JP2524079B2 - 上向構造型バイポ―ラトランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
上向構造型バイポ―ラトランジスタ及びその製造方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、よ
り具体的には、高速情報処理と処理信号の線形性が要求
されるシステムに適用できる上向構造型の多結晶シリコ
ン自己配列(Polysilicon Self Al
igned:以下“PSA”と略称する)バイポーラト
ランジスタ(Bipolar Transistor)
素子およびその製造方法に関する。
り具体的には、高速情報処理と処理信号の線形性が要求
されるシステムに適用できる上向構造型の多結晶シリコ
ン自己配列(Polysilicon Self Al
igned:以下“PSA”と略称する)バイポーラト
ランジスタ(Bipolar Transistor)
素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理の高速化および信号の線形性を
要する電子産業分野で脚光を浴びているバイポーラ素子
技術は、多結晶シリコン自己配列(PSA)方法が開発
されることよって、従来のSBC(Standard
Buried Collector)技術に比べて、ス
イッチング速度とチップ集積度面で、大きく向上した。
しかし、バイポーラ素子は、回路の実現時、MOSFE
T(Metal Oxside Silicon Fi
eld Effect Transistor)素子に
比べ、相対的に速度性能が優れる反面、大きな消費電力
と低いチップ集積度によって、応用分野が制限されてい
た。
要する電子産業分野で脚光を浴びているバイポーラ素子
技術は、多結晶シリコン自己配列(PSA)方法が開発
されることよって、従来のSBC(Standard
Buried Collector)技術に比べて、ス
イッチング速度とチップ集積度面で、大きく向上した。
しかし、バイポーラ素子は、回路の実現時、MOSFE
T(Metal Oxside Silicon Fi
eld Effect Transistor)素子に
比べ、相対的に速度性能が優れる反面、大きな消費電力
と低いチップ集積度によって、応用分野が制限されてい
た。
【0003】したがって、バイポーラ素子のIC応用範
囲が拡大されるには、基本的に、バイポーラ素子の長所
である速度性能を維持すると同時に、チップ集積度増大
と、消費電力の減少とが、必須的に達成されなければな
らない。
囲が拡大されるには、基本的に、バイポーラ素子の長所
である速度性能を維持すると同時に、チップ集積度増大
と、消費電力の減少とが、必須的に達成されなければな
らない。
【0004】現在までに、ECL(Emitter C
oupled Logic)、IIL(Integra
ted Injection Logic)等のバイポ
ーラ回路に適用された垂直バイポーラトランジスタのシ
リコン活性領域で、エミッタ(Emitter)、ベー
ス(Base)、コレクタ(Collector)の不
純物濃度分布は、一般的に、図1に示されるように、ト
ランジスタのエミッタ101、ベース102、コレクタ
103の不純物濃度分布が、n + /p/n - /n + 型に構
成されている。
oupled Logic)、IIL(Integra
ted Injection Logic)等のバイポ
ーラ回路に適用された垂直バイポーラトランジスタのシ
リコン活性領域で、エミッタ(Emitter)、ベー
ス(Base)、コレクタ(Collector)の不
純物濃度分布は、一般的に、図1に示されるように、ト
ランジスタのエミッタ101、ベース102、コレクタ
103の不純物濃度分布が、n + /p/n - /n + 型に構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造を有す
る従来のバイポーラ素子の場合、上向動作特性は、コレ
クタ−エミッタ降伏電圧と速度特性の側面で、深刻な問
題があった。
る従来のバイポーラ素子の場合、上向動作特性は、コレ
クタ−エミッタ降伏電圧と速度特性の側面で、深刻な問
題があった。
【0006】実際に、上向動作するバイポーラ素子に構
成されたIILバイポーラ回路は、集積度と電力消耗の
点で優秀な反面、低い動作電圧および低いスイッチング
速度によって、回路応用において、多い制限が伴う問題
がある。
成されたIILバイポーラ回路は、集積度と電力消耗の
点で優秀な反面、低い動作電圧および低いスイッチング
速度によって、回路応用において、多い制限が伴う問題
がある。
【0007】本発明の目的は、ロジック回路の集積度を
高めることができる上向構造型バイポーラトランジスタ
およびその製造方法を提供することにある。
高めることができる上向構造型バイポーラトランジスタ
およびその製造方法を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、ロジック回路の動作
電圧とスイッチング速度を大幅に向上させることができ
るバイポーラトランジスタおよびその製造方法を提供す
ることにある。
電圧とスイッチング速度を大幅に向上させることができ
るバイポーラトランジスタおよびその製造方法を提供す
ることにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、寄生容量と寄
生抵抗が少ないバイポーラトランジスタおよびその製造
方法を提供することにある。
生抵抗が少ないバイポーラトランジスタおよびその製造
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、エミッタ(Emitter)領域
に用いられるn + 埋没層(2)が形成された半導体基板
(1)と、上記n + 埋没層(2)上に形成されたフィー
ルド酸化膜(9)により定義された活性領域に位置する
上記埋没層上に形成され、ベース(Base)領域に用
いられるシリコン層(3)と、上記シリコン(3)上に
順次形成された、コレクタ(collector)領域
に用いるn - エピタキシャル(Epitaxial)層
(4)、n + エピタキシャル層(25)およびn + 多結晶
シリコン(10)と、上記コレクタ領域の両側に電気的
絶縁のために形成された側壁(14)と、上記シリコン
層(3)上にある上記n - エピタキシャル層(4)の下
部側端に形成されたベース接点(17)と、上記活性領
域で上記フィールド酸化膜(9)と上記シリコン層
(3)間に位置する上記埋没層(2)上に形成され、上
記ベース領域と上記エミッタ領域との電気的絶縁のため
の絶縁膜(16)と、上記ベース接点(17)を介し
て、上記シリコン層(3)との電気的接触のため形成さ
れたp + 多結晶シリコン層(18)と、上記半導体基板
(1)上に形成された機能素子間の電気的絶縁のため、
上記半導体基板(1)に形成されたトレンチ(Tren
ch)に充填された隔離酸化膜(8)を含んで、上記半
導体基板(1)の上側方向にバイポーラトランジスタが
形成された半導体装置が提供される。
め、本発明によれば、エミッタ(Emitter)領域
に用いられるn + 埋没層(2)が形成された半導体基板
(1)と、上記n + 埋没層(2)上に形成されたフィー
ルド酸化膜(9)により定義された活性領域に位置する
上記埋没層上に形成され、ベース(Base)領域に用
いられるシリコン層(3)と、上記シリコン(3)上に
順次形成された、コレクタ(collector)領域
に用いるn - エピタキシャル(Epitaxial)層
(4)、n + エピタキシャル層(25)およびn + 多結晶
シリコン(10)と、上記コレクタ領域の両側に電気的
絶縁のために形成された側壁(14)と、上記シリコン
層(3)上にある上記n - エピタキシャル層(4)の下
部側端に形成されたベース接点(17)と、上記活性領
域で上記フィールド酸化膜(9)と上記シリコン層
(3)間に位置する上記埋没層(2)上に形成され、上
記ベース領域と上記エミッタ領域との電気的絶縁のため
の絶縁膜(16)と、上記ベース接点(17)を介し
て、上記シリコン層(3)との電気的接触のため形成さ
れたp + 多結晶シリコン層(18)と、上記半導体基板
(1)上に形成された機能素子間の電気的絶縁のため、
上記半導体基板(1)に形成されたトレンチ(Tren
ch)に充填された隔離酸化膜(8)を含んで、上記半
導体基板(1)の上側方向にバイポーラトランジスタが
形成された半導体装置が提供される。
【0011】また、本発明の他の態様によれば、半導体
基板(1)の上側方向にバイポーラトランジスタを形成
する半導体装置の製造方法において、上記バイポーラト
ランジスタのエミッタを形成するため、上記半導体基板
(1)上にn + 埋没層(2)を形成する工程と、上記バ
イポーラトランジスタのベースを形成するため、上記n
+ 埋没層(2)上にシリコン層(3)を形成する工程
と、上記シリコン層(3)上に、コレクタとして用いら
れるn - エピタキシャル層(4)を形成する工程と、上
記エピタキシャル層(4)上に、緩衝用酸化膜(5)、
窒化膜(6)および低温堆積された酸化膜(7)を順次
に形成する工程と、トレンチマスクを用いてトレンチを
定義した後、上記半導体基板(1)上に形成された層と
所定深さの上記半導体基板を除去して、トレンチを形成
して、上記トレンチに素子を隔離する酸化膜(8)を充
填する工程と、マスクを用いて活性領域を定義した後、
非活性領域の多くの層を除去して、上記埋没層(2)の
表面が露出されるようにして、上記露出された表面上に
フィールド酸化膜(9)を選択的に形成する工程と、上
記残っている窒化膜(6)および上記緩衝用酸化膜
(5)を除去した後、上記n - エピタキシャル層(4)
上にn + 多結晶シリコン層(10)を形成して該n - エピ
タキシャル層(4)の一部をn + エピタキシャル層(2
5)とした後、上記n + 多結晶シリコン層(10)上
に、シリサイド層(11)、低温堆積された酸化膜(1
2)および多結晶シリコン層(13)を順次に形成する
工程と、マスクを用いてコレクタ領域を定義して、上記
定義されたコレクタ領域以外の層と、上記多結晶シリコ
ン層(13)とを蝕刻し、さらに、上記n - エピタキシ
ャル層(4)を所定の深さ分蝕刻する工程と、上記コレ
クタ領域にある、上記酸化膜(12)、上記シリサイド
層(11)、上記n + 多結晶シリコン層(10)、n + エ
ピタキシャル層(25)、および上記n - エピタキシャ
ル層(4)の側面に、上記ベースとコレクタとの電気的
絶縁のための側壁(14)を形成する工程と、上記側壁
(14)と上記フィールド酸化膜(9)の側面に側壁窒
化膜(15)を形成した後、上記埋没層(2)の上部表
面が露出されるよう、上記コレクタ領域と上記フィール
ド酸化膜(9)間にある、上記エピタキシャル層(4)
と上記シリコン層(3)を除去する工程と、上記露出さ
れた埋没層(2)の上記表面上に、上記ベースと上記コ
レクタの電気的絶縁のための酸化膜(16)を選択的に
形成する工程と、上記側壁窒化膜(15)を除去した
後、所定パターンのp + 多結晶シリコン層(18)を形
成して、上記p + 多結晶シリコン層(18)が上記n - エ
ピタキシャル層(4)の両側下端部を介して自己整列さ
れるようにする工程と、上記バイポーラトランジスタの
コレクタおよびベースに金属配線を形成する工程を含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
基板(1)の上側方向にバイポーラトランジスタを形成
する半導体装置の製造方法において、上記バイポーラト
ランジスタのエミッタを形成するため、上記半導体基板
(1)上にn + 埋没層(2)を形成する工程と、上記バ
イポーラトランジスタのベースを形成するため、上記n
+ 埋没層(2)上にシリコン層(3)を形成する工程
と、上記シリコン層(3)上に、コレクタとして用いら
れるn - エピタキシャル層(4)を形成する工程と、上
記エピタキシャル層(4)上に、緩衝用酸化膜(5)、
窒化膜(6)および低温堆積された酸化膜(7)を順次
に形成する工程と、トレンチマスクを用いてトレンチを
定義した後、上記半導体基板(1)上に形成された層と
所定深さの上記半導体基板を除去して、トレンチを形成
して、上記トレンチに素子を隔離する酸化膜(8)を充
填する工程と、マスクを用いて活性領域を定義した後、
非活性領域の多くの層を除去して、上記埋没層(2)の
表面が露出されるようにして、上記露出された表面上に
フィールド酸化膜(9)を選択的に形成する工程と、上
記残っている窒化膜(6)および上記緩衝用酸化膜
(5)を除去した後、上記n - エピタキシャル層(4)
上にn + 多結晶シリコン層(10)を形成して該n - エピ
タキシャル層(4)の一部をn + エピタキシャル層(2
5)とした後、上記n + 多結晶シリコン層(10)上
に、シリサイド層(11)、低温堆積された酸化膜(1
2)および多結晶シリコン層(13)を順次に形成する
工程と、マスクを用いてコレクタ領域を定義して、上記
定義されたコレクタ領域以外の層と、上記多結晶シリコ
ン層(13)とを蝕刻し、さらに、上記n - エピタキシ
ャル層(4)を所定の深さ分蝕刻する工程と、上記コレ
クタ領域にある、上記酸化膜(12)、上記シリサイド
層(11)、上記n + 多結晶シリコン層(10)、n + エ
ピタキシャル層(25)、および上記n - エピタキシャ
ル層(4)の側面に、上記ベースとコレクタとの電気的
絶縁のための側壁(14)を形成する工程と、上記側壁
(14)と上記フィールド酸化膜(9)の側面に側壁窒
化膜(15)を形成した後、上記埋没層(2)の上部表
面が露出されるよう、上記コレクタ領域と上記フィール
ド酸化膜(9)間にある、上記エピタキシャル層(4)
と上記シリコン層(3)を除去する工程と、上記露出さ
れた埋没層(2)の上記表面上に、上記ベースと上記コ
レクタの電気的絶縁のための酸化膜(16)を選択的に
形成する工程と、上記側壁窒化膜(15)を除去した
後、所定パターンのp + 多結晶シリコン層(18)を形
成して、上記p + 多結晶シリコン層(18)が上記n - エ
ピタキシャル層(4)の両側下端部を介して自己整列さ
れるようにする工程と、上記バイポーラトランジスタの
コレクタおよびベースに金属配線を形成する工程を含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図2から図
8を参照して説明する。
8を参照して説明する。
【0013】図2に示すように、本発明は、上向構造型
バイポーラ素子であって、エミッタ(Emitter)
201、ベース(Base)203およびコレクタ(C
ollector)202を有する。
バイポーラ素子であって、エミッタ(Emitter)
201、ベース(Base)203およびコレクタ(C
ollector)202を有する。
【0014】図3から図8は、上向構造型バイポーラ素
子のエミッタ(Emitter)、ベース(Base)
およびコレクタ(Collector)層を各々形成す
る工程を示す。
子のエミッタ(Emitter)、ベース(Base)
およびコレクタ(Collector)層を各々形成す
る工程を示す。
【0015】先ず、シリコン基板1上にエミッタができ
あがるn + 埋没層(BuriedLayer)2を形成
して、上記n + 埋没層2上に、本質的なベース(Int
rinsic Base)ができるシリコン層3を低温
成長法(low temperature growt
h process)で成長する。
あがるn + 埋没層(BuriedLayer)2を形成
して、上記n + 埋没層2上に、本質的なベース(Int
rinsic Base)ができるシリコン層3を低温
成長法(low temperature growt
h process)で成長する。
【0016】続いて、上記シリコン層3上に、コレクタ
とエミッタ間の降伏電圧(Break down Vo
ltage)を制御するため、n - エピタキシャル層4
を成長させて、上記n - エピタキシャル層4上に、次の
工程等のため、緩衝酸化膜5、窒化膜6および低温堆積
酸化膜(low temperature depos
ited oxide film)7を順次に形成す
る。
とエミッタ間の降伏電圧(Break down Vo
ltage)を制御するため、n - エピタキシャル層4
を成長させて、上記n - エピタキシャル層4上に、次の
工程等のため、緩衝酸化膜5、窒化膜6および低温堆積
酸化膜(low temperature depos
ited oxide film)7を順次に形成す
る。
【0017】図4は、素子間の電気的絶縁を提供するト
レンチ隔離(Trench Isolation)を形
成する工程を説明するための断面図である。
レンチ隔離(Trench Isolation)を形
成する工程を説明するための断面図である。
【0018】先ず、微細パターン形成方法により、トレ
ンチを定義した後、トレンチ形成するため、上記の酸化
膜7、窒化膜6、緩衝酸化膜5、n - エピタキシャル層
4、多結晶シリコン層3、n + 埋没層2、所定の深さま
でのシリコン基板1を、乾式蝕刻方法によって順次に除
去する。
ンチを定義した後、トレンチ形成するため、上記の酸化
膜7、窒化膜6、緩衝酸化膜5、n - エピタキシャル層
4、多結晶シリコン層3、n + 埋没層2、所定の深さま
でのシリコン基板1を、乾式蝕刻方法によって順次に除
去する。
【0019】続いて、図4に示すように、上記の多層構
造を有する上記半導体基板上に、低温堆積方法で酸化膜
を堆積させることによりトレンチを充填してトレンチ隔
離酸化膜8を形成した後、基板表面に堆積された酸化膜
と低温堆積酸化膜7とを除去することにより平坦化させ
る。
造を有する上記半導体基板上に、低温堆積方法で酸化膜
を堆積させることによりトレンチを充填してトレンチ隔
離酸化膜8を形成した後、基板表面に堆積された酸化膜
と低温堆積酸化膜7とを除去することにより平坦化させ
る。
【0020】図5は、フィールド酸化膜(Field
Oxide Layer)を形成する工程を示す。
Oxide Layer)を形成する工程を示す。
【0021】微細パターン形成方法により、活性領域
(Active Region)を定義した後、非活性
領域に位置する多くの層を除去して、n + 埋没層2の上
部表面が露出できるようにして、選択的酸化工程によっ
てフィールド酸化膜9を形成し、窒化膜6と、n - エピ
タキシャル層4上に残存する緩衝酸化膜5とを除去す
る。
(Active Region)を定義した後、非活性
領域に位置する多くの層を除去して、n + 埋没層2の上
部表面が露出できるようにして、選択的酸化工程によっ
てフィールド酸化膜9を形成し、窒化膜6と、n - エピ
タキシャル層4上に残存する緩衝酸化膜5とを除去す
る。
【0022】図6は、n + 多結晶シリコン電極10とコ
レクタ領域を定義する工程を示した断面図である。
レクタ領域を定義する工程を示した断面図である。
【0023】上記したフィールド酸化膜形成工程が完了
されたならば、半導体基板上に、n + 多結晶シリコン1
0、シリサイド膜11、低温堆積酸化膜12、多結晶シ
リコン層13を順次に形成する。続いて、微細パターン
形成方法により、n + 多結晶シリコン電極とコレクタ領
域を定義した後、乾式蝕刻方法で、上記の各層10〜1
3を選択的に除去する。ここで、n + 多結晶シリコン1
0は、図2に図示されたn + シリコンコレクタ領域20
2の形成のため拡散源の役割をする。これにより、n -
エピタキシャル層4のn + 多結晶シリコン10側の一部
が、ドーピングされ、図7に示すように、n + エピタキ
シャル層25に変化する。
されたならば、半導体基板上に、n + 多結晶シリコン1
0、シリサイド膜11、低温堆積酸化膜12、多結晶シ
リコン層13を順次に形成する。続いて、微細パターン
形成方法により、n + 多結晶シリコン電極とコレクタ領
域を定義した後、乾式蝕刻方法で、上記の各層10〜1
3を選択的に除去する。ここで、n + 多結晶シリコン1
0は、図2に図示されたn + シリコンコレクタ領域20
2の形成のため拡散源の役割をする。これにより、n -
エピタキシャル層4のn + 多結晶シリコン10側の一部
が、ドーピングされ、図7に示すように、n + エピタキ
シャル層25に変化する。
【0024】図7は、ベース接点を定義するための工程
を示した断面図である。
を示した断面図である。
【0025】低温堆積酸化膜12上に残存する多結晶シ
リコン13を除去した後、コレクタとベースとの間の自
己整列された自己絶縁を提供する側壁酸化膜14を成長
させた後、n - エピタキシャル層4をn + 埋没層2が露出
されるまで、選択的に乾式蝕刻する。
リコン13を除去した後、コレクタとベースとの間の自
己整列された自己絶縁を提供する側壁酸化膜14を成長
させた後、n - エピタキシャル層4をn + 埋没層2が露出
されるまで、選択的に乾式蝕刻する。
【0026】続いて、エミッタとベース間の自己整列さ
れた電気的絶縁を提供するため、側壁窒化膜15を形成
した後、選択的に平面酸化膜16を成長して、上記側壁
窒化膜15を選択的に湿式蝕刻することで、ベース接点
領域17を定義する。
れた電気的絶縁を提供するため、側壁窒化膜15を形成
した後、選択的に平面酸化膜16を成長して、上記側壁
窒化膜15を選択的に湿式蝕刻することで、ベース接点
領域17を定義する。
【0027】図8は、ベース電極と金属配線を形成する
工程を説明するための断面図である。
工程を説明するための断面図である。
【0028】p+多結晶シリコン層18とシリサイド層
19を形成した後、平坦化工程と微細パターン形成工程
によって、ベース電極を形成する。
19を形成した後、平坦化工程と微細パターン形成工程
によって、ベース電極を形成する。
【0029】続いて、微細パターン形成方法によって接
触開口を形成した後、アルミニウム被覆工程と微細パタ
ーン形成工程および熱処理工程を順次に遂行すること
で、図2に図示された本発明の素子構造が最終的に実現
される。
触開口を形成した後、アルミニウム被覆工程と微細パタ
ーン形成工程および熱処理工程を順次に遂行すること
で、図2に図示された本発明の素子構造が最終的に実現
される。
【0030】
【発明の効果】以上に説明されたように、本発明によれ
ば、バイポーラ素子の上向動作特性および下向動作特性
が対等になることで、IIL回路の動作電圧およびスイ
ッチング速度を向上させることができ、ECL回路の場
合速度性能を維持しながら集積度を大幅に向上させるこ
とができる。
ば、バイポーラ素子の上向動作特性および下向動作特性
が対等になることで、IIL回路の動作電圧およびスイ
ッチング速度を向上させることができ、ECL回路の場
合速度性能を維持しながら集積度を大幅に向上させるこ
とができる。
【図1】従来の下向構造型バイポーラ素子の断面図。
【図2】本発明により完成された上向構造型バイポーラ
素子の断面図。
素子の断面図。
【図3】本発明により上向構造型バイポーラ素子の製造
工程別断面図。
工程別断面図。
【図4】本発明により上向構造型バイポーラ素子の製造
工程別断面図。
工程別断面図。
【図5】本発明により上向構造型バイポーラ素子の製造
工程別断面図。
工程別断面図。
【図6】本発明により上向構造型バイポーラ素子の製造
工程別断面図。
工程別断面図。
【図7】本発明により上向構造型バイポーラ素子の製造
工程別断面図。
工程別断面図。
【図8】本発明により上向構造型バイポーラ素子の製造
工程別断面図。
工程別断面図。
1:シリコン基板、2:n + 埋没層、3:多結晶シリコ
ン、4:n - エピタキシャル層、5,7,8,9,1
2,14,16:酸化膜、6,11,15,19:窒化
膜、10,13,18:多結晶シリコン、25:n + エ
ピタキシャル層。
ン、4:n - エピタキシャル層、5,7,8,9,1
2,14,16:酸化膜、6,11,15,19:窒化
膜、10,13,18:多結晶シリコン、25:n + エ
ピタキシャル層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 具 珍根 大韓民国大田直轄市儒城区柯亭洞161番 地
Claims (3)
- 【請求項1】エミッタ(Emitter)領域に用いら
れるn + 埋没層(2)が形成された半導体基板(1)
と、 上記n + 埋没層(2)上に形成されたフィールド酸化膜
(9)により定義された活性領域に位置する上記埋没層
上に形成され、ベース(Base)領域に用いられるシ
リコン層(3)と、 上記シリコン(3)上に順次形成された、n - エピタキ
シャル層(4)、n + エピタキシャル層(25)および
n + 多結晶シリコン(10)と、 上記コレクタ領域の両側に電気的絶縁のために形成され
た側壁(14)と、 上記シリコン層(3)上にある上記n - エピタキシャル
層(4)の下部側端に形成されたベース接点(17)
と、 上記活性領域で上記フィールド酸化膜(9)と上記シリ
コン層(3)間に位置する上記埋没層(2)上に形成さ
れ、上記ベース領域と上記エミッタ領域との電気的絶縁
のための絶縁膜(16)と、 上記ベース接点(17)を介して、上記シリコン層
(3)との電気的接触のため形成されたp + 多結晶シリ
コン層(18)と、 上記半導体基板(1)上に形成された機能素子間の電気
的絶縁のため上記半導体基板(1)に形成されたトレン
チ(Trench)に充填された隔離酸化膜(8)を含
んで、 上記半導体基板(1)の上側方向にバイポーラトランジ
スタが形成された半導体装置。 - 【請求項2】半導体基板(1)の上側方向にバイポーラ
トランジスタを形成する半導体装置の製造方法におい
て、 上記バイポーラトランジスタのエミッタを形成するた
め、上記半導体基板(1)上にn + 埋没層(2)を形成
する工程と、 上記バイポーラトランジスタのベースを形成するため、
上記n + 埋没層(2)上にシリコン層(3)を形成する
工程と、 上記シリコン層(3)上に、コレクタとして用いられる
n - エピタキシャル層(4)を形成する工程と、 上記エピタキシャル層(4)上に、緩衝用酸化膜
(5)、窒化膜(6)および低温堆積された酸化膜
(7)を順次に形成する工程と、 トレンチマスクを用いてトレンチを定義した後、上記半
導体基板(1)上に形成された層と所定深さの上記半導
体基板を除去して、トレンチを形成して、上記トレンチ
に素子を隔離する酸化膜(8)を充填する工程と、 マスクを用いて活性領域を定義した後、非活性領域の層
を除去して、上記埋没層(2)の表面が露出されるよう
にして、上記露出された表面上にフィールド酸化膜
(9)を選択的に形成する工程と、 上記残っている窒化膜(6)および上記緩衝用酸化膜
(5)を除去した後、上記n - エピタキシャル層(4)
上にn + 多結晶シリコン層(10)を形成して該n - エピ
タキシャル層(4)の一部をn + エピタキシャル層(2
5)とした後、上記n + 多結晶シリコン層(10)上
に、シリサイド層(11)、低温堆積された酸化膜(1
2)および多結晶シリコン層(13)を順次に形成する
工程と、 マスクを用いてコレクタ領域を定義して、上記定義され
たコレクタ領域以外の層と、上記多結晶シリコン層(1
3)とを蝕刻し、さらに、上記n - エピタキシャル層
(4)を所定の深さ分蝕刻する工程と、 上記コレクタ領域にある、上記酸化膜(12)、上記シ
リサイド層(11)、上記n + 多結晶シリコン層(1
0)、上記n + エピタキシャル層(25)、および上記
n - エピタキシャル層(4)の側面に、上記ベースとコ
レクタとの電気的絶縁のための側壁(14)を形成する
工程と、 上記側壁(14)と上記フィールド酸化膜(9)の側面
に側壁窒化膜(15)を形成した後、上記埋没層(2)
の上部表面が露出されるよう、上記コレクタ領域と上記
フィールド酸化膜(9)間にある、上記エピタキシャル
層(4)と上記シリコン層(3)を除去する工程と、 上記露出された埋没層(2)の上記表面上に、上記ベー
スと上記コレクタの電気的絶縁のための酸化膜(16)
を選択的に形成する工程と、 上記側壁窒化膜(15)を除去した後、所定パターンの
p + 多結晶シリコン層(18)を形成して、上記p + 多結
晶シリコン層(18)が上記n - エピタキシャル層
(4)の両側下端部を介して自己整列されるようにする
工程と、 上記バイポーラトランジスタのコレクタおよびベースに
金属配線を形成する工程を含むことを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項3】請求項1において、上記側壁(14)は、
酸化膜である半導体装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR92-9982 | 1992-06-09 | ||
KR1019920009982A KR950007348B1 (ko) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 상향구조 바이폴라 트랜지스터 및 그 제조방법 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669219A JPH0669219A (ja) | 1994-03-11 |
JP2524079B2 true JP2524079B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=19334420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5137514A Expired - Fee Related JP2524079B2 (ja) | 1992-06-09 | 1993-06-08 | 上向構造型バイポ―ラトランジスタ及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524079B2 (ja) |
KR (1) | KR950007348B1 (ja) |
-
1992
- 1992-06-09 KR KR1019920009982A patent/KR950007348B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5137514A patent/JP2524079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR950007348B1 (ko) | 1995-07-10 |
KR940001438A (ko) | 1994-01-11 |
JPH0669219A (ja) | 1994-03-11 |
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