JPS6010428Y2 - 特殊引出し - Google Patents

特殊引出し

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JPS6010428Y2
JPS6010428Y2 JP19175781U JP19175781U JPS6010428Y2 JP S6010428 Y2 JPS6010428 Y2 JP S6010428Y2 JP 19175781 U JP19175781 U JP 19175781U JP 19175781 U JP19175781 U JP 19175781U JP S6010428 Y2 JPS6010428 Y2 JP S6010428Y2
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JP
Japan
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drawer
rod
flat plate
fixed
spring
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JP19175781U
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English (en)
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JPS5895740U (ja
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忠男 齊藤
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特殊機能を有する家具または事務用引出しとそ
の上蓋との固定酸るいは外しを簡便かつ確実に行なう係
脱機構に関する。
家具または事務用引出しは単に物を入れて引出し又は挿
入することが通常の使用法であり、鍵を取付けて簡便に
盗難予防をすることが特殊な使用法であるに過ぎない。
しかし、如加に精巧堅牢な鍵を取付けるとしても、地震
火災のような緊急時には入れた物を取出さなければなら
ない。
或は、物を入れたまま引出しを抜き出して他所に運ぶこ
とを要する場合もあるが、内容物を落とし易く運搬が困
難である。
考案者は、引出しに常時重要な物を入れておく場合、引
出しと共に移動運搬できる構造とすれは非常に便利であ
ると考えた。
この目的のために、上蓋がない通常の引出し構造が、緊
急時には簡単な操作によって上蓋が固定した構造に転換
する係脱機構の考案を完成した。
本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は引出し1が引出し孔枠(家具本体)2に完全に
挿入された状態の部分断面図であって、引出しに上蓋6
が完全に挿入された位置状態である。
杆4が引出し孔天井面に取付けられている位置は、第1
図に示すように引出しが完全に挿入されている状態にお
いて、切欠き孔3の位置と一致する。
第2図は第1図のA−A断面図である。
引出し1が引出し孔枠2に挿入した状態であって、上蓋
は引出しの両側内面の溝17.17’に嵌合して摺動自
在であり、上蓋の上面両端にはコの字形金具18.18
’を固定する。
別のコの字形金具19.19’がそれぞれ18.18’
と相噛み合う形で引出し孔の天井面に固定し、上蓋は引
出しの長さ方向に摺動可能である。
第2図に示すように、杆4は家具本体の引出し挿入孔の
天井面に垂下している。
点線で示しているのはその位置を通る引出しの縦方向線
上にあることを意味する。
第3図はその天井面における杆4の取付は条件を示す。
杆4は前記天井面においてその横方向に長い溝に嵌合し
、溝方向のみに摺動自在であり、バネ5の圧力によって
溝末端に支持されているが、仮りに前記摺動を止める時
は杆4は全く固定する構造にある。
また、上蓋は下段平面6とこれと部分的に重なる上段平
面7からなり、その境界側面8は垂直面をなす。
第1図に示すように上蓋が引出しに挿入された状態にお
いて、引出しに引出した状態から挿入していくと、杆4
は上蓋の境界側面8に当り、さらに杆4が側面8に沿っ
て進むと共に第3図のバネ5が圧縮されて切欠き孔3に
達すると、バネ5の力によって杆4は第1図に示すよう
に切欠き孔3に嵌合する。
この状態においては上蓋は引出し孔の天井面に固定して
、引出しは上蓋と遊離して動く。
この条件を示す第4図において、上蓋の内部に固定する
杆10と引出し1に固定するコの字形端部12はその境
界線において遊離できる状態にあり、杆4は切り欠き孔
3によって上蓋を天井面に固定しかつ上蓋を介して引出
しがさらに奥に動くことを止める。
すなわち、引出しは固定した上蓋と遊離して自由に引出
すことができる。
次に、この状態で引出しを閉腰つまみ9を押しこむと、
上蓋上段部7の下、下段部6の上、すなわち上蓋内部に
ある機構が作用するが、その詳細を第4図によって説明
する。
つまみ9を押しこむと、その先端に固定したコの字形端
部に押されて杆10がバネ16を圧縮しながら動き、そ
の結果として杆4は杆10の面11によって横方向(第
3図のバネを圧縮する方向)に押されて切り欠き孔3か
ら押し出されるから、上蓋は杆4の係合かな外れる。
つまみ9をさらに押しこむと、杆13はバネ14に押さ
れてコの字形端部12に嵌合し、その位置でつまみ9の
押しこみは停止するが、上蓋内部に固定する杆13が引
出し1に固定するコの字形端部に係合することになり、
上蓋が引出しに固定する。
したがって、この状態において引出しを出し入れすると
上蓋が引出しに固定した状態で動く。
次に引出しに上蓋が固定した状態において、第5図に示
す杆13の上部つまみ15をバネ14を圧縮する方向に
動かして杆13をコの字形端部12から外すと、杆10
はバネ16の力によってつまみ9の方向に摺動してつま
み9を押出すから上蓋が引出しから遊離する。
次に本考案の効果を取りまとめ説明する。
前記図面による実施例説明で述べたが、上蓋が引出し孔
天井面に固定した状態においては通常引出しと同様の外
観と機能を持ち、つまみ9を押込むことによって上蓋が
引出しに固定すると共に引出し孔天井面から遊離する。
したがって、上蓋を固定した状態で引出しを抜き出すこ
とによって、蓋を固定した物入れとして移動することが
できる。
すなわち、常時引出しにまとめ入れであるものを、緊急
時又は必要時につまみ9をワンタッチすることによって
蓋を固定した移動用物入れとして抜き出して運搬するこ
とができ、上蓋に把手を取付けておくと非常に便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は引出しが家具本体に完全に挿入された状態の部
分断面平面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図
は引出し孔天井における杆4の固定条件を示す底面図、
第4図は上蓋の引出し孔天井及び引出しに対する固定機
構説明平面図、第5図は上蓋と引出しとを固定し成るい
は外すための係脱機構の説明側面図である。 1・・・・・・引出し、2・・・・・・引出し孔枠(家
具本体)、3・・・・・・上蓋上段部の切欠き孔、4・
・・・・・引出し孔(家具本体)の天井杆、5・・・・
・・杆4支持バネ、6・・・・・・上蓋下段部、7・・
・・・・上蓋上段部、8・・・・・・上蓋上段部の境界
側面、9・・・・・・つまみ、10・・・・・・杆、1
1・・・・・・杆10の側面、12・・・・・・コの字
形端部、13・・・・・・杆、14・・・・・・杆13
支持バネ、15・・・・・・杆13移動つまみ、16・
・・・・・杆10支持バネ、17.17’・・・・・・
引出し両側溝、18,18′・・・・・・コの字形金具
、19.19’・・・・・・コの字形金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 摺動によって開閉可能な上蓋付き引出しにおいて、引出
    しの上面全体を蓋する下段平面板と部分的にこれに重な
    り固定する上段平面板とによって成る上蓋と、その上下
    段平面板間の空間にあってこれら平面板に固定するバネ
    16に嵌入する杆10とコの字形端部12とつまみ9と
    によって形成される直杆と、この直杆と直角をなし前記
    上下段平面板間空間にあってこれら平面板に固定するバ
    ネ14に嵌入する杆13と、前記上段平面板の境界側面
    8の中心部に設けた切欠き孔3と、この切欠き孔に対応
    する引出し孔枠天井面位置に設けた細溝に直立してその
    長さ方向に摺動自在でありかつバネ5によって常に細溝
    端に押しつけられる状態にある天井杆4とによって成る
    上蓋係脱機構を有することを特徴とする特殊引出し。
JP19175781U 1981-12-24 1981-12-24 特殊引出し Expired JPS6010428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19175781U JPS6010428Y2 (ja) 1981-12-24 1981-12-24 特殊引出し

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JP19175781U JPS6010428Y2 (ja) 1981-12-24 1981-12-24 特殊引出し

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5895740U JPS5895740U (ja) 1983-06-29
JPS6010428Y2 true JPS6010428Y2 (ja) 1985-04-10

Family

ID=30105204

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19175781U Expired JPS6010428Y2 (ja) 1981-12-24 1981-12-24 特殊引出し

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JPS5895740U (ja) 1983-06-29

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