JP2525035Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2525035Y2
JP2525035Y2 JP1988092095U JP9209588U JP2525035Y2 JP 2525035 Y2 JP2525035 Y2 JP 2525035Y2 JP 1988092095 U JP1988092095 U JP 1988092095U JP 9209588 U JP9209588 U JP 9209588U JP 2525035 Y2 JP2525035 Y2 JP 2525035Y2
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shielding plate
heater
transfer
recording paper
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子写真複写機、プリンタ等の画像形成装
置に関する。
(従来の技術) 例えば電子写真複写機では、コロナ放電する転写装置
および分離装置と搬送ベルトによる搬送装置とが、感光
体ドラムの下方において水平方向に並設されており、感
光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーにて現像
し、そのトナー像を、コロナチャージャを用いて転写装
置により記録紙に転写している。トナー像が転写された
記録紙は、コロナチャージャを用いた分離装置により感
光体ドラムから分離されて搬送装置により加熱定着装置
(以下、単に定着装置ともいう。)へ搬送される。そし
て、該定着装置にてトナー像が記録紙に定着される。
(考案が解決しようとする課題) トナー像が転写された記録紙を定着装置へ搬送する搬
送装置には、通常、搬送ベルトが使用されている。該搬
送ベルトの周囲の気体は、該搬送ベルトの周回移動に伴
って流動する。該搬送装置の分離装置側端部(以下、搬
送ベルトの始端部ともいう。)と分離装置との間には、
通常、間隙が形成されているため、該間隙を通って感光
体ドラム方向に気体が流動する。また、搬送ベルトは、
搬送方向と直交する方向においても周辺機器との間に適
当な間隔をあけて配設されているため、その間隙からも
感光体ドラム方向へ気体が流動する。さらに、転写装置
や分離装置のコロナチャージャでは、通常、シールドケ
ースに開口が形成されているため、該開口を通って気体
が感光体ドラム方向へ流動する。
他方、搬送装置の、分離装置側端部とは反対側の端部
(以下、搬送ベルトの終端部ともいう。)に連設された
定着装置では、記録紙上のトナーが加熱溶融されて、記
録紙に加圧されることにより定着されている。この定着
装置では記録紙が加熱されることにより、該記録紙に含
まれる水分が蒸発する。このため、定着装置の周囲の水
分を含んだ加熱気体は、搬送ベルトの周回移動に伴い、
搬送ベルト始端部まで搬送されて、該搬送ベルトの始端
部と分離装置との間から感光体ドラムに吹き付けられ
る。
また、コロナチャージャを用いた転写装置および分離
装置では、コロナ放電により周回の空気は絶縁破壊を起
こして電離し、オゾンが生じる。このオゾンは、搬送ベ
ルトの周回移動に伴う気体の流動により、感光体ドラム
に吹き付けられる。
このように、感光体ドラムには、搬送ベルト始端部と
分離装置との間等を通って上方へ流動する水分を含んだ
加熱気体がオゾンと共に吹き付けられる。
感光体ドラムにオゾンが吹き付けられると、感光体ド
ラムが劣化し、感光体ドラム上に鮮明なトナー像が形成
されないおそれがある。また、水分を含んだ加熱気体が
感光体ドラムに吹き付けられると、感光体ドラム上に水
分が結露し、やはり、感光体ドラム上に鮮明なトナー像
が形成されないおそれがある。
実開昭61-128714号公報には、感光体ドラム上に水分
が結露することを防止するために、感光体ドラムの下方
にヒータを配設する構成が開示されている。このような
構成であれば、感光体ドラムをヒータにて加熱すること
により、感光体ドラム上に水分が結露することが抑制さ
れる。しかし、このような構成では、搬送ベルトによる
気体の流動により、感光体ドラムに水分を含む加熱気体
が吹き付けられること自体は防止されず、従って、感光
体ドラム上の結露を効率的に防止することができない。
しかも、転写装置および分離装置により発生するオゾン
が感光体ドラムに吹き付けられることも防止できず、感
光体ドラムの劣化を抑制することができない。
このような問題を解消するために、転写装置および分
離装置の下方に排気装置を設け、感光体ドラムに吹き付
けられる気体を強制的に下方へ排除することが考えられ
る。しかし、このような構成では、気体を強制的に機外
へ排除する排出装置を設けなければならず、複写機全体
が大型化する。しかも、該排出装置は、感光体ドラムに
近接して設けられた搬送ベルトによる気体の流動を効果
的に抑制できない。さらには、感光体ドラムの結露を防
止するためにヒータにて感光体ドラムを加熱する場合に
は、該排気装置によりヒータにて加熱された気体が機外
に排出されるため、加熱効率が低下するという問題もあ
る。
本考案は上記従来の問題を解決するためになされたも
ので、搬送装置の搬送ベルトの周回移動に伴う感光体ド
ラム方向への気体の流動を抑制することができ、これに
より、加熱定着装置からの水分を含んだ加熱気体による
感光体ドラム上での結露や、転写装置及び分離装置での
コロナ放電により発生したオゾンによる感光体ドラムの
劣化を防止することが可能であり、また、感光体ドラム
上での結露を防止するための加熱を効率よく行うことが
できる画像形成装置を得ることが本考案の目的である。
(課題を解決するための手段) 本考案(請求項1)に係る画像形成装置は、コロナ放
電する転写装置および分離装置と搬送ベルトによる搬送
装置とが、感光体ドラムの下方において水平方向に並設
され、感光体ドラム上に形成されたトナー像を、該転写
装置により記録紙上に転写して、そのトナー像が転写さ
れた記録紙を該搬送装置により加熱定着装置へ搬送する
画像形成装置である。
この画像形成装置は、該搬送装置の分離装置側端部、
転写装置および分離装置の下方の領域を上下方向に二分
割し、該搬送装置の分離装置側端部の周囲から感光体ド
ラム方向への気体の流動を抑制する、熱伝導性を有する
遮蔽板を備えている。該遮蔽板は、その感光体ドラムに
対向する面の反対側の面上に配設されたヒータを有する
ものである。そのことにより上記目的が達成される。
本考案(請求項2)に係る画像形成装置は、コロナ放
電する転写装置および分離装置と搬送ベルトによる搬送
装置とが、感光体ドラムの下方において水平方向に並設
され、感光体ドラム上に形成されたトナー像を、該転写
装置により記録紙上に転写して、そのトナー像が転写さ
れた記録紙を該搬送装置により加熱定着装置へ搬送する
画像形成装置である。
この画像形成装置は、該搬送装置の分離装置側端部、
転写装置および分離装置の下方の領域を上下方向に二分
割し、該搬送装置の分離装置側端部の周囲から感光体ド
ラム方向への気体の流動を抑制する、熱伝導性を有する
遮蔽板を備えている。該遮蔽板は、その感光体ドラムに
対向する面上、及びこの面の反対側の面上にそれぞれ配
設されたヒータを有するものであり、該遮蔽板の、感光
体ドラムに対向する面の反対側の面上に配設されたヒー
タが、該遮蔽板の、感光体ドラムに対向する面上に配設
されたヒータよりも発熱性に優れている。そのことによ
り上記目的が達成される。
(作用) この考案(請求項1)においては、コロナ放電する転
写装置および分離装置と搬送ベルトによる搬送装置とが
感光体ドラムの下方にて水平方向に並設されている構成
に加えて、遮蔽板が、搬送装置の分離装置側端部、転写
装置および分離装置の下方の領域を上下に二分割してい
るから、搬送装置の分離装置側端部の周囲から感光体ド
ラム方向への気体の流動が該遮蔽板により抑制されるこ
ととなる。このため、該気体に含まれる水分が該気体の
流動により感光体ドラム表面に達して結露したり、転写
装置や分離装置の近傍で発生し上記気体流に乗って感光
体ドラム表面に吹き付けられるオゾンにより、感光体ド
ラムが劣化したりするのを抑えることができ、これによ
り、感光体ドラム上に形成されるトナー像が複写機内の
水分やオゾンによって不鮮明なものとなってしまうのを
防止することができる。
また、該遮蔽板は熱伝導性を有し、しかもこの遮蔽板
にはヒータが設けられているため、該ヒータの発熱時に
は該遮蔽板はその熱伝導性により放熱板として働くこと
となって、感光体ドラムの昇温が速やかに行われること
となる。このため、複写機の運転中には、感光体ドラム
での結露を効果的に抑制でき、複写機の電源投入時等に
は、感光体ドラムに付着している水滴等をすばやく除去
でき、複写機が複写可能となるまでの待ち時間が短縮さ
れる。しかも、上記遮蔽板は、気体流の遮蔽板としての
機能と、放熱板としての機能を合わせ持つので、複写機
における部品点数の増大を回避できる。
さらに、上記ヒータは、該遮蔽板の、感光体ドラムに
対向する面の反対側の面に配設されているため、該ヒー
タが感光体ドラムを直接加熱することがなく、ヒータの
発熱による感光体ドラムの損傷を回避することができ
る。
この考案(請求項2)においては、上述した請求項1
に係る考案の構成に加えて、該遮蔽板の、感光体ドラム
に対向する面上にもヒータを配設し、該遮蔽板の、感光
体ドラムに対向する面の反対側の面上に配設されたヒー
タを、該遮蔽板の、感光体ドラムに対向する面上に配設
されたヒータよりも発熱性に優れたものとしたので、遮
蔽板の両面側に配設した発熱性の異なるヒータを複写機
の動作状態に応じて使い分けることができる。
つまり、電源投入時等には、該遮蔽板の、感光体ドラ
ムに対向する面の反対側の面上に配設された発熱性の高
いヒータにより、感光体ドラムに付着した水滴等を速や
かに除去でき、しかもこの際、発熱性の高いヒータが感
光体ドラムを直に加熱することがないので、感光体ドラ
ムの損傷を回避することができる。また、複写機の運転
中には、該遮蔽板の、感光体ドラムに対向する面上に配
設された発熱性の小さいヒータにより、感光体ドラムで
の結露を抑制でき、しかもこの際、ヒータの発熱は小さ
いので、感光体ドラムの損傷を回避でき、さらには、ヒ
ータでの電力消費を小さく抑えることができる。
(実施例) 以下に本考案を、電子写真複写機における実施例につ
いて説明する。
本考案の電子写真複写機は、第2図に示すように、機
体10の中央部に感光体ドラム11が、矢印Aで示す方向へ
の回転可能に配設されており、該感光体ドラム11の上方
に光学系12が配設されている。機体10の上面には、原稿
載置台20が配設されており、該原稿載置台20の所定位置
に載置された原稿は、光学系12により露光され、該光学
系12により、その原稿画像が感光体ドラム11に露光され
る。
感光体ドラム11と光学系12との間には、感光体ドラム
11の原稿画像露光位置よりも回転方向上流側部分に対向
して、帯電装置13が配設されており、該帯電装置13によ
り感光体ドラム11は一様に帯電される。そして、帯電さ
れた感光体ドラム11上に、光学系12により原稿画像が露
光されると、該感光体ドラム11上には静電潜像が形成さ
れる。
感光体ドラム11の原稿画像が露光される位置よりも回
転方向下流側部分には、現像装置14が対向している。該
現像装置14は、感光体ドラム11上に形成された静電潜像
をトナーにて現像する。
感光体ドラム11の下方には、コロナチャージャを用い
た、コロナ放電する転写装置15および分離装置16が、感
光体ドラム11の回転方向に順に並べて水平に配設されて
いる。該転写装置15は、感光体ドラム11上のトナー像
を、転写装置15側から分離装置16側に向けて搬送される
記録紙上に転写する。転写装置15の記録紙搬送方向とは
反対側の側方には、搬送ガイド32が設けられたおり、該
搬送ガイド32に沿って記録紙が転写装置15と感光体ドラ
ム11との間に搬送される。トナー像が転写された記録紙
は分離装置16により感光体ドラム11から分離される。
また、上記分離装置16の記録紙の送出側端には、上記
感光体ドラム11の下方にて上記転写装置15及び分離装置
16と水平に並ぶよう搬送ベルト17が配設されている。該
搬送ベルト17は、分離装置16により感光体ドラム11から
分離された記録紙を、機体10の側部に設けられた定着装
置18にまで搬送する。定着装置18は、記録紙上のトナー
を、加熱溶融して記録紙に加圧することにより該記録紙
上にトナー像を定着させる。
また、感光体ドラム11上のトナー像が転写装置15によ
り記録紙上に転写されると、感光体ドラム11の周面上に
残留するトナーがクリーニング装置19により除去され
る。
転写装置15および分離装置16の下方には、第1図に示
すように、遮蔽板31が略水平状に配設されている。該遮
蔽板31の一側部は、転写装置15へ記録紙を搬送する搬送
ガイド32の始端部(つまり記録紙の受け入れ側端部)近
傍に位置しており、該一側部は上方へ屈曲されてその上
端面が搬送ガイド32の端面に近接している。該遮蔽板31
の他側部は、搬送ベルト17の始端部近傍に位置してお
り、該他側部は上方へ屈曲されて、その上端面が搬送ベ
ルト17始端部の下面に近接している。
このような構成により遮蔽板31は、搬送ガイド32の始
端部から搬送ベルト17の始端部にかけて、転写装置15お
よび分離装置16の下方領域を上下方向に二分割してい
る。そして、遮蔽板31の前記他側部は、搬送ベルト17の
始端部のベルト周回域内に位置しており、該搬送ベルト
17の周回移動に伴い該搬送ベルト17始端部から転写装置
15側へ気体が流動することを抑制する。
該遮蔽板31としては、例えば、熱伝導性に優れた金属
板が使用される。
該遮蔽板31の上面および下面にはそれぞれヒータ33お
よび34が取付けられている。該遮蔽板31の下面に取付け
られたヒータ34は、その上面に取付けられたヒータ33よ
りも強力であって発熱性に優れている。
このような構成の電子写真複写機では、メインスイッ
チをオンすることにより、遮蔽板31の下面に取付けられ
たヒータ34がオンし、機体10内部が加熱される。このと
き、ヒータ34は強力であって発熱性に優れており、しか
も遮蔽板31が放熱板として機能するため、機体10内は速
やかに昇温され、感光体ドラム11上の水滴等が除去され
る。該ヒータ34は遮蔽板31における感光体ドラム11とは
対向していない下面に配設されているため、感光体ドラ
ム11が強力なヒータ34により直接加熱されず、感光体ド
ラム11を傷めるおそれがない。
このようにして、感光体ドラム11が所定温度になる
と、ヒータ34がオフされ、以後は、遮蔽板31の上面に取
付けられたヒータ33にて感光体ドラム11が加熱され、感
光体ドラム11表面における結露等が防止される。このと
き、ヒータ33の発熱性は比較的小さく、該ヒータ33によ
り感光体ドラム11が直接加熱されても、感光体ドラム11
が傷められるおそれがない。
該電子写真複写機による複写画像の形成は、従来の電
子写真複写機と同様であり、帯電装置13により一様に帯
電された感光体ドラム11上に原稿画像が露光されて静電
潜像が形成され、該静電潜像が現像装置14によりトナー
現像される。そして、感光体ドラム11上のトナー像がコ
ロナチャージャを用いた転写装置15により記録紙に転写
された後に、該記録紙がコロナチャージャを用いた分離
装置16により感光体ドラム11から分離され、搬送ベルト
17により定着装置18へ搬送されて、該定着装置18により
トナー像が記録紙上に定着される。
このような複写画像形成時において、搬送ベルト17が
記録紙を搬送するべく周回移動することにより、その周
囲の気体は搬送ベルト17と共に流動する。しかし、搬送
ベルト17と共に該搬送ベルト17の始端部に流動した気体
は、遮蔽板31に衝突するため、その気体が搬送ベルト17
と分離装置16との間を通って、感光体ドラム11方向に流
動するおそれがない。その結果、転写装置15および分離
装置16のコロナ放電により生じるオゾンが、感光体ドラ
ム11に吹き付けられるおそれがない。
(考案の効果) 本考案(請求項1)に係る画像形成装置によれば、感
光体ドラム方向への気体の流動を遮蔽板により抑制して
いるため、感光体ドラムに水分を含んだ気体やオゾンが
吹き付けられるおそれがなく、感光体ドラムの劣化が抑
制される。また、遮蔽板を、熱伝導性を有し、ヒータが
設けられた構造としているため、ヒータの発熱により遮
蔽板は放熱板として機能し、感光体ドラムは効率的に加
熱される。さらに、上記遮蔽板は、気体流の遮蔽板とし
ての機能と、放熱板としての機能を合わせ持つので、複
写機における部品点数の増大を回避できる。
また、上記ヒータは、該遮蔽板の、感光体ドラムに対
向する面の反対側の面に配設されているため、該ヒータ
が感光体ドラムを直接加熱することがなく、ヒータの発
熱による感光体ドラムの損傷を回避することができる。
また、本考案(請求項2)によれば、上記請求項1の
考案の構成に加えて、該遮蔽板の、感光体ドラムに対向
する面上にもヒータを配設し、該遮蔽板の、感光体ドラ
ムに対向する面の反対側の面上に配設されたヒータを、
該遮蔽板の、感光体ドラムに対向する面上に配設された
ヒータよりも発熱性に優れたものとしたので、遮蔽板の
両面側に配設した発熱性の異なるヒータを複写機の動作
状態に応じて使い分けることができる。これにより感光
体ドラムの加熱をそれぞれのヒータを用いて精緻に制御
できるため、感光体ドラムを傷めることなく、感光体ド
ラムを効果的に加熱し得る。
この結果、本考案によれば、感光体ドラム上に形成さ
れるトナー像が複写機内の水分やオゾンによって不鮮明
なものとなってしまうのを防止することができ、しかも
その構造が簡単な画像形成装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の画像形成装置である電子写真複写機の
一例を示す要部拡大図、第2図はその複写機の概略構成
図である。 10……機体、11……感光体ドラム、15……転写装置、16
……分離装置、17……搬送ベルト、31……遮蔽板、33、
34……ヒータ。
フロントページの続き (72)考案者 岡田 光治 大阪府大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−98367(JP,A) 特開 昭49−28351(JP,A) 実開 昭61−128714(JP,U) 特公 平2−2138(JP,B2) 実公 平1−34199(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コロナ放電する転写装置および分離装置と
    搬送ベルトによる搬送装置とが、感光体ドラムの下方に
    おいて水平方向に並設され、感光体ドラム上に形成され
    たトナー像を、該転写装置により記録紙上に転写して、
    そのトナー像が転写された記録紙を該搬送装置により加
    熱定着装置へ搬送する画像形成装置であって、 該搬送装置の分離装置側端部、転写装置および分離装置
    の下方の領域を上下方向に二分割し、該搬送装置の分離
    装置側端部の周囲から感光体ドラム方向への気体の流動
    を抑制する、熱伝導性を有する遮蔽板を備えており、 該遮蔽板は、その感光体ドラムに対向する面の反対側の
    面上に配設されたヒータを有するものである画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】コロナ放電する転写装置および分離装置と
    搬送ベルトによる搬送装置とが、感光体ドラムの下方に
    おいて水平方向に並設され、感光体ドラム上に形成され
    たトナー像を、該転写装置により記録紙上に転写して、
    そのトナー像が転写された記録紙を該搬送装置により加
    熱定着装置へ搬送する画像形成装置であって、 該搬送装置の分離装置側端部、転写装置および分離装置
    の下方の領域を上下方向に二分割し、該搬送装置の分離
    装置側端部の周囲から感光体ドラム方向への気体の流動
    を抑制する、熱伝導性を有する遮蔽板を備えており、 該遮蔽板は、その感光体ドラムに対向する面上、及びこ
    の面の反対側の面上にそれぞれ配設されたヒータを有す
    るものであり、 該遮蔽板の、感光体ドラムに対向する面の反対側の面上
    に配設されたヒータが、該遮蔽板の、感光体ドラムに対
    向する面上に配設されたヒータよりも発熱性に優れてい
    る画像形成装置。
JP1988092095U 1988-07-11 1988-07-11 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2525035Y2 (ja)

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JPH06118774A (ja) * 1992-09-28 1994-04-28 Xerox Corp 加熱シールドを備えたコロナ発生装置
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