JP2526877Y2 - 圧接端子用コネクタハウジング - Google Patents

圧接端子用コネクタハウジング

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JP2526877Y2
JP2526877Y2 JP1990063837U JP6383790U JP2526877Y2 JP 2526877 Y2 JP2526877 Y2 JP 2526877Y2 JP 1990063837 U JP1990063837 U JP 1990063837U JP 6383790 U JP6383790 U JP 6383790U JP 2526877 Y2 JP2526877 Y2 JP 2526877Y2
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宗二 紀平
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野 本考案は、被覆のままの電線を圧接刃に圧入して接続
導通させる圧接端子のコネクタハウジングに関するもの
である。
「従来の技術」 圧接端子は、上方開口のU字状スロットからなる板状
の圧接刃に被覆のままの電線を圧入し、その圧接刃の縁
部によって被覆を切り込み、電線導体と圧接刃を圧接導
通させて接続する構造になっている。しかし、このU字
状スロットからなる圧接部分は電線の引き外力に対する
強度が構造的に弱いので、第5図(B)のように、圧接
刃4の後方に端子板材を曲成したインシユレーシヨンバ
レル16を設け、このインシユレーシヨンバレル16を電線
外周に巻着して外力負担に耐えるようにしたバレル構造
の端子と、第5図(A)のように、押え突起18を下方に
臨ませた押え部材17をコネクタハウジング1に取付け、
押え突起18によって圧接刃4の後方の圧接電線6に「こ
ぶ状」の曲げ配線部19を形成し、この曲げ配線部19に電
線引き外力を担持させる構造のハウジングが使用されて
いる。
「考案が解決しようとする課題」 以上の第5図示の従来手段のものは、応分の電線引き
外力担持作用を有するものの下記の不具合がある。
即ち、前者のバレル構造のものは、軟質樹脂の電線被
覆に金属製硬質のバレル16を巻着するので巻着係止力が
充分でなく、電線引き外力が繰り返されると、電線被覆
が引きさかれてずれるので、その外力が電線導体に直接
伝って圧接部分の状態が不安定になる。また、後者の曲
げ配線部構造のものは押え部材17と曲げ配線部19の存在
によってコネクタハウジングが大形化すると共に部品点
数が増加し、実用性に欠ける。
本考案は、以上の従来手段の不具合点を解消するコネ
クタハウジングを提供するものである。
「課題を解決するための手段」 以上の技術課題を解決する本考案の圧接端子用コネク
タハウジングは「U字状スロットの圧接刃を有する圧接
端子を収容するコネクタハウジングにおいて、圧接端子
の後方の端子収容室に「U字状スロットを有して圧接電
線を圧入し、該U字状スロットの縁部によって被覆を切
り込んで電線導体を挾着する樹脂製ダミー圧接刃」を一
体に立設し、前記ダミー圧接刃を、前記圧接端子に圧接
接続した電線の引き抜き外力の担持部に構成した構造」
になっている。
「作用」 以上の構成の本考案の圧接端子用コネクタハウジング
は、挿着した圧接端子の後方の端子収容室に、U字状ス
ロットの圧接刃が電線導体を挟着する樹脂製ダミー圧接
刃が固設されているので、そのダミー圧接刃は切り込ん
だ電線被覆とかみ合い状態で係合すると共に、圧接端子
と分離して電線引き外力の発生側に位置しているので、
その引き外力を圧接端子の圧接部分に代って担持する作
用がある。そして、このダミー圧接刃を圧接端子の後端
に近接または当接させておくと、圧接端子の抜け防止の
ストッパーとして機能する。
「実施例」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。まず、本考
案の第一実施例を示す第1図を参照して、上方開口のU
字状スロット3からなる圧接刃4を有する圧接端子5を
端子収容室2に収容し、圧接刃4に電線6を圧入して被
覆7を切り込み、電線導体8と圧接刃4を圧接接続する
コネクタハウジング1において、 圧接端子5の後方位置の端子収容室2に、端子収容室
2と一体成形した樹脂製のダミー圧接刃10が横断状に立
設固定されている。
詳しくは、ダミー圧接刃10は圧接端子5の圧接刃4と
同様に、上方開口したU字状スロット3を有して板体を
なし、上方から挿入される電線6の被覆7をU字状スロ
ット3の縁部で切り込み、U字状スロット3の縁部によ
って電線導体8を直接挟着する構造になっている。
そして、このダミー圧接刃10は圧接端子5の抜け防止
のストッパーとして多機能作用させる意図で、圧接端子
5の後端と近接させてあり、さらに、この実施例の圧接
端子5はダミー圧接刃10が障害物となって後方からの挿
入ができないので、端子収容室2の前方から挿入する収
容室形状になっている。
つぎに、第2〜4図を参照して本考案の他の実施例を
説明する。まず、第2図示のものは、前記と同一のダミ
ー圧接刃10を有する端子収容室2において、端子収容室
2の上方を全開部11になし、その全開部11から圧接端子
5を挿着するようになっている。
また、第3図示のものは、前記と同一のダミー圧接刃
10を設ける端子収容室2において、収容室本体12と蓋体
13に分割し、その蓋体13の下方にダミー圧接刃10を倒立
状に一体突設し、収容室本体12と蓋体13の合体によって
端子収容室2となす構造になっている。そして、圧接端
子5は予め収容室本体12に挿着されて電線6を圧接し、
しかるのち、蓋体13を覆着固定してダミー圧接刃10が電
線6に圧入接続される。
一方、第4図示のものは、端子収容室2の後端部分
を、下側外周に設けたヒンジ14を介して上下方向に回動
自在に連結した可動部15になし、その可動部15にダミー
圧接刃10が一体立設されている。そして、可動部15が図
示点線の開放状態において圧接端子5を挿着し、しかる
のち、可動部15を起して連結係止し、ダミー圧接刃10が
端子収容室2の所要位置に立設固定され、その上方から
電線6が圧入接続される構造になっている。
以上の第1〜4図実施例のいずれも前記の作用があ
る。
「考案の効果」 以上の説明のとおり、本考案の圧接端子用コネクタハ
ウジングは、圧接電線の引き外力を端子収容室側のダミ
ー圧接刃10が担持するので、圧接端子5の圧接部分を電
線引き外力から保護し、圧接姿勢の崩れを防止して圧接
端子の電気的性能を良好に安定維持すると共に、その性
能安定がコネクタハウジングの大形化を生ずることなく
達成される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案第一実施例の圧接端子用コネクタハウジ
ングを示し、(A)はその斜視図、(B)はその正面
図、第2、3、4図:本考案の他の実施例の圧接端子用
コネクタハウジングの正面図、第5図(A)(B):従
来構造の圧接端子とコネクタハウジングの正面図 主な符号、1:コネクタハウジング、2:端子収容室、3:U
字状スロット、4:圧接刃、5:圧接端子、6:電線、10:ダ
ミー圧接刃、11:全開部、12:収容室本体、13:蓋体、14:
ヒンジ、15:可動部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】U字状スロットの圧接刃を有する圧接端子
    を収容するコネクタハウジングにおいて、圧接端子の後
    方の端子収容室に「U字状スロットを有して圧接電線を
    圧入し、該U字状スロットの縁部によって被覆を切り込
    んで電線導体を挾着する樹脂製ダミー圧接刃」を一体に
    立設し、前記ダミー圧接刃を、前記圧接端子に圧接接続
    した電線の引き抜き外力の担持部に構成した構造を特徴
    とする圧接端子用コネクタハウジング。
JP1990063837U 1990-06-15 1990-06-15 圧接端子用コネクタハウジング Expired - Lifetime JP2526877Y2 (ja)

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JPH0423058U JPH0423058U (ja) 1992-02-25
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JPS6247066U (ja) * 1985-09-11 1987-03-23
JPH0524131Y2 (ja) * 1986-11-07 1993-06-18
JP2805483B2 (ja) * 1988-11-24 1998-09-30 三和電気工業株式会社 コネクタハウジング

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JPH0423058U (ja) 1992-02-25

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