JP2523148Y2 - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JP2523148Y2
JP2523148Y2 JP1990047163U JP4716390U JP2523148Y2 JP 2523148 Y2 JP2523148 Y2 JP 2523148Y2 JP 1990047163 U JP1990047163 U JP 1990047163U JP 4716390 U JP4716390 U JP 4716390U JP 2523148 Y2 JP2523148 Y2 JP 2523148Y2
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tape
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秀男 牧野
五理 奥田
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は回転ヘッドを用いてテープの記録再生を行う
テープレコーダに関する。
「従来の技術」 従来、記録時にテープ途中の未記録頭部をヘッド位置
に保持する一時停止動作、並びに再生時に静止画を出力
させる静止動作を行わせるポーズ機能を備え、記録再生
動作を維持し乍らテープの走行だけを中止させるポーズ
状態を利用し、記録時の記録部分終始端の継ぎ目でのノ
イズ入力防止、並びに静止画再生を行わせる技術があっ
た。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、ポーズ状態が所定時間(例えば5分
間)以上連続して継続したとき、テープの走行を再開さ
せ、またはヘッドの回転を停止させ、回転させているヘ
ッドの接触によるテープの摩耗損傷を防いでいたので、
ポーズ状態に設定したことを忘れていたとき、または静
止画再生を長時間連続して行いたいとき、テープ走行が
自動的に再開させ、希望する内容と異なる内容のものが
記録または再生される不具合がある一方、ヘッドが自動
的に停止することにより、記録または再生状態が自動的
に解除される不具合がある等の機能上の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、回転ヘッドと、該回転ヘッドに接
するカセットから引出されたテープを正または逆に走行
させるリール軸及びキャプスタン軸と、正または逆走行
に対応するいずれか一方の該リール軸及びキャプスタン
軸を駆動するテープ走行モータと該テープ走行モータを
制御するテープ制御回路とを備えるテープレコーダにお
いて、ポーズキーをオンにした場合、前記テープ制御回
路によりポーズ動作に入り、所定時間経過後に前記テー
プ制御回路により前記テープ走行モータを正回転し、一
方のリール軸及びキャプスタン軸を正回転させ、所定量
だけテープを正方向に走行させる動作を所定回数繰返し
た後、前記テープ制御回路により前記走行モータを逆回
転し、前記一方のリール軸と異なるリール軸及びキャプ
スタン軸を逆回転させ、最初のポーズ位置までテープを
逆走行させるサイクルを所定回数繰返した後前記テープ
制御回路によりポーズを解除することを特徴とする。
「作用」 従って、テープを保護し乍らポーズ状態の時間延長を
容易に行い得、記録内容を継ぎ合せるテープの編集並び
に静止画の再生などを簡便に行い得るものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は要部の制御回路説明図、第2図はビデオテープレ
コーダの外観図、第3図は上シャーシの平面図、第4図
は下シャーシの平面図であり、ビデオテープを内装した
カセット(1)(1)を装着する上下カセット挿入口
(2)(3)と、ビデオテープの録画再生などを行う上
下デッキ操作部(4)(5)と、時間及びチャンネルな
どを表示する表示部(6)とを、合成樹脂成形した前面
板(7)に配設している。
また、合成樹脂成形品で形成する上下シャーシ(8)
(9)を備え、各シャーシ(8)(9)を上下に積重ね
固定すると共に、二層構造のシャーシ(8)(9)の上
面及び側面を鈑金製のトップカバー(10)で覆うもの
で、各シャーシ(8)(9)は後面板(11)(12)以外
の形状を同一成形金型によって同一形状に形成してい
る。
さらに、上面を開放したシャーシ(8)(9)の四角
箱形内部をT字形の仕切板(13)(13)によって分割形
成し、チューナなどを設ける高周波入出力回路を形成す
る配線基板(14)を上シャーシ(8)の後側室(15)に
内設させ、また電源トランスなどを設ける電源ユニット
ケース(16)を下シャーシ(9)の後側室(17)に内設
させると共に、ビデオテープ録画再生用の上下デッキ
(18)(19)を上下シャーシ(8)(9)の各左側室
(20)(21)に内設させる。
そして、カセット(1)を装着させるリール軸(22)
(22)と、録画再生用回転ヘッド(23)と、ローディン
グモータ(24)と、テープ走行モータ(25)などを上下
デッキ(18)(19)に夫々設けるもので、ローディング
モータ(24)によってカセット(1)を録画再生位置に
出入させると共に、テープ走行モータ(25)によってリ
ール軸(22)またはキャプスタン軸(26)などを駆動
し、上下デッキ(18)(19)にカセット(1)(1)を
夫々出入させて録画再生を各別にまた連動させて行うよ
うに構成している。
さらに、第1図に示す如く、電源プラグ(27)を介し
て商用電源を入力させる電源回路(28)と、FM放送また
はテレビ放送をアンテナを介して受信入力するチューナ
(29)と、上下デッキ(18)(19)の駆動並びに録画再
生信号の入出力などを行う上下デッキ回路(30)(31)
とを備えると共に、チューナ(29)の受信出力並びに下
デッキ回路(31)の再生信号並びに第1外部入力端子
(32)信号を上デッキ回路(30)に択一的に入力させる
上入力スイッチ(33)と、チューナ(29)の受信出力並
びに上デッキ回路(30)の再生信号並びに第2外部入力
端子(34)信号を下デッキ回路(31)に択一的に入力さ
せる下入力スイッチ(35)とを備えるもので、電源回路
(28)及びチューナ(29)を兼用して上下デッキ(18)
(19)の録画再生動作を行わせると共に、上下デッキ
(18)(19)の一方の再生信号を他方に記録させるテー
プの編集を行えるように構成している。
また、上デッキ回路(30)の出力信号と、下デッキ回
路(31)の出力信号とを、選択出力させる出力スイッチ
(36)を備え、出力スイッチ(36)からのビデオ信号を
テレビジョン(37)にA/V端子(38)を介して出力させ
ると共に、出力スイッチ(36)からのビデオ信号を周波
数変換器(39)によってRF信号に換えた後でRF端子(4
0)を介してテレビジョン(37)に出力させるもので、
上下デッキ回路(30)(31)及び各外部入力端子(32)
(34)からの信号をテレビジョン(37)によって再生す
る一方、上下デッキ回路(30)(31)のいずれかで再生
している内容をテレビジョン(37)でモニタし乍らもう
一方に記録させてテープを編集するように構成してい
る。
また上下デッキ操作部(4)(5)及び表示部(6)
などを接続させるテープ制御回路(41)をマイクロコン
ピュータで構成し、チューナ(29)のチャンネル選択、
並びに上下デッキ回路(30)(31)による上下デッキ
(18)(19)の録画・再生・早送り・巻戻しの各制御、
並びに上下入力スイッチ(33)(35)及び出力スイッチ
(36)の切換などを行うように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、前記操作部
(4)(5)にポーズキーを設け、録画または再生の途
中でこれらの動作を維持し乍らカセット(1)のテープ
の走行だけを中止させるポーズ状態に前記ポーズキー操
作により切換えるものであり、回転ヘッド(23)を備え
るテープレコーダにおいて、一時停止または静止動作を
行わせるポーズ状態を、所定時間経過により所定量だけ
カセット(1)のテープを移動させる動作を所定回数だ
け繰返した後、自動的に解除させるように構成してい
る。
そして、カセット(1)をデッキ(18)(19)に装着
して録画または再生しているとき、第5図のフローチャ
ートに示す如く、操作部(4)(5)のポーズキーをオ
ンにすることにより、カセット(1)テープの一時停止
または静止動作を行わせるポーズ状態を維持するポーズ
動作を行わせるもので、所定時間(5分)が経過するま
でにポーズ解除操作が行われたとき、前記ポーズ動作が
解除されると共に、ポーズ動作が所定時間(5分)以上
連続して行われることにより、4回以下の繰返し数内で
カセット(1)のテープを所定量(2フレーム分)だけ
移動させ、この制御を所定回数(4回)だけ繰返した
後、ポーズ動作を自動的に解除させるもので、カセット
(1)テープの同一個所のポーズ動作を5分間行わせ、
カセット(1)テープを2フレームづつ移動させる繰返
し制御を4回行い、最長20分間連続してポーズ動作を行
う。
従って、記録時に録画終了開始場所の継ぎ目が最長8
フレーム空白となるだけでノイズ入力を防止できると共
に、再生時に静止画面が最長8フレーム送られるだけで
略一定の静止画が得られるものである。
なお、ヘッド(23)が1回転でカセット(1)テープ
の2フレームに接触するので、1回のテープ送りを2フ
レームとしたが、支障が生じない程度にフレーム数を増
やしてもよいと共に、5分間のポーズ動作を2フレーム
のテープ移動によって4回繰返し行ったが、1分間のポ
ーズ動作後2フレーム移動させるテープ制御を4回行っ
た後で最初のポーズ開始位置に戻す制御を5回繰返して
も、約20分間の連続したポーズ動作を得られるもので、
1分間のポーズ動作により2フレーム移動させることに
より、ポーズ動作が解除操作により20分以内で中断され
たとき、5分間のポーズ動作を連続させる上記実施例よ
りもテープ損傷を軽減できることは云うまでもない。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、回転ヘッド
(23)と、該回転ヘッドに接するカセット(1)から引
出されたテープを正または逆に走行させるリール軸(2
2)(22)及びキャプスタン軸(26)と、正または逆走
行に対応するいずれか一方の該リール軸(22)及びキャ
プスタン軸(26)を駆動するテープ走行モータ(25)と
該テープ走行モータ(25)を制御するテープ制御回路
(41)とを備えるテープレコーダにおいて、ポーズキー
をオンにした場合、前記テープ制御回路(41)によりポ
ーズ動作に入り、所定時間経過後に前記テープ制御回路
(4)により前記テープ走行モータを正回転し、一方の
リール軸(22)及びキャプスタン軸(26)を正回転さ
せ、所定量だけテープを正方向に走行させる動作を所定
回数繰返した後、前記テープ制御回路により前記走行モ
ータ(25)を逆回転し、前記一方のリール軸(22)と異
なるリール軸(22)及びキャプスタン軸(26)を逆回転
させ、最初のポーズ位置までテープを逆走行させるサイ
クルを所定回数繰返した後前記テープ制御回路(41)に
よりポーズを解除するもので、テープを保護し乍らポー
ズ状態の時間延長を容易に行うことができ、記録内容を
継ぎ合せるテープの編集並びに静止画の再生などを簡便
に行うことができ、従来の比べて記録再生機能の向上並
びに取扱い操作性の向上などを容易に図ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の制御回路説明
図、第2図はビデオテープレコーダの外観図、第3図は
上シャーシの平面図、第4図は下シャーシの平面図、第
5図はフローチャートである。 (23)……回転ヘッド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッド(23)と、該回転ヘッドに接す
    るカセット(1)から引出されたテープを正または逆に
    走行させるリール軸(22)(22)及びキャプスタン軸
    (26)と、正または逆走行に対応するいずれか一方の該
    リール軸(22)及びキャプスタン軸(26)を駆動するテ
    ープ走行モータ(25)ど該テープ走行モータ(25)を制
    御するテープ制御回路(41)とを備えるテープレコーダ
    において、ポーズキーをオンにした場合、前記テープ制
    御回路(41)によりポーズ動作に入り、所定時間経過後
    に前記テープ制御回路(41)により前記テープ走行モー
    タを正回転し、一方のリール軸(22)及びキャプスタン
    軸(26)を正回転させ、所定量だけテープを正方向に走
    行させる動作を所定回数繰返した後、前記テープ制御回
    路により前記走行モータ(25)を逆回転し、前記一方の
    リール軸(22)と異なるリール軸(22)及びキャプスタ
    ン軸(26)を逆回転させ、最初のポーズ位置までテープ
    を逆走行させるサイクルを所定回数繰返した後前記テー
    プ制御回路(41)によりポーズを解除することを特徴と
    するテープレコーダ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57129584A (en) * 1981-02-04 1982-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic recording and reproducing device of video signal
JPS60242537A (ja) * 1984-05-15 1985-12-02 Teac Co 磁気テ−プ記録装置
JPS621161A (ja) * 1985-06-26 1987-01-07 Mitsubishi Electric Corp 磁気録画再生装置

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