JP2526876Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2526876Y2
JP2526876Y2 JP1990062333U JP6233390U JP2526876Y2 JP 2526876 Y2 JP2526876 Y2 JP 2526876Y2 JP 1990062333 U JP1990062333 U JP 1990062333U JP 6233390 U JP6233390 U JP 6233390U JP 2526876 Y2 JP2526876 Y2 JP 2526876Y2
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昭夫 轡田
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Ricoh Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、装置本体に開閉自在に設けられた上部機体
の互いに離間した一対の側板に対して、感光体の軸を回
転自在に支持し、且つ、該軸を前記一対の側板に対して
装着、脱抜自在に成した画像形成装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真式の
画像形成装置では、静電潜像を形成するものとして、例
えばドラム状の感光体が用いられている。このような感
光体を保守や点検等のために画像形成装置に対して脱着
自在になし、その脱着方向を感光体の軸方向と直交する
方向とする形式の画像形成装置で、外した感光体を一
旦、感光体の下側に位置させた支受部材で受けるように
したものがある。例えば、この種のものでは本出願人に
係る実開昭64−75275号公報によるものなどが提案され
ている。
このような形式の画像形成装置においては、感光体の
上位に例えば帯電チャージャなどの画像形成のためのプ
ロセス機器が近接配備されていると、感光体の取り出し
に、それが邪魔になる。このため、従来においては、そ
のようなプロセス機器を外したのち、感光体を取り出し
ていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、このような面倒な作業をすることな
しに、簡単に、しかも即座に感光体を、その軸方向と直
交する方向に取り出すことができるようにした画像形成
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した
形式の画像形成装置において、前記一対の側板から軸を
脱抜した感光体を載置して支受せしめる可動支受部材
を、前記上部機体の各側板にそれぞれ設け、上部機体を
閉じているとき、各可動支受部材は、その感光体支受部
が装置本体の要素によって上方に加圧されて感光体に接
近した位置を占め、上部機体を開き、一対の可動支受部
材によって感光体を支受したとき、当該感光体をその軸
方向と直交する向きに上部機体から取り外すことを許容
すべく、前記各可動支受部材が、その自重によって下方
に下がった位置を占めるように、当該各可動支受部材
が、各側板に対して所定のストロークを上下方向に移動
可能に各側板に組付けられていることを特徴とする画像
形成装置を提案する。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明す
る。
第1乃至3図において、1はドラム状の感光体で、こ
の感光体1は感光体軸2に固定された後フランジ3、及
び感光体軸2に摺動可能に取付けられた前フランジ4の
それぞれ外周に形成されたテーパ面によりその両端側か
ら挟圧された状態で組み付けられている。
5は前フランジ4を感光体1に接近する方向に付勢す
るスプリング、6はスプリング5を所定長さまで圧縮し
てその付勢力を調整するためのスプリング圧縮部材で、
感光体軸2上に形成されたおねじに螺合されている。そ
して、これら感光体1、感光体軸2、前後フランジ3,
4、スプリング5、スプリング圧縮部材6によって感光
体ドラムユニット7が構成される。
感光体軸2の一端部にはピン8を介して駆動軸10が嵌
挿により同軸的に連結され、この駆動軸10は側板11にね
じ止め固定された後側軸受ケース12内の軸受13で支持さ
れている。軸受13から突出した駆動軸10の外端部にはプ
ーリ15が装着され、このプーリ15を介して駆動軸10には
図示しない駆動源から回転力が伝達される。
後側軸受ケース12と対抗する他方の側板16には前側軸
受ケース保持部材17がねじ止め固定され、該保持部材17
内には感光体軸2の他端部を支持する軸受18を有する前
側軸受ケース20が摺動可能に収納されて保持されてい
る。
前側軸受ケース20には連結軸21が感光体軸2と同一軸
線となるように固着され、この連結軸21には加圧ブラケ
ット23の中心孔が連結軸21の軸端に設けられたストッパ
24に係合可能に嵌挿されている。加圧ブラケット23と前
側軸受ケース20間には、加圧ブラケット23が前記保持部
材17の外周面に形成したおねじに螺合した第2図の状態
で、前側軸受ケース20を感光体軸2の方向に付勢して加
圧する加圧スプリング25が介装されている。
感光体1が第1,2図のように側板11,16間に装着された
状態で、この感光体1の下部外周近くの両側板11,16間
の領域に、感光体1の着脱時に感光体を載置して支受す
る可動支受部材27,28が、上下に移動可能な状態で設置
され、この支受部材27,28は所定長さのピンを直角に折
り曲げたものとなっている。
かかる可動支受部材27,28の反対側には同様形状の支
受部材29,30(第5図,第6図)が設けられ、これは上
下動可能な可動支持部材として構成されるか、又は固定
状態にされるようになっている。なお、かかる支受部材
27乃至30には、感光体の支受に際し、該感光体を傷つけ
ないようにするために、その接触する外表面にディッピ
ング加工を施すようにしても良い。
第6図において、画像形成装置本体40に対して、上部
機体41がヒンジ部42を介して回動開閉自在に設けられ、
この回動開閉される上部機体41が前述の側板11,16を有
し、且つその上部機体41に感光体1などが設けられてい
る。
ここで、第1図乃至第3図において、感光体1を側板
11,16から外す場合には、先ず、上部機体41を第6図で
示すように回動開放させ、第2図に示す保持部材17のお
ねじから加圧ブラケット23の螺合を解いたうえで、加圧
ブラケット23を保持部材17から離れる方向へ動かす。こ
れによって、加圧ブラケット23とストッパ24で係合する
連結軸21に固着された前側軸受ケース20が該保持部材17
内を感光体軸2の他端部から離れる方向へ摺動し、軸受
18が感光体軸2から外れる(第3図、第4図)。
次に、感光体軸2の一端部と駆動軸10を連結したピン
8を抜き、感光体ドラムユニット7を保持部材17のある
方向へ動かす。これによって、感光体軸2の一端部が駆
動軸10の穴から外れ、両端部ともその支持が解放された
感光体1は下部外周に配設された支受部材27,28,29,30
(第6図)に載置されて、側板11,16から取外し可能な
状態となる。この取外しに際し、感光体1の下部外周に
は支受部材27,28,29,30が配設されているため、感光体
1をこれらの支受部材上に載せることができ、該感光体
1が落下するという恐れがなく、スムーズな取外しが可
能となる。
一方、感光体1をセットするには、前記と全く逆で、
前側軸受ケース20を第3図のように、保持部材17内にお
ける感光体軸2の他端部から離れる端部位置まで揺動さ
せた後、まず水平に持ち上げた感光体1における感光体
軸2の一端部を駆動軸10の穴に挿入してピン8で連結す
る。
次に、感光体軸2の他端部と連結軸21の軸心を合わせ
た後、加圧ブラケット23を介して前側軸受ケース20を保
持部材17内における感光体軸2の他端部方向へ摺動させ
ると共に、加圧ブラケット23を保持部材17のおねじに螺
合する。
上記螺合により、前側軸受ケース20内の軸受18が感光
体軸2の他端部に嵌挿されて、これを加圧スプリング25
で加圧された状態で支持すると、セットが終了する。こ
のセットに際しても、感光体軸2の他端部側の感光体1
を支受部材28,29で保持することができるため、感光体
軸2の一端部の駆動軸10の穴への挿入、及びピン8の取
付けが極めて容易で、セット性がよい。
以上のように、本例の画像形成装置は、装置本体40に
開閉自在に設けられた上部機体41の互いに離間した一対
の側板11,16に対して、感光体1の軸2が回転自在に支
持され、且つ、該軸2が一対の側板11,16に対して装
着、脱抜自在となっている。
ここで、第9図に示すように可動支受部材28は、側板
16にねじ止めされた案内ブラケット31上に上下動自在に
支持され、その案内ブラケット31に設けた長穴31aには
可動支受部材28に固植したピン32が嵌挿されている。
かかる構成によって、可動支受部材28は上下に長穴の
範囲内において所定のストロークを動き得るも、軸線28
aの周りには妄動し得ないようになっていて、その落下
も防止し得るようになっている。そして、上部機体を閉
じているときは、第7図に示すように、装置本体40の要
素である上ガイド板33に乗って、それにより押し上げら
れている。なお、上ガイド板33は、これと共に装置本体
40の側に設けられる下ガイド板34と協力して、転写後、
感光体1の周面から分離されて送られる転写紙をガイド
するものである。
以上述べたような状態で、可動支受部材28は、その水
平軸部より成る感光体支受部材のところが、感光体1の
周面に近接する。その部分が感光体1に接したままであ
ると、画像形成の際の稼動時に、感光体1の回転を阻害
する。
もう一方の可動支受部材27も、上述したところと全く
同様にして側板11に支持される。また他の支受部材29,3
0を上下動可能な可動支受部材とするときは、これらの
部材29,30も上述したところと同様に各側板16,11に支持
される。支受部材29,30を固定状態にするときは、これ
らの部材29,30は各側板16,11にそれぞれ不動に固定され
る。
上述の状態で、上部機体を回動開放させ、前述のよう
に感光体1を側板11,16から外すと、支受部材や感光体
の自重で、第8図に示す如く、可動支受部材28は、今一
つの可動支受部材27と共に、感光体1が下方に退避する
方向(感光体の軸線と交差する方向)に変位し、ピン32
が長穴31a(第9図)の下部内縁に衝き当たった状態
で、ストップする。この状態で、可動支受部材27,28
は、その感光体支受部が、一対の側板11,16から軸2を
脱抜した感光体1を載置して支受することができる。
ここで、従来においては、第10図に示すように、感光
体1の上位に、帯電チャージャ35などの画像形成のため
のプロセス機器が近接して配備されている場合、支受部
材28,29が下方へ退避しない構成となっていたので、感
光体1を、この軸方向と直交する矢印方向に取り出すの
に、帯電チャージャ35が邪魔となり、該チャージャをわ
ざわざ取り出していたのである。
本例では、第8図に示すように、可動支受部材28が今
一つの可動支受部材27と共に降下するため、感光体1の
取り出し口が広くなり、帯電チャージャ35を取り外さな
くても感光体1をその軸方向と直交する向きに上部機体
41から取り外すことができる。
なお、可動支受部材27,28を、第8図に示した下降位
置に突出させた状態で、各側板11,16に不動に固定して
も、感光体1の取り出し口を広くすることができるが、
このようにすると、上部機体41を第7図にように閉じた
とき、下方に大きく突出した支受部材27,28が、装置本
体40の側に設けられた要素、第7図の例では上ガイド板
33に干渉し、このガイド板33又は支受部材27,28が破損
する恐れがある。支受部材27,28を上下に可動にするこ
とによって、このような不具合を阻止できるのである。
以上のように、本例の画像形成装置においては、一対
の側板11,16から軸2を脱抜した感光体1を載置して支
受せしめる可動支受部材27,28を、上部機体41の各側板1
1,16にそれぞれ設け、上部機体41を閉じているとき、各
可動支受部材27,28は、その感光体支受部が装置本体の
要素によって上方に加圧されて感光体1に接近した位置
を占め、上部機体を開き、一対の可動支受部材27,28に
よって感光体1を支受したとき、当該感光体1をその軸
方向と直交する向きに上部機体41から取り外すことを許
容すべく、前記各可動支受部材27,28が、その自重によ
って下方に下がった位置を占めるように、当該各可動支
受部材27,28が、各側板11,16に対して所定のストローク
を上下方向に移動可能に各側板11,16に組付けられてい
る。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば、感光体の上位に近接配備され
るプロセス機器などを取り外すことなしに、感光体を、
この軸方向と直交する方向に、簡単に即座に取り出すこ
とができる。しかも、上部機体を閉じたとき、可動支受
部材が装置本体の要素に干渉してその要素を破損させる
不具合を阻止できる。また各可動支受部材は、上部機体
の各側板に上下方向に可動に支持されたものであるた
め、その各支受部材を小型化でき、そのコストを低減で
きると共に、画像形成装置全体の構造を小サイズ化する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の画像形成装置に具備される感
光体の支持構成部の概略図、第2図はその断面図、第3
図は感光体の軸部の一方を開放状態にした支持構成部の
断面図、第4図はその支持構成部を外側から見た図、第
5図は感光体の支受部材による支受状態を示す図、第6
図は上記画像形成装置の上部機体を開放した状態を示す
図、第7図は上記支持構成部の側面図、第8図は上部機
体を開放させたときの支持構成部の側面図、第9図は可
動支受部材の上下動支持構成部の斜視図、第10図は従来
例の概略構成図である。 1…感光体、11,16…側板 2…軸、27,28…可動支受部材 40…装置本体、41…上部機体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に開閉自在に設けられた上部機体
    の互いに離間した一対の側板に対して、感光体の軸を回
    転自在に支持し、且つ、該軸を前記一対の側板に対して
    装着、脱抜自在に成した画像形成装置において、前記一
    対の側板から軸を脱抜した感光体を載置して支受せしめ
    る可動支受部材を、前記上部機体の各側板にそれぞれ設
    け、上部機体を閉じているとき、各可動支受部材は、そ
    の感光体支受部が装置本体の要素によって上方に加圧さ
    れて感光体に接近した位置を占め、上部機体を開き、一
    対の可動支受部材によって感光体を支受したとき、当該
    感光体をその軸方向と直交する向きに上部機体から取り
    外すことを許容すべく、前記各可動支受部材が、その自
    重によって下方に下がった位置を占めるように、当該各
    可動支受部材が、各側板に対して所定のストロークを上
    下方向に移動可能に各側板に組付けられていることを特
    徴とする画像形成装置。
JP1990062333U 1990-06-13 1990-06-13 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2526876Y2 (ja)

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