JP2528078B2 - 昇降式魚道装置 - Google Patents

昇降式魚道装置

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JP2528078B2 JP6058069A JP5806994A JP2528078B2 JP 2528078 B2 JP2528078 B2 JP 2528078B2 JP 6058069 A JP6058069 A JP 6058069A JP 5806994 A JP5806994 A JP 5806994A JP 2528078 B2 JP2528078 B2 JP 2528078B2
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A40/60Ecological corridors or buffer zones

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚類の遡上を可能にす
るため、上下流水位の落差が高い河川横断構造物に設置
する昇降式魚道装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】水と緑豊かな生活環境の創造という視点の
中で、昨今、生態系と共存できる潤いのある美しい水系
環境、また、良好な水辺空間をつくってゆくことが広く
求められており、その一環として魚の住みよい川づくり
の実施が行政の指導で指定水系について検討され始めて
いる。
【0003】河川横断構造物(ダム、堰等)では魚類の
遡上を行い易くするため、魚道が設けられている。一般
に堰の落差が低い場合はコンクリート製の固定階段式魚
道が設けられている。高い落差を有する河川横断構造物
では、図24、図25に示すように昇降式の魚道装置1を利
用することができる。これらは下流水路2の魚を集魚し
て収容箱3に入れ、収容箱3を駆動装置4により上流水
路5(またはダムの貯水池)に搬送して中の魚を放流す
るようになっている。
【0004】また、図26の(a),(c) に示すように下流水
路2に魚が泳ぎ入るピットを作り(図26のc参照)、空
中に設けたケーブル6により移動する収容箱3を、昇降
自在に取付けてこのピット中の魚を収容箱3によってす
くい上げ、この魚を空中輸送して下流からダムの貯水池
7に放流する(図26の(b) 参照)索道式魚道装置8の利
用もある。このほかにも、上流側と高い落差を有する場
合、階段式魚道の魚道水路をらせん状に延ばしたり、ま
た、敷地面積が広ければ、水路をジグザグに折り曲げた
形状にして長い緩い勾配にしたりして設置したものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高い落
差を有するダムなどで階段式固定魚道を装備すると水平
距離が長くなり土木工費が嵩み、また、設置スペースも
確保しなければならないという問題を生じる。さらに、
前述した昇降式魚道装置1では固定式のため、それぞれ
のダムの高さに合わせて設置する必要があり、また、水
位変動の影響を受けることもある。
【0006】本発明は上記の設置条件に対処できる昇降
式魚道装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、河川横断構造物の下流側に上下方向に沿っ
て装着する架構を、上部、中間部、下部のブロックに分
割しそれぞれピン接合して、前記上部および下部のブロ
ックを前記ピンを介して前後方向に回動可能に設けると
共に、前記中間部ブロックを前記河川横断構造物に固定
または横方向に移動自在に支持し、前記上部および下部
のブロックの端部間に巻回して、魚類を収容するための
上方を開口した収容スペースまたは搬送用容器を有する
搬送機構を設け、該搬送機構を回転移動させる駆動装置
を設けたことを特徴とする。
【0008】上記装置において、中間部ブロックの長さ
を調節自在にしたことを特徴とする。また、搬送機構は
ベルトコンベアまたはローラチェーンにする。さらに、
搬送機構の表面に散水するための流水用、呼び水用配管
を設け、搬送機構の表面を覆う網を設けたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明による昇降式魚道装置は以上のように構
成したものであるから、架構の中間部ブロックを河川横
断構造物に固定すると、上部ブロックを回動して河川横
断構造物の周辺の土木構造物に整合させ上流側に傾ける
ことができ、下部ブロックを回動して下流側水中に位置
させることができる。そして、下流側の遡上魚を収容ス
ペースまたは搬送用容器に収容し、該収容スペースまた
は搬送用容器を架構に沿って上流側に上昇させ、魚を上
流側貯水池へと放流することができる。中間部ブロック
を移動自在にした場合には、洪水時や補修時に所定位置
に退避させることができる。
【0010】中間部ブロックは河川横断構造物の高さに
合わせて伸縮させ、固定することができるものであり、
ベルトコンベアまたはローラチェーンのいずれかを使用
した場合には見合うケースを取付ける。呼び水は遡上し
てくる魚類を収容容器に誘導捕捉するうえで有効であ
り、上部ブロックから水を流下させるのは補水であり、
魚の活性を維持するようになる。また、網によって遡上
途中の魚を鳥から保護することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は河川横断構造物9の下流側壁面に沿っ
て垂直に設けた昇降式魚道装置10を示すものであり、上
下方向に設けた架構11と、架構11に支持したベルトコン
ベア式の搬送機構12とを有している。なお、対象とする
河川横断構造物9は高い落差を有するものであり、図2
ないし図7に示すものはその要部を表している。また、
河川横断方向に昇降式魚道装置10を移動させる構造につ
いては後述する。
【0012】架構11は、上部ブロック13、中間部ブロッ
ク14、下部ブロック15の3ブロックに分割され、中間部
ブロック14は上下部に配した支持部材16により下流側壁
面に固着している。中間部ブロック14は河川横断構造物
9の高さに応じてその長さを簡単に変えられる。また、
架構11におけるそれぞれの分割した接合部は河川横断方
向を軸にしたピン17で連結され、中間部ブロック14に対
し上部ブロック13および下部ブロック15を回動可能にし
ている。そして、上部ブロック13と中間部ブロック14と
にはピン17を間にして調整用連結稈18が掛け渡され、中
間部ブロック14と下部ブロック15とにはピン17を間にし
て調整用連結稈18が掛け渡されている。また、上部ブロ
ック13および中間部ブロック14の表面には防鳥用網19が
取付けられている。
【0013】上部ブロック13および下部ブロック15は中
間部ブロック14の接続部の近傍で湾曲してそれぞれその
先端部が水面に向かっており、上部ブロック13および下
部ブロック15の先端部にそれぞれ上部プーリー20と下部
プーリー21とが取付けられている。また、湾曲部分は図
5に示すように下部ブロック15において、ベンドローラ
22が軸受22a に支持され、同軸の大小のディスクローラ
23,24が軸受23a に支持され回転自在に設けられてい
る。上部ブロック13の湾曲部分も同様である。
【0014】搬送機構12は架構11の上部プーリー20と下
部プーリー21との間に装着したエンドレスのベースベル
ト25と、ベースベルト25を移動させる駆動装置26を有し
ている。ベースベルト25の表面には魚を収容するスペー
スを必要としており、図8および図9のaに示すよう
に、ベースベルト25に横棧27を取付けると共に、その両
側に側壁28を設けている。横棧27は図9のbのようにベ
ースベルト25の傾斜と同じにしても良く、図9のcのよ
うに表面に垂直でも良い。
【0015】なお、図10に示すように、ベースベルト25
に上方を開口した箱29を取付けても良く、その場合、箱
29の下部のベースベルト25との間にクッション材30を介
装するのが良い。このとき、側壁28は取り外すようにな
る。このほかにも、図11に示すようにベースベルト25の
代わりにローラチェーン31を設けるときには、箱29を左
右のローラチェーン31の間に装着し、上部プーリー20は
スプロケットに、下部プーリー21は案内レールに変え
る。ディスクローラ23およびベンドローラ22の設置され
ている湾曲部には案内レールを代わりに設けることにな
る。
【0016】ところで、図1に示す昇降式魚道装置10に
は、下部ブロック15の両側に防塵金網32および誘導壁33
が設けられ(図6参照)、誘導壁33の上端には呼び水用
配管34がなされ下部ブロック15の端部から放水するよう
になっている(図7参照)。呼び水用配管34は呼び水調
整バルブ35を有し、可撓管36を介して中間部ブロック14
に沿って設けた配管37と接続されている。また、中間部
ブロック14の下部には配管37から分岐した散水調整バル
ブ38が設けられ流量調節されている(図4参照)。この
配管37は河川横断構造物9の上部を貫通して貯水池7の
水中に開口させている。
【0017】また、図1および図3に示すように、上部
ブロック13にはまた、載置台39が取付けられ駆動装置26
および補水用の揚水ポンプ40が設置されている。駆動装
置26は電動機41と減速機42を有し、減速機42の軸は上部
プーリー20と同軸に設置したスプロケット43とチェーン
44で連結されている。揚水ポンプ40には補水調整バルブ
45が接続され架構11の上方から放水可能になっている。
【0018】このように構成した昇降式魚道装置10は、
中間部ブロック14を壁面に固定し、上部ブロック13の端
部を貯水池7の水位に合わせて調整用連結稈18を操作し
て位置決め固定し、下部ブロック15の端部を下流側水位
に合わせて調整用連結稈18を操作して位置決め固定する
ことができる。あるいは下部ブロック15の傾斜を魚類遡
上の有効な角度にして適正流速に調整することもでき
る。
【0019】次に、両ブロックを固定した後、魚の誘導
集合の手段として、河川横断構造物9の上流側に貯水さ
れた水を配管37を通じて下部ブロック15の上部に導き、
散水調整バルブ38で放水量を調整して魚道水路に放水し
水路に流れを作る。また、呼び水調整バルブ35を適度に
開けて呼び水用配管34から魚道水路の入口部の両側より
呼び水を放水する。
【0020】一方、搬送機構12を始動させるとベースベ
ルト25が移動し、下流側から低速度で移動する横棧27に
より集魚を図り、順次、横棧が上昇するとき、ベースベ
ルト25、側壁28、横棧27で囲まれて生じる収容スペース
に下流側の魚を水と共に収容する。横棧27が上昇すると
き、収容スペースに溜った水は漏水する。また、上部ブ
ロック13の頂部付近ではベースベルト25および横棧27が
傾斜するので、魚を収容する水深が浅くなるが、魚類は
水と一緒に貯水池7に放出される。防鳥用網19は搬送
中、魚類を鳥に襲われないように保護している。
【0021】上部ブロック13の頂部付近では、上記のよ
うに横棧27が傾斜するので漏水が起き、このため、揚水
ポンプ40を働かし補水調整バルブ45を適度に開けて上部
ブロック13の頂部より補水を行い、収容スペース内の魚
の衰弱を防止する。なお、ベースプレート25と横棧27と
の交わり角が直角のとき(図9のc参照)は横棧27と側
壁28の接触部からの漏水が少なく、また、独立した収容
容器29をベースプレート25に取付ける場合は漏水が少な
いので揚水ポンプ40は設けない。
【0022】図12に示すものは河川横断構造物9に対し
て中間ブロック14を傾斜させて設けた昇降式魚道装置10
である。中間ブロック14は河川横断構造物9に組立てた
支持部材46により傾斜して固着され、上部ブロック13お
よび下部ブロック15の位置は調整用連結稈18を伸長して
調整されている。また、上部ブロック13に設ける載置台
39は水平状態を保持するように設置する(図14参照)。
なお、図13は上部ブロック13の端部を上面から見た構造
を示す。
【0023】次に、図15ないし図21を参照して中間ブロ
ック14を垂直に設けた移動可能な昇降式魚道装置47を説
明する。中間ブロック14は上下部に案内ローラ48が取付
けられ、河川横断構造物9に水平方向に設けた走行軌条
49、およびその上方位置に設けた走行軌条50と連繋され
ている。また、河川横断方向に走行レール51が敷設さ
れ、中間ブロック14を支持する支持部材52に設けた車輪
53が乗せられている。走行レール51は下部ブロック15の
設置箇所に取外レール54を配設して連続させている。ま
た、支持部材52はステップ台55を設けてハンドル56を配
設し、車輪53とハンドル56とをチェーン57で連結してハ
ンドル56の回転で車輪53を駆動するようになっている。
モータ駆動で架構11を移動させても良い。
【0024】図18に示すように、河川横断構造物9には
昇降式魚道装置47の定置箇所が設けられており、河川横
断構造物9の頂部の高さは中央部9aにおいて一段低くさ
れ、その下方には下部ブロック15の収容される凹部9bが
形成されている。この位置に設置された昇降式魚道装置
47を移動するときには、上部ブロック13を調整用連結稈
18により持ち上げ、下部ブロック15を調整用連結稈18に
より持ち上げて堤体下流側床面との接触を避けて走行す
ることができる。
【0025】図22および図23に示すものは階段式魚道58
と昇降式魚道装置10とを組み合わせた魚道であり、階段
式魚道58はダム59に併設したコンクリート製でダム59直
下の河川水路に通じている。また、階段式魚道58の先端
部には休憩プール60が設けられ、昇降式魚道装置10はダ
ム上部の通水路61と休憩プール60との間に設けられてい
る。通水路61の貯水池側には制水ゲート62が設けられて
いる。昇降式魚道装置10の上部ブロック13は通水路61の
下流壁61a に掛けられており、下部ブロック15の先端は
休憩プール60に入っている。なお、魚類の遡上を高める
ため階段式魚道58と平行に設置した呼び水用水路58a が
休憩プール60に連通し、一部取水してその流水を階段式
魚道58の入口付近に放出するようになっている。このよ
うに、ダム59の高さが大きい場合、階段式魚道58を長く
延設せず、また、昇降式魚道装置10により魚類は長い距
離遊泳することなく遡上できるようになっている。
【0026】以上、説明したように、従来の階段式魚道
58の水路長を、昇降装置を利用して水平方向の距離を短
縮させることにより占有スペースの縮小を可能にし、既
存の河川横断構造物9に設置することを容易にさせるも
のであり、また、土木費や施工費の低減を図ることがで
きる。また、架構11を上部ブロック13、中間部ブロック
14および下部ブロック15に分けたので、壁面には中間部
ブロック14を固定するだけで良く、河川横断構造物9に
上部ブロック13および下部ブロック15を曲げて傾斜を調
整すれば良いので取付作業が簡単である。また、構造の
簡単な中間部ブロック14を適宜長くすることで高さのあ
る河川横断構造物9にも架構11を装着することができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したもので、
既存の河川横断構造物に占有スペースを大きく取らなく
ても設置することができ、また、河川横断構造物の高さ
が高くても、また、高さの異なるものであっても、調節
が可能であるので汎用性があり生産コストを抑えること
ができる。したがって、多くの河川横断構造物に本発明
の昇降式魚道装置を取付けることが可能であり、魚類の
遡上に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の昇降式魚道装置の側断面
図である。
【図2】図1に示す昇降式魚道装置の正面図である。
【図3】図1に示すA矢視方向の部分平面図である。
【図4】図1に示すB矢視方向の部分断面図である。
【図5】図1に示すC矢視方向の部分断面図である。
【図6】図1に示すD矢視方向の部分断面図である。
【図7】図1に示すE矢視方向の部分平面図である。
【図8】図1に示す昇降式魚道装置の搬送機構のベルト
部の断面図である。
【図9】図8に示すベルト部の側断面図である。
【図10】実施例のベルト部の他の構造の側断面図であ
る。
【図11】図10に示すベルト部を使用した機構を示す要
部側面図である。
【図12】実施例の昇降式魚道装置を傾斜させて設置し
た状態を示す側面図である。
【図13】図12に示す昇降式魚道装置の上部ブロックの
先部を示す上面図である。
【図14】図12に示す昇降式魚道装置の要部正面図であ
る。
【図15】実施例の垂直移動型の昇降式魚道装置の側面
図である。
【図16】図15に示す昇降式魚道装置の上部の側面図で
ある。
【図17】図15に示す昇降式魚道装置の下部の側面図で
ある。
【図18】図15に示す昇降式魚道装置を装備した河川横
断構造物の正面図である。
【図19】図15に示す昇降式魚道装置の上面図である。
【図20】図15に示す昇降式魚道装置の下部の正面図で
ある。
【図21】図15に示す昇降式魚道装置の下部の側面図で
ある。
【図22】実施例の昇降式魚道装置を階段式魚道装置と
連繋して装備した河川横断構造物の側断面図である。
【図23】図22に示す河川横断構造物の正面図である。
【図24】従来のエレベータ式魚道装置の斜視図であ
る。
【図25】従来の他のエレベータ式魚道装置の説明図で
ある。
【図26】従来の索道式魚道装置の説明図である。
【符号の説明】
9 河川横断構造物 11 架構 12 搬送機構 13 上部ブロック 14 中間部ブロック 15 下部ブロック 17 ピン 26 駆動装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川横断構造物の下流側に上下方向に沿
    って装着する架構を、上部、中間部、下部のブロックに
    分割しそれぞれピン接合して、前記上部および下部のブ
    ロックを前記ピンを介して前後方向に回動可能に設ける
    と共に、前記中間部ブロックを前記河川横断構造物に固
    定または横方向に移動自在に支持し、前記上部および下
    部のブロックの端部間に巻回して、魚類を収容するため
    の上方を開口した収容スペースまたは搬送用容器を有す
    る搬送機構を設け、該搬送機構を回転移動させる駆動装
    置を設けたことを特徴とする昇降式魚道装置。
  2. 【請求項2】 前記中間部ブロックの長さを調節自在に
    したことを特徴とする請求項1記載の昇降式魚道装置。
  3. 【請求項3】 搬送機構はベルトコンベアまたはローラ
    チェーンであることを特徴とする請求項1記載の昇降式
    魚道装置。
  4. 【請求項4】 搬送機構の表面に散水するための流水
    用、呼び水用配管を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の昇降式魚道装置。
  5. 【請求項5】 搬送機構の表面を覆う網を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の昇降式魚道装置。
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