の作業となる。そして、これらの作業を正しく順に行えば、必然的に所定位置でアンカーボルト21を支持できるので、たとえば位置決めと固定とを同時に行うような、一度に複数の作業を行う場合に比して、作業が正確に、しかも簡易迅速に行える。このため、ミスの発生を回避することもできる。
しかも、支持具は、複数本の支持脚41…で支持されるので、下地面65の状態に関わりなく正確にアンカーボルト21の支持ができる。
以下、その他の形態について説明する。この説明において、先の構成と同一または同等の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図14は、脚部33の目印36についての他の例を示し、図14(a)のように切り込みで形成することもできる。また図14(b)のように線状の凹みで形成することもできる。
図15は、支持脚41についての他の例を示し、これらは、支持脚41の下端が必ず脚部33の下端高さよりも下に突出するように構成した例である。すなわち、図15(a)のように、支持脚41のねじ溝、または別途に形成した溝にEリング41aを固定して、支持脚41がそれより上に移動しないように規制することができる。また、図15(b)のように支持脚41として、雄ねじを有する上側部分41bと、これより大径で雄ねじを有しない下側部分41cとをもつピン部材で構成することによっても、支持脚41が一定位置より上に移動しないように規制することができる。上端面には、ドライバ等の治具の先を係合する係合溝41dが形成されている。
このように、支持脚41の下端が下に突出するように規制することによって、職人による作業上のミスをなくすことができる。
図16、図17は、本体金具31の他の形態を示す斜視図である。すなわち、本体金具31は、平面視略三角形状に形成されている。
そして、図16の本体金具31には、4本の脚部33…が形成されるとともに、3本の支持脚41…が保持されている。一方、図17の本体部材31には、3本の脚部33…が形成され、3本の支持脚41…が保持されている。このように支持脚41を3本にすると、水平を出したりするための調整作業が、トランシット等の機器の扱いに慣れた職人にとって作業しやすくなる。
また、このような形状の支持具11であっても、図12に示したような補助具45を取り付けることは可能である。この場合、プレート部材46は平面視三角形状に形成され、3本の支柱部材47を備えることになる。
この発明の構成と、上記一形態の構成との対応において、
この発明の固定手段は、上記一形態における打ち込み部材51に対応し、
以下、同様に、
貫通孔は、ねじ孔38に対応し、
保持孔は、挿通筒部46aに対応し、
係合部は、係合溝53または六角の係合部54に対応するも、
この発明は、上記の構成のみに限定されるものではなく、その他の形態を採用することができる。
アンカーボルト支持具の斜視図。 アンカーボルト支持具の断面図。 アンカーボルト支持具の平面図。 打ち込み部材の斜視図。 アンカーボルト支持具の使用状態の説明図。 アンカーボルト支持のための作業の一工程を示す斜視図。 アンカーボルト支持のための作業の一工程を示す斜視図。 アンカーボルト支持のための作業の一工程を示す斜視図。 アンカーボルト支持のための作業の一工程を示す斜視図。 アンカーボルト支持のための作業の一工程を示す斜視図。 アンカーボルト支持具の使用状態の説明図。 補助具付きアンカーボルト支持具の斜視図。 アンカーボルト支持具の使用状態の説明図。 目印の他の例を示す斜視図。 支持脚の他の例を示す斜視図。 アンカーボルト支持具の他の例を示す斜視図。 アンカーボルト支持具の他の例を示す斜視図。
符号の説明
11…アンカーボルト支持具
21…アンカーボルト
22…下端部
31…本体金具
32…天板部
33…脚部
33a…垂下片
33b…水平片
34…取り付け孔
36…目印
37…挿通孔
38…ねじ孔
41…支持脚
46…プレート部材
46a…挿通筒部
47…支柱部材
51…打ち込み部材
52…雄ねじ
53…係合溝
54…六角状の係合部
55…ナット
65…下地面

Claims (8)

  1. アンカーボルトの下端部を取り付ける取り付け孔が設けられた本体金具を有し、下地面の上に固定されるアンカーボルト支持具であって、
    上記本体金具には、上記取り付け孔を有する天板部と、取り付け孔の中心点を中心とした平面視十字方向の少なくとも3箇所に設けられた脚部とが形成され、
    該脚部には、天板部から垂直下方に延びる垂下片と、該垂下片の下端から水平外方に延びる水平片とが設けられ、
    水平片には、上記取り付け孔の中心点を中心とした上記十字方向と一致する目印と、下地面に対する固定用の固定手段を挿通する挿通孔とが形成されるとともに、
    上記天板部には、複数の貫通孔が設けられ、
    これらの貫通孔には、脚部の下端高さよりも下方に突出し、天板部に対する上下方向の高さ調節が可能な支持脚が保持された
    アンカーボルト支持具。
  2. 前記挿通孔の中心位置が、天板部の取り付け孔の中心点と目印とをつなぐ直線上に設定された
    請求項1に記載のアンカーボルト支持具。
  3. 前記天板部に、複数本の支柱部材が立設され、
    これら支柱部材上に、上記アンカーボルトの挿通を可能とする保持孔を有したプレート部材が上下動および傾動可能に設けられた
    請求項1または請求項2に記載のアンカーボルト支持具。
  4. 前記支柱部材が、前記支持脚を兼用するものである
    請求項3に記載のアンカーボルト支持具。
  5. 前記固定手段として、コンクリートに打ち込み可能な硬度を有する釘状に形成され、上側部分に、ナットを螺合可能とする雄ねじを有した打込み部材が備えられた
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載のアンカーボルト支持具。
  6. 前記固定手段として、コンクリートに打ち込み可能な硬度を有する釘状に形成され、長さ方向の全体に、ナットを螺合可能とする雄ねじを有した打込み部材が備えられた
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載のアンカーボルト支持具。
  7. 前記打ち込み部材の上端部に、当該打ち込み部材を回転するための回転治具を係合する係合部が形成された
    請求項5または請求項6に記載のアンカーボルト支持具。
  8. 前記請求項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載のアンカーボルト支持具を下地に対して固定するアンカーボルト支持具の固定方法であって、
    下地面上のアンカーボルト支持具の取り付け位置における挿通孔に対応する位置に、固定手段の上側部分を露出した状態で固定したのち、
    該固定手段に対して上記挿通孔を挿嵌するとともに、
    アンカーボルト支持具の天板部の水平を出すべく支持脚の高さを調整し、
    天板部の取り付け孔に対するアンカーボルトの固定後、アンカーボルトが鉛直上向きになるように各部材を調整してから、
    固定手段の雄ねじにナットを螺合して固定手段と支持具との関係を保持する
    アンカーボルト支持具の固定方法。
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