JPS5935552B2 - インラインガンカラ−陰極線管のコンバ−ジエンス装置 - Google Patents
インラインガンカラ−陰極線管のコンバ−ジエンス装置Info
- Publication number
- JPS5935552B2 JPS5935552B2 JP11556876A JP11556876A JPS5935552B2 JP S5935552 B2 JPS5935552 B2 JP S5935552B2 JP 11556876 A JP11556876 A JP 11556876A JP 11556876 A JP11556876 A JP 11556876A JP S5935552 B2 JPS5935552 B2 JP S5935552B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- cathode ray
- convergence
- convergence device
- screen
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインラインガンカラー陰極線管のコンバージエ
ンス装置に関し、特にミスコンバージエンスを補正する
際同時に電子ビームのスポット歪も補正する様にしたも
のである。
ンス装置に関し、特にミスコンバージエンスを補正する
際同時に電子ビームのスポット歪も補正する様にしたも
のである。
本願ではインラインガンカラー陰極線管の一例として１
銃１電子レンズ３ビーム形陰極線管について述べる。
銃１電子レンズ３ビーム形陰極線管について述べる。
第１図に示すものは１銃１電子レンズ３ビーム形陰極線
管の内部構造の概要で１はビーム発生源としての電子銃
（カソード）で、この電子銃１の３つの銃口１ａ、Ｉｂ
及びＩｃからは夫々赤几、緑（ｑ、青（Ｂ）のビームが
出る。
管の内部構造の概要で１はビーム発生源としての電子銃
（カソード）で、この電子銃１の３つの銃口１ａ、Ｉｂ
及びＩｃからは夫々赤几、緑（ｑ、青（Ｂ）のビームが
出る。
之等のビームを電子レンズ２、３及び４で収束する。そ
して静電コンバージエンス装置５により静コンバージエ
ンス調整を行ない、電磁コンバージエンス装置６により
動コンバージエンス調整を行なつて、之等のビームをア
パチヤグリル７を介してストライプ状の３色螢光体８に
打ち当てる。そして之等ビームＲ、Ｇ、Ｂは水平偏向コ
イル９によつて主なる偏向をなされる。第２図は陰極線
管の銃口から見た静電コンバージエンス装置５及び電磁
コンバージエンス装置６の拡大図であるが、この静電コ
ンバージエンス装置５には第２図に示す様に４枚の偏向
板５ａ、５ｂ、５ｃ及び５ｄから成る。そして高圧トラ
ンス１０からの高圧がダイオードとコンデンサによつて
構成される高圧整流回路１１により整流され偏向板５ｂ
及び５ｃに加わり、一方偏向板５ａ及び５ｄには偏向板
５ｂ及び５ｃにかかる電圧が可変抵抗１２により分圧さ
れて加わる。電磁コンバージエンス装置６の入力端子６
ａ及び６ｂには垂直周期に同期したパラボラ電流を供給
する。従来はこの第２図に示す静電コンバージエンス装
置５で静コンバージエンスを合わせる場合可変抵抗器１
２を調整して第３図Ａに示す様に画面の中心部で適正に
コンバージエンスを合わしていた。ここで実線は緑ビー
ムＧの輝線、破線は赤ビームＲの輝線、一点鎖線は青ビ
ームＢの輝線を示す。そして動コンバージエンス調整を
行なう際には第３図Ｂに示す様な垂直方向の中心で補正
量が零で垂直方向の上端及び下端で補正量ｄ、が大にな
るような垂直周期のパラボラ状の補正電流を電磁コンバ
ージエンス装置の端子６ａから６ｂに流す。但し図中＋
の符号は端子６ａから６ｂに電流が流れることを示す。
一の符号は端子６ｂから６ａに電流が流れることを示す
。この補正電流により第３図Ａの矢印に示す様に青ビー
ムＢの輝線及び赤ビームＲの輝線を移動させ動コンバー
ジエンス調整をなすものである。ところがこの様な場合
画面の垂直方向の上下端で水平偏向コイル９による主な
る偏向磁界と動コンバージエンスによる磁界が強め合つ
て第３図Ｃに示すようにスポツト歪は助長されてしまう
。本発明は上述の点に鑑み斯る欠点を除去せんとするも
のである。
して静電コンバージエンス装置５により静コンバージエ
ンス調整を行ない、電磁コンバージエンス装置６により
動コンバージエンス調整を行なつて、之等のビームをア
パチヤグリル７を介してストライプ状の３色螢光体８に
打ち当てる。そして之等ビームＲ、Ｇ、Ｂは水平偏向コ
イル９によつて主なる偏向をなされる。第２図は陰極線
管の銃口から見た静電コンバージエンス装置５及び電磁
コンバージエンス装置６の拡大図であるが、この静電コ
ンバージエンス装置５には第２図に示す様に４枚の偏向
板５ａ、５ｂ、５ｃ及び５ｄから成る。そして高圧トラ
ンス１０からの高圧がダイオードとコンデンサによつて
構成される高圧整流回路１１により整流され偏向板５ｂ
及び５ｃに加わり、一方偏向板５ａ及び５ｄには偏向板
５ｂ及び５ｃにかかる電圧が可変抵抗１２により分圧さ
れて加わる。電磁コンバージエンス装置６の入力端子６
ａ及び６ｂには垂直周期に同期したパラボラ電流を供給
する。従来はこの第２図に示す静電コンバージエンス装
置５で静コンバージエンスを合わせる場合可変抵抗器１
２を調整して第３図Ａに示す様に画面の中心部で適正に
コンバージエンスを合わしていた。ここで実線は緑ビー
ムＧの輝線、破線は赤ビームＲの輝線、一点鎖線は青ビ
ームＢの輝線を示す。そして動コンバージエンス調整を
行なう際には第３図Ｂに示す様な垂直方向の中心で補正
量が零で垂直方向の上端及び下端で補正量ｄ、が大にな
るような垂直周期のパラボラ状の補正電流を電磁コンバ
ージエンス装置の端子６ａから６ｂに流す。但し図中＋
の符号は端子６ａから６ｂに電流が流れることを示す。
一の符号は端子６ｂから６ａに電流が流れることを示す
。この補正電流により第３図Ａの矢印に示す様に青ビー
ムＢの輝線及び赤ビームＲの輝線を移動させ動コンバー
ジエンス調整をなすものである。ところがこの様な場合
画面の垂直方向の上下端で水平偏向コイル９による主な
る偏向磁界と動コンバージエンスによる磁界が強め合つ
て第３図Ｃに示すようにスポツト歪は助長されてしまう
。本発明は上述の点に鑑み斯る欠点を除去せんとするも
のである。
以下図面を参照しながら本発明の一実施例を説明しよう
。
。
本発明に於いては静コンバージエンスを第４図Ａに示す
様に画面の垂直方向上端、下端と垂直方向中央の宍々の
中間付近Ｔ１及びＴ２で適正に合うように可変抵抗器１
２を調整する。
様に画面の垂直方向上端、下端と垂直方向中央の宍々の
中間付近Ｔ１及びＴ２で適正に合うように可変抵抗器１
２を調整する。
なお、このときの動コンバージエンスで補正すべき補正
量Ｄ２は第３図Ａにおける補正量ｄ１より小となる。そ
して動コンバージエンスを調節する電磁コンバージエン
ス装置６の補正電流として第４図Ｂに示す様に画面の垂
直方向上端、下端と垂直方向中央の夫夫の中間付近Ｔ１
及びＴ２で補正電流が零となり、画面の垂直方向上端、
下端に於いて大なる補正電流を電磁コンバージエンス装
置６の端子６ａから端子６ｂへ流す。そして画面の垂直
方向上端及び下端で第４図Ａの画面の矢印に示す様に画
面上で青ビームＢの輝線を右に、赤ビームＲの輝線を左
に偏向して動コンバージエンス調整をなす。又第４図Ｂ
に示す様に画面垂直方向中央で大なる補正電流を電磁コ
ンバージエンス装置６の端子６ｂから端子６ａへ流して
、赤ビームＲの輝線を右に、青ビームＢの輝線を左に偏
向して動コンバージエンス調整をなす。この時電磁コン
バージエンス装置６に流す電流の波形は第４図Ｂに示す
様なパラボラ状の電流になる。このように動コンバージ
エンス補正をなすと第４図Ｃに示す様に画面の上下端に
おける動コンバージエンスによる磁界を弱くすることが
できるので、垂直偏向磁界に重畳される補正磁界の量が
少なくなり、スポツト歪は従来例に比して少なくなる。
本発明はこのようになされているからミスコンバージエ
ンスを補正する際、スポツト歪が過大になるのを防止す
ることができる。
量Ｄ２は第３図Ａにおける補正量ｄ１より小となる。そ
して動コンバージエンスを調節する電磁コンバージエン
ス装置６の補正電流として第４図Ｂに示す様に画面の垂
直方向上端、下端と垂直方向中央の夫夫の中間付近Ｔ１
及びＴ２で補正電流が零となり、画面の垂直方向上端、
下端に於いて大なる補正電流を電磁コンバージエンス装
置６の端子６ａから端子６ｂへ流す。そして画面の垂直
方向上端及び下端で第４図Ａの画面の矢印に示す様に画
面上で青ビームＢの輝線を右に、赤ビームＲの輝線を左
に偏向して動コンバージエンス調整をなす。又第４図Ｂ
に示す様に画面垂直方向中央で大なる補正電流を電磁コ
ンバージエンス装置６の端子６ｂから端子６ａへ流して
、赤ビームＲの輝線を右に、青ビームＢの輝線を左に偏
向して動コンバージエンス調整をなす。この時電磁コン
バージエンス装置６に流す電流の波形は第４図Ｂに示す
様なパラボラ状の電流になる。このように動コンバージ
エンス補正をなすと第４図Ｃに示す様に画面の上下端に
おける動コンバージエンスによる磁界を弱くすることが
できるので、垂直偏向磁界に重畳される補正磁界の量が
少なくなり、スポツト歪は従来例に比して少なくなる。
本発明はこのようになされているからミスコンバージエ
ンスを補正する際、スポツト歪が過大になるのを防止す
ることができる。
又本発明の他の実施例として第５図Ａの様に画面の上端
と下端で静コンバージエンスが合うように調整し第５図
Ｂの様に画面の垂直方向の上端、下端で補正量Ｄ３が零
となり画面の垂直方向の中央で補正量が大となる如き補
正電流を電磁コンバージエンス装置６の端子６ｂから端
子６ａに流して動コンバージエンス調整を行なつてもよ
い。
と下端で静コンバージエンスが合うように調整し第５図
Ｂの様に画面の垂直方向の上端、下端で補正量Ｄ３が零
となり画面の垂直方向の中央で補正量が大となる如き補
正電流を電磁コンバージエンス装置６の端子６ｂから端
子６ａに流して動コンバージエンス調整を行なつてもよ
い。
この場合、画面の上下端での補正磁界が零なので、画面
上下端で補正磁界による歪の発生はなくなる。なお、こ
の場合、画面の中央で補正磁界の強さが最大となるが、
画面の中央ではスポツト歪の主たる原因となる主偏向磁
界が零であるので最終的なスポツト歪は小さい。
上下端で補正磁界による歪の発生はなくなる。なお、こ
の場合、画面の中央で補正磁界の強さが最大となるが、
画面の中央ではスポツト歪の主たる原因となる主偏向磁
界が零であるので最終的なスポツト歪は小さい。
第１図は１銃１電子レンズ３ビーム形陰極線管の内部構
造の概要、第２図は第１図の要部、第３図は従来のイン
ラインガンカラー陰極線管のコンバージエンス装置を説
明する為の路線図、第４図は本発明によるインラインガ
ンカラー陰極線管のコンバージエンス装置の一実施例を
説明する為の路線図、第５図は本発明の他の実施例を説
明する為の路線図である。 ５は静コンバージエンス調整用の静電コンバージエンス
装置、６は動コンバージエンス調整用の電磁コンバージ
エンス装置である。
造の概要、第２図は第１図の要部、第３図は従来のイン
ラインガンカラー陰極線管のコンバージエンス装置を説
明する為の路線図、第４図は本発明によるインラインガ
ンカラー陰極線管のコンバージエンス装置の一実施例を
説明する為の路線図、第５図は本発明の他の実施例を説
明する為の路線図である。 ５は静コンバージエンス調整用の静電コンバージエンス
装置、６は動コンバージエンス調整用の電磁コンバージ
エンス装置である。
Claims (1)
- １ インラインガンカラー陰極線管に於いて画面の垂直
方向上端、下端と垂直方向の中央の夫々中間付近又は垂
直方向上端、下端で静コンバージエンスが合うように調
整し、電磁コンバージエンス装置に上記、中間付近又は
垂直方向上端、下端で補正量が零となり垂直方向上端、
下端と垂直方向中央で又は垂直方向中央で補正量が大と
なるような垂直周期に同期したパラボラ状の補正電流を
供給して動コンバージエンス調整を行なうことを特徴と
するインラインガンカラー陰極線管のコンバージエンス
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11556876A JPS5935552B2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | インラインガンカラ−陰極線管のコンバ−ジエンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11556876A JPS5935552B2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | インラインガンカラ−陰極線管のコンバ−ジエンス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5340214A JPS5340214A (en) | 1978-04-12 |
| JPS5935552B2 true JPS5935552B2 (ja) | 1984-08-29 |
Family
ID=14665770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11556876A Expired JPS5935552B2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | インラインガンカラ−陰極線管のコンバ−ジエンス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935552B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61206061U (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-26 | ||
| JPS62141861U (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | ||
| JPS6398947U (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-27 |
-
1976
- 1976-09-27 JP JP11556876A patent/JPS5935552B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61206061U (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-26 | ||
| JPS62141861U (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | ||
| JPS6398947U (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5340214A (en) | 1978-04-12 |
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