JP2525295Y2 - 車両のリッド開閉機構 - Google Patents

車両のリッド開閉機構

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JP2525295Y2
JP2525295Y2 JP116791U JP116791U JP2525295Y2 JP 2525295 Y2 JP2525295 Y2 JP 2525295Y2 JP 116791 U JP116791 U JP 116791U JP 116791 U JP116791 U JP 116791U JP 2525295 Y2 JP2525295 Y2 JP 2525295Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のリッド開閉機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両においては、車体開口部を開
閉蓋するリッド、例えば車体前部のエンジンルームを開
閉蓋するボンネットを閉状態でロックするロック機構を
設けるとともに、該ロック機構のロック状態をを必要に
応じて解除するために該ロック機構の解除レバーと運転
席側の操作レバーとをレリーズワイヤーによって連結し
ている (例えば、実開昭61−187870号公報参
照)。そして、このようなロック機構は、例えば、ボン
ネット用のロック機構にあっては車幅方向の中央付近に
一組配置するのが従来一般的であった。
【0003】ところが、最近では自動車ユーザーの大形
車指向の影響を受けて、ボンネットあるいはトランクリ
ッド等の各リッドも大形化する傾向にあり、従って従来
のようにロック機構を車幅方向の中央部に一つだけ配置
したような構造では、例えロック機構により確実に閉状
態にロックされていたとしても、走行振動等によってリ
ッドがロック機構を中心としてその両側でガタ付くおそ
れがあり、ロック機構の信頼性あるいは自動車としての
商品価値等の点において好ましくない。このような事情
から、近時では、一つのリッドに対して複数のロック機
構を所定間隔をもって配置し、これを単一の操作レバー
によって操作し得るようにすることが試みられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このように
複数のロック機構を配置し、これを単一の操作レバーに
よってロック解除操作を行う場合、従来は車体開口部の
近傍に配置される各ロック機構と運転席側に配置される
一つの操作レバーとを、それぞれ独立したレリーズワイ
ヤーによって連結するようにしていたことから、該レリ
ーズワイヤーの全長が長くなり、コストアップあるいは
車両重量の増加を招来するという問題があった。
【0005】また、自動車業界では車体構成部品の分業
化が進み、例えば、ボンネット用のロック機構にあって
は、単品製品として完成されたロック機構を、予じめこ
れが装着される予定の車体部材、例えばシュラウドアッ
パーパネルに組み付けた状態で該シュラウドアッパーパ
ネルとともに組み立てラインに搬入し、ここで該シュラ
ウドアッパーパネルを車体側に組み付けるとともに、該
シュラウドアッパーパネルの組付完了後に該ロック機構
に対して、予じめ車体側の操作レバーにその一端が止着
されているレリーズワイヤーの他端を連結するようにし
ている。
【0006】このため、先ず第1に、車体組付後におけ
る作業が多くなり、特に、二つのロック機構を有し二本
のレリーズワイヤーを必要とする従来構造のものにあっ
ては作業性という点において不利である。
【0007】第2に、ロック機構を車体側 (例えば、シ
ュラウドアッパーパネル)に組み付けた後にレリーズワ
イヤーを該ロック機構に連結するものであることから、
その構成上、レリーズワイヤーを車体外部から容易に取
り付けられるような構造を採用する必要があるが、この
ことは裏を返せば、耐盗難性という点において不利な構
成であるといえる。
【0008】そこで、本願考案は、一つのリッドに対し
てロック機構を複数個配置し、且つこれらを一つの操作
レバーによって操作し得るようにした車両において、安
価且つ軽量で、車体側への組付作業性が良好で、しかも
耐盗難性に優れたリッド開閉機構を提案せんとしてなさ
れたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案ではかかる課題を
解決するための具体的手段として、車体開口部の近傍位
置に、該開口部を開閉蓋するリッドを閉状態でロックす
るとともに操作レバーによりレリーズワイヤーを引張操
作することによって上記ロック状態を解除し得る如く構
成されたロック機構を所定間隔で複数個配置してなる車
両のリッド開閉機構において、上記レリーズワイヤー
を、予め上記各ロック機構にそれぞれその一端が連結さ
れた状態に組み込まれた複数本のサブワイヤーと予め上
記操作レバーにその一端が連結された一本のメインワイ
ヤーとで構成する一方、上記車体開口部の上記操作レバ
ー及び上記ロック機構から共に離間した位置に、上記複
数のサブワイヤーの他端がそれぞれ連結されるとともに
上記メインワイヤーの他端が係脱自在に掛止される掛止
部を備え該掛止部に上記メインワイヤーの他端が掛止さ
れることで上記複数本のサブワイヤーと上記一本のメイ
ンワイヤーとを着脱自在に連結する連結用ベースと、該
連結用ベースの外側を被包するカバー部材とでなる連結
機構を配置するとともに、上記カバー部材を、上記複数
本のサブワイヤー側に設けられた第1カバー部材と上記
メインワイヤー側に設けられた第2カバー部材とで構成
し且つ該第1カバー部材と第2カバー部材のいずれか一
方側には結合部を、いずれか他方側には被結合部をそれ
ぞれ設け、該結合部と被結合部との結合により上記第1
カバー部材と第2カバー部材との結合状態を保持する如
く構成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】本考案では、かかる構成とすることにより次の
ような作用が得られる。
【0011】連結機構によってレリーズワイヤを構成す
る複数本のサブワイヤーと一本のメインワイヤーとを連
結することにより該レリーズワイヤが一体化され、該メ
インワイヤーの一端に結合された操作レバーを操作する
ことにより上記複数本のサブワイヤーが同時に作動し、
リッドを閉状態でロックしている複数のロック機構のロ
ック解除が同時に行われる。
【0012】また、このように各ロック機構と操作レバ
ーとを連動可能に連結するレリーズワイヤーを、複数本
のサブワイヤーと一本のメインワイヤーとで構成してい
るため、例えば従来のように各ロック機構と操作レバー
とをそれぞれ独立した複数本のレリーズワイヤーによっ
て連結する場合に比して、上記複数本のサブワイヤーが
上記メインワイヤーにより集約される分だけ上記レリー
ズワイヤーの全長を短くすることができる。さらに、上
記複数本のサブワイヤーと一本のメインワイヤーとを係
脱自在に結合する連結用ベースとこれを被包するカバー
部材とからなる連結機構を、操作レバー及びロック機構
から共に離間した位置に配置することで、例えば該連結
機構を操作レバー側に接近させて配置する場合に比し
て、該操作レバー側に連結されるメインワイヤーの長さ
がより一層長くなりそれだけ複数本のサブワイヤーの短
小化、延いてはレリーズワイヤーのさらなる短小化が可
能となるものである。
【0013】さらに、複数のロック機構にそれぞれその
一端が予め結合された複数本のサブワイヤーの他端を結
合せしめた連結用ベースの掛止部に、操作レバーにその
一端が予め結合されたメインワイヤーの他端を掛止する
ことで上記複数本のサブワイヤーとメインワイヤーとが
一体的に結合され、また上記掛止部に掛止された上記メ
インワイヤーの他端を該掛止部から取り外すことで上記
複数本のサブワイヤーとメインワイヤーとを分離させる
ことができるので、該サブワイヤーとメインワイヤーと
の結合あるいは分離作業がより一層簡易化されるもので
ある。
【0014】また、このようにレリーズワイヤーが複数
本のサブワイヤーと一本のメインワイヤーとの分割構造
とされていることにより、例えば、ロック機構を車体側
部材に装着する場合においては、上記サブワイヤーの一
端を予じめロック機構側に組み込んでおき、この組込み
状態のまま該ロック機構を車体側に装着することがで
き、例えばロック機構を車体側部材に装着した後に該ロ
ック機構に対してサブワイヤーの一端を結合する場合に
比して、その結合作業が容易であり、この結果、該サブ
ワイヤーのロック機構側への連結部を比較的複雑で分解
の難しい耐盗難性の高い構造とすることが可能となる。
また一方、上記ロック機構を車体側部材に予じめ装着し
た状態で車体を車体組み立てラインに搬入する場合にお
いては、該サブワイヤーの一端が当初からロック機構側
に連結されていることから、車体組立ライン上における
上記サブワイヤーのロック機構への結合作業が省略さ
れ、それだけ車体作業性が良好となるものである。
【0015】さらに、この連結用ベースを、結合状態を
保持可能とされた第1カバー部材と第2カバー部材とか
らなるカバー部材によって被包することで、ワイヤー連
結部が人目につきにくくなり、また敢えて各サブワイヤ
ーとメインワイヤーとを分離させようとすれば、先ずそ
の前段階としてカバー部材の取り外しをしなければなら
ず、これらのことから耐盗難性がさらに高められること
となる。
【0016】
【考案の効果】従って、本考案の車両のリッド開閉機構
によれば次のような効果が奏せられるものである。
【0017】従来構造のものに比してレリーズワイヤ
ーの長さを短くして装置のコストダウン及び軽量化を図
ることができる。
【0018】レリーズワイヤーが、ロック機構にその
一端が予め結合された複数本のサブワイヤーと操作レバ
ーにその一端が予め結合されたメインワイヤーとで構成
され且つこれらの他端同士が連結機構における掛止動作
あるいは掛止解除動作によって容易に結合あるいは分離
され得ることから、該ロック機構へのサブワイヤーの他
端の結合作業及び該ロック機構の車体側への組付作業に
おける作業性の向上が図れる。
【0019】各サブワイヤーの一端を予じめ各ロック
機構に結合することで該各サブワイヤーとロック機構と
の結合部の構造を外部から容易に外せない構造とするこ
とができること、及び連結機構を連結用ベースとこれを
覆うカバー部材とから構成し該カバー部材によって各サ
ブワイヤーとメインワイヤーとの連結部が人目につくの
を防止するとともに該各サブワイヤーとメインワイヤー
との連結解除に先立ってカバー部材の結合解除操作を行
う必要がある構成としていることとの相乗作用により、
車両の耐盗難性がより一層高められる。
【0020】
【実施例】以下、本考案を好適な実施例に基づいて具体
的に説明する。図2には、本考案の実施例にかかるリッ
ド開閉機構を車体1のボンネット2の開閉機構部分に適
用した自動車が示されている。そして、この実施例のも
のにおいては、図1にも示すように、車体前端部の上部
に横設されたシュラウドアッパーパネル3の前面に公知
構造の第1ロック機構Z1と第2ロック機構Z2とを車幅
方向に所定間隔をもって取り付け、これら二つのロック
機構Z1,Z2によってボンネット2側に設けたストライ
カー (図示省略)を把持することにより該ボンネット2
を閉保持するようにしている。
【0021】また、この各ロック機構Z1,Z2のロック
解除は、運転席側に配置した操作レバー16によって後
述のレリーズワイヤー9を介して各ロック機構Z1,Z2
を操作することにより行われる。
【0022】上記レリーズワイヤー9は、上記各ロック
機構Z1,Z2と上記操作レバー16とを連動可能に連結
するものであるが、この実施例においては本考案を適用
して、このレリーズワイヤー9を二本のサブワイヤー1
1,12と一本のメインワイヤー10とで構成してい
る。即ち、上記第1ロック機構Z1の解除レバー (図示
省略)には、所定長さの第1サブワイヤー11の一端
が、また第2ロック機構Z2の解除レバーには同じく所
定長さの第2サブワイヤー12の一端がそれぞれ連結さ
れている。一方、上記操作レバー16には、所定長さの
メインワイヤー10の一端が連結されている。そして、
この二本のサブワイヤー11,12の他端11a,12a
と、上記メインワイヤー10の他端10aは、後述の連
結機構Xによって着脱自在に連結されている。
【0023】上記連結機構Xは、後述の連結用ベース2
1と該連結用ベース21を覆うカバー部材Yとを有して
いる。上記連結用ベース21は、所定の剛性をもつ樹脂
材等によって角ブロック状に一体形成されるものであっ
て、その上面21aの中央部には所定深さをもつ角状の
掛止穴31と、該掛止穴31の一側から前面21b側に
向かって延びる所定深さの溝32とが形成されている。
【0024】さらに、この連結用ベース21には、その
前面21bから背面21cに向けて該連結用ベース21
の内部を貫通する左右一対の貫通孔33,33が、上記
掛止穴31をその中間に挟んだ状態で形成されている。
そして、この各貫通孔33,33には、上記各サブワイ
ヤー11,12の他端11a,12aがそれぞれ挿通され
るとともに、この連結用ベース21の前面21b側に突
出した各他端11a,12aにはそれぞれ索端金具14,
15が固着され、該各索端金具14,15が連結用ベー
ス前面21aに当接することによりその抜け止めが成さ
れるようになっている。
【0025】一方、連結用ベース21の上記掛止穴31
には、上記メインワイヤー10の他端1aに固着された
索端金具13が係脱自在に嵌合せしめられる。そして、
この索端金具13が掛止穴31の前面31aに当接する
ことによって該メインワイヤー10の連結用ベース21
からの抜け止めが成されるようになっている。従って、
上記サブワイヤー11,12とメインワイヤー10と
は、該メインワイヤー10の他端10aを連結用ベース
21の掛止穴31に係脱することによって容易に連結あ
るいは分離することが可能となる。
【0026】上記カバー部材Yは、一端が開口した箱状
形態を有し、上記各サブワイヤー11,12をその内部
に貫通せしめた状態で該各サブワイヤー11,12のワ
イヤーチューブ18,19の一端に固定された雄カバー
22(実用新案登録請求の範囲中の「第1カバー部材」
に該当する)と、同じく一端が開口した箱状形態を有す
るとともに、その内部に上記メインワイヤー10を貫通
せしめた状態で該メインワイヤー10のワイヤーチュー
ブ20の端部に取り付けられた雌カバー23(実用新案
登録請求の範囲中の「第2カバー部材」に該当する)と
で構成されている。
【0027】また、この雄カバー22と雌カバー23の
うち、該雄カバー22はその内部に上記連結用ベース2
1を前後方向に移動可能に嵌挿せしめ得るような形状及
び寸法を有し、また雌カバー23は上記雄カバー22の
開口端部に外嵌可能なる如き形状及び寸法を有してい
る。そして、この雄カバー22と雌カバー23は、その
内部に上記連結用ベース21を収容した状態で組合わさ
れてカバー部材Yを構成するが、この場合、上記連結用
ベース21は、該カバー部材Yの内部において上記各ロ
ック機構Z1,Z2の解除レバーの変位寸法に相当する寸
法以上にワイヤー押引方向に移動し得るように、その前
後方向寸法が該カバー部材Yに対して相対的に設定され
ている。
【0028】また、この雄カバー22と雌カバー23の
組み合わせ状態においては、該雄カバー22に形成した
左右一対の係合突起35,35(実用新案登録請求の範
囲中の「結合部」に該当する)を雌カバー23に形成し
た左右一対の係合穴36,36(実用新案登録請求の範
囲中の「被結合部」に該当する)に弾圧係入せしめるこ
とによって相互の結合状態が保持される。
【0029】尚、上記連結用ベース21において各サブ
ワイヤー11,12とメインワイヤー10を相互に連結
し、さらにその外側を上記カバー部材Yによって覆った
状態においては、上記雄カバー22の壁面によって上記
メインワイヤー10の索端金具13が連結用ベース21
の掛止穴31から離脱するのが防止されるようになって
いる。
【0030】このように構成された車両のリッド開閉機
構によれば、操作レバー16の非操作時には、レリーズ
ワイヤー9は各ロック機構Z1,Z2側に設けたリターン
スプリング (図示省略)のバネ力により該ロック機構Z
1,Z2側に引き付けられ、該各ロック機構Z1,Z2はロッ
ク状態となっている。
【0031】一方、上記操作レバー16が引張操作され
ると、メインワイヤー10により連結用ベース21を介
して二つのサブワイヤー11,12が同時に同期して引
張され、上記各ロック機構Z1,Z2はそれぞれロック解
除される。
【0032】ところで、この実施例のものにおいては、
従来のように二つのロック機構Z1,Z2と操作レバー1
6とをそれぞれ独立したレリーズワイヤーによって連結
するのではなく、比較的短い二本のサブワイヤー11,
12と一本のメインワイヤー10とによってレリーズワ
イヤー9を構成し、該各ロック機構Z1,Z2の同時作動
を実現するようにしているため、レリーズワイヤーの全
長が従来構造のものに比して短くてよく、それだけ装置
のコストダウン及び軽量化が図れるものである。
【0033】また、連結機構Xを外すことによってレリ
ーズワイヤー9を、各ロック機構Z1,Z2側にそれぞれ
連結された各サブワイヤー11,12と、操作レバー1
6側に連結されたメインワイヤー10側とに分割するこ
とができることから、例えば各ロック機構Z1,Z2をシ
ュラウドアッパーパネル3に予じめ装着した状態で車体
組み立てラインに搬入する場合にあっても該サブワイヤ
ー11,12を当初からロック機構Z1,Z2側に連結して
おくことができ、それだけ車体作業性が良好となる。
【0034】さらに、各ロック機構Z1,Z2をシュラウ
ドアッパーパネル3に装着する場合にサブワイヤー1
1,12を予じめロック機構Z1,Z2側に組み込んでおく
ことができることから、該サブワイヤー11,12のロ
ック機構Z1,Z2側への連結部の構造を耐盗難性の高い
構造とすることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるリッド開閉機構の要部
分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例にかかるリッド開閉機構を備え
た車両の斜視図である。
【符号の説明】
1は車体、2はボンネット、3はシュラウドアッパーパ
ネル、9はレリーズワイヤー、10はメインワイヤー、
11は第1サブワイヤー、12は第2サブワイヤー、1
3〜15は索端金具、16は操作レバー、21は連結用
ベース、22は雄カバー、23は雌カバー、31は掛止
穴、32は溝、35は係合突起、36は係合穴、Xは連
結機構、Z1は第1ロック機構、Z2は第2ロック機構で
ある。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体開口部の近傍位置に、該開口部を開
    閉蓋するリッドを閉状態でロックするとともに操作レバ
    ーによりレリーズワイヤーを引張操作することによって
    上記ロック状態を解除し得る如く構成されたロック機構
    を所定間隔で複数個配置してなる車両のリッド開閉機構
    であって、 上記レリーズワイヤーが、予め上記各ロック機構にそれ
    ぞれその一端が連結された状態に組み込まれた複数本の
    サブワイヤーと予め上記操作レバーにその一端が連結さ
    れた一本のメインワイヤーとで構成される一方、 上記車体開口部の上記操作レバー及び上記ロック機構か
    ら共に離間した位置には、上記複数のサブワイヤーの他
    端がそれぞれ連結されるとともに上記メインワイヤーの
    他端が係脱自在に掛止される掛止部を備え該掛止部に上
    記メインワイヤーの他端が掛止されることで上記複数本
    のサブワイヤーと上記一本のメインワイヤーとを着脱自
    在に連結する連結用ベースと、該連結用ベースの外側を
    被包するカバー部材とでなる連結機構が配置されるとと
    もに、 上記カバー部材が 上記複数本のサブワイヤー側に設け
    られた第1カバー部材と上記メインワイヤー側に設けら
    れた第2カバー部材とで構成され且つ該第1カバー部材
    と第2カバー部材のいずれか一方側には結合部が、いず
    れか他方側には被結合部がそれぞれ設けられ、該結合部
    と被結合部との結合により上記第1カバー部材と第2カ
    バー部材との結合状態が保持される如く構成されている
    ことを特徴とする車両のリッド開閉機構。
JP116791U 1991-01-18 1991-01-18 車両のリッド開閉機構 Expired - Lifetime JP2525295Y2 (ja)

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JPH0495469U JPH0495469U (ja) 1992-08-19
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003137131A (ja) * 2001-10-30 2003-05-14 Halla Aircon Co Ltd 自動車のフロントエンドモジュール用フードラッチアセンブリ
KR102237817B1 (ko) * 2020-02-11 2021-04-09 (주) 명보 케이블 연결장치

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