JP2524804Y2 - コンバーゼンス補正装置 - Google Patents

コンバーゼンス補正装置

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JP2524804Y2 JP3463890U JP3463890U JP2524804Y2 JP 2524804 Y2 JP2524804 Y2 JP 2524804Y2 JP 3463890 U JP3463890 U JP 3463890U JP 3463890 U JP3463890 U JP 3463890U JP 2524804 Y2 JP2524804 Y2 JP 2524804Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はテレビジョン受像機やディスプレイ装置等に
使用するコンバーゼンス補正装置に関する。
(従来の技術) 従来、カラーテレビジョン受像機やカラーディスプレ
イ装置等に使用する偏向ヨーク装置においては、インラ
イン配列の電子銃を備えたカラーブラウン管に配設した
偏向ヨークの水平コイル,垂直コイルにほぼ斉一磁界を
発生させ、前記偏向ヨークに水平成分のミスコンバーゼ
ンスが発生するように構成したものがある。このように
構成した偏向ヨークにおいては、垂直周期に同期したパ
ラボラ電流をインライン配列した電子銃の両サイドビー
ム側(赤,青ビーム側)に設けられた補正コイルに供給
することで、画面垂直方向上部,下部の水平成分のミス
コンバーゼンス調整を行っている。
第4図は従来のコンバーゼンス補正装置を示すもので
ある。11a,11bは偏向ヨークに取り付けられた補正コイ
ルで、このコイル1a,11bを直列に接続し、その両端にパ
ラボラ電流発生回路10から抵抗Rを通して第5図に示す
ような垂直周期のパラボラ電流を供給することで、水平
成分のミスコンバーゼンスを補正する。補正量の調整
は、補正コイルに並行に接続された可変抵抗12にて行
う。
第6図(a)は上記装置における調整前のミスコンバ
ーゼンス特性を示すもので、CRT上には水平成分のミス
コンバーゼンスを生じている。この状態で、補正コイル
11a,11bに垂直周期のパラボラ電流を供給することで、
両サイドビーム(赤,青)を水平方向に動作させ、第6
図(a)のミスコンバーゼンスの補正を行う。ところ
が、水平成分のミスコンバーゼンス量は画面垂直方向の
上端部及び下端部にいく程大きく、従来のパラボラ電流
によって補正を行うと、第6図(b)に示すように画面
の上端部及び下端部に補正不足を生じ、また、第6図
(c)に示すように中間部が補正過多となり完全なコン
バーゼンス調整ができず、画面全体のコンバーゼンス特
性が悪化し歩留まりも低下する。
(考案が解決しようとする課題) 前述のように、従来のコンバーゼンス補正装置では、
画面全域に亘って良好なコンバーゼンス特性を得ること
ができなかった。
そこで、本考案は上記の問題に鑑み、画面全域に亘っ
て最良なコンバーゼンス性能を得ることができるコンバ
ーゼンス補正装置を提供することを目的とするものであ
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のコンバーゼンス補正装置は、インライン配列
の電子銃を備えたカラーブラウン管に装着され、ほぼ斉
一磁界を発生する水平コイルおよび垂直コイルを有する
偏向ヨークと、 前記偏向ヨーク磁界により生じる水平成分のミスコン
バーゼンスを補正するため、前記インライン配列電子銃
の両サイドビームに対応して設けられた補正コイルと、 前記補正コイルに垂直周期のパラボラ電流を供給する
手段と、 前記補正コイルへのパラボラ電流の大きさを可変し、
主に画面垂直方向中間部の水平成分ミスコンバーゼンス
の補正量を調整可能な第1の可変抵抗と、 前記パラボラ電流路に対して並列に配置され、前記パ
ラボラ電流による補正電圧が所定値以上になったときに
導通するツェナーダイオードを含む第2の電流路と、 このツェナーダイオードを流れる電流の大きさを可変
し、画面垂直方向上端部および下端部の水平成分ミスコ
ンバーゼンスの補正量を調整可能な第2の可変抵抗とを
具備して構成される。
(作用) 本考案においては、画面垂直方向中間部と、画面垂直
方向上端部及び下端部とを、それぞれ調整できるような
補正電流を作成し、中間部の調整と上端部及び下端部の
調整を独立して行い、画面全体に亘って水平成分のミス
コンバーゼンス調整を良好に行えるようにした。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例のコンバーゼンス補正装置
を示す回路図である。
この図において第4図とと同一部材には同符号を付し
てあるが、CRTは省略し、回路構成のみを示している。
本実施例は、第4図の回路における抵抗Rにツェナダイ
オード13と可変抵抗14の直列回路を並列接続したもので
ある。即ち、補正コイル11a,11bに対し、ツェナダイオ
ード13と可変抵抗14を直列的に接続したものである。
次に、第2図及び第3図を参照して動作を説明する。
概略的に動作を説明すれば、上記のツェナダイオード13
と可変抵抗14の直列回路を接続することによって、ツェ
ナダイオード特性を利用して、第2図(a)に示すよう
なパラボラ電流を補正コイル11a,11bに流し、第3図
(a)に示すようなコンバーゼンス特性を得るようにし
たものである。ここで、まず、上記のツェナダイオード
13と可変抵抗14の直列回路がない従来回路について考え
ると、補正コイル11a,11bには第2図(b)に示すよう
な従来通りのパラボラ電流が流れ、可変抵抗12にて電流
を可変する事により、第3図(b)に示すように画面中
間部水平成分を調整することができる。次に、抵抗Rに
代えて、補正コイル11a,11bにツェナダイオード13及び
可変抵抗14を接続した場合について考えると、補正コイ
ルの補正電圧がある値以上になるとツェナダイオード13
が動作し、第2図(c)に示すような画面の上端部及び
下端部のみ突出した電流が補正コイル11a,11bに流れ
る。この電流を可変抵抗14で調整することにより、画面
の上端部及び下端部における補正量を調整し、第3図
(c)に示すようにミスコンバーゼンス調整を行うこと
ができる。第2図(a)は、第1図の回路動作時の補正
コイルに流れるパラボラ電流で、(b),(c)の電流
を合成した形になっている。従って、回路動作時のコン
バーゼンス特性は、第3図(b)の中間部を可変抵抗12
にて調整し、第3図(c)の上端部及び下端部は可変抵
抗14にて調整して、第3図(a)に示すような理想に近
いコンバーゼンス特性を得ることができる。
尚、ツェナダイオード13の取付位置は、第1図に示し
た位置でなくてもよく、ツェナダイオード動作後に補正
コイルへの電流を可変とすることが可能なところであれ
ばよい。例えば、可変抵抗12に接続してもよい。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、水平成分のミスコ
ンバーゼンス調整を中間部と、上端部及び下端部との2
段階にて実施することが可能なため、より高品位のコン
バーゼンス特性が得られ、歩留まり向上にも効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の係るコンバーゼンス補正装
置を示す回路図、第2図は第1図の動作を説明する補正
コイル電流の説明図、第3図は第1図の動作を説明する
コンバーゼンス特性の説明図、第4図は従来のコンバー
ゼンス補正装置を示す回路図、第5図は第4図の補正コ
イル電流の説明図、第6図は従来のコンバーゼンス特性
を説明する説明図である。 10…パラボラ電流発生回路、11a,11b…補正コイル、12
…画面中間部の水平成分調整用可変抵抗、13…ツェナダ
イオード。14…画面上端部及び下端部の水平成分調整用
可変抵抗。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インライン配列の電子銃を備えたカラーブ
    ラウン管に装着され、ほぼ斉一磁界を発生する水平コイ
    ルおよび垂直コイルを有する偏向ヨークと、 前記偏向ヨーク磁界により生じる水平成分のミスコンバ
    ーゼンスを補正するため、前記インライン配列電子銃の
    両サイドビームに対応して設けられた補正コイルと、 前記補正コイルに垂直周期のパラボラ電流を供給する手
    段と、 前記補正コイルへのパラボラ電流の大きさを可変し、主
    に画面垂直方向中間部の水平成分ミスコンバーゼンスの
    補正量を調整可能な第1の可変抵抗と、 前記パラボラ電流路に対して並列に配置され、前記パラ
    ボラ電流による補正電圧が所定値以上になったときに導
    通するツェナーダイオードを含む第2の電流路と、 このツェナーダイオードを流れる電流の大きさを可変
    し、画面垂直方向上端部および下端部の水平成分ミスコ
    ンバーゼンスの補正量を調整可能な第2の可変抵抗とを
    具備したことを特徴とするコンバーゼンス補正装置。
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JPH03125583U JPH03125583U (ja) 1991-12-18
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