JP2527574Y2 - 計器用発光指針 - Google Patents

計器用発光指針

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JP2527574Y2
JP2527574Y2 JP1990120898U JP12089890U JP2527574Y2 JP 2527574 Y2 JP2527574 Y2 JP 2527574Y2 JP 1990120898 U JP1990120898 U JP 1990120898U JP 12089890 U JP12089890 U JP 12089890U JP 2527574 Y2 JP2527574 Y2 JP 2527574Y2
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毅 亀田
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車に設備されるアナログ式計器
において使用される計器用発光指針に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種の計器用発光指針としては、第4図に示
す如き構造のものがある。同図において、1は例えば自
動車用速度計等の計器のムーブメントであって、このム
ーブメント1はフレーム2に固定されている。さらにこ
のムーブメント1には指針軸3が支出されており、この
指針軸3には指針4が嵌着されている。また上記ムーブ
メント1には、導光体5が支持されており、この導光体
5によって、光源6からの光が該導光体5を介して前記
の指針4に導光され、指針4が発光表示される構造とな
っている。なお7は計器の文字板、8は指針4の基部外
周面に被着されている化粧用キャップを示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の計器においては、計
器フレーム2内に複数の光源(電球)6を設備し、この
光源6から発する光を導光体5を介して指針4の反射部
4′へ導光する構造となっているため、その指針4の基
部には入射光を指針尖端方向へ導くための反射部4′が
形成されている。そこでこの反射部4′が外部から見え
ないように覆い隠すため、例えば直径12〜16mmで高さが
10mm程度の大形の化粧用キャップ8を被着しなければな
らず、これが原因でキャップ部品点数が嵩むことは勿論
のこと、組立工数も嵩む。また指針4の基部にキャップ
8を被着することで、指針軸の全体重量が嵩み、これに
より指針軸3の軸受け負荷が大となって指示ヒステリシ
スが大きくなるという問題点もあった。
本考案は、かかる問題点に着目してなされたもので、
その目的は、従来例で使用されていた大型の化粧用キャ
ップ及び導光体を省くことができると共に、指針の回動
バランスの妨げにならず、指示精度の向上にも役立つ計
器用指針を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案による計器用発光指
針は、回動中心に設けられかつ指針軸3に固定されるボ
ス部12と、該ボス部12に関して前方に長く、かつ、後方
に短かく延在される透明指示部10と、該透明指示部10の
後方端に前方を向けて取付けた発光ダイオード15と、前
記透明指示部10の背面に施された乱反射面13と、を有し
てなることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例に基い
て詳細に説明するが、本実施例の構造と従来例で説明し
た構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付し
て、その同一構造部分の説明は省略する。
第1図及び第2図において9は本考案の樹脂製発光指
針であって、この発光指針9は、指針軸3と結合する嵌
合孔11を有する基部(ボス部)12とこの基部12より直交
方向に延びる指示部10とが一体形成されている。この基
部12より指示部10の尖端10′に亘って指示部10の下面
に、光をその上面方向へ反射せしめるための反射面13が
形成されている。指針9の尾端10″には円筒状の発光ダ
イオードカバー14が指針9の中心軸と同軸に被着されて
おり、このカバー14内に発光ダイオード15が内装されて
いる。この発光ダイオード15の給電回路(リード線)16
は、指針9を帰零するために設けられている2個のヘア
スプリング17′,17″に接続され、この双方のヘアスプ
リング17′,17″を介して発光ダイオードへの給電がな
されるようになっている。従ってこの実施例によれば、
発光ダイオード15を点灯することにより、そのダイオー
ド15から光が直接に反射面13に供給され、その結果指針
9は発光表示されるものであるが、この実施例では、指
針9の尾端に具備せしめた発光ダイオード15の点灯で指
針を直接発光せしめるものであるから、従来例で示した
導光体により得られる光を指針の尖端方向へ導光するた
めの反射面が不要となり、従って反射面を隠すための大
型の化粧用キャップを省くことができる。また指針の発
光手段として使用される発光ダイオード15は小型軽量で
あるために、指針の重量が大幅に嵩むことがなく、特に
発光ダイオード15がボス部12に関して後方に短かく延在
される指針の尾端部に固定されていることで指針の回動
バランスの妨げにならず指示精度の向上にも約立つ。
第3図(イ),(ロ),(ハ)は、本考案の他の実施
例を示すものであって、その(イ)図に示す実施例は、
指針9に取付けるべき1個の発光ダイオード15を例えば
赤色、橙色、緑色等の着色発光ダイオードとすれば、夜
間等の暗所時に上記着色発光ダイオードを点灯すれば指
針9は着色表示され、また太陽光では白色で反射表示さ
れ、色彩表示に優れた発光指針が得られる。(ロ)図に
示す実施例は、指針9に取付けるべき発光ダイオード15
を、発光色の異る複数となし、これら夫々の発光ダイオ
ード15を制御回路18によって選択的に発光させることに
より、指針9を希望色で発光表示させることができる。
(ハ)図に示す実施例は、前記実施例の発光ダイオード
15にかえ、赤色、青色等の着色半導体レーザ19を使用す
るものである。
従って上記第3図に示す各実施例によれば、発光ダイ
オード又は半導体レーザの点灯によって指針9を着色光
表示させることができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、回動中心に設けられかつ指針
軸3に固定されるボス部12と、該ボス部12に関して前方
及び後方に延在される透明指示部10と、該透明指示部10
の後方端に前方を向けて取付けた発光ダイオード15と、
前記透明指示部10の背面に施された乱反射面13とよりな
る計器の発光指針であるから、これによれば、指針9の
尾端に具備せしめた発光ダイオード15の点灯で指針を直
接発光せしめるものであるから、従来例で示した導光体
により得られる光を指針の尖端方向へ導光するための反
射面が不要となり、従って反射面を隠すための大型の化
粧用キャップを省くことができる。また指針の発光手段
として使用される発光ダイオード15は小型軽量であるた
めに、指針の重量が大幅に嵩むことがなく、特に発光ダ
イオード15がボス部12に関して後方に短かく延在される
指針の尾端部に固定されていることで指針の回動バラン
スの妨げにならず指示精度の向上にも役立つという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる発光指針を具備せしめた計器の
構造説明図、第2図は指針の平面図、第3図(イ),
(ロ),(ハ)は本考案の他の夫々の実施例を示した説
明図、第4図は従来例の説明図である。 9…指針、10…指示部 10′…尖端、10″…尾端 11…嵌合孔、12…基部 13…反射面、14…カバー 15…発光ダイオード、16…給電回路 17′,17″…ヘアスプリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動中心に設けられかつ指針軸(3)に固
    定されるボス部(12)と、該ボス部(12)に関して前方
    に長く、かつ、後方に短かく延在される透明指示部(1
    0)と、該透明指示部(10)の後方端に前方を向けて取
    付けた発光ダイオード(15)と、前記透明指示部(10)
    の背面に施された乱反射面(13)と、を有してなること
    を特徴とする計器用発光指針。
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JPH0199019U (ja) * 1987-12-23 1989-07-03
DE3837295A1 (de) * 1988-11-03 1990-05-10 Vdo Schindling Zeigerinstrument

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