JP2524293Y2 - 耕うん爪の加工方法 - Google Patents
耕うん爪の加工方法Info
- Publication number
- JP2524293Y2 JP2524293Y2 JP1991056090U JP5609091U JP2524293Y2 JP 2524293 Y2 JP2524293 Y2 JP 2524293Y2 JP 1991056090 U JP1991056090 U JP 1991056090U JP 5609091 U JP5609091 U JP 5609091U JP 2524293 Y2 JP2524293 Y2 JP 2524293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- tilling
- tilling claw
- claw
- nail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は耕うん作業で耕うん爪を
ホルダに固着するのに、挟圧支持型を採用した耕うん爪
の被ホルダ部の加工に関するものである。
ホルダに固着するのに、挟圧支持型を採用した耕うん爪
の被ホルダ部の加工に関するものである。
【0002】
【従来の技術】耕うん爪13をホルダ20に固着するの
に従来方法は、図3(b)のように平鉄を「コ」の字状
に曲げ接合し長方形の形状を作る。耕うん爪はホルダよ
りやゝ小さく略同形状に耕うん爪の被ホルダ部を成型
し、耕うん爪の被ホルダ部をホルダに挿入し、横方向か
らボルトとナットで締め付けていた。しかしながらボル
トとナットによる固着方法は、耕うん爪を横方向から固
着するので塑性変形による初期弛み、ナットのネジ角度
による横方向の弛みが発生するため、一度増し締め作業
をする必要があった。増し締めをせず弛んだ状態で耕う
ん爪を使用し続けるとホルダの損傷、耕うん爪の破損な
どの要因になっていた。
に従来方法は、図3(b)のように平鉄を「コ」の字状
に曲げ接合し長方形の形状を作る。耕うん爪はホルダよ
りやゝ小さく略同形状に耕うん爪の被ホルダ部を成型
し、耕うん爪の被ホルダ部をホルダに挿入し、横方向か
らボルトとナットで締め付けていた。しかしながらボル
トとナットによる固着方法は、耕うん爪を横方向から固
着するので塑性変形による初期弛み、ナットのネジ角度
による横方向の弛みが発生するため、一度増し締め作業
をする必要があった。増し締めをせず弛んだ状態で耕う
ん爪を使用し続けるとホルダの損傷、耕うん爪の破損な
どの要因になっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、まず絶対に弛まない挟圧支持機構を採用し、挟圧
支持機構の特徴である耕うん爪の被ホルダ部の加工方法
を工夫し高精度を維持し、品質管理をし易くする点にあ
る。
点は、まず絶対に弛まない挟圧支持機構を採用し、挟圧
支持機構の特徴である耕うん爪の被ホルダ部の加工方法
を工夫し高精度を維持し、品質管理をし易くする点にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、矩形材料を
上下金型により傾斜面9、10、11、12を成形する
と同時に、左右に平行な直線部をもった突起部を成形
し、シェ−ビング金型にこの突起部をガイドにしての
せ、上方より押すことにより切り落とし高精度な寸法及
び形状をつくるものである。
上下金型により傾斜面9、10、11、12を成形する
と同時に、左右に平行な直線部をもった突起部を成形
し、シェ−ビング金型にこの突起部をガイドにしての
せ、上方より押すことにより切り落とし高精度な寸法及
び形状をつくるものである。
【0005】
【実施例】 図5は挟圧支持型の耕うん爪の全体図を示
す。図3の断面図(a)に書き表わしたように、挟圧は
C点付近で点もしくは微小な面積で接触することが望ま
しい。耕うん爪に掛る力P2(図5)が大きくなるとホ
ルダ20は弾性体であるので側壁21、22(ピンの反
対側の対象位置も含めて)を押し広げて固着する。耕う
ん爪13の被ホルダ部7の厚さ方向の寸法が小さければ
ホルダ20と耕うん爪13の間で間隙が発生して挟圧さ
れないし、逆に7部の幅が大きいとホルダに挿入できな
い。この挟圧支持型では、点もしくは微小な面積でホル
ダと接する部分は、7a、7bの稜線の位置である。そ
して適度な間隙(f)を有して保持されるのが望まし
い。さらに7部の幅は左右対象の位置に同じ寸法の幅に
加工をしておくと爪の固着時に耕うん爪13の傾斜がな
く耕うん爪の固着性能を十分発揮することができる。一
般に耕うん爪は平鉄の鋼板を加熱して成形加工をする。
図1の(a)は加工前の状態を示す。この状態で加熱さ
れた材料1は図3(b)の金型3の上に乗せられる。上
側の金型2で材料1を鍛圧する。この鍛圧時に耕うん爪
の被ホルダの傾斜面9、10、11、12が成形され、
平行な直線部をもった突起部(以下突起部という)4、
4aを発生させる。この突起部の発生は挟圧支持部の幅
7部を確保するために必要な突起部である。この突起部
を左右均等に揃えるために材料1は左右に倒れないよう
に金型2、3に対して略直角にする必要がある。 成
形が完了すると、第1工程(b)の2と3の金型は上下
に別れ、圧延加工をされた材料を取り出す。取り出され
た材料1aは次工程、図(c)の金型6aの上に突起部
を基準にして乗せられる。乗せられた材料1aに上方か
らパンチが下がり(P1)突起部4、4aを切り離し、被
ホルダ部の厚さ方向7の部分が成形される。突起部4、
4aが切り離された後幅7の部分は、6bの部分を通過
するのでシェ−ビング加工により寸法精度よく仕上が
る。
す。図3の断面図(a)に書き表わしたように、挟圧は
C点付近で点もしくは微小な面積で接触することが望ま
しい。耕うん爪に掛る力P2(図5)が大きくなるとホ
ルダ20は弾性体であるので側壁21、22(ピンの反
対側の対象位置も含めて)を押し広げて固着する。耕う
ん爪13の被ホルダ部7の厚さ方向の寸法が小さければ
ホルダ20と耕うん爪13の間で間隙が発生して挟圧さ
れないし、逆に7部の幅が大きいとホルダに挿入できな
い。この挟圧支持型では、点もしくは微小な面積でホル
ダと接する部分は、7a、7bの稜線の位置である。そ
して適度な間隙(f)を有して保持されるのが望まし
い。さらに7部の幅は左右対象の位置に同じ寸法の幅に
加工をしておくと爪の固着時に耕うん爪13の傾斜がな
く耕うん爪の固着性能を十分発揮することができる。一
般に耕うん爪は平鉄の鋼板を加熱して成形加工をする。
図1の(a)は加工前の状態を示す。この状態で加熱さ
れた材料1は図3(b)の金型3の上に乗せられる。上
側の金型2で材料1を鍛圧する。この鍛圧時に耕うん爪
の被ホルダの傾斜面9、10、11、12が成形され、
平行な直線部をもった突起部(以下突起部という)4、
4aを発生させる。この突起部の発生は挟圧支持部の幅
7部を確保するために必要な突起部である。この突起部
を左右均等に揃えるために材料1は左右に倒れないよう
に金型2、3に対して略直角にする必要がある。 成
形が完了すると、第1工程(b)の2と3の金型は上下
に別れ、圧延加工をされた材料を取り出す。取り出され
た材料1aは次工程、図(c)の金型6aの上に突起部
を基準にして乗せられる。乗せられた材料1aに上方か
らパンチが下がり(P1)突起部4、4aを切り離し、被
ホルダ部の厚さ方向7の部分が成形される。突起部4、
4aが切り離された後幅7の部分は、6bの部分を通過
するのでシェ−ビング加工により寸法精度よく仕上が
る。
【図1】本考案の工程図を示す。
【図2】耕うん爪13の斜視図を示す。
【図3】挟圧支持部型(a)とボルト、ナット締結方式
(b)の断面図。
(b)の断面図。
【図4】挟圧支持型の耕うん爪の図。
【図5】挟圧支持型の耕うん爪取り付け状態斜視図。
1 素材 2 成形上金型 3 成形下金型 4 突起部 5 パンチ 6 シェ−ビング金型 7 耕うん爪の被ホルダ部平行面 8 ガイドピン孔 9 傾斜面 10 傾斜面 11 傾斜面 12 傾斜面 13 挟圧支持型耕うん爪 14 挟圧支持型耕うん爪被ホルダ部 20 挟圧支持型ホルダ 21 挟圧支持型ホルダ傾斜面 22 挟圧支持型ホルダ傾斜面 23 ガイドピン 41 ボルト 42 従来型ホルダの断面 44 従来型耕うん爪の断面 45 ナット c 耕うん爪とホルダの接点 f 耕うん爪とホルダのなす間隙
Claims (1)
- 【請求項1】 耕うん軸30に固設された耕うん爪ホル
ダ20に耕うん爪13を保持する方法において、耕うん
爪に加わる耕うん抵抗を利用して確実に固着せしめる挟
圧支持機構を採用した耕うん爪の重要な挟圧支持部7、
7a、7bを成形するために、必要な平行な直線部をも
った突起部を上下金型により傾斜面9、10、11、1
2と同時に成形し、その後で、この突起部をシェ−ビン
グ金型により切り落とし高精度の寸法及び形状をつくる
ことを特徴とする加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991056090U JP2524293Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 耕うん爪の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991056090U JP2524293Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 耕うん爪の加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059733U JPH059733U (ja) | 1993-02-09 |
JP2524293Y2 true JP2524293Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=13017402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991056090U Expired - Lifetime JP2524293Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 耕うん爪の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524293Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125165Y2 (ja) * | 1971-11-13 | 1976-06-26 | ||
JPS5150760U (ja) * | 1974-10-15 | 1976-04-17 | ||
JPH0744522Y2 (ja) * | 1990-11-30 | 1995-10-11 | 株式会社竹中工務店 | 使用形態が可変の台車 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5183872A (ja) * | 1975-01-22 | 1976-07-22 | Kobashi Kogyo Kk | Konbanoseizohoho |
JPS548157A (en) * | 1977-06-22 | 1979-01-22 | Kobashi Kogyo Kk | Rolllforming of farm tool nail |
JPH02112844A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-04-25 | Musashi Seimitsu Ind Co Ltd | バリ取り装置 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP1991056090U patent/JP2524293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059733U (ja) | 1993-02-09 |
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