JP2525737Y2 - 縦形電気掃除機 - Google Patents

縦形電気掃除機

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JP2525737Y2
JP2525737Y2 JP2954591U JP2954591U JP2525737Y2 JP 2525737 Y2 JP2525737 Y2 JP 2525737Y2 JP 2954591 U JP2954591 U JP 2954591U JP 2954591 U JP2954591 U JP 2954591U JP 2525737 Y2 JP2525737 Y2 JP 2525737Y2
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insertion hole
handle rod
handlebar
side electrode
vacuum cleaner
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憲治 木村
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、縦形電気掃除機におけ
る操作用ハンドル杆の挿入部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の縦形電気掃除機は、使用時には、
図4の如く、掃除機本体1の上部に手元スイツチ2を有
したハンドル杆3が装着されている。そして、使用しな
いときには、図5の如く、ハンドル杆3を掃除機本体1
の挿入孔4から抜き出して、図6の如く、ハンドル杆3
に形成されたコードフツク5を利用して、掃除機本体1
の挿入孔4にコードフツク5を引つかけて、押入れ等の
狭い場所(高さの低い場所)に収納している。
【0003】なお、図中、6は吸込口、7は車輪、8は
ホース、9は電源コードである。
【0004】前記ハンドル杆3の下部外面には、図7,
8の如く、手元スイツチ2に接続された電極10が配設
されている。ハンドル杆3は下面が閉じており、その内
部には、図8,9の如く、ハンドル杆3を掃除機本体1
に挿入したときに係合させるための係合部11が設けら
れている。該係合部11は、ハンドル杆3から出没自在
とされたピン12と、該ピン12をハンドル杆3から突
出させる方向に付勢する板ばね13とからなる。
【0005】掃除機本体1の挿入孔4には、図10の如
く、ハンドル杆3を上下方向に案内するためのガイド体
14が内装されている。該ガイド体14に、前記ピン1
2を係合するための係合孔15が形成され、また、前記
手元スイツチ用電極10と掃除機本体1の電源側電極1
6とを接触可能とするための開口17が形成されてい
る。
【0006】また、ガイド体14には、ピン12を係合
孔15から押し出してハンドル杆3の係合を解くための
クランプボタン18が設けられている。該クランプボタ
ン18は、ガイド体14の外面に支持部19を介して回
動自在に取付けられ、その外面は掃除機本体1から露出
され、また内面には係合孔15に出入りする突起20が
形成されている。そして、クランプボタン18は、ばね
により掃除機本体1側に付勢されている。
【0007】そして、ハンドル杆3を掃除機本体1に挿
入したとき、図11の如く、ピン12がガイド体14に
押されてハンドル杆3に没入した状態で、ハンドル杆3
はガイド体14に沿つて下降していき、ピン12が係合
孔15に嵌合されて、ハンドル杆3が掃除機本体1に固
定された状態となる。このとき、手元スイツチ用電極1
0と電源側電極16とは接触し、モータ、パワーブラシ
等のオンオフが手元スイツチ2で操作できる。
【0008】また、ハンドル杆3を掃除機本体1から抜
き出すときには、クランプボタン18を押すことによ
り、突起20がピン12に当接して、ピン12が係合孔
15から押し出され、ハンドル杆3の係合が解かれる。
そして、ハンドル杆3を上昇させて、掃除機本体1から
抜き取る。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、掃除機本体1からハンドル杆3を抜いて、図6に示
すような状態で収納したとき、挿入孔4に埃が入ると、
電源側電極16に付着することがある。
【0010】しかし、電源側電極16は挿入孔4の下部
に位置しているため、埃が付着しても、クリーニングす
ることができない。そのため、電極間の接触不良の原因
となる可能性がある。
【0011】これを解決するために、外部から挿入孔4
にキヤツプをはめ込むようにすると、ユーザーが使用の
たびにキヤツプの着脱を行わねばならず、煩わしいのみ
ならず、キヤツプの紛失等も起こり得る。キヤツプを紛
失しないように本体に取り付ければ、大きくなる、デザ
イン性を損ねる等の問題が発生する。
【0012】本考案は、上記に鑑み、ハンドル杆を掃除
機本体から抜くと、挿入孔を自動的に塞ぐことができる
縦形電気掃除機の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案による課題解決手
段は、図1,2の如く、掃除機本体1に、ハンドル杆3
を着脱自在に上下動させるための挿入孔4が形成され、
前記ハンドル杆3に手元スイツチ用電極10が設けら
れ、前記挿入孔4にハンドル杆3の本体挿入時に手元ス
イツチ用電極10と接触可能な電源側電極16が設けら
れた縦形電気掃除機において、前記挿入孔4に上下動自
在に内装され挿入孔4を閉塞して電源側電極16を保護
するための蓋21と、該蓋21をハンドル杆3の本体抜
出時に電源側電極16を保護する位置まで上昇させる付
勢手段22とが設けられたものである。
【0014】
【作用】上記課題解決手段において、ハンドル杆3を掃
除機本体1から抜くと、蓋21が付勢手段22によつ
て、挿入孔4に沿つて上昇していく。
【0015】そして、蓋21は、電源側電極16よりも
上昇して、挿入孔4の開口を塞いだ状態となり、外部か
ら挿入孔4への埃の侵入を防ぐ。
【0016】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本考案の一実施例を示す掃除機本体の挿
入孔付近の断面図、図2はハンドル杆の下部の断面図、
図3はハンドル杆を掃除機本体に装着したときの断面図
である。なお、従来と同じ構成部品には同一符号を付し
ている。
【0017】本実施例の縦形電気掃除機は、図示の如
く、掃除機本体1に、ハンドル杆3を着脱自在に上下動
させるための挿入孔4が形成され、前記ハンドル杆3に
手元スイツチ用電極10が設けられ、前記挿入孔4にハ
ンドル杆3の本体挿入時に手元スイツチ用電極10と接
触可能な電源側電極16が設けられている。
【0018】そして、前記挿入孔4に上下動自在に内装
され挿入孔4を閉塞して電源側電極16を保護するため
の蓋21と、該蓋21をハンドル杆3の本体抜出時に電
源側電極16を保護する位置まで上昇させる付勢手段2
2と、前記蓋21をハンドル杆3の上下動に応じて挿入
孔4に沿つて上下動させる案内体23とが設けられてい
る。
【0019】前記挿入孔4の構造は、従来のものと同じ
であり、下面が閉じ上面が開放されたガイド体14が内
装されている。前記蓋21は、図1の如く、挿入孔4と
同じ形状をした平板で、その側面がガイド体14の壁面
に沿つて摺動可能なように下向きに折曲形成されてい
る。また、蓋21の平面部に孔24が穿設されている。
【0020】前記案内体23は、挿入孔4の深さとほぼ
同じ長さの支柱からなり、ガイド体14の下面にビス2
5により固定されている。そして、案内体23は、前記
蓋21の孔24を貫通しており、案内体23の上端に蓋
21の抜け出しを防止するためのつば部26が形成され
ている。
【0021】前記付勢手段22は、圧縮ばねからなり、
案内体23に外嵌され、その下端が案内体23の下端に
取付けられた支持片27に当接し、上端が蓋21の下面
に当接して、蓋21を挿入孔4の開口側に向かつて付勢
している。
【0022】また、ハンドル杆3は、従来と同じ構造で
あるが、図2の如く、その下面に前記案内体23のつば
部26を通り抜けることができる大きさの通過孔28が
穿設されている。
【0023】なお、挿入孔4の形状とハンドル杆3の外
形とは、ハンドル杆3を挿入孔4に挿入したときに、電
極同士および案内体23と通過孔28のそれぞれの位置
が合致するように、同形状とされ、ずれて挿入できない
ようにされている。
【0024】上記構成において、掃除機本体1の挿入孔
4にハンドル杆3を挿入すると、図3の如く、ハンドル
杆3が蓋21を圧縮ばね22の付勢力に抗して押し下げ
ていき、案内体23が通過孔28を通り抜けて、ハンド
ル杆3の内部に入つて行く。
【0025】そして、蓋21が電源側電極16よりも下
側に押し下げられると、係合部11のピン12が板ばね
13に押されて、ガイド体14の係合孔15に嵌合し
て、ハンドル杆3が掃除機本体1に固定された状態とな
る。このとき、電源側電極16と手元スイツチ用電極1
0とが接触して、手元スイツチ2の操作で掃除をするこ
とができる。
【0026】次に、縦形電気掃除機を収納するために、
ハンドル杆3を掃除機本体1から抜くとき、クランプボ
タン18を押して、ピン12を係合孔15から押し出
し、ハンドル杆3を上昇可能とする。そして、ハンドル
杆3を持ち上げていくにつれて、蓋21が圧縮ばね22
によつて、案内体23に案内されてハンドル杆3の下面
に当接しながら、ガイド体14に沿つて上昇していく。
【0027】そして、ハンドル杆3を挿入孔4から抜き
出すと、図1のように、蓋21は案内体23のつば部2
6に当接して、それ以上上昇できなくなり、挿入孔4の
開口を塞いだ状態となり、外部から挿入孔4への埃の侵
入を防ぐ。
【0028】したがつて、掃除機本体1の挿入孔4にハ
ンドル杆3を抜き差しすることにより、自動的に蓋21
が開閉され、ハンドル杆3を抜いたときに挿入孔4が塞
がれるので、電源側電極16への埃の付着を防ぐことが
できる。また、従来のようにキヤツプの開閉操作をユー
ザーが行う必要がないため、キヤツプのし忘れ、キヤツ
プの紛失等もなくなり、縦形電気掃除機の使い勝手がよ
くなる。
【0029】なお、本考案は、上記実施例に限定される
ものではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0030】例えば、案内体23として、挿入孔4のガ
イド体14に溝を形成して、蓋21が溝に沿つて上下動
するようにしてもよい。
【0031】
【考案の効果】以上の説明から明らかな通り、本考案に
よると、挿入孔に上下動自在に内装され挿入孔を閉塞し
て電源側電極を保護するための蓋と、該蓋をハンドル杆
の本体抜出時に電源側電極を保護する位置まで上昇させ
る付勢手段とが設けられているので、ハンドル杆を抜い
たときに挿入孔が塞がれ、電源側電極への埃の付着を防
ぐことができる。
【0032】したがつて、従来のように挿入孔に対する
キヤツプの開閉操作をユーザーが行う必要がないため、
キヤツプのし忘れ、キヤツプの紛失等もなくなり、縦形
電気掃除機の使い勝手がよくなるといつた優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す掃除機本体の挿
入孔付近の断面図である。
【図2】図2はハンドル杆の下部の断面図である。
【図3】図3はハンドル杆を掃除機本体に装着したとき
の断面図である。
【図4】図4は縦形電気掃除機の側面図である。
【図5】図5はハンドル杆と掃除機本体とに分離した縦
形電気掃除機の側面図である。
【図6】図6は収納状態の縦形電気掃除機の側面図であ
る。
【図7】図7はハンドル杆の正面図である。
【図8】図8は従来のハンドル杆の下部の断面図であ
る。
【図9】図9は同じくハンドル杆の係合部の平面図であ
る。
【図10】図10は同じく掃除機本体の挿入孔付近の断
面図である。
【図11】図11は同じくハンドル杆を掃除機本体に装
着したときの断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 3 ハンドル杆 4 挿入孔 10 手元スイツチ用電極 16 電源側電極 21 蓋 22 圧縮ばね

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体に、ハンドル杆を着脱自在に
    上下動させるための挿入孔が形成され、前記ハンドル杆
    に手元スイツチ用電極が設けられ、前記挿入孔にハンド
    ル杆の本体挿入時に手元スイツチ用電極と接触可能な電
    源側電極が設けられた縦形電気掃除機において、前記挿
    入孔に上下動自在に内装され挿入孔を閉塞して電源側電
    極を保護するための蓋と、該蓋をハンドル杆の本体抜出
    時に電源側電極を保護する位置まで上昇させる付勢手段
    とが設けられたことを特徴とする縦形電気掃除機。
JP2954591U 1991-04-26 1991-04-26 縦形電気掃除機 Expired - Fee Related JP2525737Y2 (ja)

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