JP2017160678A - 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造の建て方工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い設置現場での柱脚構造の設置を可能にすると共に、柱部材の傾き調整を容易にする柱脚金物、及びその柱脚金物を用いた柱脚構造の建て方工法を提供する。【解決手段】メネジ部27と、メネジ部27にネジ締結されたボルト28を備え、ボルト28の先端部が、メネジ部27を挿通して、柱脚金物本体26の下面よりも下方に突出し、柱脚金物本体26の下方に配置された基礎コンクリート3の上面に直接又は間接的に接触することにより、柱脚金物本体26が所定の高さ位置に支持された。【選択図】図5

Description

本発明は、建築構造物における柱部材の下端部がその上に接合され、かつ、基礎コンクリート中より上方に突出したアンカーボルトの先端部が締結される柱脚金物、及びその柱脚金物を用いた柱脚構造の建て方工法に関するものである。
図15〜図19は、従来の柱脚金物6、及びそれを用いた従来の柱脚構造2の建て方工法について説明するために参照する図である。
図15は、従来の柱脚金物6を備えた柱脚構造2を示しており、平板状の柱脚金物6の上面6cには、鉄骨柱4(柱部材)の下端面が溶接により接合されていた。また、この柱脚金物6は、基礎コンクリート3の上方にモルタル8を介して設けられていた。
そして、図15に示すように、基礎コンクリート3中からモルタル8を貫いて上方に突出するアンカーボルト10の上端部が、柱脚金物6のボルト挿通孔6a(図16参照)を挿通していた。
また、アンカーボルト10の上端部に形成されたオネジ部に、ナット部材12のメネジ部がねじ締結されることにより、鉄骨柱4は柱脚金物6を介して基礎コンクリート3上に立設して固定されていた(例えば、特許文献1の図11,図12参照)。
次に、従来の柱脚金物6を用いた柱脚構造2の建て方工法の手順について図17〜図19を用いて説明する。
柱脚構造2を設置するには、まず、4本のアンカーボルト10を不図示の架台により支持して所定の位置に設置した後、これらを埋設するように、不図示の型枠部材内に生コンクリートを充填して固化させることにより、基礎コンクリート3、及び4本のアンカーボルト10を設置していた(図17参照)。
次に、基礎コンクリート3を一定期間養生させて十分固化させた後、図17に示すように、その基礎コンクリート3の上面にモルタル部材13を配置していた。基礎コンクリート3の高さ精度は高くないので、モルタル部材13を用いることにより、柱脚金物6の高さを調整していた。
そして、図18に示すように、柱脚構造2の設置現場に搬入される前に一体化された鉄骨柱4と柱脚金物6を、柱脚金物6のボルト挿通孔6a(図16参照)に、アンカーボルト10の上端部を貫通させながらモルタル部材13上に載置していた。
モルタル部材13は、柱脚金物6の下面を全面に渡って支持するのではなく、図18に示すように、柱脚金物6の下面の中央部分(図16中上下左右方向における中央部分)のみを支持するように配置されていた。
このため、基礎コンクリート3と柱脚金物6の間にモルタル8を打設して、柱脚金物6の下面が全面に渡ってモルタル8によって支持される(図15参照)までの間は、鉄骨柱4と柱脚金物6が、ふらふらして不安定な状態になっていた。
そこで、図19に示すように、鉄骨柱4にワイヤー11の一方の端部を取り付けて、ワイヤー11の他方の端部を引っ張ることにより、鉄骨柱4が倒れることを防止すると共に、斜めに傾いた鉄骨柱4の傾き調整をしていた。
特許第4006503号公報
しかしながら、従来の柱脚金物6を用いた柱脚構造2の建て方工法においては、図19に示すように、不安定な鉄骨柱4が倒れることを防止して、鉄骨柱4の傾きを調整するためにワイヤー11を用いていたが、柱脚構造2の設置現場が狭い場所ではワイヤー11を使用することができないという問題があった。
また、従来の柱脚金物6を用いた柱脚構造2の建て方工法においては、ワイヤー11を引っ張ることにより、斜めに傾いた鉄骨柱4の傾きを調整していたため、鉄骨柱4の傾き調整がしにくいという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、狭い設置現場での柱脚構造2の設置を可能にすると共に、鉄骨柱4の傾き調整を容易にする柱脚金物6、及びその柱脚金物6を用いた柱脚構造2の建て方工法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の柱脚金物は、
メネジ部と、前記メネジ部にネジ締結されたボルトを備え、
前記ボルトの先端部が、
前記メネジ部を挿通して、柱脚金物本体の下面よりも下方に突出し、前記柱脚金物本体の下方に配置された基礎コンクリートの上面に直接又は間接的に接触することにより、前記柱脚金物本体が所定の高さ位置に支持されたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の柱脚金物は、請求項1に記載の柱脚金物であって、
前記メネジ部が、前記柱脚金物本体の外周面に固定されたナットであることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の柱脚金物は、請求項1に記載の柱脚金物であって、
前記メネジ部が、前記柱脚金物本体を貫通するように形成されたメネジ孔であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の柱脚金物は、請求項1に記載の柱脚金物であって、
前記メネジ部が、その上面が前記柱脚金物本体の下面に接触するように配置されたナットであり、
前記ボルトは、前記柱脚金物本体に形成された貫通孔を挿通して、前記ナットにネジ締結されたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の柱脚構造の建て方工法は、
請求項1から4のいずれかに記載の前記柱脚金物を備えた柱脚構造の建て方工法であって、
前記メネジ部に前記ボルトをネジ込んでいき、前記ボルトの先端部を前記柱脚金物本体の下方に配置された基礎コンクリートの上面に直接又は間接的に接触させる工程を有することを特徴とするものである。
このような本発明の柱脚金物によれば、
メネジ部と、前記メネジ部にネジ締結されたボルトを備え、
前記ボルトの先端部が、
前記メネジ部を挿通して、柱脚金物本体の下面よりも下方に突出し、前記柱脚金物本体の下方に配置された基礎コンクリートの上面に直接又は間接的に接触することにより、前記柱脚金物本体が所定の高さ位置に支持されたことにより、
狭い設置現場での柱脚構造の設置を可能にすると共に、柱部材の傾き調整を容易にすることができる。
また、このような本発明の柱脚構造の建て方工法によれば、
請求項1から4のいずれかに記載の前記柱脚金物を備えた柱脚構造の建て方工法であって、
前記メネジ部に前記ボルトをネジ込んでいき、前記ボルトの先端部を前記柱脚金物本体の下方に配置された基礎コンクリートの上面に直接又は間接的に接触させる工程を有することにより、
狭い設置現場での柱脚構造の設置を可能にすると共に、柱部材の傾き調整を容易にすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る柱脚金物25を用いた柱脚構造20を示す概念側面図である。 図1に示す柱脚金物25の上面図である。 図2に示す柱脚金物25の正面図である。 図1に示す柱脚構造20の建て方の途中段階であって、基礎コンクリート3の上面にモルタル部材13を設置した状態を示す概念側面図である。 図1に示す柱脚構造20の建て方の途中段階であって、モルタル部材13の上面に柱脚金物25を配置した状態を示す概念側面図である。 図5の柱脚構造20における柱脚金物25の図中右側部分を拡大して示す拡大側面図。 本発明の第2の実施の形態に係る柱脚金物45を用いた柱脚構造40の建て方の途中段階であって、モルタル部材13の上面に柱脚金物45を配置した状態を示す概念側面図である。 図7の柱脚構造40における柱脚金物45の図中右側部分を拡大して示す拡大側面図。 図7に示す柱脚金物45の上面図である。 図9に示す柱脚金物45の正面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る柱脚金物65を用いた柱脚構造60の建て方の途中段階であって、モルタル部材13の上面に柱脚金物65を配置した状態を示す概念側面図である。 図11の柱脚構造60における柱脚金物65の図中右側部分を拡大して示す拡大側面図。 図11に示す柱脚金物65の上面図である。 図13に示す柱脚金物65の正面図である。 従来の柱脚金物6を用いた柱脚構造2を示す概念側面図である。 図15に示す柱脚金物6の上面図である。 図15に示す柱脚構造2の建て方の途中段階であって、基礎コンクリート3の上面にモルタル部材13を設置した状態を示す概念側面図である。 図15に示す柱脚構造2の建て方の途中段階であって、モルタル部材13の上面に柱脚金物6を配置した状態を示す概念側面図である。 図15に示す柱脚構造2の建て方の途中段階であって、図18の状態の鉄骨柱4にワイヤー11が取付けられた状態を示す概念側面図である。
以下、本発明に係る柱脚金物、及びそれを用いた柱脚構造の建て方工法を実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図6は、本発明の第1の実施の形態に係る柱脚金物25、及びそれを用いた柱脚構造20の建て方工法について説明するために参照する図である。なお、前記従来の柱脚金物6や柱脚構造2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、前記従来の柱脚金物6や柱脚構造2と同様の構成についての重複する説明は、一部を除き省略するものとする。
図1は、本実施の形態に係る柱脚金物25を備えた柱脚構造20を示しており、柱脚金物25は、基礎コンクリート3の上方にモルタル8を介して設けられている。
また、柱脚金物25は、図2,図3に示すように、柱脚金物本体26、ナット部材27、及びボルト28から構成されている。
柱脚金物本体26は、図2,図3に示すように、平面形状が略正方形である板状に形成されており、図1中上下方向に長さを有する角筒状に形成された鉄骨柱4(柱部材)の下端面が、柱脚金物本体26の上面26cに接触して溶接により接合されている。
また、図2,図3に示すように、柱脚金物本体26の四隅の角部よりも少し奥側(図2中上下方向の中央側)の外周面には、それぞれナット部材27が溶接により固定されており、4個のナット部材27のメネジ孔には、それぞれボルト28(図6参照)がネジ締結されている。
また、図1に示すように、ボルト28は、その図中下端部がナット部材27を挿通して、基礎コンクリート3の上面に接触するように、4個のナット部材27のメネジ孔のそれぞれにネジ込まれている。このため、柱脚金物本体26は、その四隅部がボルト28によりそれぞれ支持されている(図5,図6参照)。
そして、図1に示すように、基礎コンクリート3中からモルタル8を貫通して、そのモルタル8の上方に突出するアンカーボルト10の上端部が、柱脚金物本体26の四隅部にそれぞれ形成されたボルト挿通孔26a(図2参照)に挿通している。
また、柱脚金物本体26の上面26cより上方に突出したアンカーボルト10の上端部に形成されたオネジ部に、ナット部材12のメネジ部がネジ締結されることにより、鉄骨柱4は柱脚金物25とモルタル8を介して基礎コンクリート3の上に立設するよう固定されている。
次に、柱脚金物25を備えた柱脚構造20の建て方工法の手順について図4から図6を用いて説明する。
柱脚構造20を設置するには、まず、4本のアンカーボルト10を不図示の架台により支持して所定の位置に設置した後、これらを埋設するように、不図示の型枠部材内に生コンクリートを充填して固化させることにより、基礎コンクリート3、及び4本のアンカーボルト10を設置する(図4参照)。
次に、基礎コンクリート3を一定期間養生させて十分固化させた後、図4に示すように、基礎コンクリート3の上面にモルタル部材13を載置する。基礎コンクリート3の高さ精度は高くないので、モルタル部材13を用いることにより、柱脚金物本体26の高さを調整している。
そして、図5に示すように、柱脚構造20の設置現場に搬入される前に一体化された鉄骨柱4と柱脚金物本体26を、柱脚金物本体26のボルト挿通孔26a(図2参照)に、アンカーボルト10の上端部を貫通させながらモルタル部材13上に載置する。
モルタル部材13は、柱脚金物本体26の下面を全面に渡って支持するのではなく、図5に示すように、柱脚金物本体26の下面の中央部分(図2中上下左右方向における中央部分)のみを支持するように配置されている。
次に、図5,図6に示すように、ボルト28を、その図中下端部がナット部材27を挿通して、基礎コンクリート3の上面に接触するように、4個のナット部材27のメネジ孔のそれぞれにネジ締結させる。
このように、柱脚金物本体26の下面の中央部分が、モルタル部材13により支持されているだけ(図18参照)では、鉄骨柱4と柱脚金物25が、ふらふらして不安定な状態となるが、柱脚金物本体26の四隅部が、ボルト28によりそれぞれ支持されることにより、鉄骨柱4と柱脚金物25が安定した状態で自立することができるようになっている。
このため、前記従来の柱脚構造2の建て方工法においては、不安定な鉄骨柱4が倒れることを防止するためにワイヤー11(図19参照)を用いていたが、本実施の形態に係る柱脚構造20の建て方工法においては、ワイヤー11を使用する必要がなくなる。
このように、本実施の形態に係る柱脚構造20の建て方工法においては、ワイヤー11を使用せず、柱脚金物本体26をボルト28とナット部材27を用いて支持するようにしているため、設置現場が狭い場所でも柱脚構造20を設置することができるようになっている。
また、柱脚構造20の建て方工法においては、ナット部材27にネジ締結されている4本のボルト28のそれぞれのネジ込み量を調節することにより、斜めに傾いた鉄骨柱4と柱脚金物本体26の傾きを調節することができるようになっている。
すなわち、ボルト28のナット部材27へのネジ込み量を調節して、柱脚金物本体26の下面よりも下方に突出するボルト28の長さ寸法を変えることにより、鉄骨柱4と柱脚金物本体26の傾きを調節することができるようになっている。
このため、前記従来の柱脚構造2の建て方工法のように、ワイヤー11(図19参照)を引っ張ることにより、斜めに傾いた鉄骨柱4の傾きを調整する場合に比べて、本実施の形態に係る柱脚構造20の建て方工法においては、鉄骨柱4の傾きを容易に調節することができるようになっている。
なお、図5,図6に示すように、ナット部材27にネジ締結されるボルト28は、そのねじ径の長さ寸法が、柱脚金物本体26のボルト挿通孔26aを挿通するアンカーボルト10のねじ径の長さ寸法よりも小さくなっている。
ボルト28のねじ径を小さくすることにより、スパナ等でボルト28を締め付ける際に、小さなトルクで大きな軸力を発生させることができるため、ボルト28が基礎コンクリート3を押さえつける力(柱脚金物本体26を上方に持ち上げる力)を小さな力で発生させることができるようになっている。
このように、ボルト28のねじ径を小さくすることにより、大きなねじ径のボルト28を使用する場合に比べて、鉄骨柱4と柱脚金物本体26の傾き調節の作業を小さな力で容易に行うことができるようになっている。
そして、鉄骨柱4と柱脚金物本体26の高さ調節及び傾き調節を行った後に、図1に示すように、ナット部材27からボルト28を取り外すことなく、基礎コンクリート3と柱脚金物本体26の間にモルタル8を打設して、柱脚金物本体26の下面が全面に渡ってモルタル8により支持されるようにしている。
したがって、以上に説明したように、本実施の形態に係る柱脚金物25、及びそれを用いた柱脚構造20の建て方工法によれば、狭い設置現場での柱脚構造20の設置を可能にすると共に、鉄骨柱4の傾き調整を容易にすることができる。
図7〜図10は、本発明の第2の実施の形態に係る柱脚金物45、及びそれを用いた柱脚構造40の建て方工法について説明するために参照する図である。
前記第1の実施の形態における柱脚金物25においては、柱脚金物本体26の外周面にナット部材27(図2参照)が溶接により接合されるようになっていたが、本実施の形態に係る柱脚金物45においては、柱脚金物本体46の外周部にメネジ孔46b(図9,図10参照)が形成されている点において、前記第1の実施の形態における柱脚金物25と異なるものである。その他の構成は、前記第1の実施の形態に係る柱脚金物25と同様である。
すなわち、図9,図10に示すように、柱脚金物本体46の四隅部における、ボルト挿通孔46aよりも外周側(図9参照)には、その板厚方向(図10中上下方向)に貫通するメネジ孔46bがそれぞれ形成されている。そして、4つのメネジ孔46bのそれぞれには、ボルト48がねじ締結されている(図7,8参照)。
また、図7,8に示すように、ボルト48は、その図中下端部がメネジ孔46bを挿通して、基礎コンクリート3の上面に接触するように、4個のメネジ孔46bのそれぞれにネジ込まれている。このため、柱脚金物本体46は、その四隅部がボルト48によりそれぞれ支持されている。
したがって、柱脚構造40の建て方の途中において、柱脚金物本体46の下面の中央部分が、モルタル部材13により支持されているだけ(図18参照)では、鉄骨柱4と柱脚金物45が、ふらふらして不安定な状態となるが、柱脚金物本体46の四隅部が、ボルト48によりそれぞれ支持されることにより、鉄骨柱4と柱脚金物45が安定した状態で自立することができるようになっている。
このため、前記従来の柱脚構造2の建て方工法においては、不安定な鉄骨柱4が倒れることを防止するためにワイヤー11(図19参照)を用いていたが、本実施の形態に係る柱脚構造40の建て方工法においては、ワイヤー11を使用する必要がなくなる。
このように、本実施の形態に係る柱脚構造40の建て方工法においては、ワイヤー11を使用せず、柱脚金物本体46をボルト48とメネジ孔46bを用いて支持するようにしているため、設置現場が狭い場所でも柱脚構造40を設置することができるようになっている。
また、柱脚構造40の建て方工法においては、メネジ孔46bにネジ締結されている4本のボルト48のそれぞれのネジ込み量を調節することにより、斜めに傾いた鉄骨柱4と柱脚金物本体46の傾きを調節することができるようになっている。
このため、前記従来の柱脚構造2の建て方工法のように、ワイヤー11(図19参照)を引っ張ることにより、斜めに傾いた鉄骨柱4の傾きを調整する場合に比べて、本実施の形態に係る柱脚構造40の建て方工法においては、鉄骨柱4の傾きを容易に調節することができるようになっている。
したがって、以上に説明したように、本実施の形態に係る柱脚金物45、及びそれを用いた柱脚構造40の建て方工法によれば、前記第1の実施の形態に係る柱脚金物25、及びそれを用いた柱脚構造20の建て方工法と同様に、狭い設置現場での柱脚構造40の設置を可能にすると共に、鉄骨柱4の傾き調整を容易にすることができる。
図11〜図14は、本発明の第3の実施の形態に係る柱脚金物65、及びそれを用いた柱脚構造60の建て方工法について説明するために参照する図である。
前記第1の実施の形態における柱脚金物25においては、柱脚金物本体26の外周面にナット部材27が溶接により固定されるようになっていたが、本実施の形態に係る柱脚金物65においては、柱脚金物本体66の外周部に貫通孔66bが形成され、柱脚金物本体66の下面に接触するようにナット部材64が配置されている点において、前記第1の実施の形態における柱脚金物25と異なるものである。
すなわち、図13,図14に示すように、柱脚金物本体66の四隅部における、ボルト挿通孔66aよりも外周側(図13参照)には、その板厚方向(図14中上下方向)に貫通する貫通孔66bがそれぞれ形成されている。
また、図11,12に示すように、柱脚金物本体66の四隅部には、ナット部材64が、その上面が柱脚金物本体66の下面に接触して、そのメネジ孔が貫通孔66bに連通するように配置されている。
そして、図11,12に示すように、ボルト68が、柱脚金物本体66の4つの貫通孔66bをそれぞれ挿通して、ナット部材64のメネジ孔にネジ締結されている。その他の構成は、前記第1の実施の形態に係る柱脚金物25と同様である。
また、図11,12に示すように、ボルト68は、その図中下端部がナット部材64を挿通して、基礎コンクリート3の上面に接触するように、ナット部材64のメネジ孔にネジ込まれている。
このように、ナット部材64の上面が柱脚金物本体66の下面に接触し、ナット部材64にネジ締結されたボルト68の先端部(図11中下端部)が基礎コンクリート3の上面に接触していることにより、柱脚金物本体66の四隅部はボルト68とナット部材64により支持されている。
したがって、柱脚構造60の建て方の途中において、柱脚金物本体66の下面の中央部分が、モルタル部材13により支持されているだけ(図18参照)では、鉄骨柱4と柱脚金物65が、ふらふらして不安定な状態となるが、柱脚金物本体66の四隅部が、ボルト68とナット部材64によりそれぞれ支持されることにより、鉄骨柱4と柱脚金物65が安定した状態で自立することができるようになっている。
このため、前記従来の柱脚構造2の建て方工法においては、不安定な鉄骨柱4が倒れることを防止するためにワイヤー11(図19参照)を用いていたが、本実施の形態に係る柱脚構造60の建て方工法においては、ワイヤー11を使用する必要がなくなる。
このように、本実施の形態に係る柱脚構造60の建て方工法においては、ワイヤー11を使用せず、柱脚金物本体66をボルト68とナット部材64を用いて支持するようにしているため、設置現場が狭い場所でも柱脚構造60を設置することができるようになっている。
また、柱脚構造60の建て方工法においては、ナット部材64にネジ締結されている4本のボルト68のそれぞれのネジ込み量を調節することにより、斜めに傾いた鉄骨柱4と柱脚金物本体66の傾きを調節することができるようになっている。
このため、前記従来の柱脚構造2の建て方工法のように、ワイヤー11(図19参照)を引っ張ることにより、斜めに傾いた鉄骨柱4の傾きを調整する場合に比べて、本実施の形態に係る柱脚構造60の建て方工法においては、鉄骨柱4と柱脚金物本体66の傾きを容易に調節することができるようになっている。
したがって、以上に説明したように、本実施の形態に係る柱脚金物65、及びそれを用いた柱脚構造60の建て方工法によれば、前記第1の実施の形態に係る柱脚金物25、及びそれを用いた柱脚構造20の建て方工法と同様に、狭い設置現場での柱脚構造60の設置を可能にすると共に、鉄骨柱4の傾き調整を容易にすることができる。
なお、本発明は、前記第1から3の実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、種々の変更が可能である。
例えば、前記第1から3の実施の形態に係る柱脚金物25,45,65、及びそれらを用いた柱脚構造20,40,60の建て方工法においては、柱脚金物本体26,46,66は、平板状に形成されていたが、このような形状の柱脚金物に限定される必要はなく、他の形状の柱脚金物であっても構わない。
また、前記第1の実施の形態に係る柱脚金物25、及びそれを用いた柱脚構造20の建て方工法においては、柱脚金物本体26の外周面に4個のナット部材27が固定されて、4本のボルト28により柱脚金物本体26が支持されるようになっていたが、このような構成に限定される必要はない。
したがって、柱脚金物本体26の外周面に3個又は5個以上のナット部材27が固定されて、3本又5本以上のボルト28により柱脚金物本体26が支持されるようになっていてもよい。
また、前記第2の実施の形態に係る柱脚金物45、及びそれを用いた柱脚構造40の建て方工法においては、柱脚金物本体46の外周部分に4個のメネジ孔46bが形成されて、4本のボルト48により柱脚金物本体46が支持されるようになっていたが、このような構成に限定される必要はない。
したがって、柱脚金物本体46の外周部分に3個又は5個以上のメネジ孔46bが形成されて、3本又5本以上のボルト48により柱脚金物本体46が支持されるようになっていてもよい。
また、前記第3の実施の形態に係る柱脚金物65、及びそれを用いた柱脚構造60の建て方工法においては、柱脚金物本体66の外周部分に4個の貫通孔66bが形成されて、4個のナット部材64と、4本のボルト68により柱脚金物本体66が支持されるようになっていたが、このような構成に限定される必要はない。
したがって、柱脚金物本体66の外周部分に3個又は5個以上の貫通孔66bが形成されて、3個又は5個以上のナット部材64と、3本又5本以上のボルト68を用いることにより柱脚金物本体66が支持されるようになっていてもよい。
また、前記第1から3の実施の形態に係る柱脚金物25,45,65、及びそれらを用いた柱脚構造20,40,60の建て方工法においては、図6,8,12に示すように、頭部を有するボルト28,48,68が用いられていたが、全ネジ(頭部の無いネジ)が用いられていてもよい。
また、前記第1から3の実施の形態に係る柱脚金物25,45,65、及びそれらを用いた柱脚構造20,40,60の建て方工法においては、柱脚金物本体26,46,66の四隅に1つずつ(合計4つ)のボルト挿通孔26a,46a,66a(図2,9,13参照)がそれぞれ形成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
例えば、柱脚金物本体26,46,66の四隅に、ボルト挿通孔26a,46a,66aが3つずつ(合計12つ)形成されていてもよい。
また、前記第1から3の実施の形態に係る柱脚金物25,45,65、及びそれらを用いた柱脚構造20,40,60の建て方工法においては、柱脚金物本体26,46,66の高さ調整用にモルタル部材13が用いられていたが、鉄板等の他の部材が用いられていてもよい。
また、前記第1から3の実施の形態に係る柱脚金物25,45,65、及びそれらを用いた柱脚構造20,40,60の建て方工法においては、図6,8,12に示すように、ボルト28,48,68の先端部が、基礎コンクリート3の上面に接触(直接的に接触)するように、ナット部材27,メネジ孔46b,ナット部材64にそれぞれネジ締結されていたが、このような構成(工程)に限定される必要はない。
例えば、ボルト28,48,68の先端部と、基礎コンクリート3の上面の間に板等の他の部材が配置され、ボルト28,48,68の先端部と、基礎コンクリート3が他の部材を介して接触(間接的に接触)するような構成(工程)であってもよい。
2 柱脚構造
3 基礎コンクリート
4 鉄骨柱
6 柱脚金物
6a ボルト挿通孔
6c 上面
8 モルタル
10 アンカーボルト
11 ワイヤー
12 ナット部材
13 モルタル部材
20 柱脚構造
25 柱脚金物
26 柱脚金物本体
26a ボルト挿通孔
26c 上面
27 ナット部材
28 ボルト
40 柱脚構造
45 柱脚金物
46 柱脚金物本体
46a ボルト挿通孔
46b メネジ孔
48 ボルト
60 柱脚構造
64 ナット部材
65 柱脚金物
66 柱脚金物本体
66a ボルト挿通孔
66b 貫通孔
68 ボルト

Claims (5)

  1. メネジ部と、前記メネジ部にネジ締結されたボルトを備え、
    前記ボルトの先端部が、
    前記メネジ部を挿通して、柱脚金物本体の下面よりも下方に突出し、前記柱脚金物本体の下方に配置された基礎コンクリートの上面に直接又は間接的に接触することにより、前記柱脚金物本体が所定の高さ位置に支持された
    ことを特徴とする柱脚金物。
  2. 前記メネジ部が、前記柱脚金物本体の外周面に固定されたナットである
    ことを特徴とする請求項1に記載の柱脚金物。
  3. 前記メネジ部が、前記柱脚金物本体を貫通するように形成されたメネジ孔である
    ことを特徴とする請求項1に記載の柱脚金物。
  4. 前記メネジ部が、その上面が前記柱脚金物本体の下面に接触するように配置されたナットであり、
    前記ボルトは、前記柱脚金物本体に形成された貫通孔を挿通して、前記ナットにネジ締結された
    ことを特徴とする請求項1に記載の柱脚金物。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の前記柱脚金物を備えた柱脚構造の建て方工法であって、
    前記メネジ部に前記ボルトをネジ込んでいき、前記ボルトの先端部を前記柱脚金物本体の下方に配置された基礎コンクリートの上面に直接又は間接的に接触させる工程を有する
    ことを特徴とする柱脚構造の建て方工法。
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