JP2526241Y2 - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP2526241Y2
JP2526241Y2 JP4470291U JP4470291U JP2526241Y2 JP 2526241 Y2 JP2526241 Y2 JP 2526241Y2 JP 4470291 U JP4470291 U JP 4470291U JP 4470291 U JP4470291 U JP 4470291U JP 2526241 Y2 JP2526241 Y2 JP 2526241Y2
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JP
Japan
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clip
pair
substrate
holding portion
hook
Prior art date
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JP4470291U
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English (en)
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JPH04128512U (ja
Inventor
正一 辻口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、金属板等の被装着材に
装着する熱可塑性樹脂よりなるクリップに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】クリップは、被装着材に開けた孔にクリ
ップ機能部を嵌込んで装着するように構成してあるが、
長方形状基板の大きさのものを安定した状態で装着でき
るように、従来のクリップにおいては、クリップ機能部
の鈎部間を前記基板の大きさに応じて長くとっているた
めに被装着材に開ける孔の形状を長孔にする必要があ
り、従って孔加工には刃物等を使ったプレス加工が必要
である。
【0003】しかしながら、被装着材の厚さが厚かった
り、被装着材が積層品であったりすると、孔加工を施し
た時、孔の周囲が変形して、孔寸法にバラツキを生じ、
安定せず、クリップを装着することが出来なかったり、
装着することが出来ても、ガタツキ・脱落等の不具合を
生じたりすると言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のクリップは、被装着材に開ける孔の形状を
真円でなく、長孔にする必要があり、そのため孔寸法に
バラツキを生じ、安定せず、クリップを装着することが
出来なかったり、装着することが出来ても、ガタツキ・
脱落等の不具合を生じたりすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、長方形板状基
板2の表面の側の底辺に沿って、被装着材10の底辺を
嵌込み且つ保持する被装着材保持部3を一体に形成し、
同表面側で且つ上辺寄り左右をそれぞれ内向きU字状に
くりぬいて撓み孔5,5を形成し、それにより一対の撓
み片4,4を形成し、その撓み片4,4の先端且つ表面
側に、被装着材10に開けた一対の円形孔H,Hに嵌込
むところの基部6a,6aと保持部3とは反対側に突出
した鈎部6b,6bとよりなり、且つ鈎部6bの下辺側
を鉛直平面に且つ上辺側を截頭円錐の一部より構成して
なる一対のクリップ機能部6,6を突設すると共に、撓
み孔5,5に接する基板表面上の底辺側にガイド7,7
を突設したものである。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参考にして説明する
と、1は本考案の熱可塑性樹脂のクリップであって、ポ
リアセタール、ナイロン、PBT等よりなり、次のよう
に構成される。すなわち、長方形板状基板2の表面側の
底辺に、被装着材10の底辺を嵌込み且つ保持する被装
着材保持部3を一体に形成してあり、同表面側で且つ上
辺寄り左右に、基板2を内向きU字状にくりぬいて撓み
孔5,5を形成し、結果的に基板2の中心線側からそれ
ぞれ左右両側に対称に一対の撓み片4,4を突出させ、
その撓み片4,4の先端且つ表面側に、被装着材10に
開けた一対の円形孔H,Hに嵌込む一対のクリップ機能
部6,6を突設すると共に、撓み孔5,5に接する基板
表面上の底辺側にガイド7,7を突設してある。
【0007】さらに具体的に説明すると、被装着材保持
部3の内側には前記被装着材10の一端を嵌込む溝Cを
形成してあり、その溝Cの基板2の延長線上の内面に浅
い窪みVを形成してある。溝Cの幅T2は被装着材10
の厚さT1よりに等しいか、僅かに大きくしてある。各
クリップ機能部6は、保持部3側が鉛直平面で且つ保持
部3とは反対側が円筒の一部よりなる基部6aと、保持
部3側が鉛直平面で且つ保持部3とは反対側が截頭円錐
の一部よりなる鈎部6bとよりなる。なお、鈎部6bの
挟み込み高さT3は被装着材10の厚さT1よりに等しい
か、僅かに大きくしてある。
【0008】なお、各クリップ機能部6と各撓み孔5を
隔てた保持部3寄りの基板2には、先端を保持部3側が
截頭円錐の一部、及び保持部3とは反対側が鉛直平面よ
りなる形状に形成したクリップ機能部6と対のガイド7
を突接してある。また、前記基部6aとガイド7とを包
む仮想円筒面の径D2は孔Hの径D1に等しいか、僅かに
大きくしてある。
【0009】作用について説明すると、図4に示すよう
に被装着材10の先端にクリップ1の被装着材保持部3
を近付け、且つクリップ機能部6,6を被装着部10よ
り若干離した状態に傾けて、先ず被装着材10の一端を
保持部3の溝Cに嵌込む。その際、溝Cの基板2側の内
面に窪みVを形成してあるため、被装着材10の先端を
容易に嵌込むことが出来る。
【0010】次に基板2のクリップ機能部6,6側の裏
面を押すと、クリップ機能部6,6及びガイド7,7は
被装着材10の円形孔H,Hに押込まれ、鈎部6a,6
aは対応する円形孔H,Hを突抜け、基板2は被装着材
10に密着し、装着される。その際、各鈎部6bは保持
部3とは反対側が、それと対の各ガイド7は保持部3側
がそれぞれ截頭円錐の一部になっており、組み合わせた
ものが先細になっており、且つ各クリップ機能部6及び
撓み片5が撓み易くなっているため、各クリップ機能部
6の膨大部6aを対応する円形孔Hに容易に嵌込み、突
抜けさせることが出来、クリップ1を被装着材10に装
着することが出来る。
【0011】しかも、クリップ1は装着後、中心線に沿
って移動させる力が作用しても、クリップ機能部6及び
保持部3の両者に阻止されて、脱落することなく、ま
た、被装着材10に垂直な方向に剥離させようとして
も、鈎部6b,6b及び保持部3の両者に阻まれて抜落
ちることはない。
【0012】さらに、被装着材10の孔H,Hの形状は
真円であるため、孔加工はエンドミル・ドリル加工でも
可能であり、孔寸法が安定し、且つ変形も少ないと言う
利点が生じる。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
被装着材10に開ける孔H,Hの形状が真円であって、
孔寸法が安定しており、クリップ1を被装着材10に容
易に装着することが出来ると共に、強固に保持すること
が出来、脱落等の問題を生ずることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案を被装着材に装着した状態を示す斜視図
である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本考案を被装着材に装着する過程を示す図1の
A−A断面図である。
【図5】本考案を実施例を被装着材に装着した状態を示
す図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 クリップ 2 基板 3 被装着材保持部 4 撓み片 5 撓み孔 6 クリップ機能部 6a 基部 6b 鈎部 7 ガイド 10 被装着材 C 溝 D1 孔径 D2 仮想円筒面径 T1 被装着材厚さ T2 溝幅 T3 鈎部の挟み込み高さ H 円形孔 V 溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形板状基板(2)の表面側底辺に沿
    って、被装着材(10)の底辺を嵌込み且つ保持する被
    装着材保持部(3)を一体に形成し、同表面側で且つ上
    辺寄り左右をそれぞれ内向きU字状にくりぬいて撓み孔
    (5,5)を形成し、それにより一対の撓み片(4,
    4)を形成し、その撓み片(4,4)の先端且つ表面側
    に、被装着材(10)に開けた一対の円形孔(H,H)
    に嵌込むところの基部(6a,6a)と保持部(3)と
    は反対側に突出した鈎部(6b,6b)とよりなり、且
    つ該鈎部(6b)の下辺側を鉛直平面に且つ上辺側を截
    頭円錐の一部より構成してなる一対のクリップ機能部
    (6,6)を突設すると共に、撓み孔(5,5)に接す
    る基板表面上の底辺側にガイド(7,7)を突設してな
    る熱可塑性樹脂製クリップ。
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JPH04128512U JPH04128512U (ja) 1992-11-24
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JP4536453B2 (ja) * 2004-08-05 2010-09-01 パナソニック株式会社 保持固定具及び保持固定構造並びにこれらを備えた画像形成装置
JP6440311B2 (ja) * 2015-01-19 2018-12-19 株式会社オカムラ 板部材の連結構造、椅子の荷重支持構造、及び椅子

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