JP2524700B2 - 板状樹脂の成形法 - Google Patents

板状樹脂の成形法

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JP2524700B2 JP61081478A JP8147886A JP2524700B2 JP 2524700 B2 JP2524700 B2 JP 2524700B2 JP 61081478 A JP61081478 A JP 61081478A JP 8147886 A JP8147886 A JP 8147886A JP 2524700 B2 JP2524700 B2 JP 2524700B2
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、盲人用ブロックシート、歩行者用滑り止め
板などのように上面又は上下面に多数の突起が形成され
た板状樹脂の成形法に関するものである。
(従来の技術) 従来この種の板状樹脂を製造するには、前記突起を正
確な形状に形成するため、金型を用いた圧縮成形や射出
成形法が採られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の成形法では高コストの金型を使用して非連
続成形しているため製造コストが高くなる。又上記従来
の成形法では、板状樹脂の長さが前記金型によって一定
寸法に設定されてしまい、長尺寸法のものが任意に形成
できないという問題もある。
そこで製造コストの安い押出成形を採用することが考
えられるが、押出成形法では、同じ断面形状の突条が長
手方向に連続して形成されるのみで、断続する突起を形
成することができないという問題がある。又この押出成
形法で前記突条を形成した後、歯形を有するロールなど
で前記突条を部分的に押圧することによって多数の突起
を形成することが考えられるが、正確な形状の突起を形
成することができず、例えば盲人用ブロックや歩行者用
滑り止め板を形成した場合には、滑り止め効果が不十分
となる(特公昭46−31038号公報、特開昭53−76537号公
報参照。)。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため、押出成形機によ
り長手方向の突条が上面又は上下面に形成された板状樹
脂を成形した後、その板状樹脂を未硬化状態の間にエン
ドレス成形機に導き、エンドレス成形機の押圧帯に押圧
されつつ同期移動させ、前記押圧帯に形成したダイ部分
により、前記突条を所定間隔ごとに押圧分断し、その間
に板状樹脂の上面又は上下面に多数の所定形状の突起を
前記ダイ部分の凹部内に硬化形成することを特徴とす
る。
(作用) 上記構成によれば、押出成形機で長手方向に連続する
突条が上面又は上下面に形成された板状樹脂を、未硬化
状態の間にエンドレス成形機に導き、押出成形時に与え
られた熱によって型成形可能な状態にある板状樹脂を、
エンドレス成形機の押圧帯に押圧されつつ同期移動する
間に、所定の時間をかけて前記突条を硬化形成して、所
定形状の突起の成形を行うことができる。エンドレス成
形機での成形においては、その押圧帯が板状樹脂を押圧
しつつ同期移動するので、押圧帯のダイ部分により前記
突条が所定間隔ごとに押圧分断され、分断された各部分
が前記ダイ部分の凹部に沿った所定形状に硬化形成され
るための時間を十分に稼ぐことができ、未硬化状態にあ
る板状樹脂の突条部分が硬化して所定形状に型成形され
るのに適し、正確な形状の突起を形成することができ
る。しかも突起の形状は押出成形機による突条の成形
と、前記ダイ部分による型成形の2段階にわたって連続
的に行われるので、正確な形状の突起の成形が可能にな
る。又断続する多数の突起が上面又は上下面に形成され
た板条樹脂を、任意の長さに成形することができる。
(実施例) 第1図ないし第4図に示すものは、本発明の第1実施
例であり、アルミ製の芯板1に塩化ビニル2をコーティ
ングした板状樹脂3の上面3aに略立方体状の多数の突起
4を形成して、建設用足場板を成形するものである。
第1図は本実施例の製造装置を示している。図の矢印
方向に搬送される芯板1は押込ベルト5により押出成形
機6に挿入される。ホッパー7内の塩化ビニル2(図示
せず)はバレル8内で軟化溶融され、前記芯板1をコー
ティングする。押出成形機6より押出される際、芯板1
が塩化ビニルでコーティングされた板状樹脂3の上面3a
には、第2図に示すような突条9が口金10により長手方
向に連続して形成される。第1図の11はエンドレス成形
機を示しており、キャタピラ式の上部ゴムベルト(押圧
帯)12と平滑な下部ゴムベルト13とを備えている。押出
成形機69より押出された板状樹脂3は、未硬化状態の間
にエンドレス成形機1に搬送され、エンドレス成形機11
の上部ゴムベルト12と下部ゴムベルト13とにより、上下
方向の押圧を受ける。上部ゴムベルト12には、第4図に
示す突起4に対して凹凸逆形状となる凹部1bが、前記各
突状9に沿って一定間隔をおいて形成され、凹部12b周
辺に残される凸部12aと共にダイ部分(型成形部分)22
が構成されている。そして上下ゴムベル12、13間に板状
樹脂3が導かれると、上部ゴムベルト12の凸部12aは板
状樹脂3の突条9を一定間隔おきに押圧分断し、各分断
部分を前記凹部12b内に充満させ、第3図に示すように
前記凹部12bに沿った形状の突起4を硬化形成する。前
記凸部12aにより押圧された前記突条9部分の塩化ビニ
ル2は、板状樹脂3の略上面3aの位置まで押下げられ
る。
このように成形された板状樹脂3の表面3aには、第4
図に示すような略立方体状の多数の突起4が一定間隔お
きに形成される。
本発明の第2実施例では、第5図のようにエンドレス
成形機11の上部ゴムベルト12と下部ゴムベルト13との両
方をキャタピラ式とすると共に、押出成形機6で成形さ
れる板状樹脂3の上面3aと下面3bとに突条9をそれぞれ
形成するダイ部分22を使用している。その外の構成は第
1実施例と同様であある。
これにより、板状樹脂3の表面3aと裏面3bとに略立方
体状の多数の突起4がそれぞれ形成された建設用足場を
成形することができる。
本発明の第3実施例は、第6図に示すように半球状の
突起4が形成された板状樹脂3を、塩化ビニル2のみで
成形するものである。
本実施例のエンドレス成形機11は図示を省略している
が、その上部ゴムベルト12に、板状樹脂3の各突条9に
沿って一定間隔をおいて半球状の凹部12bを形成して、
ダイ部分22を構成している。また上部ゴムベルト12に
は、切込溝13を形成するためのベルト走行方向に直交す
る凸条部が形成されている。そしてエンドレス成形機11
の次工程では図示しない切断機により、板状樹脂3を所
定寸法ごとに切断する構成としている。その外の構成は
第1実施例と同様である。
図6図に示すものは本実施例により成形された板状樹
脂3で、板状樹脂3の表面3aには半球状の突起4と切込
溝13とが形成され、3枚分を1ユニットとした盲人用ブ
ロックシートとしている。尚、切断は任意に行えるの
で、必要に応じた枚数分を1ユニットとすることによ
り、盲人用ブロックシートの貼付作業を容易にすること
ができる。
第7図及び第8図に示すものは、本発明の第4実施例
により成形した板状樹脂3である。エンドレス成型機11
の上部ゴムベルト12(図示せず)は半円状断面の凹溝
(凹部)を備えたダイ部分が上部ゴムベルト12の回転方
向に所定長さ設けられると共に、この凹溝と直交する方
向に切込溝13を形成するための凸条部が設けられたもの
を使用する外は、第3実施例と同様の構成である。これ
により成形された板状樹脂3は、2枚分を1ユニットと
した盲人用ブロックシートとなる。
本発明は上記実施例の外、種々の態様に構成すること
ができる。使用する樹脂は塩化ビニルの外、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなど熱可塑製樹脂であればよい。
又、エンドレス成形機で突起を形成する際、板状樹脂を
所定寸法ごとに切断する構成とすることができる。更に
エンドレス成形機で突起を形成する際、同時に板状樹脂
に凹部を形成できるように構成することもできる。
(発明の効果) 本発明は上記構成、作用を有するので、製造コストの
安い押出成形により、多数の正確な形状の突起を上面又
は上下面に有する板状樹脂を任意の長さに成形すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示し、第1
図はその製造装置の原理図、第2図は第1図のA−A線
で切断した板状樹脂の断面図、第3図はエンドレス成形
機による工程の要部を示す断面図、第4図は成形された
板状樹脂の一部を切欠いて示す斜視図であり、第5図は
本発明の第2実施例のエンドレス成形機による工程の要
部を示す断面図、第6図は本発明の第3実施例により成
形された板状樹脂の一部を切欠いて示す斜視図、第7図
は本発明の第4実施例により成形された板状樹脂の一部
を切欠いて示す斜視図、第8図は第7図B−B線で切断
した板状樹脂の断面図である。 3……板状樹脂 3a……上面 3b……下面 4……突起 6……押出成形機 9……突条 11……エンドレス成形機 12……押圧帯 12b……凹部 22……ダイ部分

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出成形機により長手方向の突条が上面又
    は上下面に形成された板状樹脂を成形した後、その板状
    樹脂を未硬化状態の間にエンドレス成形機に導き、エン
    ドレス成形機の押圧帯に押圧されつつ同期移動させ、前
    記押圧帯に形成したダイ部分により、前記突条を所定間
    隔ごとに押圧分断し、その間に板状樹脂の上面又は上下
    面に多数の所定形状の突起を前記ダイ部分の凹部内に硬
    化形成することを特徴とする板状樹脂の成形法。
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