JP3069615U - 袋物・鞄等の下げ部材用連結環構造 - Google Patents

袋物・鞄等の下げ部材用連結環構造

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JP3069615U
JP3069615U JP1999009453U JP945399U JP3069615U JP 3069615 U JP3069615 U JP 3069615U JP 1999009453 U JP1999009453 U JP 1999009453U JP 945399 U JP945399 U JP 945399U JP 3069615 U JP3069615 U JP 3069615U
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shaft
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芳男 中村
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株式会社トーア
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な耐久性を有し、ピン脱落を生じず、環
主体からピン頭を露出せず、安全で体裁の良い優れた鞄
の把手の取付構造等を提供する。 【解決手段】 環主体、軸ピン及び軸ピン固定具からな
る袋物・鞄等の下げ部材用連結環構造で、前記環主体(1
0)は、開脚構成とした脚部(105)両端の同一軸線上に軸
支用ボス(100)を対設し、その一方の軸支用ボス(100A)
には軸ピン(11)を通すストレートの軸孔(102)を、他方
の軸支用ボス(100B)には前記軸ピン固定具(12)が収まる
座繰孔(101)を、それぞれ中心線上として形成し、軸ピ
ン(11)は、前記ストレートの軸孔(102)に一端部が挿入
支持される軸ピン主体(110)の他端部に、前記座繰孔(10
1)の小径孔を貫通して座繰孔内へ突出する拡径頭部を具
備した止軸部(112)を設け、前記軸ピン固定具(12)は、
前記座繰孔内で拡径頭部を地獄止めする弾性を具備した
爪片(121)若しくは突起を設け、前記環主体(10)に下げ
部材を、軸ピン(11)に鞄等に固定した取付部材を連結し
た袋物等の下げ部材用連結環構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、袋物や鞄における把手やショルダーベルト(以下、単に「下げ部材 」という。)を前記袋物・鞄の本体(以下、単に「鞄本体」という。)に取付け るための連結環構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
袋物・鞄等の下げ部材用の連結環構造に関しては、図7に示すように、開環形 状を有する金属製線材からなる環主体(90)と、該環主体(90)の両端部に設けられ た孔へ連通、螺合する螺子ピン(91)とから構成される連結環(9) の構造(以下、 先行技術1という。)が、公知である。
【0003】 また、袋物・鞄等の下げ部材用の連結環構造に限らず、一般的なピンの取付構 造としては、例えば、特開平8―93735号に開示されるような、係止め頭部 と該係止め頭部に繋がる軸部および該軸部に繋がる係止め末部から構成され、前 記係止め頭部の略くの字状返り爪に係る部位がピン取付け方向垂直方向に対して 平面であるピンと、該ピンのピン取付け口を有し、前記略くの字状返り爪複数個 が該略くの字状返り爪の開口部を前記ピン取付け口内側に向け、ピン取付け方向 に、前記ピン取付け口に一体成形されているピン取付け部材とを備えたピン取付 け構造(以下、先行技術2という。)が公知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
下げ部材と、鞄本体との連結部分は、使用中に急激な負荷がかかりやすく、耐 久性が要求されるものであるが、ここで、先行技術1においては、長期間の使用 によって、螺子ピンが緩み、コの字形状の環主体から該螺子ピンが脱落すること となり、結果として、下げ部材が鞄から外れる危険性があった。
【0005】 また、これに加えて、製造過程においては、当該箇所への螺子の取付けはドラ イバーを片手に持ちながら行なわなければならないことから、作業上非常に手間 である点も問題であった。
【0006】 一方、前記したように、先行技術2におけるピンの取付け構造を、袋物・鞄等 の下げ部材用の連結環構造を下げ部材部分に使用する場合には、返り爪がピン取 付口まで延設される構成であることから、結果としてピンの頭全体が環主体から 露出することとなり、この結果、連結環の体裁が悪くなるとともに、露出したピ ン頭によって、指や衣服を引っ掻いたり、紐状物等の他のものが引っ掛かる惧れ があり、危険である。
【0007】 また、露出したピン頭が外部から押圧されることにより、軸ピンの抜け方向に 該押圧力がはたらき、これを僅かなピン頭における係合部分及び軸孔周縁によっ て受けることから、係合部分が変形、破損若しくはピンの外れを招来する惧れが あり、好ましくない。
【0008】 更に、この場合、非常に僅かなスペースへ、ピンの取付を行なうことから、合 成樹脂を一体成形して行なう先行技術2の発明は、下げ部材を鞄本体に取付ける ための連結環構造として用いることは、極めて困難である。
【0009】 本考案は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、鞄等の下げ部材に要求さ れる十分な耐久性を具備するとともに、環主体からのピンの脱落を生じず、また 、鞄等の下げ部材における環主体からピン頭を露出せず、安全で体裁がよく、組 立作業性にも優れた袋物・鞄等の下げ部材用連結環構造を提供することを課題と する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
環主体、軸ピン及び軸ピン固定具とからなる袋物・鞄等の下げ部材用連結環構 造であって、前記環主体は、開脚構成とした脚部両端の同一軸線上に軸支用ボス を対設し、その一方の軸支用ボスには軸ピンを通すストレートの軸孔を、他方の 軸支用ボスには、前記軸ピン固定具が収まる座繰孔を、それぞれ中心線上に形成 したものとし、軸ピンは、前記ストレートの軸孔に一端部が挿入支持される軸部 の他端部に、前記小径孔を貫通して座繰孔内へ突出する拡径頭部を具備した止軸 を設けた構成とし、また前記軸ピン固定具は、前記座繰孔内で拡径頭部を地獄止 めする弾性を具備した爪片若しくは突起を設けたものとし、前記環主体に下げ部 材を、軸ピンには鞄等に固定した鞄側環体を連結するようにしたことを特徴とす る袋物、鞄等の下げ部材用連結環構造を解決手段とする。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、環主体、軸ピン及び軸ピン固定具とからなる袋物・鞄等の下 げ部材用連結環構造であって、前記環主体は、開脚構成とした脚部両端の同一軸 線上に軸支用ボスを対設し、その一方の軸支用ボスには軸ピンを通すストレート の軸孔を、他方の軸支用ボスには、前記軸ピン固定具が収まる座繰孔を、それぞ れ中心線上に形成したものとし、軸ピンは、前記ストレートの軸孔に一端部が挿 入支持される軸部の他端部に、前記小径孔を貫通して座繰孔内へ突出する拡径頭 部を具備した止軸を設けた構成とし、また前記軸ピン固定具は、前記座繰孔内で 拡径頭部を地獄止めする弾性を具備した爪片若しくは突起を設けたものとし、前 記環主体に下げ部材を、軸ピンには鞄等に固定した鞄用環体を連結する取付構造 としたことから、軸ピンの拡径頭部を環主体から外部へ露出せずに、前記軸ピン の固着ができ、この結果、外観体裁を良好とすることができることは勿論、指や 衣服を引っ掻いたり、他のものが引っ掛かる惧れを排除でき、更には、拡径頭部 を外部から押圧されることもなく、軸ピンが脱落する惧れを排除することができ る。
【0012】 また、下げ部材の連結環においては、軸孔自体が微小なものであり、このよう な箇所に自由な加工を行なうことは困難であるが、軸ピンに対する係合部を有す る軸ピン固定具を別途設けたことにより、軸孔内部の形状を簡単とすることがで き、その結果、極めて僅かなスペースに軸ピンを取付ける場合において、軸ピン の拡径頭部を露出させず、また軸ピンの外れを生じることのない優れた効果を発 揮することができる。
【0013】 特に、このような構成とすることで、例えば、先行技術1のように螺子ピンで 固定する場合にはドライバーによって固定しなければならないことに比べ、押圧 力若しくは打撃力によって軸ピンと軸ピン固定具を係合させるだけでよいことか ら、極めて簡単、かつ迅速に取付けを行なうことができる。
【0014】 また、バネ性を有する金属薄板からなる円筒形状を有し、その周面に爪片形成 用切欠を打抜形成された舌片を内側へ傾倒した爪部を具備した軸ピン固定具とし た場合には、金属薄板の簡単な加工のみで製造することができ、軽量且つ十分な 強度を有した連結環を提供することができる。
【0015】 更に、軸ピン固定具は、熱可塑性合成樹脂製の管状成形物とし、外周面の一部 に切欠きを形成するとともに、該切欠きの両端に連続するスリットを設けて、周 面から独立した突起を形成し、該突起の先端部は、軸ピン挿入側に傾斜面を形成 した掛部を内側に向けて延設した構成とした場合には、座繰孔内に突起が傾倒す るための空間を形成することとなり、軸ピンの挿入に対し、前記突起が樹脂弾性 により切欠き側へ傾くことにより、軸ピンの挿入を可能とし、上記と同様の作用 効果を得ることができる。
【0016】
【考案の実施の形態及び実施例】
図1は本考案の実施例1に係る鞄の把手の取付構造を示す組立説明図、図2は 本考案の実施例1に係る鞄の把手の取付構造のうち、連結環の構成を示す断面図 及び一部拡大断面図、図3は本考案の実施例1に係る軸ピン固定具を示す平面図 、正面図及びA−A断面図、図4は本考案の実施例2に係る下げ部材の取付構造 のうち、連結環の構成を示す断面図及び一部拡大断面図、図5は本考案の実施例 2に係る軸ピン、軸ピン固定具及び環主体の一部の組立状態を示す斜視図、図6 は本考案の実施例1に係る下げ部材用の連結環を用いた鞄を示す説明図である。
【0017】 本考案の実施例1に係る鞄の把手の取付構造は、図1から図3、及び図6に示 すように、スーツケースの把手(2) における両端部に設けられた把手側孔部(21) と、鞄主体(4) に金属製リベット及び縫着によって固着された鞄側環体(3) とを 、連結環(1) によって連結するものであり、前記連結環(1) は、亜鉛製の環主体 (10)、真鍮製の軸ピン(11)及び燐青銅製の軸ピン固定具(12)とから構成され、ま た、前記環主体(10)は、前記軸ピンを連通すべく、開環した脚部両端に設けられ た軸支用ボス(100)のうち一方の軸支用ボス(100A)にはストレートの直径3.2 mmの軸孔(102)、他方の軸支用ボス(100B)には、大径孔直径3.2mm、小径 孔直径2.4mmの径を有する座繰孔(101)を、各々の中心軸を同一延長線上と して形成し、 軸ピン固定具(12)は、厚さ0.3mm、幅3mm、長さ4.5mmの燐青銅の 薄板を巻いて、軸ピン(11)が挿入可能となる内径2.4mm、外径及び高さ3m mの円筒形状となる固定具本体(122)を形成し、その外周面の同一円周上の3箇 所に、爪片形成用切欠(128)を打抜き形成することにより形成される舌片を、円 筒内面側に折曲して爪片(121)とし、 軸ピン(11)は、直径3mmの軸ピン主体(110)と止軸部(112)とからなり、ここ で止軸部(112)は、前記軸ピン主体(110)に連続し、且つ座繰孔(101)の小径孔に 嵌入可能となる直径2.2mmの軸部分の一部に挿入側先端の一部を直径1.4 mmの小径部(116)としたものであり、更に前記止軸部(112)の先端に周段部(114 )を設けて直径2.2mmとした先端テーパー状の拡径頭部(111)とを形成したも のであり、 前記環主体(10)を把手(2) の両端部に設けた把手側孔部(21)に通した後、前記 軸ピン固定具(12)を、座繰孔(101)における大径孔側から、内部当接面(104)を当 たりとして嵌入し、 前記軸ピン(11)を、ストレートの軸孔(102)に対して外側から、該軸孔(102)、 鞄側環体(3) に形成される環部(30)、座繰孔(101)の順に連通し、該座繰孔(101) に嵌入された軸ピン固定具(12)の前記爪片(121)に対して、拡径頭部(111)の段部 (114)と係合するとともに、軸ピン主体段部(115)が座繰孔縁部(103)を圧迫する ものとした取付構造である。
【0018】 このような取付構造とすることによって、軸ピン(11)挿入時においては、軸ピ ン(11)の拡径頭部(111)が、固定具孔部(120)内に設けられた爪片(121)の傾斜面 に沿って、固定具孔部(120)内をすすみ、これに伴って爪片(121)は金属弾性によ って僅かに開き、拡径頭部(111)が更に進入することとなり、爪片(121)が拡径頭 部(111)の段部(114)に落込むとともに、爪片(121)は元の状態に復帰するととも に、軸ピン主体段部(115)が座繰孔縁部(103)に当接して押圧することとなり、軸 ピン(11)が軸ピン固定具(12)にロックされることとなる。
【0019】 尚、本実施例1以外の軸ピン固定具における金属材料として、例えば、ステン レスや真鍮等、爪片のバネ性を発揮できる程度の金属弾性を有するものが使用で きる。
【0020】 また、爪片(121)の数は、本実施例に限られるものではなく、一つであっても よいが、係合時における軸ピン(11)の歪みを生じないように、2つ以上の爪片(1 21)を、対向して設けることもできる。
【0021】 次に、本考案の実施例2に係る下げ部材部材用連結環構造は、図4に示すよう に、構成上に関する限り、軸ピン(11)及び軸ピン固定具(12)のみが実施例1と相 違するものである。
【0022】 即ち、本考案の実施例2に係る軸ピン固定具(12)は、図5に示すように、ポリ アセタール樹脂(主成分ポリオキシメチレン、商品名ジュラコン)を使用した直 径5mm、高さ3.5mm、軸孔内径2.1mmの管状成形物であり、外周面の 一部に切欠き(127)を形成するとともに、該切欠き(127)の両端に連続する長さ2 mmのスリット(124)を設けて、周面から独立した突起(125)を形成し、該突起(1 25)の先端部は、軸ピン挿入側に傾斜面を形成した掛部(123)を内側に向けて延設 したものである。
【0023】 また、これに対応して、軸ピン(11)は、拡径頭部(111)と軸ピン主体(110)の間 にテーパー状の小径部(116)を有する止軸部(112)を形成したものである。
【0024】 これによって、環主体(10)に穿設される最大径5.2mmの座繰孔(101)に嵌 入される軸ピン固定具(12)の前記突起(125)に対して軸ピン(11)の拡径頭部(111) の周段部(114)が掛止するとともに、前記軸ピン主体(110)の軸ピン主体段部(115 )が座繰孔(101)を有する軸支用ボス(100B)に当接することとなり、軸ピン(11)が 軸固定具(12)にロックされるものである。
【0025】 この際に、本実施例2においては、外周面に形成された前記切欠きによって、 座繰孔(101)内に突起(125)が傾倒するための空間(13)を形成することにより、軸 ピン(11)の挿入に対し、突起(125)全体が空間(13)内へ傾倒することにより、軸 ピン(11)の挿入を可能とするものである。
【0026】 尚、本実施例2以外の軸ピン固定具(12)における合成樹脂として、例えば、ポ リカーボネート、ナイロン等、ある程度の突起(125)の樹脂弾性を担保可能な熱 可塑性合成樹脂が使用できる。
【0027】 また、本考案においては、種々の鞄の把手に使用できることは勿論、例えば、 ショルダーベルト式の鞄であっても、該ショルダーベルトの両端部に設けられた 孔部と、鞄本体に固着された鞄側環体とを連結環によって連結する場合にも使用 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1に係る下げ部材の取付構造を
示す組立説明図である。
【図2】本考案の実施例1に係る下げ部材の取付構造の
うち、連結環の構成を示す断面図及び一部拡大断面図で
ある。
【図3】本考案の実施例1に係る軸ピン固定具を示す平
面図、正面図及びA−A断面図である。
【図4】本考案の実施例2に係る下げ部材の取付構造の
うち、連結環の構成を示す断面図及び一部拡大断面図で
ある。
【図5】本考案の実施例2に係る軸ピン、軸ピン固定具
及び環主体の一部の組立状態を示す斜視図である。
【図6】本考案の実施例1に係る下げ部材用の連結環を
用いた鞄を示す説明図である。
【図7】先行技術1に係る袋物・鞄等の下げ部材用の連
結環の取付構造を示す説明図である。
【符号の説明】
(1) 連結環 (10) 環主体 (100) 軸支用ボス (101) 座繰孔 (102) 軸孔 (103) 座繰孔縁部 (104) 内部当接面 (105) 脚部 (11) 軸ピン (110) 軸ピン主体 (111) 拡径頭部 (112) 止軸部 (114) 周段部 (115) 軸ピン主体段部 (116) 小径部 (12) 軸ピン固定具 (120) 固定具孔部 (121) 爪片 (122) 固定具本体 (123) 掛部 (124) スリット (125) 突起 (126) 傾斜面 (127) 切欠き (128) 爪片形成用切欠 (13) 空間 (2) 把手 (21) 把手側孔部 (3) 鞄側環体 (4) 鞄主体 (9) 連結環 (90) 環主体 (91) 螺子ピン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環主体、軸ピン及び軸ピン固定具とから
    なる袋物・鞄等の下げ部材用連結環構造であって、 前記環主体(10)は、開脚構成とした脚部(105)両端の同
    一軸線上に軸支用ボス(100)を対設し、その一方の軸支
    用ボス(100A)には軸ピン(11)を通すストレートの軸孔(1
    02)を、他方の軸支用ボス(100B)には、前記軸ピン固定
    具(12)が収まる座繰孔(101)を、それぞれ中心線上に形
    成したものとし、 軸ピン(11)は、前記ストレートの軸孔(102)に一端部が
    挿入支持される軸ピン主体(110)の他端部に、前記座繰
    孔(101)における小径孔を貫通して座繰孔(101)内へ突出
    する拡径頭部(111)を具備した止軸部(112)を設けた構成
    とし、 また前記軸ピン固定具(12)は、前記座繰孔(101)内で拡
    径頭部(111)を地獄止めする弾性を具備した爪片(121)若
    しくは突起(125)を設けたものとし、 前記環主体(10)に下げ部材を、軸ピン(11)には鞄等に固
    定した鞄側環体(3) を連結したことを特徴とする袋物、
    鞄等の下げ部材用連結環構造。
  2. 【請求項2】 軸ピン固定具(12)は、バネ性を有する金
    属薄板からなる円筒形状を有し、その周面に爪片形成用
    切欠(128)を打抜形成された舌片を内側へ傾倒した爪部
    (121)を具備したことを特徴とする請求項1記載の袋
    物、鞄等の下げ部材用連結環構造。
  3. 【請求項3】 軸ピン固定具(12)は、熱可塑性合成樹脂
    製の管状成形物とし、外周面の一部に切欠き(127)を形
    成するとともに、該切欠き(127)の両端に連続するスリ
    ット(124)を設けて、周面から独立した突起(125)を形成
    し、該突起(125)の先端部は、軸ピン挿入側に傾斜面(12
    6)を形成した掛部(123)を内側に向けて延設したことを
    特徴とする請求項1記載の袋物、鞄等の下げ部材用連結
    環構造。
JP1999009453U 1999-12-13 1999-12-13 袋物・鞄等の下げ部材用連結環構造 Expired - Lifetime JP3069615U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8485573B2 (en) 2009-10-07 2013-07-16 Kabushiki Kaisha Honda Lock Handle device for vehicle door

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