JPS586333Y2 - バツク用シヨルダ−紐取付具 - Google Patents

バツク用シヨルダ−紐取付具

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JPS586333Y2
JPS586333Y2 JP5920680U JP5920680U JPS586333Y2 JP S586333 Y2 JPS586333 Y2 JP S586333Y2 JP 5920680 U JP5920680 U JP 5920680U JP 5920680 U JP5920680 U JP 5920680U JP S586333 Y2 JPS586333 Y2 JP S586333Y2
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JP5920680U
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耕一 須田
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はバック用ショルダー紐、チェーン、手下げ紐
等のバック用紐取付具の改良に関するものである。
従来の板バネを利用したバック用紐取付具は第1図に示
すようにチャンネル部材1に板バネ9を取付けるのにネ
ジ10が使用されていた。
そのため螺着が可能なようにチャンネル部材1の一端3
に厚みを持たせ、雌ねじ7を切り、チャンネル部材底部
2の他端に設けられた開口部4との間は、切削によって
テーパー5が設けられていた。
また、板バネ9は底部裏面6にネジ10により螺着され
ているため、板バネ9とネジの頭部10がチャンネル部
材1の内部に納まるように、チャンネル部材底部裏面6
には第二溝部8が切削により設けられていた。
また、板バネ9が常時蝶杆13に当接するように板バネ
9は多少蝶杆側に折曲されている。
さらにプレート状の脚部12はチャンネル部材の底部2
の両端に溶接によって固着され、垂下している。
従来技術はこのような構造になっていたため以下のよう
な欠点があった。
第一に板バネが1個のネジによって螺着されているため
長期にわたへ使用されているうちにネジが緩み易く、蝶
杆のクリック動作が不能になり易い。
第二に構造が複雑で成形が困難であると同時に、切削、
加工等の工程を必要としていた。
そのため製造時間がかかり、またコストも高くついてし
まう。
第三に取付具の厚みはできるだけ薄い方が外観上も美し
く、使用の際にもバッグの内容物にひっかかり損償を与
えることが少ないが螺着式ではネジのはめあい長さの分
だけ厚みが必要となってしまい、外観も良くなく、内容
物に引掛かり損償を与えていた。
第四にプレート状脚部は、路線接触でチャンネル部材の
底部に溶接により固着されているため十分な強度が得ら
れなかった。
この考案はバック用紐取付具のチャンネル部材の両端に
おいて板バネとチャンネル部材底部を重ね合わせた状態
で挾持する挟持部とこの挟持部に垂下された脚部から構
成される固定部材をチャンネル部材に固着することによ
り、上記欠点を解消することを目的とするもので゛ある
次に図面に基いてこの考案の実施例を説明する。
第2図及び第3図はこの考案の第1実施例を示したもの
で、第2図は斜視図、第3図はA−A’面における縦断
面図である。
このバック用ショルダー紐取付具はチャンネル部材14
と、板バネ20と挾持部23,23’及び脚部22.2
2’が一体に成形された一対の固定部材21.21’と
蝶杆25とからなっている。
チャンネル部材14の底部15の略中央に開口16が打
ち抜き成形されている。
上記チャンネル部材の溝内17の底部15には板バネ2
0が重ね合わされ、開口部16を塞いでいる。
そしてチャンネル部材の底部15と板バネ20の両端部
は板材を折曲した固定部材21.21’の上方の一対の
挾持部23.23’によって挾持されている。
そして固定部材21.21’の下方はバックに取り付け
るための脚部22.22’となっている。
さらに詳しく説明すると、上記チャンネル部材14の両
端において上記底部15及び板バネ20の両端部は一対
の固定部材21.21’の上方の断面コ字状の挾持部2
3,23’によって挾持されている。
上記挾持部23,23’の下部挾持片24.24’はチ
ャンネル部材底部裏面18に当接し、かつ溶接等によっ
て固着されている。
底部裏面18に固着された下部挾持片24.24’の端
部には挾持部23.23’と一体に成形された脚部22
.22’が垂下している。
次に蝶杆25は断面形状矩形の棒状をしており、その下
端部26は上記チャンネル部材14の溝内17でチャン
ネル部材両側縁19.19’及び上記蝶杆の下端部26
を挿通ずるピン27を軸として回転自在に枢支されてい
る。
そして上記蝶杆25の下端部26の下面28は常時チャ
ンネル部材底部の開口部16に重ね合わされた板バネ2
0に当接している。
さらに上記蝶杆下端部26は縦断面形状矩形となってお
り、かつ、溝方向に適宜の厚みを有し蝶杆25を傾ける
と板バネ20を押圧し、クリック動作が可能になってい
る。
また蝶杆の基部29は溝内17に蝶杆25を到した際、
チャンネル部材側縁19゜19′の高さと同程度となる
ように、下端部26よりも溝方向の厚みが薄く成形され
ている。
蝶杆25の上端部には、ショルダー紐等の紐取付用の係
止部としてのリング32が形成されている。
この考案はこのような構造になっているためクリック動
作を行うことができる。
その作用を説明すると、蝶杆下端部26は側面形状方形
をしているので、ピン27の中心から蝶杆下端面28及
び側面30.30’までの距離す、Cよりも、下端面2
8と側面30.30’との隅角部31.31’までの距
離dの方が大きい。
その結果、蝶杆25を溝方向17に対して水平又は垂直
な位置から傾けると、上記隅角部31.31’が板バネ
20を押圧し、板バネ20は開口部16よりチャンネル
部材溝部7の外方へ湾曲する。
そして板バネを押圧する力が最大となる蝶杆25の傾き
を越えると板バネ20の反力によって溝方向に対して垂
直又は水平位置にパチンと到れる。
第4図は、第2実施例を示したものである。
チャンネル部材14の断面形状はH型をしており、蝶杆
25が枢支されている溝の底部15の裏面18にも浅い
第三溝部33が形成されている。
その結果チャンネル部材底部15に固着されている下部
挟持片24が上記第二溝部33内に納まるのである。
第5図は、第3実施例を示したものである。
チャンネル部材の底部に開口を設けずに、チャンネル部
材底部15の両端には一対のスペーサー34.34が重
ね合わされ、その上面に板バネ20が重ね合わされてい
る。
その結果、チャンネル部材の底部中央には、底板15と
板バネ20の間に空間35が形成され、板バネが湾曲可
能となり開口部を設けたと同様の効果が得られるのであ
る。
第6図は第4実施例を示したものである。
チャンネル部材の底部には開口を設けずに、板バネ20
が折曲された断面矩形の凸部36が形成されている。
その結果板バネ20の凸部36とチャンネル部材底部1
5の間に板バネが湾曲するために必要な空間35が形成
される。
次に本考案の使用方法について説明する。
第7〜9図は前記バック用紐取付具40をハンドバック
蓋38の表革42に取付けた状態を示したものである。
すなわち、第8.第9図において、39は脚部22.2
2’を固着させるための底板で、短冊形状をしており、
長平方向の両端部には各々一対の矩形の貫通孔39 a
が形成されている。
図中右方の一対の貫通孔39 a 、39 aの間隔は
脚部22.22’の間隔に等しく、またこの一対の貫通
孔39 a 、39 aの間の部分は凹部39 bが形
成されている。
この凹部39 bの深さは脚部22.22’の厚みと等
しくなっている。
この座板39はハンドバックの蓋38の天井部38 a
の裏皮42の上面に当てがわれている。
そして、上記一対の脚部22.22’は裏皮42の下面
側から裏皮42と座板39の貫通孔39 aを貫通し、
互いに対向する方向へ折曲されて凹部39b内に収納さ
れている。
さらに、座板の上面には表皮43が覆せられ、表皮43
と裏皮42の端部は固着されているのである。
他方取付金具40の螺杵の先端部に形成された係止部3
2には紐44の一端が取付けられている。
第10図はチャンネル部材溝内17にリングが取り付け
られていない2本の螺杵25.25’が取り付けられた
もので、バックの留金にも利用できるものである。
すなわち第1〜第4実施例と同様の構造のチャンネル部
材1においてチャンネル部材両側縁19.19’に二つ
のピン貫通孔37.37’が穿設され、ノングのない二
本の螺杵25.25’が溝内17で回転自在にピン27
.27’に枢支されている。
バックの留め金をかけるときは二本の螺杵25゜25′
を溝方向に垂直に立てバックの蓋38に設けられている
開口38 bを貫挿させ、バックの蓋を閉じて、二本の
螺杵をチャンネル部材の溝内17で反対側に倒すと、バ
ックの留め金がかかるのである。
この考案は、このような構成になっているため以下に述
べる効果がある。
第一に、板バネの両端が挟持部材により挾持されている
ため、ネジ等によって板バネを固定しているものに比し
て、堅固で長期間に渡って、クリック動作を行うことが
可能となる。
第二に挟持部と脚部が一枚のプレートを折曲することに
より一体に成形されているため構造、加工5組立てが非
常に簡単で製造時間、コストの低減が図れる。
第三にチャンネル部材に雌ネジを切る厚みが不必要なた
め、チャンネル部材を薄くでき、バックに取り付けても
邪魔にならない。
第四に脚部は挟持部材と一体に成形され、その挟持部材
がチャンネル部材の裏面に面接触で溶接等により固着さ
れているため、従来品より堅固で脚部がおれにくい。
第五にチャンネル部材の断面形状をH型としたときはチ
ャンネル部材底部裏面に固着された挟持片が溝内に納ま
り、外観上も美しいと同時に、上記挾持片がバックの内
容物にひっかかり損償を与えることがない。
第六に螺杵はクリック機構によ−って左右に倒れ、ぶら
さがってくるようなことがないので、螺杵がぶら下って
バックの蓋がしまらないとか、バックを傷つけるような
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバック用紐取付具の拡大縦断面図である
。 第2図及び第3図は第1実施例を示したもので、第2図
は斜視図、第3図は第2図におけるA−A’面における
拡大縦断面図、第4図は第2実施例を示したもので側面
図である。 第5図は第3実施例を示したもので、部分縦断面図であ
る。 第6図は第4実施例を示したもので、部分縦断面図であ
る。 第7図および第8図は使用状態を示す斜視図で、第9図
は第7図の■−■線における断面図である。 第10図は取付金具をハンドバックの留金に利用した状
態を示した斜視図である。 第1図において1・・・・・・チャンネル部材、2・・
・・・・チャンネル部材底部、4・・・・・・開口部、
6・・・・・・チャンネル部材底部裏面、8・・・・・
・第二溝部、9・・・・・・板バネ、10・・・・・・
ネジ、12・・・・・・脚部、13・・・・・・螺杵。 第2図〜第10図において、14・・・・・・チャンネ
ル部材、15・・・・・・チャンネル部材底部、16・
・・・・・開口、17・・・・・・溝、18・・・・・
・チャンネル部材底部離面、19゜19′・・・・・・
チャンネル部材側縁、20・・・・・・板バネ、21゜
21′・・・・・・固定部材、22.22’・・・・・
・脚部、23.23’・・・・・・挾持部、24.24
’・・・・・・下部挾持片、25・・・・・・螺杵、2
7・・・・・・ピン、33・・・・・・第二溝部、34
.34’・・・・・・スペーサー、35・・・・・・空
間、36・・・・・・板バネ凸部、37.37′・・・
・・・ピン貫通孔、38・・・・・・ハンドバック蓋、
38 b・・・・・・ハンドバック蓋の開口、39・・
・・・・座板、40・・・・・・紐取付金具、42・・
・・・・裏皮、43・・・・・・表皮、44・・・・・
・紐。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)チャンネル部材と、上記チャンネル部材底部に湾
    曲可能に重合わされた板バネと、上記チャンネル部材の
    両端部において上記底部及び板バネを重ね合わせた状態
    で挾持し、かつ上記底部裏面両端部に固着された一対の
    挟持部と上記チャンネル部材底部において上記挾持部下
    面に垂下しバック本体に固着される一対の脚部とから構
    成される固定部材と、上記チャンネル部材の溝内に一端
    が回動自在に枢支されるとともに下端部が上記板バネに
    常時当接され上端部に紐が取付けられる係止部を有する
    蝶杆とからなることを特徴とするバック用紐取付具。
  2. (2)上記チャンネル部材の底部略中夫に開口部が穿設
    されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のバック用紐取付具。
  3. (3)上記チャンネル部材を断面形状H型とした実用新
    案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のバック用紐取
    付具。
  4. (4)上記チャンネル部材底部両端において上記底部と
    上記板バネの間に一対のスペーサーが敷設されたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第3項記
    載のバック用紐取付具。
  5. (5)上記板バネ中央に断面矩形の凸部を備えてなるこ
    とを特徴とした第1項又は第3項記載のバック用紐取付
    具。
JP5920680U 1980-04-30 1980-04-30 バツク用シヨルダ−紐取付具 Expired JPS586333Y2 (ja)

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JPS56158915U JPS56158915U (ja) 1981-11-27
JPS586333Y2 true JPS586333Y2 (ja) 1983-02-03

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JP5920680U Expired JPS586333Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30 バツク用シヨルダ−紐取付具

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JPS604241U (ja) * 1983-06-22 1985-01-12 須田 茂男 バツク用紐取付具

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JPS56158915U (ja) 1981-11-27

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