JP4311306B2 - 宅配ボックスの荷物止め機構 - Google Patents

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Description

本願発明は、宅配ボックスの荷物止め機構に関するものである。
近時の宅配サービスは著しく普及してきており、それに伴い受取人である居住者が不在の場合、宅配業者は不在通知のメモを残して宅配荷物を持ち帰ったり、近隣の居住者に預かってもらったりしていた。しかしながら、このような宅配荷物の扱いは、宅配サービスの効率を低下させ、トラブルの原因ともなっていた。
そこで、宅配業者側から開閉できる前扉と、居住者側から開閉できる後扉を備え、宅配荷物を収容する空間を有し、前扉を施錠できる前入れ後出し型の宅配ボックスが種々提案されており、本出願人もいくつかの提案を行った(特許文献1、特許文献2)。このような宅配ボックスは、戸建住宅の玄関先や門まわり、ならびに集合住宅のエントランス部等に設置される。
このような宅配ボックスが戸建住宅の門まわりや集合住宅のエントランス部等に設置される場合には、宅配ボックス内の宅配荷物が盗難される等のおそれがある。そのため、これらの場所に設置される宅配ボックスは、後扉にも施錠ができるようになっている。
図4(a)、(b)は宅配ボックスの後扉側に取り付けられる一般的な施錠部の構造を説明するために宅配ボックスの一部を切欠いて示す斜視図及び平面図である。図4において、41は宅配ボックス本体、42は後扉、43は施解錠用鍵、44は回転爪、45は回転爪44と係合する凸部である。
図4は後扉42が閉まっている状態であり、回転爪44が凸部45と係合している。居住者が宅配荷物を取出す場合、キーを施解錠用鍵43の鍵穴に挿入し、回転させることにより回転爪44と凸部45との係合が解除され、後扉42が開くようになっている。
実開平4−112094号公報 特開平2−252882号公報
しかしながら、上記のような後扉用施錠部を有する宅配ボックスでは、荷物が回転爪44に当たったり、許容容量オーバーの大型荷物が詰め込まれた場合に後扉42に荷重がかかったりしたときに、回転爪44と凸部45との間に力が加わり、あるいは後扉42に強い力が作用し、後扉42が開きにくくなったり、開かなかったりする開動作不良が発生するケースがあり、さらに改善の余地があった。
このような後扉の開動作不良を防止するため、宅配ボックス本体底板部に荷物ストッパーを設けることも考えられるが、荷物が重い場合や荷物が嵩張ったものである場合等には荷物が荷物ストッパーに引っかかり、取出しにくくなる不具合がある。
そこで、本願発明は、以上のとおりの実情に鑑みてなされたもので、前入れ後出し型宅配ボックスにおける後扉の開動作不良を防止し、荷物の取出がスムーズに行える宅配ボックスの荷物止め機構を提供することを課題とする。
本願発明は、上記課題を解決するため、第1には、宅配荷物を収容可能な空間を有し、前扉と後扉を備えた前入れ後出し型宅配ボックスの荷物止め機構において、後扉近傍の宅配ボックス本体底板部に形成された荷物ストッパー用孔から突出・引込自在に設けられる荷物ストッパーと、荷物ストッパーと当接して荷物ストッパーを昇降させる押上部を有し、宅配ボックス本体底板部の下方に設けられるスライド部材と、スライド部材を、後退位置と前進位置との間を移動自在に支持するスライド部材支持手段と、スライド部材にバイアス力を作用させるバイアス力付与部材とからなり、後扉を閉めたときには、後扉がスライド部材を押圧し、スライド部材をバイアス力付与部材のバイアス力に抗して後退位置に移動させ、スライド部材に設けられた押上部が荷物ストッパーを荷物ストッパー用孔から突出した状態とし、後扉を開けたときには、バイアス力付与部材のバイアス力によりスライド部材が前進位置に移動し、スライド部材に設けられた押上部が荷物ストッパーを荷物ストッパー用孔から引込んだ状態とするように構成されていることを特徴とする。
また、第2には、上記第1の発明において、スライド部材支持手段が、スライド部材を挿通させる挿通孔が形成された、後扉側の宅配ボックス本体底板部の側板片部と、この側板片部から前方向に平行離間して宅配ボックス本体底板部から垂下するように取り付けられ、スライド部材を挿通させる挿通孔が形成された支持片部とからなることを特徴とする。
さらに、第3には、上記第1又は第2の発明において、バイアス力付与部材がスプリングからなり、スライド部材は、後扉を閉めた状態でその前側部分がスライド部材支持手段の支持片部から前方向に所要長さ突出するような長さを有するとともに、前側端部に鍔部が形成され、支持片部とスライド部材の鍔部との間にスプリングが介装されていることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、配達業者が宅配荷物を前扉から宅配ボックスに押し込んだとき、荷物ストッパーにより荷物の後扉側への移動が阻止され、施解錠部や後扉に荷物が当たったり、強い力が作用することがなくなり、後扉の開動作不良が防止できる。また、後扉を開けたときには、自動的に荷物ストッパーが宅配ボックスの底面と同じ高さ位置か、それより下に引込むため、荷物の取出しをスムーズに行うことができる。
第2の発明によれば、後扉側の宅配ボックス本体底板部の側板片部と、この側板片部から前方向に平行離間して宅配ボックス本体底板部から垂下するように取り付けられた支持片部とによりスライド部材を支持するので、上記効果に加え、宅配ボックスの荷物止め機構のスライド系をシンプルかつ安価に構成することができる。
第3の発明によれば、スライド部材にバイアス力を加えるバイアス力付与部材としてスプリングを用い、このスプリングを、スライド部材支持手段の一方の支持片部とスライド部材の鍔部との間に介装するので、上記効果に加え、宅配ボックスの荷物止め機構のバイアス力付与系をシンプルかつ安価に構成することができる。
本願発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施形態について説明する。
図1は、本願発明の宅配ボックスの荷物止め機構の一実施形態を説明するための側面図で、(a)が後扉が閉まっているときの状態、(b)が後扉が開いたときの状態を示す。図2は、同上一実施形態における荷物ストッパーを昇降させる部材を示す斜視図である。図3は、本願発明の同上一実施形態の荷物止め機構を備えた宅配ボックスを示す斜視図で、(a)が後扉が閉まっているときの状態(一部切欠いて示してある)、(b)が後扉が開いたときの状態を示す。
本願発明が適用される宅配ボックス1は、図3に示すように、前入れ後出し型構造を有し、宅配ボックス本体2と荷物止め機構3からなる。宅配ボックス本体2は、前扉(配達業者側扉)4、後扉(居住者側扉)5、両側板部6、7、天板部8、底板部9からなる。宅配ボックス本体2は、たとえばステンレス鋼板を板金加工して製造することができ、必要に応じ塗装を施してもよい。片開きタイプの後扉5の外面右側中央付近には扉取っ手部10が形成され、その下には施解錠用鍵11が設けられている。12は施解錠用キーである。後扉5の内面左側中央下寄り部分には宅配ボックス本体2の凸部13(図1(b)においては隠れた位置となるが、図4(a)、(b)の凸部45と同様な構造である)と係合しうる回転爪14が取り付けられている。施解錠用キー12を施解錠用鍵11の鍵穴に挿入し、回転させることにより回転爪14と凸部13とが係合状態、非係合状態となり、後扉5の開閉が行われるようになっている。もちろん、本願発明では、ここに例示のタイプの施解錠用鍵に限定されず、他の種々のタイプの施解錠用鍵を用いることができることはいうまでもない。また、宅配ボックス本体2の後扉側近傍の底板部9には細長い矩形状の荷物ストッパー用孔15が形成されている。
なお、図示はしていないが、前扉4側には後扉5側と同様な施解錠用鍵、あるいは電気錠等、従来から使用されている鍵を設けることができる。
次に、荷物止め機構3の構成について述べると、図1及び図2に示すように、スライド棒20は細長い丸棒状であり、その一端20aの端面は後扉5の内面と当接するフラットな面となっており、その他端20bには鍔部21が形成されている。また、スライド棒20の軸方向途中部分の半径方向上部には荷物ストッパー23を昇降させる押上部(突起)22が設けられている。この押上部22はスライド棒20と一体に形成され、前後方向断面が略台形状となっており、図2に示すように傾斜面22a、上部水平面22b、鉛直面22cを有している。押上部22の水平方向(軸方向と直角な方向)の厚みは荷物ストッパー23との当接状態が良好となるような寸法に設定し、高さは荷物ストッパー23の突出・引込が良好に行えるような寸法に設定する。スライド棒20は長期の使用に耐えうる耐久性のよい材料、たとえば鉄、ステンレス鋼、プラスチックなどの材料を用いて形成することができる。
荷物ストッパー23は前後方向断面がL字状をなし、水平部23aと起立部23bからなり、両者が交わる角部23cは円滑な昇降が行えるようアールがついていることが好ましい。起立部23bの前後方向に直角な方向の幅及び高さは、後扉5が閉じたときに荷物ストッパー用孔15から突出した部分で荷物が停止するのに好ましい寸法に設定する。荷物ストッパー23は荷物ストッパー用孔15に対して突出・引込自在に配置され、荷物ストッパー用孔15から外れることがないようになっている。図示の例では、荷物ストッパー23の昇降に影響がない程度に荷物ストッパー23の起立部23bと荷物ストッパー用孔15との遊びを少なくして外れを防止しているが、これに限定されず、たとえば、外れ防止用のガイドを設けるようにしてもよい。荷物ストッパー23も長期の使用に耐えうる耐久性のよい材料、たとえば鋼板、プラスチックなどの材料を用いて形成することができる。
一方、宅配ボックス本体2の底板部9の後扉5側においては、スライド棒20よりなるスライド部材を支持するスライド部材支持手段を形成するため、底板本体9aから側板片部9bが下方に向かって直角に折曲げられ、さらに側板片部9bから下板片部9cが水平方向内側に直角に折曲げられ、前後方向断面がコ字状となっている。側板片部9bの幅方向(前後方向と直角な方向)中央にはスライド棒20の一端20a側が挿通する円形のスライド棒挿通孔24が形成されている。また、側板片部9bから所要距離だけ前側に離間した位置には断面L字状のスライド棒支持部25が底板本体9aに取り付けられている。スライド棒支持部25は取付片部25aとこれに直角な支持片部25bからなり、取付片部25aが底板本体9aに固定され、支持片部25bは垂下状態となっている。支持片部25bの中央付近にはスライド棒20の前側寄り部分が挿通する円形のスライド棒挿通孔26が形成されている。スライド棒支持部25はたとえば鋼板などの材料を用いて形成することができる。
スライド棒20は、図1に示すように、側板片部9bのスライド棒挿通孔24とスライド棒支持部25のスライド棒挿通孔26を挿通し、側板片部9bと支持片部25bとにより前後方向に移動可能に支持されている。スライド棒20の前側部分は所要長さだけスライド棒支持部25の支持片部25bより前側に突出しており、スライド棒20の鍔部21とスライド棒支持部25の支持片部25bとの間にスプリング27が介装されている。すなわち、上記所要長さとは、スプリング27を介装することができ、かつスライド棒20の押上部22の荷物ストッパー押上げ動作が良好に行える長さである。
なお、スライド棒20の一端20a側の端面が後扉5と当接する部分については、補強のためゴム板、樹脂板などを当接部分に貼着するようにしてもよい。
また、スライド棒20の回転を防止するため、たとえば図1において、スライド棒20からガイド片を垂下するように設けるとともに、下板片部9cの先端(図右側)から切り欠きを形成してガイド溝とし、ガイド片がガイド溝から抜け出さないように両者を係合させながらスライド棒20を図1の左右方向に移動させるようにしてもよい。
次に、本願発明の宅配ボックス1の荷物止め機構3の動作について述べる。
宅配業者が荷物を前扉4側から中に取り込むときには、荷物止め機構3は図1(a)の状態にある。すなわち、後扉5の内面がスライド棒20を押圧し、スプリング27のバイアス力に抗してスライド棒20を前方向に移動させ、スライド棒20の押上部22は荷物ストッパー23を押上げ、押上部22の上部水平面22bが荷物ストッパー23の水平部23aと当接し、荷物ストッパー23の起立部23bは荷物ストッパー用孔15から突出した状態となっている。したがって、宅配業者が取り込んだ荷物は押し込められたとしても荷物用ストッパー23により止まり、それより後扉5側には移動しない。荷物が取り込まれると、前扉4が閉められ、施錠が行われる。
居住者が荷物を取出す場合、キー12を施解錠用鍵11の鍵穴に入れて回転させる。この回転により、宅配ボックス本体2内側の回転爪14も回転し、凸部13との係合が解かれ、後扉5が開く。このとき、宅配ボックス本体2内の荷物は荷物ストッパー23により後扉5側への移動が阻止されているため、荷物が回転爪14や後扉5を押圧することはない。したがって、スムーズに後扉5の開動作を行うことができる。
後扉5が開いて、居住者が扉取っ手部10に手を差し込んで手前側に引くと、スライド棒20はスプリング27のバイアス力により後方(後扉5側)に移動する。この移動に伴い、押上部22も移動するので、荷物ストッパー23は、押上部22の上部水平面22bとの当接から傾斜面22aとの当接に移行し、さらに図1(b)に示すように押上部22の傾斜面22aとの当接から外れ、スライド棒20の押上部22以外の部位と当接する。この当接状態の変化に伴い、荷物ストッパー23の起立部23bはその最上部が荷物ストッパー用孔15から突出した状態から底板部9の面と同じ高さ位置か、若干下側に引込んだ位置にある状態となる。したがって、荷物を取出す際に荷物が荷物ストッパー23に引っかかることはなく、荷物の取出しがスムーズに行われる。
荷物を取出した後は、居住者が後扉5を閉めると、後扉5の内面がスライド棒20の一端20aの端面と当接し、スライド棒20を押圧し、スライド棒20は前側に移動する。この移動により、スライド棒20の押上部22も前側に移動し、先ず、荷物ストッパー23の角部23cが押上部22の傾斜面22aと当接し、荷物ストッパー23は傾斜面22aに沿って押し上げられ、その後、上部水平面22bとの当接に移行し、最終的には図1(a)の状態となる。すなわち、荷物ストッパー23が荷物ストッパー用孔15から突出し、次の荷物の取り込みに備える。後扉5が閉まると、居住者はキー12を施解錠用鍵11の鍵穴に入れて回転させる。この回転により、宅配ボックス本体2内側の回転爪14も回転し、凸部13と係合し、後扉5が施錠される。
このようにして、前入れ後出し型宅配ボックス1における後扉5の開動作不良が防止され、荷物の取出がスムーズに行えるようになる。
以上、本願発明を一実施形態により説明したが、本願発明は同上一実施形態に限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能である。
たとえば、同上一実施形態では、1つの荷物ストッパーを用いたが、2つ以上の荷物ストッパーを使用してもよい。
また、同上一実施形態では、押上部を有するスライド部材として丸棒状のスライド棒を用いたが、その断面形状は楕円状、正方形状、長方形状、多角形状等各種の形状とすることができ、また棒状のもの以外にも、プレート状のもの等を使用してもよい。
また、同上一実施形態では、押上部として前後方向断面が台形状のものを用いたが、荷物ストッパーを昇降させることができる形状であれば適宜の形状とすることができる。
さらに、同上一実施形態では、バイアス力付与部材としてスプリングをスライド棒の鍔部とスライド棒支持部の支持片部との間に配置したが、後扉の開閉によりスライド部材(スライド棒)にバイアス力を付与できる配置であれば、他の配置とすることができ、また、バイアス力付与手段としてスプリング以外のものも使用可能である。
本願発明の宅配ボックスの荷物止め機構の一実施形態を説明するための側面図で、(a)が後扉が閉まっているときの状態、(b)が後扉が開いたときの状態を示す。 同上一実施形態における荷物ストッパーを昇降させる部材を示す斜視図である。 同上一実施形態の荷物止め機構を備えた宅配ボックスを示す斜視図で、(a)が後扉が閉まっているときの状態(一部切欠いて示してある)、(b)が後扉が開いたときの状態を示す。 (a)、(b)は宅配ボックスの後扉側に取り付けられる一般的な施錠部の構造を説明するために宅配ボックスの一部を切欠いて示す斜視図及び平面図である。
符号の説明
1 宅配ボックス
2 宅配ボックス本体
3 荷物止め機構
4 前扉
5 後扉
9 底板部
9a 底板本体
9b 側板片部
10 扉取っ手部
11 施解錠用鍵
13 凸部
14 回転爪
15 荷物ストッパー用孔
20 スライド棒
21 鍔部
22 押上部
22a 傾斜面
22b 上部水平面
23 荷物ストッパー
23a 水平部
23b 起立部
24、26 スライド棒挿通孔
25 スライド棒支持部
25b 支持片部
27 スプリング

Claims (3)

  1. 宅配荷物を収容可能な空間を有し、前扉と後扉を備えた前入れ後出し型宅配ボックスの荷物止め機構において、後扉近傍の宅配ボックス本体底板部に形成された荷物ストッパー用孔から突出・引込自在に設けられる荷物ストッパーと、荷物ストッパーと当接して荷物ストッパーを昇降させる押上部を有し、宅配ボックス本体底板部の下方に設けられるスライド部材と、スライド部材を、後退位置と前進位置との間を移動自在に支持するスライド部材支持手段と、スライド部材にバイアス力を作用させるバイアス力付与部材とからなり、後扉を閉めたときには、後扉がスライド部材を押圧し、スライド部材をバイアス力付与部材のバイアス力に抗して後退位置に移動させ、スライド部材に設けられた押上部が荷物ストッパーを荷物ストッパー用孔から突出した状態とし、後扉を開けたときには、バイアス力付与部材のバイアス力によりスライド部材が前進位置に移動し、スライド部材に設けられた押上部が荷物ストッパーを荷物ストッパー用孔から引込んだ状態とするように構成されていることを特徴とする宅配ボックスの荷物止め機構。
  2. スライド部材支持手段が、スライド部材を挿通させる挿通孔が形成された、後扉側の宅配ボックス本体底板部の側板片部と、この側板片部から前方向に平行離間して宅配ボックス本体底板部から垂下するように取り付けられ、スライド部材を挿通させる挿通孔が形成された支持片部とからなることを特徴とする請求項1記載の宅配ボックスの荷物止め機構。
  3. バイアス力付与部材がスプリングからなり、スライド部材は、後扉を閉めた状態でその前側部分がスライド部材支持手段の支持片部から前方向に所要長さ突出するような長さを有するとともに、前側端部に鍔部が形成され、支持片部とスライド部材の鍔部との間にスプリングが介装されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の宅配ボックスの荷物止め機構。
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