JPH06247336A - 位置調整装置 - Google Patents
位置調整装置Info
- Publication number
- JPH06247336A JPH06247336A JP3780993A JP3780993A JPH06247336A JP H06247336 A JPH06247336 A JP H06247336A JP 3780993 A JP3780993 A JP 3780993A JP 3780993 A JP3780993 A JP 3780993A JP H06247336 A JPH06247336 A JP H06247336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- lower arm
- eccentric cam
- adjusting device
- position adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リテーナの成形を容易とし、且つ偏心カムの
保持能力を向上する。 【構成】 リテーナ36の当接面36Aと交差する部位
が切欠き44とされている。これらの切欠き44は、リ
テーナ成形後にリテーナ36の当接面36Aと交差する
部位となるリヤクロスメンバ14の前壁部14Aの位置
に、予め、車幅方向に延びるスリットを平行に形成して
おき、これらのスリットの間の部位を曲げ加工によりリ
テーナ36に成形することで形成される。ロアアームブ
ラケットリヤ18の基部18Aのリテーナ26と切欠き
32も同様に形成される。
保持能力を向上する。 【構成】 リテーナ36の当接面36Aと交差する部位
が切欠き44とされている。これらの切欠き44は、リ
テーナ成形後にリテーナ36の当接面36Aと交差する
部位となるリヤクロスメンバ14の前壁部14Aの位置
に、予め、車幅方向に延びるスリットを平行に形成して
おき、これらのスリットの間の部位を曲げ加工によりリ
テーナ36に成形することで形成される。ロアアームブ
ラケットリヤ18の基部18Aのリテーナ26と切欠き
32も同様に形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置調整装置に関し、特
に、自動車のサスペンションにおいて、車輪のアライメ
ントを所定に設定すべく、揺動アームの位置を調整する
とき使用できる位置調整装置に関する。
に、自動車のサスペンションにおいて、車輪のアライメ
ントを所定に設定すべく、揺動アームの位置を調整する
とき使用できる位置調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のサスペンションにおい
て、車輪のアライメントを所定に設定するため、揺動ア
ームを車体に対して移動し、位置を調整する位置調整装
置が使用されており、その一例が、実開昭61−204
007号に示されている。
て、車輪のアライメントを所定に設定するため、揺動ア
ームを車体に対して移動し、位置を調整する位置調整装
置が使用されており、その一例が、実開昭61−204
007号に示されている。
【0003】図7に示される如く、これらの位置調整装
置は、ロアアーム取付用ボルト70の位置を、リヤクロ
スメンバ72とロアアームブラケットリヤ74とにそれ
ぞれ成形された一対のリテーナ76と、ロアアーム取付
用ボルト70の両側に配置され、一対のリテーナ76に
係合する偏心カム78とで、ロアアーム取付用ボルト7
0が貫通する長孔80の長手方向(図7の矢印K方向)
へ移動して調整するようになっている。
置は、ロアアーム取付用ボルト70の位置を、リヤクロ
スメンバ72とロアアームブラケットリヤ74とにそれ
ぞれ成形された一対のリテーナ76と、ロアアーム取付
用ボルト70の両側に配置され、一対のリテーナ76に
係合する偏心カム78とで、ロアアーム取付用ボルト7
0が貫通する長孔80の長手方向(図7の矢印K方向)
へ移動して調整するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この位
置調整装置では、図6に示される如く、一対のリテーナ
76は、それぞれ絞り加工によりロアアームブラケット
リヤ74に一体的に成形されている。また、図示を省略
したが、一対のリテーナ76は、リヤクロスメンバ72
にも同様に絞り加工により一体的に成形されている。従
って、偏心カム78(図7参照)の周縁部と当接するリ
テーナ76の当接面76Aと交差する壁部76Bにおい
て、材料流入が必要となる。このため、図7に示される
如く、リテーナ76の当接面76Aの隅となる部位の曲
率半径R1、R2と、ストレート部の長さLを確保する
とともに、板厚Mの減少を低減するには、リヤクロスメ
ンバ72とロアアームブラケットリヤ74とを予備成形
で図8(A)の形状に絞った後、リストライクして図8
(B)の形状に加工する必要がある。従って、2つのプ
レス型を用いて2工程が必要となるため、加工に手間が
かかる。
置調整装置では、図6に示される如く、一対のリテーナ
76は、それぞれ絞り加工によりロアアームブラケット
リヤ74に一体的に成形されている。また、図示を省略
したが、一対のリテーナ76は、リヤクロスメンバ72
にも同様に絞り加工により一体的に成形されている。従
って、偏心カム78(図7参照)の周縁部と当接するリ
テーナ76の当接面76Aと交差する壁部76Bにおい
て、材料流入が必要となる。このため、図7に示される
如く、リテーナ76の当接面76Aの隅となる部位の曲
率半径R1、R2と、ストレート部の長さLを確保する
とともに、板厚Mの減少を低減するには、リヤクロスメ
ンバ72とロアアームブラケットリヤ74とを予備成形
で図8(A)の形状に絞った後、リストライクして図8
(B)の形状に加工する必要がある。従って、2つのプ
レス型を用いて2工程が必要となるため、加工に手間が
かかる。
【0005】また、絞り加工上の制約から、リテーナ7
6の当接面76Aの隅の曲率半径R1、R2が大きくな
るため、ストレート部の長さLを長くできず、リテーナ
76の偏心カム保持能力を向上させ難い。
6の当接面76Aの隅の曲率半径R1、R2が大きくな
るため、ストレート部の長さLを長くできず、リテーナ
76の偏心カム保持能力を向上させ難い。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、リテーナの成
形が容易となり、且つ偏心カムの保持能力を向上するこ
とができる位置調整装置を得ることを目的とする。
形が容易となり、且つ偏心カムの保持能力を向上するこ
とができる位置調整装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の位置調整装置
は、対向する一対の壁部間に支持軸により被取付部材が
軸支され、前記各壁部から前記支持軸の両側に突出した
一対のリテーナにより前記支持軸の両端部に取り付けら
れた偏心カムの周縁部が挟持され、前記偏心カムを回転
させることにより前記被取付部材の位置を調整する位置
調整装置において、前記偏心カムの周縁部と当接する前
記リテーナの当接面と交差する部位を切欠きとし、リテ
ーナを曲げ加工により成形したことを特徴としている。
は、対向する一対の壁部間に支持軸により被取付部材が
軸支され、前記各壁部から前記支持軸の両側に突出した
一対のリテーナにより前記支持軸の両端部に取り付けら
れた偏心カムの周縁部が挟持され、前記偏心カムを回転
させることにより前記被取付部材の位置を調整する位置
調整装置において、前記偏心カムの周縁部と当接する前
記リテーナの当接面と交差する部位を切欠きとし、リテ
ーナを曲げ加工により成形したことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の位置調整装置では、偏心カムの周縁部
と当接するリテーナの当接面と交差する部位が切欠きと
されている。これらの切欠きは、リテーナ成形後にリテ
ーナの当接面と交差する部位となる位置に、例えば、ス
リットを平行に形成し、これらのスリット間の部位を曲
げ加工によりリテーナに成形することで形成される。即
ち、本発明の位置調整装置では、リテーナの当接面と交
差する部位を切欠きとすることで、曲げ加工によりリテ
ーナを成形することが可能となるため、絞り加工で成形
したリテーナに比べ、リテーナの当接面の隅の曲率半径
を小さくでき、これによってストレート部の長さを長く
できるため、偏心カムの保持能力を向上することができ
る。また、曲げ加工は、原則的に材料流入を必要としな
いため、リテーナの成形及びプレス型の設計が容易とな
る。さらに、成形時の板厚の減少も小さくなり、成形余
裕度も向上する。
と当接するリテーナの当接面と交差する部位が切欠きと
されている。これらの切欠きは、リテーナ成形後にリテ
ーナの当接面と交差する部位となる位置に、例えば、ス
リットを平行に形成し、これらのスリット間の部位を曲
げ加工によりリテーナに成形することで形成される。即
ち、本発明の位置調整装置では、リテーナの当接面と交
差する部位を切欠きとすることで、曲げ加工によりリテ
ーナを成形することが可能となるため、絞り加工で成形
したリテーナに比べ、リテーナの当接面の隅の曲率半径
を小さくでき、これによってストレート部の長さを長く
できるため、偏心カムの保持能力を向上することができ
る。また、曲げ加工は、原則的に材料流入を必要としな
いため、リテーナの成形及びプレス型の設計が容易とな
る。さらに、成形時の板厚の減少も小さくなり、成形余
裕度も向上する。
【0009】
【実施例】本発明の位置調整装置の一実施例について図
1〜図5に従って説明する。なお、図中矢印UPは車体
上方方向を示し、矢印FRは車体前方方向を示す。
1〜図5に従って説明する。なお、図中矢印UPは車体
上方方向を示し、矢印FRは車体前方方向を示す。
【0010】図5に示される如く、車体のサスペンショ
ンメンバアッシー10は、車幅方向に沿って平行に延び
るフロントクロスメンバ12及びリヤクロスメンバ14
と、これらのフロントクロスメンバ12及びリヤクロス
メンバ14の両端部が、アーク溶接された一対のサイド
メンバ16とで、井型状とされている。
ンメンバアッシー10は、車幅方向に沿って平行に延び
るフロントクロスメンバ12及びリヤクロスメンバ14
と、これらのフロントクロスメンバ12及びリヤクロス
メンバ14の両端部が、アーク溶接された一対のサイド
メンバ16とで、井型状とされている。
【0011】図4に示される如く、対向する一対の壁部
の一方としてのリヤクロスメンバ14の両端部の前壁部
14Aには、サスペンションのロアアームを支持するた
めのロアアームブラケットリヤ18がアーク溶接によっ
て固定されている。
の一方としてのリヤクロスメンバ14の両端部の前壁部
14Aには、サスペンションのロアアームを支持するた
めのロアアームブラケットリヤ18がアーク溶接によっ
て固定されている。
【0012】対向する一対の壁部の他方としてのロアア
ームブラケットリヤ18の基部18Aは、リヤクロスメ
ンバ14の前壁部14Aと略平行に対向しており、ロア
アームブラケットリヤ18の基部18Aの上部と、リヤ
クロスメンバ14の前壁部14Aの上部とには、サイド
メンバ16(図5参照)との合わせ部となる切欠き2
0、22がそれぞれ形成されている。
ームブラケットリヤ18の基部18Aは、リヤクロスメ
ンバ14の前壁部14Aと略平行に対向しており、ロア
アームブラケットリヤ18の基部18Aの上部と、リヤ
クロスメンバ14の前壁部14Aの上部とには、サイド
メンバ16(図5参照)との合わせ部となる切欠き2
0、22がそれぞれ形成されている。
【0013】ロアアームブラケットリヤ18の基部18
Aの下部には、車幅方向を長手方向とする長孔24が穿
設されており、この長孔24の長手方向両側には、一対
のリテーナ26が、リヤクロスメンバ14の反対側へ向
けて突出している。これらのリテーナ26の断面形状
は、ロアアーム取付面となる基部18Aから垂直に立ち
上がった当接面26Aと、この当接面26Aの頂部と基
部18Aとを結ぶ傾斜面26Bとからなる三角形状とさ
れている。
Aの下部には、車幅方向を長手方向とする長孔24が穿
設されており、この長孔24の長手方向両側には、一対
のリテーナ26が、リヤクロスメンバ14の反対側へ向
けて突出している。これらのリテーナ26の断面形状
は、ロアアーム取付面となる基部18Aから垂直に立ち
上がった当接面26Aと、この当接面26Aの頂部と基
部18Aとを結ぶ傾斜面26Bとからなる三角形状とさ
れている。
【0014】図1に示される如く、ロアアームブラケッ
トリヤ18の基部18Aに穿設された長孔24と対向す
るリヤクロスメンバ14の前壁部14Aの部位には、長
孔24と同一形状の長孔28が穿設されており、この長
孔28の長手方向両側には、一対のリテーナ36が、ロ
アアームブラケットリヤ18の反対側へ向けて突出して
いる。これらのリテーナ36の断面形状は、ロアアーム
取付面となる前壁部14Aから垂直に立ち上がった当接
面36Aと、この当接面36Aの頂部と前壁部14Aと
を結ぶ傾斜面36Bとからなる三角形状とされている。
トリヤ18の基部18Aに穿設された長孔24と対向す
るリヤクロスメンバ14の前壁部14Aの部位には、長
孔24と同一形状の長孔28が穿設されており、この長
孔28の長手方向両側には、一対のリテーナ36が、ロ
アアームブラケットリヤ18の反対側へ向けて突出して
いる。これらのリテーナ36の断面形状は、ロアアーム
取付面となる前壁部14Aから垂直に立ち上がった当接
面36Aと、この当接面36Aの頂部と前壁部14Aと
を結ぶ傾斜面36Bとからなる三角形状とされている。
【0015】図2に示される如く、長孔24、28に
は、支持軸としてのロアアーム取付用ボルト30が、リ
ヤクロスメンバ14側から挿入されており、このロアア
ーム取付用ボルト30により、ロアアームブラケットリ
ヤ18の基部18Aとリヤクロスメンバ14の前壁部1
4Aとの間に、被取付部材としてのサスペンションロア
アーム38が支持されている。
は、支持軸としてのロアアーム取付用ボルト30が、リ
ヤクロスメンバ14側から挿入されており、このロアア
ーム取付用ボルト30により、ロアアームブラケットリ
ヤ18の基部18Aとリヤクロスメンバ14の前壁部1
4Aとの間に、被取付部材としてのサスペンションロア
アーム38が支持されている。
【0016】また、リテーナ26の当接面26Aとリテ
ーナ36の当接面36Aとには、それぞれロアアーム取
付用ボルト30の両端部に取り付けられた偏心カム40
の周縁部40Aが挟持されている。従って、偏心カム4
0を回転させることによりサスペンションロアアーム3
8の位置を長孔24、28の長手方向(図2の矢印A方
向)へ調整できるようになっている。なお、ロアアーム
取付用ボルト30は、ナット42によって抜け落ちない
ようになっている。
ーナ36の当接面36Aとには、それぞれロアアーム取
付用ボルト30の両端部に取り付けられた偏心カム40
の周縁部40Aが挟持されている。従って、偏心カム4
0を回転させることによりサスペンションロアアーム3
8の位置を長孔24、28の長手方向(図2の矢印A方
向)へ調整できるようになっている。なお、ロアアーム
取付用ボルト30は、ナット42によって抜け落ちない
ようになっている。
【0017】また、偏心カム40の周縁部40Aと当接
するリテーナ26の当接面26Aと交差する部位には、
切欠き32が形成されており、偏心カム40の周縁部4
0Aと当接するリテーナ36の当接面36Aと交差する
部位には、切欠き44が形成されている。
するリテーナ26の当接面26Aと交差する部位には、
切欠き32が形成されており、偏心カム40の周縁部4
0Aと当接するリテーナ36の当接面36Aと交差する
部位には、切欠き44が形成されている。
【0018】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例の位置調整装置では、図1に示される如く、リテーナ
36の当接面36Aと交差する部位が切欠き44とされ
ている。これらの切欠き44は、リテーナ成形後にリテ
ーナ36の当接面36Aと交差する部位となるリヤクロ
スメンバ14の前壁部14Aの位置に、図3に示される
如く、予め、車幅方向に延びるスリット50を平行に形
成しておき、スリット50の間の部位を曲げ加工により
リテーナ36に成形することで形成される。ロアアーム
ブラケットリヤ18の基部18Aのリテーナ26と切欠
き32も同様に形成される。
例の位置調整装置では、図1に示される如く、リテーナ
36の当接面36Aと交差する部位が切欠き44とされ
ている。これらの切欠き44は、リテーナ成形後にリテ
ーナ36の当接面36Aと交差する部位となるリヤクロ
スメンバ14の前壁部14Aの位置に、図3に示される
如く、予め、車幅方向に延びるスリット50を平行に形
成しておき、スリット50の間の部位を曲げ加工により
リテーナ36に成形することで形成される。ロアアーム
ブラケットリヤ18の基部18Aのリテーナ26と切欠
き32も同様に形成される。
【0019】即ち、本実施例の位置調整装置では、リテ
ーナ26、36の当接面26A、36Aと交差する部位
を切欠き32、44とすることで、曲げ加工によりリテ
ーナ26、36を成形することが可能となるため、絞り
加工で成形したリテーナに比べ、リテーナ26、36の
当接面26A、36Aの隅の曲率半径R1、R2を小さ
くでき、これによって当接面26A、36Aのストレー
ト部の長さLを長くできるため、偏心カム40の保持能
力を向上することができる。
ーナ26、36の当接面26A、36Aと交差する部位
を切欠き32、44とすることで、曲げ加工によりリテ
ーナ26、36を成形することが可能となるため、絞り
加工で成形したリテーナに比べ、リテーナ26、36の
当接面26A、36Aの隅の曲率半径R1、R2を小さ
くでき、これによって当接面26A、36Aのストレー
ト部の長さLを長くできるため、偏心カム40の保持能
力を向上することができる。
【0020】また、曲げ加工は、原則的に材料流入を必
要としないため、リテーナの成形及びプレス型の設計が
容易となる。さらに、成形時の板厚の減少も小さくな
り、成形余裕度も向上する。
要としないため、リテーナの成形及びプレス型の設計が
容易となる。さらに、成形時の板厚の減少も小さくな
り、成形余裕度も向上する。
【0021】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の位置調整装置
は、対向する一対の壁部間に支持軸により被取付部材が
軸支され、各壁部から支持軸の両側に突出した一対のリ
テーナにより支持軸の両端部に取り付けられた偏心カム
の周縁部が挟持され、偏心カムを回転させることにより
被取付部材の位置を調整する位置調整装置において、偏
心カムの周縁部と当接するリテーナの当接面と交差する
部位を切欠きとし、リテーナを曲げ加工により成形した
ので、リテーナの形成が容易となり、且つ偏心カムの保
持能力を向上することができるという優れた効果を有す
る。
は、対向する一対の壁部間に支持軸により被取付部材が
軸支され、各壁部から支持軸の両側に突出した一対のリ
テーナにより支持軸の両端部に取り付けられた偏心カム
の周縁部が挟持され、偏心カムを回転させることにより
被取付部材の位置を調整する位置調整装置において、偏
心カムの周縁部と当接するリテーナの当接面と交差する
部位を切欠きとし、リテーナを曲げ加工により成形した
ので、リテーナの形成が容易となり、且つ偏心カムの保
持能力を向上することができるという優れた効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例の位置調整装置を示す車体斜
め後方から見た斜視図である。
め後方から見た斜視図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】本発明の一実施例の位置調整装置の製造工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の位置調整装置を示す車体斜
め前方から見た斜視図である。
め前方から見た斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の位置調整装置が適用された
サスペンションメンバアッシーを示す車体斜め後方から
見た斜視図である。
サスペンションメンバアッシーを示す車体斜め後方から
見た斜視図である。
【図6】従来例の位置調整装置を示す斜視図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】(A)及び(B)は従来例の位置調整装置の製
造工程を示す断面図である。
造工程を示す断面図である。
10 サスペンションメンバアッシー 14 リヤクロスメンバ 14A 前壁部(対向する一対の壁部) 18 ロアアームブラケットリヤ 18A 基部(対向する一対の壁部) 24 長孔 26 リテーナ 26A 当接面 28 長孔 30 ロアアーム取付用ボルト(支持軸) 32 切欠き 36 リテーナ 36A 当接面 38 サスペンションロアアーム(被取付部材) 40 偏心カム 40A 周縁部 44 切欠き 50 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 対向する一対の壁部間に支持軸により被
取付部材が軸支され、前記各壁部から前記支持軸の両側
に突出した一対のリテーナにより前記支持軸の両端部に
取り付けられた偏心カムの周縁部が挟持され、前記偏心
カムを回転させることにより前記被取付部材の位置を調
整する位置調整装置において、前記偏心カムの周縁部と
当接する前記リテーナの当接面と交差する部位を切欠き
とし、リテーナを曲げ加工により成形したことを特徴と
する位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3780993A JPH06247336A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3780993A JPH06247336A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 位置調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247336A true JPH06247336A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12507846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3780993A Pending JPH06247336A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06247336A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017200675A1 (de) | 2017-01-17 | 2018-07-19 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Einstellvorrichtung zur Spureinstellung an einer Radaufhängung eines Kraftfahrzeugs |
DE102019120369B3 (de) * | 2019-07-29 | 2020-11-05 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Fahrwerkbauteil |
EP4378718A1 (de) * | 2022-11-30 | 2024-06-05 | Benteler Automobiltechnik GmbH | Fahrwerkbauteil und verfahren zur herstellung eines fahrwerkbauteils |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP3780993A patent/JPH06247336A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017200675A1 (de) | 2017-01-17 | 2018-07-19 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Einstellvorrichtung zur Spureinstellung an einer Radaufhängung eines Kraftfahrzeugs |
DE102019120369B3 (de) * | 2019-07-29 | 2020-11-05 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Fahrwerkbauteil |
US11260715B2 (en) | 2019-07-29 | 2022-03-01 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Chassis component |
EP4378718A1 (de) * | 2022-11-30 | 2024-06-05 | Benteler Automobiltechnik GmbH | Fahrwerkbauteil und verfahren zur herstellung eines fahrwerkbauteils |
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