JPH0110767Y2 - - Google Patents

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JPH0110767Y2
JPH0110767Y2 JP1982181583U JP18158382U JPH0110767Y2 JP H0110767 Y2 JPH0110767 Y2 JP H0110767Y2 JP 1982181583 U JP1982181583 U JP 1982181583U JP 18158382 U JP18158382 U JP 18158382U JP H0110767 Y2 JPH0110767 Y2 JP H0110767Y2
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JP
Japan
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tape deck
recording
lever
dubbing
mode
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JP1982181583U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は録音機能を有する第1テープデツキ及
び再生機能を有する第2テープデツキを具備した
記録再生装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 単一のキヤビネツト内に第1及び第2テープデ
ツキを収納し、第1テープデツキを録音モード
に、又第2テープデツキを再生モードとすること
により、第2テープデツキによるテープの再生信
号を第1テープデツキに装着されたテープに録音
し、ダビングや編集を行なう記録再生装置が種々
提案されている。
しかし、斯るダビング動作を行なう場合、第1
及び第2テープデツキを同時に動作させる必要が
あるが、別々に操作したのでは手間が掛かる上動
作上のタイミングを一致させることが困難であ
り、且つ誤動作を生じさせる懸念があつた。
このため従来、例えば実公昭57−40420号公報
に見られるように、第1テープデツキを録音モー
ドに設定し、且つ第2テープデツキを再生モード
に設定するため共通操作摘子を設けることが提案
されている。
斯る従来技術に示された共通操作摘子は、各テ
ープデツキ用の操作釦とは関係のない位置に特別
に設けられているものであるため、操作パネル面
において各テープデツキ用の操作釦とは分離して
配置しなければならず、デザイン的に一部分離し
た感覚を与え好ましいものではなかつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述したように共通の操作釦の操作に
よつて第1テープデツキを録音モードにすると同
時に第2テープデツキを再生モードに転換するこ
とが出来るものに於いて、録音用、巻戻し用、再
生用、早送り用、一時停止用、停止/エジエクト
用の各操作釦を有する同一のメカニズムから成る
テープデツキを2台用意し、第1テープデツキに
おいては録音モードを必要とするため録音用操作
釦をそのまゝ使用し、第2テープデツキにおいて
は録音モードを必要としないため録音用操作釦を
ダビング用操作釦として流用するように配慮し、
操作パネル面において第1テープデツキ用の操作
釦群、第2テープデツキ用の操作釦群を整然と配
置した状態でダビングモードを得ることが出来る
ようにしたものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は上述の目的を達成するために、複数の
操作釦を配列すると共に録音機能を有する第1テ
ープデツキと、前記操作釦と同一の数の操作釦を
配列すると共に再生機能を有する第2テープデツ
キとを具備した記録再生装置において、(a)前記第
1テープデツキの録音用操作釦に録音用操作レバ
ーを設け、(b)前記第2テープデツキ側において前
記第1テープデツキの録音用操作釦と同一個所に
配列されたダビング用操作釦にダビング用操作レ
バーを設け、(c)前記録音用操作レバーに第1テー
プデツキの録音メカニズムを連係させると共に、
前記ダビング用操作レバーに第2テープデツキの
再生メカニズムを連係させ、(d)前記録音用操作レ
バーと前記ダビング用操作レバーとの間に連動レ
バーを設け、(e)前記連動レバーを、前記ダビング
用操作釦の操作時にはダビング用操作レバーの動
作によつて録音用操作レバーを連動し、そして前
記録音用操作釦の操作時には録音用操作レバーの
動作によつてもダビング用操作レバーを連動しな
いように構成したことを特徴とする記録再生装置
を提供するものである。
(ホ) 考案の実施例 以下図面に示す本考案記録再生装置の実施例に
ついて説明する。
第1図は記録再生装置1の全体斜視図を示し、
該記録再生装置1は複数の操作釦2a,3a,4
a,5a,6a,7aを有するメカニズムから成
る第1テープデツキTa及び複数の操作釦2b,
3b,4b,5b,6b,7bを有するメカニズ
ムから成る第2テープデツキTbを具備している。
前記各テープデツキの操作釦は、左端の操作釦2
a及び2bを除き、右に向つて巻戻し用、再生
用、早送り用、一時停止用及び停止/エジエクト
用であり、これ等各操作釦の操作による動作は周
知の記録再生装置のものと同一であり、各テープ
デツキTa,Tbはそれぞれ独立に動作する。
前記各テープデツキTa,Tbの左端の操作釦2
a,2bは、第1テープデツキTaにおいては録
音機能を有するために録音用のものであり、第2
テープデツキTbでは録音機能を有さないため以
下に詳述するようにダビング用のものである。
尚、第1図において8aは第1テープデツキ
Taにおけるカセツト装着部の蓋、8bは第2テ
ープデツキTbにおけるカセツト装着部の蓋、9
a,9a,9b,9bは左右のスピーカ放音部
分、10は各種電気的調整摘子を配置した操作パ
ネルである。
本考案は第1図に示すように第1テープデツキ
Taと第2テープデツキTbを上下関係に配列した
ものであり、以下第2図乃至第5図と共にその動
作について説明する。
第2図において、11は記録再生装置のキヤビ
ネツトを示し、該キヤビネツト11の開口11
a,11bに対して蓋8a,8bが実線位置と鎖
線位置の間を回動するように設けられている。1
2a,12bは前記蓋体8a,8bにそれぞれ保
持され、第1テープデツキTa及び第2テープデ
ツキTbにおけるリール軸13a及び13bに対
してそれぞれ装着されるカセツトである。第2図
において2a,2bは第1テープデツキTaの録
音用操作釦、第2テープデツキTbのダビング用
操作釦であり、それぞれ他の操作釦と共に軸14
a,14bに回動自在に軸支されており、それぞ
れ矢印で示すように下方に押圧操作することによ
つて、操作レバー15a,15bを矢印で示すよ
うに上方に移動するように構成されている。前記
操作レバー15a,15bにはそれぞれ操作突軸
16a,16bが植立して設けられており、これ
等操作突軸16a,16bはそれぞれ第1テープ
デツキTaのヘツド支持基板17a及び第2テー
プデツキTbのヘツド支持基板17bの操作透孔
18a,18bに貫通されその上端側に位置して
いる。前記第1テープデツキTa側の録音用操作
レバー15aはその上端に折曲部15′aが形成
され、又第2テープデツキTb側のダビング用操
作レバー15bの下端には軸19にて連動レバー
20が固着されており、該連動レバー20の下端
に形成された折曲部20′は前記折曲部15′aと
係合して録音用操作レバー15aを連動するよう
に対向している。
第3図に示すように第1テープデツキTaのヘ
ツド支持基板17a上には消去ヘツド21及び録
音再生ヘツド22a、及びピンチローラー23a
が設けられ、又第2テープデツキTbのヘツド支
持基板17b上には再生ヘツド22b及びピンチ
ローラー23bが設けられている。
前記第1テープデツキTaのヘツド支持基板1
7aは再生用操作釦4aによつて操作される操作
レバー24aに植立して設けられた操作突軸25
aと嵌合孔17′aが嵌合され、又第2テープデ
ツキTbのヘツド支持基板17bは再生用操作釦
4bによつて操作される操作レバー24bに植立
して設けられた操作突軸25bと嵌合孔17′b
が嵌合されている。
尚、26a,27a,28a,29aは第1テ
ープデツキTaにおける各操作釦3a,5a,6
a,7aにより操作される操作レバー、26b,
27b,28b,29bは第2テープデツキTb
における各操作釦3b,5b,6b,7bにより
操作される操作レバー、30aは第1テープデツ
キTa側のキヤプスタン、30bは第2テープデ
ツキTb側のキヤプスタンである。
本考案記録再生装置は上述のように構成されて
おり、以下その動作について説明する。
第3図は第1テープデツキTa及び第2テープ
デツキTb共に停止状態にあり、この状態におい
て、第1テープデツキTaは独自に録音モード、
再生モード、巻戻しモード及び早送りモードを得
ることが出来る。即ち、録音用操作釦2aを押圧
操作することによつて操作レバー15a上の操作
突軸16aがヘツド支持基板17aの操作透孔1
8aの上端に係合して該ヘツド支持基板17aを
上方へ移動し、消去ヘツド21及び録音再生ヘツ
ド22aをカセツト内のテープに接触させると共
にピンチローラー23aをキヤプスタン30aに
圧接し、併せて録音再生切換スイツチ(図示せ
ず)を切換えて録音モードとすることが出来る。
第1テープデツキTaの再生モードを得るには、
再生用操作釦4aを押圧操作すればよい。この場
合、再生用操作レバー24aの操作突軸25aが
ヘツド支持基板17aの嵌合孔17′aを通じて
該ヘツド支持基板17aを上方へ移動し、消去ヘ
ツド21及び録音再生ヘツド22aをカセツト内
のテープに接触させると共にピンチローラー23
aをキヤプスタン30aに圧接し再生モードを得
ることが出来る。この場合消去ヘツド21が不動
作にあることはいうまでもない。
一方、第2テープデツキTbにおいても独自に
再生モード、巻戻しモード及び早送りモードを得
ることが出来る。
即ち、第2テープデツキTaの再生モードを得
る場合には、再生用操作釦4bを押圧操作すれば
よい。
この場合、前述の第1テープデツキTaの場合
と同様にして再生モードが得られることはいうま
でもなく、第4図にその状態を示す。
次に第1テープデツキTaを録音モードに、又
第2テープデツキTbを再生モードとするダビン
グモードについて説明する。
この場合、第2テープデツキTb側のダビング
用操作釦2bを押圧操作すればよく、該操作釦2
bを操作することによつて、操作レバー15b上
の操作突軸16bがヘツド支持基板17bの操作
透孔18bの上端に係合して該ヘツド支持基板1
7bを上方へ移動し再生ヘツド22bをカセツト
内のテープに接触させると共にピンチローラー2
3bをキヤプスタン30bに圧接して第2テープ
デツキTbを再生モードとし、又、前記ダビング
用操作レバー15bの第2図矢印方向への移動に
よつて、該操作レバー15bと連結された連動レ
バー20が上方に移動し、該連動レバー20の折
曲部20′が第1テープデツキTaにおける録音用
操作レバー15aをその折曲部15′aを介して
矢印方向に移動させることとなる。
従つて、該録音用操作レバー15aの連動レバ
ー20による操作移動によつて、前述と同様にヘ
ツド支持基板17aが上方へ移動して第1テープ
デツキTaを録音モードとすることが出来る。
斯るダビングモードは第5図に示す通りであ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は上述したように、第1テープデツキと
第2テープデツキとを基本的に同一メカニズムと
し、録音機能を有さない第2テープデツキにおい
ては、録音機能を有する第1テープデツキの録音
用操作釦に代えてダビング用操作釦を用意し、こ
のダビング用操作釦の操作によつて第1テープデ
ツキを録音モードにすると同時に第2テープデツ
キを再生モードとするようにしたので、非常に簡
単なメカニズムによつてワンタツチダビングを実
現することが可能となり、第1テープデツキの操
作釦群と第2テープデツキの操作釦群とを整然と
配置したダビング記録再生装置を提供し得、第
1、第2テープデツキを上下縦連にした新感覚の
デザイン効果も期待し得るものとして実用的なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案記録再生装置の斜視図、第2図
はその縦断面図、第3図は第1テープデツキと第
2テープデツキのメカニズム構成を示す平面図、
第4図は第2テープデツキの再生モードを示す平
面図、第5図は第1テープデツキを録音モード、
第2テープデツキを再生モードとしたダビングモ
ードを示す平面図である。 Ta…第1テープデツキ、Tb…第2テープデツ
キ、2a…録音用操作釦、2b…ダビング用操作
釦、15a…録音用操作レバ、15b…ダビング
用操作レバー、20…連動レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の操作釦を配列すると共に録音機能を有す
    る第1テープデツキと、前記操作釦と同一の数の
    操作釦を配列すると共に再生機能を有する第2テ
    ープデツキとを具備した記録再生装置において、 (a) 前記第1テープデツキの録音用操作釦に録音
    用操作レバーを設け、 (b) 前記第2テープデツキ側において前記第1テ
    ープデツキの録音用操作釦と同一個所に配列さ
    れたダビング用操作釦にダビング用操作レバー
    を設け、 (c) 前記録音用操作レバーに第1テープデツキの
    録音メカニズムを連係させると共に、前記ダビ
    ング用操作レバーに第2テープデツキの再生メ
    カニズムを連係させ、 (d) 前記録音用操作レバーと前記ダビング用操作
    レバーとの間に連動レバーを設け、 (e) 前記連動レバーを、前記ダビング用操作釦の
    操作時にはダビング用操作レバーの動作によつ
    て録音用操作レバーを連動し、そして前記録音
    用操作釦の操作時には録音用操作レバーの動作
    によつてもダビング用操作レバーを連動しない
    ように構成したことを特徴とする記録再生装
    置。
JP18158382U 1982-11-29 1982-11-29 記録再生装置 Granted JPS5986032U (ja)

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JP18158382U JPS5986032U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS5986032U JPS5986032U (ja) 1984-06-11
JPH0110767Y2 true JPH0110767Y2 (ja) 1989-03-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146312B2 (ja) * 1971-09-15 1976-12-08
JPS5418718A (en) * 1977-07-12 1979-02-13 Sharp Corp Automatic dubbing device of cassette tapes

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740420Y2 (ja) * 1974-09-14 1982-09-06
JPH0227391Y2 (ja) * 1981-02-02 1990-07-24

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JPS5986032U (ja) 1984-06-11

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