JP2527476Y2 - シャッターの移動中柱の操作装置 - Google Patents

シャッターの移動中柱の操作装置

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JP2527476Y2
JP2527476Y2 JP3072990U JP3072990U JP2527476Y2 JP 2527476 Y2 JP2527476 Y2 JP 2527476Y2 JP 3072990 U JP3072990 U JP 3072990U JP 3072990 U JP3072990 U JP 3072990U JP 2527476 Y2 JP2527476 Y2 JP 2527476Y2
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築物の開口部が広幅であって、2連以上
のシャッターを設置し、それらの中間で、シャッターの
開閉に伴って使用する可動式の中柱に係り、詳しくは、
可動式中柱の、構造躯体との係脱部材のための操作装置
に関するものである。
[従来の技術] 一般に、建築物の開口部が大きいときには中開に中柱
を立て、両側のシャッターを個別に支持して開閉する
が、開口部を全開する必要があるときには、中間位置に
ある中柱を撤去するようにしており、その取扱い方式に
は着脱式、移動式等が知られており、中柱が簡便なもの
であるときには、その移動は手動の着脱式であって、中
柱の上下の端部を直接相対する凹部に挿入させて固定
し、移動撤去は入力で行い、格別な手段を要しない。床
面に凹部を形成するのを避けることから、上げ落しの固
定金物を使用することが多い。
その移動操作に重量のある中柱を入力で運ぶことをさ
けるための移動式の一例を、第4図aの内部からの正面
図、bの平面図によって説明すると、1は開口部2に設
置されたシャッターであって天井収納式のものであり、
3はシャッター1用の中柱、4はシャッターの昇降用の
ガイドレール、5は中柱の移動装置であって、ハンガー
レール51上を転動し、中柱3を吊っているハンガーロー
ラー52を使用している。6は中柱3の収納スペース、7
はその開口部2の両側方および上方の建築物の構造体、
8は開口部2の床面、1Aはシャッター1の天井部への収
納時を示す。
シャッター1が閉鎖されるときには、中柱3は所定の
位置に設置され、内蔵する係脱装置9によって、上方で
はハンガーレール51または構造体7に固定され、下端部
では床面8に固定され、全開されたのちでは、中柱3を
ハンガーレール51に沿って移動させ、収納スペース6に
引き込ませるようになっている。
係脱装置9は、第5図に示すように、昇降クランク91
と、上作動杆92と、下作動杆93と、操作レバー10の接続
部94とからなり、昇降クランク91は、通常の開閉操作員
の手の高さで中柱3の支軸31に軸支して回転可能に設け
てあり、上作動杆92の下端と、下作動杆93の上端とは、
昇降クランク91の支軸31を挾んで対向した位置の軸着部
95、96にそれぞれ軸支されている。
また、下作動杆93の軸着部96の近傍または同一点には
接続部94が形成され、この位置に対向して、中柱3の側
壁32の一部に取付開口33を設け、この取付開口33の長さ
を、昇降クランク91の回転に対応する操作レバー10の上
下作動に合致させる。そして操作レバー10を接続部94に
接続し、その上下方向の作動によって昇降クランク91を
回転させるようになっている。この操作によって、昇降
クランク91に連結された上作動杆92の上端を、ハンガー
レール51または構造躯体7側に上昇突出させて受部71に
係着させ、同時に下作動杆93の下端を、床面8に設けた
受部81に挿入して固定させる。そして、一般に、上作動
杆92の長さによる重量W1が下作動杆93の重量W2より大き
く、従って、その差が昇降クランク91を回転させ、上作
動杆92の落下方向に付勢するから、上作動杆92を上方に
突出させる固定時の操作レバー10の状態は、常に不安定
であって、取付開口33に保持手段を必要とする。
そこで第6図に示すように、中柱3の側壁32の一部に
設ける取付開口33の形状を、上下両端に水平溝34を形成
して、この水平溝34に操作レバー10を係着させれば、下
の溝34では係脱装置9を、中柱3を固定するように保持
し、上の溝34では中柱3が移動可能の状態に保持され
て、前記と同様な操作によって、係脱装置9と構造躯体
7や床8との係脱が可能である。
[考案が解決しようとする課題] 従来の中柱における係脱装置の操作レバー等の装置で
は、操作レバーは上下に揺動するように軸支されてはい
るが、元来水平方向への枢動機能がないものであるか
ら、第6図の例では係脱装置の組立に余分な隙間を必要
とし、または、水平溝での係着は、装置の重量や摩擦な
どに依存することになる。従って、中柱を固定した時の
シャッターの開閉に伴う振動や、移動中に物に触れるこ
とによって、操作レバーが容易に水平溝から離脱しやす
く、とくに、中柱の設置時に重量差による内部の付勢に
より固定度を失うことになって、シャッターのガイドレ
ールからの逸脱や、昇降に際して騒音を生ずる欠点があ
る。
本考案の目的は、操作レバーと中柱との係着を確実に
することによって、従来技術の上記の欠点を解消するこ
とを課題としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記のような課題を解決する目的で創案さ
れたものであって、その達成のための手段は、操作レバ
ーの中柱への係着を確実にし、係脱装置の状態を安定に
保持することを要旨とするものであり、本考案の中柱の
操作装置は、とくに中空状断面の中柱内に内蔵されると
共に、中柱の所定の高さ位置に装備した昇降クランク
と、昇降クランクに軸着されて、上方と下方にそれぞ
れ、頂部と下端部を突出、没入するようにした昇降自在
の上下作動杆と、昇降クランクに接続された操作レバー
とからなり、操作レバーは、握り部となる本体部とその
接続側先端の縮径した軸部とからなり、本体部内に付勢
ばねを内蔵して軸部を引き込み方向に付勢してあり、中
柱に形成した亜鈴形の係着孔内で昇降操作されるとき
に、前記軸部が前記係着孔の中間部を通過可能であり、
本体部は係着孔の上下両端の円形部のみを内外方向に通
過可能に構成されたことを特徴としている。
[実施例] 本考案の構成は、好適な実施例を示す第1図に基づい
て詳細に説明する。第4図ないし第6図の参照番号は該
当部分について共通にしてある。図において、本考案の
操作装置では、とくに、操作レバー10と中柱3に設けた
取付開口33を、操作レバー20と、操作レバー20に対応し
て中柱30に形成したの係着孔40との組み合わせに改良し
てある。まず中柱30は、第1図に示すように、外部に面
する外枠体35と、中空角柱に形成した本体部36、その側
面に設けたガイドレール4とからなり、ガイドレール4
は天井収納式のシャッター1用に、上方では僅かに内方
に傾斜している。この中柱30の内部には、適宜に中間に
設けた作動杆用の案内部材37(第5図)と、支軸31の軸
支部材38とによって、係脱装置9が装備されている。
係脱装置9は、全体として一般例のものと同様であ
り、昇降クランク91は支軸31に回転自在に軸支され、軸
着部95、96には上下の作動杆92、93のそれぞれの下端と
上端とが揺動自在に軸着されている。軸部部96と共通に
した接続部94には、操作レバー20の先端が固着されて支
軸31を中心にして揺動可能であり、39はその範囲を規制
する上下のストッパーである。
操作レバー20は、第2図に示すように、操作員の手の
握り部となる本体部21と、その一端側に摺動自在に一端
を挿入された軸部22と、本体部21に内蔵された付勢ばね
23とからなり、付勢ばね23は収縮ばねであって、その一
端は本体部21の外端側に固着され、他端は軸部22の挿入
端部に固着されて、軸部22を本体21内に引き込む方向に
付勢している。従って、軸部22には規制突起24を設け、
本体部21に形成した規制孔25内に摺動するようになって
いる。
一方、本考案における中柱30の側壁32に設けた操作レ
バー20の係着用の取付開口33は、長方形の開口に変更
し、第3図に示すように、係着孔40を設けた係着板41を
内方から固着して形成する。この係着孔40は全体として
亜鈴形に形成してあり、この係着孔40に挿通される操作
レバー20は、中間の溝孔部42では、昇降作動中の軸部22
だけが通過可能であり、その上下両端に形成した円形部
43では、本体部21も軸部22も内外方向に挿通可能である
と共に、本体部21の移動を許さない寸法である。
本考案の中柱の操作装置は、上記の実施例に限定され
ないことはもちろんであり、まず、適用に際して対象と
なるシャッターの形式は、決して天井収納形のものに限
らず、また、中柱自体も、着脱式、移動式を問わない。
[作用] 本考案の作用を中柱1の移動に伴う係脱装置9と操作
レバー20の操作に基づいて説明する。シャッター1の閉
鎖に際して、中柱30を設置するには、収納部6から所定
の位置に移動させ、ここで操作レバー20の本体部21を付
勢ばね23に抗して引き出すと、先端を昇降クランク91に
接続された操作レバー20は伸長し、係着板41を通過する
部分は軸部22となる。移動中に上方の円形部43に係着し
てあった操作レバー20を押し下げ、軸部22が溝孔部42内
を摺動して通過し、その間に、係脱装置9の両作動杆9
2、93がそれぞれ上方、下方に突出する。ついで、操作
レバー20が下方の円形部43に到達したときに、握り部21
を放せば、付勢ばね23が収縮し、本体部21が引き込まれ
て円形部43を通過し、同時にこの位置で保持され、従っ
て、係脱装置9が係着姿勢になり、中柱30は構造体7と
床面8に固定される。
シャッター1の開放後の中柱30の所定位置からの移動
は、上記の過程を逆に操作すればよいことは特別の説明
を要しない。
[考案の効果] 本考案の中柱の操作装置は上記のような構成に成り、
とくに、操作レバーは、中柱に形成した亜鈴形の係着孔
内で昇降操作されて、上記係脱装置の係脱を操作するよ
うに構成されたものであるから、中柱の設置と移動に際
して、出没自在に構成した係脱装置の、構造体または床
面との係着ならびに移動中の状態を確実に保持すること
ができる。また、操作レバーの操作は、通常の揺動に握
り部の引出し操作を加えるだけであり、内蔵した付勢ば
ねの作動によって自動的に係着が可能であり、上記の亜
鈴形に形成した係着孔の作用は画期的な効果を発揮する
ことができ、所期の目的を完全に達成している。しか
も、各種のシャッターに適用される自由度が大きく、製
作や操作には格別な材料や技術を必要としないものであ
るから、本考案は、全体として極めて有用な新規的効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図a、b、cは中柱
の操作装置部分の正面図、側面図、平面図であり、第2
図は操作レバーの一部を破断した側面図、第3図a、b
は係着孔の正面図と側面図、第4図a、bは一般的なシ
ャッターの内面図と平面図、第5図は中柱の操作装置部
分の従来技術を説明する概略の側面図、第6図は他の従
来例の説明図である。 1……シャッター、2……開口部、3……中柱、4……
ガイドレール、5……移動装置、6……収納部、7……
構造体、8……床面、9……係脱装置、10……操作レバ
ー、20……本考案の操作レバー、21……本体部、22……
軸部、23……付勢バネ、24……規制突起、25……規制
孔、30……本考案の中柱、31……支軸、32……側壁、33
……取付開口、35……外枠体、36……本体部、37……案
内部材、38……軸支部材、39……ストッパー、40……係
着孔、41……係着板、42……溝孔部、43……円形部、7
1、81……受部、91昇降クランク、92……上作動杆、93
……下作動杆、94接続部、95、96……軸着部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側にガイドレールを形成して広幅のシャ
    ッターの昇降作動を案内し、シャッターの全開後に移動
    または撤去するようにした移動中柱の、構造体との係脱
    のための操作装置において、該操作装置は、中空状断面
    の中柱内に内蔵されると共に、中柱の所定位置に軸支し
    た昇降クランクと、昇降クランクの両端側に軸着され
    て、上方と下方にそれぞれ、頂部と下端部を突出、没入
    するようにした昇降自在の上下作動杆と、昇降クランク
    の一端に接続された操作レバーとからなり、操作レバー
    は、握り部となる本体部とその接続側先端の縮径した軸
    部とからなり、本体部内に付勢ばねを内蔵して軸を引き
    込み方向に付勢してあり、中柱に形成した亜鈴形の係着
    孔内で昇降操作されるときに、前記軸部が前記係着孔の
    中間部を通過可能であり、本体部は係着孔の上下両端の
    円形部のみを内外方向に通過可能に構成されていること
    を特徴とするシャッターの移動中柱の操作装置。
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