JP3008257U - ガスライタの安全装置 - Google Patents

ガスライタの安全装置

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JP3008257U
JP3008257U JP1994012097U JP1209794U JP3008257U JP 3008257 U JP3008257 U JP 3008257U JP 1994012097 U JP1994012097 U JP 1994012097U JP 1209794 U JP1209794 U JP 1209794U JP 3008257 U JP3008257 U JP 3008257U
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JP1994012097U
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英峰 黄
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英峰 黄
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、組立も容易な、ガスライタの
安全装置の提供。 【構成】 キャッチ体(60)とバルブ(40)の互い
に対応する押し溝(430)と押しブロック(64)、
ロックブロック(44)、(66)に、キャッチ体(6
0)の板ばね(63)による座体(20)の圧迫を組み
合わせ、これによりキャッチ体(60)を内側に押し込
まない状態では押しブロック(64)とロックブロック
(66)でバルブ(40)をロックし、安全保護の目的
を達し、指でキャッチ体(60)とバルブ(40)を押
すことで、点火機能を達する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一種のガスライタの安全装置に関し、特に構造が簡単で、組立が容易 であり、且つ安全保護効果の高いものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般のガスライタはガスを充填したタンクの上方に一つの点火装置を設けてお り、バルブを親指で押すと同時にストライカホイール(striker whe el)を回転し、ガス放出と点火を行うものである。これは使用方法が簡単で、 便利であるとはいえ、バルブを押してガスを引出す構造には閉鎖に供する安全装 置がなく、ゆえに、バルブが押された状態のとき、タンク内のガスは噴出する。 このガスを子供が吸入することで障害が発生したり、また引火して火災を発生す る危険があった。
【0003】 上記問題を解決するために、過去において、いくつかのガスライタの安全装置 が開発されたが、これらはいずれも構造が複雑であり、ガスライタに枢軸で取り つけるものであり、ガスライタの本体が小さいために、取付ける安全装置の構造 も相対的に非常に小さいものとなり、そのばね部品を含む部品も非常に小さくな り、組立上、そして使用上、細心の注意を必要とした。逆にいうと、部品を損失 しやすく、組立が難しいばかりか不良品率が高くなった。そのため実用的な価値 があるとは言えず、改良が待たれていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は構造が簡単で、組立が容易であり、且つ安全保護効果の高い、ガスラ イタの安全装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ガスを装填するタンクの上部開口に一つの座体を設け、該座体の一 端にガス噴出用のノズルヘッドを設置し、 上記座体の上に上蓋を被せ、該上蓋の上面の両側にはそれぞれ軸受を設けて一 つのバルブの中央部と枢軸で結合して一体とし上記軸受の丈夫には、別に一つの ストライカホイールを設け、上記バルブの一端は引き部とし、該引き部は上記ノ ズルヘッドを引いて保持し、もう一端は滑り止めを設けた押し部としたガスライ タの安全装置であり、 上記座体のノズルヘッドを設けたのと反対の端部に一つの穴を設け、該穴の底 部に一つの板ばねを設け、該穴の上部の外端部の中央に水平に溝を設け、上記上 蓋には上記穴に対応する穴と、上記溝に対応する同じ長さの溝を設け、上記バル ブの下面には、上記上蓋と座体の対応する穴に対応する位置に一つの押し棒を突 出して設け、該押し棒の底部には、上記引き部の方向に対応する傾傾斜面と平ら な上面を有する押し溝を設け、上記引き部の両側の下方には下向きに延伸したロ ックブロックを設け、該ロックブロックには上記押し溝と相反する傾斜面を設け てこれを案内面とし、該ロックブロックの後面は垂直としてロック面となし、 一つのキャッチ体を設け、該キャッチ体は、前端を押し部とし、該押し部は上 記の上蓋と座体の外端部の互いに対応する溝各溝を貫通して外に突出するものと し、上記上蓋と座体の互いに対応する穴に対応する位置に横溝を設け、該横溝の 中央を下に延伸して一体に板ばねを形成し、該板ばねの底部を上記座体の穴に伸 入させ、上記座体の穴に設けたロックブロックと互いに端面で圧迫してロックし 、上記横溝の両側をバルブの引き部の方向に延伸して二つのロック部を設け、該 ロック部の中段を上蓋の穴を貫通できるよう上に折り曲げてからさらに水平に延 伸して上記二つの軸受けの間を通過できるように設け、引き部のロックブロック に対応する所にロックブロックを設け、これら引き部のロックブロックとロック 部のロックブロックは、互いに対応する案内面を有するものとして互いに背向す る面をロック面とすることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案のガスライタの安全装置は、そのキャッチ体(60)とバルブ(40) の互いに対応する押し溝(430)と押しブロック(64)、ロックブロック( 44)、(66)に、キャッチ体(60)の板ばね(63)による座体(20) の圧迫を組み合わせ、これによりキャッチ体(60)を内側に押し込まない状態 では押しブロック(64)とロックブロック(66)でバルブ(40)をロック し、安全保護の目的を達し、指でキャッチ体(60)とバルブ(40)を押すこ とで、点火機能を達する。
【0007】
【実施例】
図1及び図2に示すように、本考案のほどんどの構造は、従来のガスライタと 同じであり、ガスを装填するタンク(10)を有し、該タンク(10)の上部開 口に一つの座体(20)を設け、座体(20)の一つの円形穴をノズルヘッド( 21)の収容に供し、並びに該ノズルヘッド(21)は該座体(20)より僅か に突出させる。座体(20)の中央の穴は上蓋(30)との連結と位置決めに供 し、上蓋(30)の両側には軸受(31)を設け、これにバルブ(40)の中央 を回転自由に連結し、且つ該軸受(31)の上部には別に一つのストライカホイ ール(50)を連接する。上記バルブ(40)の一端は、引き部(41)とし、 上記ノズルヘッド(21)を引いて保持するのに供する。バルブ(40)のもう 一端は、滑り止めを設けた押し部(42)とし、使用者による押圧に供する。
【0008】 本考案の特徴は、バルブ(40)と座体(20)の間にキャッチ体(60)の 構造と、相対的にロックできる安全構造を設けたことにある。
【0009】 図3に示すように、座体(20)はその上面のノズルヘッド(21)を設けた のと反対の端部に半円形の穴(22)を設け、該穴(22)の平面の壁面の底部 に一つの四角柱状のロックブロック(23)を設ける。該穴(22)の曲面の壁 の上部中央には溝(24)を設ける。一方上蓋(30)には該穴(22)に対応 する穴(32)を設ける。ただし該穴(32)は円形の凸状に設け、別に上蓋( 30)には上記溝(24)に対応する同じ長さの溝(33)を設ける。また、バ ルブ(40)には上記穴(32)、(22)に対応する位置に円柱形の押し棒( 43)を突出して設ける。該押し棒(43)の底部には、引き部(41)の方向 に対応する傾斜面を有し、上を平らとした押し溝(430)を設ける。また引き 部(41)の両側の下方を延伸し、下向きのロックブロック(44)を設ける。 該ロックブロック(44)の末端面は押し溝(430)と相反する傾斜面である 案内面(440)とし、ロックブロック(44)の垂直部分の後面をロック面( 441)とする。
【0010】 本考案の主な特徴である、キャッチ体(60)は、その前端を半円状の押し部 (61)とし、該押し部(61)を溝(33)と溝(24)の間に設け、僅かに 外に突出させ、これを使用者による押圧に供する。押し部(61)の、上記穴( 22)、(32)に対応する所には略U形の横溝(62)を設け、該横溝(62 )の中央部分を下斜め方向に延伸し、板ばね(63)を設け、板ばね(63)の 底部はU形とし、穴(22)のロックブロック(23)の対応する端面を圧迫し てロックするものとする。これにより、押し部(61)を溝(24)、(33) から突出した状態に保持し、押圧に供するものとする。
【0011】 キャッチ体(60)の横溝(62)両側は上に突出させ三角形の押しブロック (64)を設ける。該押しブロック(64)は、押し棒(43)に対応させて設 置し、並びに押し溝(430)に対応する位置に上が平らな斜めの押し面(64 0)を形成する。横溝(62)の両側のバルブ(40)の引き部(41)の方向 に伸長する二つのロック部(65)の中段部分を上に折り曲げ、さらに水平に延 伸し、該ロック部(65)を上蓋(30)の穴(32)を貫通させてから水平に 二つの軸受(31)の間を通過させ、ロック部(65)の後段部分を外向きに弯 曲延伸し、並びに引き部(41)のロックブロック(44)に対応する位置にロ ックブロック(66)を設ける。ロックブロック(44)、(66)は、対応し て密着することのできる案内面(440)、(660)を有するものとし、該ロ ックブロック(66)の前面には、垂直のロック面(661)を設ける。
【0012】 平常時には、バルブ(40)の押し部(42)を押す時、押し棒(43)の押 し溝(430)が下向きにキャッチ体(60)の押しブロック(64)上を圧し 、押しブロック(64)は該押し溝(430)内の制限を受けて止まり、その平 らな上面が相互に圧迫し、これによりバルブ(40)の下向きに押す運動の行程 を制限する。すなわち、それ以上バルブ(40)は下に移動することができず、 引き部(41)は相対的にノズルヘッド(21)をそれ以上持ち上げることがで きない。以上により、安全装置の役割を果たす。
【0013】 使用したいときには、まず、キャッチ体(60)の押し部(61)を溝(24 )、(33)内に押し込む。これによりキャッチ体(60)の押しブロック(6 4)が、押し棒(43)をロックする位置から離脱し、ロック部(65)上のロ ックブロック(66)の案内面(660)は後方に移動するときその上端が、こ れと密着していたロックブロック(44)の案内面(440)を圧迫しながら移 動し、これにより引き部(41)を持ち上げ、ロックブロック(66)のロック 面(661)がロックブロック(44)のロック面(441)を互いに圧迫して ロックする。これにより、押しブロック(64)は、押し棒(43)を上に圧す る位置を離脱した状態を保持し、同時に板ばね(63)は弯曲変形の状態をなす 。
【0014】 さらに、点火するが、これは直接押し部(42)を下に押し、押し棒(43) の押し溝(430)を下降させてロックブロック(64)の高さより低い位置と する。バルブ(40)の押し部(42)をさらに下に押し、引き部(41)を上 に起こしてノズルヘッド(21)を引いて開け、点火され、これと同時にロック ブロック(441)が持ち上げられてキャッチ体(60)のロックブロック(6 6)がこれを通過し、キャッチ体(60)は板ばね(63)の回復力によりキャ その押し部(61)を溝(24)、(33)から突出させ、並びに押しブロック (64)と押し棒(43)によりバルブ(40)の押し部(42)を安全状態に ロックする。
【0015】
【考案の効果】
以上の構造により、本考案は以下のような効果を有する: 第1に、本考案中のキャッチ体(60)は、一体射出成形により形成され、上 蓋(30)と先に組み合わせてから、座体(20)上に取りつけるため、別に枢 軸で連結することなく、また、従来のガスライターの構造と比べても相対的な構 造の大幅な変化がなく、組立が簡単であること; 第2に、上述したように組立が簡単であるために、不良品の発生率が低くなる こと; 第3に、組立が簡単であるために、組立加工の能率が高く、さらにこれに自動 組立を組み合わせることで、より時間と労働力を節約でき、非常に経済的である こと; 第4に、キャッチ体(60)とバルブ(40)の引き部(41)が未だ相互に ロックしていない時には、直接押し部(42)を押しても引き部(41)を引き 上げることができず、安全性が高いこと; 第5に、キャッチ体(60)及びバルブ(40)を押す動作は同時に進行でき 、且つ点火すると同時に、キャッチ体(60)は自動的に安全な位置に戻ってロ ックするため、次に不用意に外圧を受けても安全を保護する効果があること、以 上である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の不使用時の断面図である。
【図4】本考案の断面視による動作状態説明図である。
【符号の説明】
10・・・タンク 20・・・座体(20) 21・・
・ノズルヘッド 30・・・上蓋 31・・・軸受 40・・・バルブ 50・・・ストライカホイール 41・・・引き部 4
2・・・押し部 60・・・キャッチ体 22・・・穴 23・・・ロッ
クブロック 24・・・溝 32・・・穴 33・・・溝 43・・
・押し棒 430・・・押し溝 44・・・ロックブロック 44
0・・・案内面 441・・・ロック面 61・・・押し部 62・・・
横溝 63・・・板ばね 64・・・押しブロック 640・
・・押し面 65・・・ロック部 66・・・ロックブロック 66
0・・・案内面 661・・・ロック面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを装填するタンクの上部開口に一つ
    の座体を設け、該座体の一端にガス噴出用のノズルヘッ
    ドを設置し、 上記座体の上に上蓋を被せ、該上蓋の上面の両側にはそ
    れぞれ軸受を設けて一つのバルブの中央部と枢軸で結合
    して一体とし上記軸受の丈夫には、別に一つのストライ
    カホイールを設け、上記バルブの一端は引き部とし、該
    引き部は上記ノズルヘッドを引いて保持し、もう一端は
    滑り止めを設けた押し部としたガスライタの安全装置で
    あり、 上記座体のノズルヘッドを設けたのと反対の端部に一つ
    の穴を設け、該穴の底部に一つの板ばねを設け、該穴の
    上部の外端部の中央に水平に溝を設け、上記上蓋には上
    記穴に対応する穴と、上記溝に対応する同じ長さの溝を
    設け、上記バルブの下面には、上記上蓋と座体の対応す
    る穴に対応する位置に一つの押し棒を突出して設け、該
    押し棒の底部には、上記引き部の方向に対応する傾傾斜
    面と平らな上面を有する押し溝を設け、上記引き部の両
    側の下方には下向きに延伸したロックブロックを設け、
    該ロックブロックには上記押し溝と相反する傾斜面を設
    けてこれを案内面とし、該ロックブロックの後面は垂直
    としてロック面となし、 一つのキャッチ体を設け、該キャッチ体は、前端を押し
    部とし、該押し部は上記の上蓋と座体の外端部の互いに
    対応する溝各溝を貫通して外に突出するものとし、上記
    上蓋と座体の互いに対応する穴に対応する位置に横溝を
    設け、該横溝の中央を下に延伸して一体に板ばねを形成
    し、該板ばねの底部を上記座体の穴に伸入させ、上記座
    体の穴に設けたロックブロックと互いに端面で圧迫して
    ロックし、上記横溝の両側をバルブの引き部の方向に延
    伸して二つのロック部を設け、該ロック部の中段を上蓋
    の穴を貫通できるよう上に折り曲げてからさらに水平に
    延伸して上記二つの軸受けの間を通過できるように設
    け、引き部のロックブロックに対応する所にロックブロ
    ックを設け、これら引き部のロックブロックとロック部
    のロックブロックは、互いに対応する案内面を有するも
    のとして互いに背向する面をロック面とすることを特徴
    とする、 ガスライタの安全装置。
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